妖華side
どうして?!どういうこと?!
なんで幽々子様との繋がりがこんなに薄れているの!?
幽々子様のところには誰も行かせてないのに
繋がりが薄れてるってことは幽々子様の身に何かあったことだけは間違いない
「どうしたんだよ!妖華!」
魔理沙が剣幕な表情で話しかけてくるけど今はそれどころじゃない
今ボクがしなきゃいけないことは
「ごめん…魔理沙、この勝負は僕の負けでいい」
1秒でも早く幽々子様に会うこと!
「なんでだよ!理由を説明してくれよ」
そんなことをしてる暇はないんだ
「ごめん、この先に行っても構わないから…ね
当然、彼女も解放するよ」
ボクはメイドの繋がりを元に戻した
「能力が元に戻った!?
魔理沙が勝った訳でもないのに?
どういうことなの説明してくれないかしら?」
状況を理解出来ずに、メイドが困惑している
「…着いてくるなら…説明するよ」
ボクはそう言い残して中庭の方へと向かった
…少女移動中
「どういうことか、教えてくれよ」
魔理沙が話しかけてくる
「少し待って、まだボクも整理して切れてないから」
そう実はボクもまだ整理しきれてない
幽々子様の近くにあるのは八分咲きの西行妖
考えられるのは……
そういえば幽々子様、こんなこと言ってたな
『私あの桜が咲いているのを見たことがないから見てみたいのよ〜』
『実はね、西行妖はある人物を封印してるらしいのよ』
『おそらくだけど西行妖が咲かないのはこの封印の所為よ』
よくよく考えると、1000年近く生きている幽々子様が一度も西行妖の開花を見たことがないのはおかしいんじゃ…?
それにある人物って誰のことだろう?
……!
まさか、そういうこと!?
「なぁ、妖華整理できたか?」
魔理沙が話しかけてくる
「うん、整理できたよ…でも、」
「でも、なにかしら」
メイドが聞いてくる
「確信は無いんだ
…それでもいい?」
ボクのこれはあくまで可能性、あってるとも限らないし、ボク自身そうであって欲しくない
「ああ、別にいいよ
憶測でも推論でもいいから聞かせてくれないか?」
魔理沙がそこまで言うなら…
「わかったよ
ただし、さっきも言ったけど確証は無い、だから
ボクが思った結論になった経緯から説明するね」
ボクは進みながらも、魔理沙達に異変が起きるまでの出来事を話した
「ここまで話したら魔理沙達もわかるよね」
「そうだな、桜に眠る何者か、幽々子はその桜の開花を見たことがない、そして幽々子の繋がりが薄くなる
ここから導き出せる答えは…」
「もう、着くわよ」
と魔理沙が言いかけた時、中庭に着いた
「?妖華どうしてここにいるのかしら
しかも仮装してる人を連れて」
幽々子様はわりと元気そうだった
少し体が薄くなってる気がするけど
「どうしたも、こうしたもないですけど…
率直に言いますと」
「春を返してもらいに来たんだ」
ボクが言おうと思ったのに盗られちゃった
「それなら尚更あなたがそこにいるのはなぜなのかしら」
まぁ、これだけだと通じないか
でも幽々子様があそこまで調べたのに、西行妖の下に埋まっている存在が「西行寺幽々子」だという可能性に気づいていない
これには理由があるんだろう、多分だけど
「それはもちろん
幽々子様をを守るためですよ」
「何を言ってるのか分からないわ
私を止めようと言うのなら
容赦はしないわ
半人前!」
「あなたを守るためにボクはこの異変を止めてみせます
冥界姫!」
やっぱり幽々子様は止まらなかった
「結局勝負することになるんだな、あの死人嬢と
私も手伝うよ」
魔理沙が手伝ってくれるらしい
「ありがとう、助かるよ魔理沙!
メイドはどうするの?」
ボクは魔理沙が手伝ってくれるなら、メイドはどうするのか聞いてみた
「当然私も戦うは
それと私の名前は十六夜咲夜よ」
よかった、この人もここまで来れているから魔理沙ぐらいには強いだろうし頼りになるね
それと咲夜…覚えないとね
「ありがとう
咲夜」
「スペルカードと被弾回数はは5回ずつでいいかしら
そっちはそれぞれ5回でいいわよ」
幽々子様がルールを提案してきた
ボクたちが有利になるようにしてる
「相当自身があるようだが
それで負けても知らないぜ」
「それはどうかしら」
不敵な笑みを浮かべ幽々子様は弾幕を展開し始めた
十四話です
妖華さんの「ありとあらゆるものと繋がる程度の能力」は他人との繋がりの強さを感覚でわかったりします、基準は不明です
また幽々子のセリフの半人前は本心ゃなかったりします
幽々子との戦いが始まります、どんな戦いでしょうか?ちなみに難易度はLunaticです
次回「西行妖〜九分咲き〜」
To Be Continued…