東方絆霊譚   作:黒く咲きほこる桜

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今回は短めです


閑話 妖々夢〜永夜抄
閑話〜鬼の起こした宴会異変〜


 

 

妖華side

 

「やっほ〜、霊夢と魔理沙」

 

ボクは休みの日に博麗神社に訪れた

 

「あら、妖華じゃない

なんの用かしら?」

 

霊夢が睨みつけながらそう言う

なんでそんな高圧的なの?霊夢は

 

「どうしたの?霊夢

なんかあった?」

 

「こいつはただ、最近半ば居候状態になった奴のせいでイライラしてるだけだよ」

 

そう言いながら魔理沙が母屋から出てくる

居候状態の奴って…あぁ

 

「ん〜?霊夢どうしたんだ、客か〜?

って妖華じゃないか、あの時以来だな」

 

千鳥足で出てきたのは頭に2本のでかい角が生えた見た目10歳前後の幼女...伊吹萃香だった

 

「そうだね〜妖夢と一緒に戦った時以来が最後だったもんね

あの時から3週間くらい経ったかな」

 

ボクと萃香が初めて会ったのは、3日おきに宴会が行われるという異変を妖夢が解決しに行った日のことだ

 

あの時はボクが妖力の混じった霧のことを話したら、妖夢が「私に任せてください!切ればわかりますから」って言ったことから始まったんだっけな

 

ボクはその言葉に嫌な予感がしたから妖夢の後をつけたんだけど…案の定妖夢は会う人会う人に説明もなしに斬り掛かるという完全に辻斬りをしていた

 

ボクは被害者たちに謝罪やらなんやらしたりと色々あったけど最終的には紫様の能力を使って霧を集めて、妖夢と一緒に萃香と戦った

 

結果は萃香が手を抜いてたことと、ボクと妖夢がリンクしてたからなんとか勝てた

 

その後はなんやかんやあって博麗神社に半ば居候することになった

 

「ねぇ萃香?」

 

当時を振り返るのもほどほどにしてボクは萃香に声をかける

 

「どうした?」

 

「あんまり霊夢に迷惑かけちゃダメからね

このままだと穀潰しのニートになっちゃうよ」

 

ボクは萃香に忠告した

 

「穀潰しのニートが何かは分からないけど、すごくよくない雰囲気を感じる言葉だから気をつけることにするよ」

 

萃香は一応頷いてくれた

…妖怪だから守るかどうか分からないんだよね〜

鬼は嘘つかないって言うけど…どうなんだろう?

 

「いい、萃香

これでちゃんとしてなかったら、封印するわよ」

 

最後に霊夢が念を押した

 

「わ、わかったよ

ところで話は変わるんだけど妖華?」

 

「どうしたの萃香」

 

「お前は紫には敬語なのにどうして私には敬語じゃないんだ?」

 

ほんとに話が変わったね

確かにどうしてだろ…まぁ多分これだけど

 

「ん〜、多分だけど、ボクと萃香ってボクが物心ついてから会ってないからだと思うよ」

 

萃香いわくボクと萃香は小さい頃に会っていたらしいけど記憶がないし、感覚的に萃香に敬語は使いづらいんだよね

 

「まぁ、そんなもんか」

 

萃香はボクの答えに納得したらしい

 

「なんで今それを聞いたんだ?」

 

ずっと話に入ってこれなくて暇だったのか魔理沙が萃香に聞いた、普通はボクが聞くヤツだね

 

「私の霧を消したあとの宴会の時くらいにそういえばって思ってそこから聞くタイミングが無かったからさ」

 

萃香の説明に確かにとボクも魔理沙も頷いた

 

「じゃあ今日はもう戻るねこの後忙しいからさ」

 

この後は紫様が来る予定だからね

 

「そうか、またな妖華」

 

「バイバ〜イ」

 

「今度は、お茶でも持ってきて欲しいわね」

 

魔理沙、萃香、霊夢の順…そういえば霊夢はお茶が好きだったけ?

 

そんなことを考えながらボクは白玉楼の方向に飛んだ




前書きでも言ったとうり今回は短めです
ちなみに妖華と妖夢のリンクは妖華の右目が黄色から青色になるだけなんです、なんででしょうね〜

それはさておき次回は、実はしれっと伏線をはっていた回です
次回「半人半霊の姉妹と吸血鬼の姉妹」
to be continued…
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