ということでいつもの倍あります
妖華side
「何度来てもここの霧はすごいね」
「そうですね、なんでこんな霧が濃いんでしょうね?」
ボクと妖夢はこの前の宴会の時に誘われたレミリアの家に向かって飛んでいた
今は、霧の湖に着いたところだね
「さぁ?
ボクに聞かれてもわからないよ」
強いて言うのなら自然の力をほかより感じるってことくらいだしね
「そろそろじゃないですかね
ほら、あそこですよ」
妖夢がそう言いながら指を指したところに紅い館…紅魔館があった
門の前にチャイナドレスを着た赤い髪の…あれは…妖怪だね、が眠っている
「あれが咲夜の言っていた美鈴ですかね?」
「多分そうだろうね
さてと、どうしたものかね〜」
門番だというのに呑気に寝ているのは警備としていささか不安になるんだけど…
さて、ほんとにどうしようかな?あれでいいかな?
「起きてくださ〜い」
妖夢がおそらく美鈴であろう妖怪の肩を揺すぶる
「くかー」
どうやら、効果はないらしい、それなら仕方ない
「妖夢、妖夢、ちょっと下がって〜
こういうやつにはこれが1番だから」
「え、あ、はい」
ボクが指先にバチバチっと雷をほとばしらせながら言うと、妖夢が何かを察した様子で後ろに下がった
「えい」
ボクは指先の雷を門番にあてた
「あばばばばばばば
て、敵襲!?」
感電させてたたき起こす作戦はどうやら成功したらしい
「敵襲じゃなくてあなたのところの
ボクがそう言うと
「あ、あなたたちがそうだったんですね
失礼しました、私は紅美鈴と申します
どうぞお入りください」
と言ってボクたちを通してくれた
起きてればいい妖怪なんだね
「すごいねこの館、白玉楼よりも広いんじゃない?」
紅魔館ってほんとに広いね
明らかに見た目と中の広さが釣り合ってない
きっと誰かの能力でこうなってるんだろうけど
…できるとしたら咲夜かな?
時間と空間には関係があるって言うし
なんて考えていると
「紅魔館へようこそ、妖夢、妖華」
「「!?」」
背後に咲夜が突然出てきた
さっきまで気配がなかったから時間を止めてきたんだろうけど、心臓に悪いよ
「びっくりしたわよ、咲夜
なんで突然後ろに出てくるのよ怖いじゃない」
「あら、ごめんなさいね
つい、いつもの癖でね」
妖夢が敬語じゃないなんて珍しい
あの橙ちゃんにですら敬語の妖夢がタメ口とは…
幻想郷に馴染んでるようでなによりだね
ま、それはさておき
「レミリアのところに案内してくれない?」
ボクは咲夜にそう言った
「ええ、もちろんよ
お嬢様は今、パチュリー様と一緒に図書館に居るわ」
パチュリーと一緒にいるんだね
…パチュリーとは本来紅魔館に招待された時に会うはずだったんだけど、萃香の異変の時の宴会で会っちゃったんだよね
その時には挨拶程度しかしてないけど
そういえば、さっきの思ってたこと聞いてみようかな?
「あのさ、咲夜?」
「何かしら?」
「この館ってどうして外から見た見た目の大きさと中の広さが釣り合ってないの?」
さつき心の中で思った疑問を咲夜に聞いた
「あぁ、その事ね
この館は私の能力で拡張されてるのよ
時間と空間は密接に関係してるから」
やっぱりそうだったんだね…あれ?咲夜って実はとんでもない人なのでは?
そんな感じで妖夢と咲夜と話しつつ咲夜が図書館に案内してくれた
「ここが図書館よ」
そう言いながら咲夜は大きな扉を開けた
「「ひっっっっろ!!」」
ボクと妖夢は図書館の広さに思わず声を出してしまった
でもこうなったのも無理はないと思う、なにせ高さ5mくらいの本棚に本がぎっしり詰まってる
しかもそれが奥の方が目で見えないくらいあるのだから恐ろしい
「何この本の量多すぎない?」
ボクは思わずそう呟くと
「仕方ないのよ空いてる本棚があれば勝手に増えてくのだから」
と咲夜が答えた
はえー、勝手に本がね…???増えるってどうゆうこと!?
ま、まぁいいや、さすがにここまで来ると能力でレミリアたちが探知できるね
「勝手に増えるって変な機能ね
掃除も大変になるし私的には不便な図書館よ」
と、妖夢も自分の感想を言った
「ほんとにそうなのよ
特にどこかの盗人魔法使いが本を『 死ぬまで借りるぜ!』とか言いながら盗むものだから本がさらに増えるのよね」
妖夢の言葉を聞いて咲夜が愚痴をこぼす
…声真似上手いね咲夜、あれ多分魔理沙でしょ何やってんだか…
「まぁ、そんなことは今はいいわ
それよりお嬢様たちは…」
咲夜がそう言い少し考えている
まぁボクがわかってるから
「こっちでしょ?レミリアたちは」
と言ってレミリアたちがいる方向に指をさした
すると咲夜と妖夢は驚いた表情をした
「どうしてわかったのかしら?」
「ほんとですよ、なんでわかるんですか?」
咲夜はともかくなんで妖夢はわからないのだろうか
「僕の能力の探知範囲内に入ったからだね
ちなみに範囲はだいたい半径300mくらいかな」
集中すればもっと伸びるけどね
「あなたの能力ってずいぶんと色んなことできるね」
咲夜がボクの能力を褒めてくれる
まぁ、確かにできることは多いとは思うけど、それぞれ単体は特化した能力にどうしても負けちゃうからね、欠点も多いんだよね
「お姉ちゃん、咲夜、早く行かないと…」
妖夢がボクたちに声をかける
たしかにそろそろ行かないとレミリアが怒ってしまうかもしれない
「そうだね、行こうか」
ボクはそう答えてレミリアたちの所へ歩きだした
…少女移動中…
「あら、ずいぶんと遅かったじゃないの?」
「ごめんごめん、少し咲夜と話してたり、門番を起こしてたりしてたからさ
久しぶりレミリア、パチュリー」
ボクは遅れた理由を言い、挨拶をする
「お久しぶりです、パチュリーさん、レミリアさん」
「ええ、久しぶりね」
「2ヶ月ぶりかしらね、妖華、妖夢
…門番を起こしてきたってことはあいつまた寝てたのね、申し訳ないわ」
上から妖夢、パチュリー、レミリアの純で挨拶を交わす
…美鈴はいつも寝てるんだね
それはさておき、今日は狂ってるから引きこもりなレミリアの妹に会いに来たのだけど…
「レミリア?妹はどうしたの?」
肝心のその子が見当たらない
「ああ、フランの事ね、あの子はまだ寝てるわ
もう少ししたら起きてくるんじゃないかしら」
そういえばまだ夕方だった、吸血鬼は夜行性だったことをすっかり忘れてた
「じゃあ、その間どうしましょうか?」
妖夢がボクらに問いかける
「そうだわ、妖華!咲夜!簡単でいいから勝負してみないかしら?もちろん弾幕ごっこじゃないわよ」
「「え?」」
レミリアいきなり変なことを言ったせいで、ボクと咲夜は2人して声を出した
ま、いいけどね
「ボクはいいけど咲夜は?」
「お嬢様のお願いよ、私が断るわけないじゃない」
それもそうだね
そうしてボクと咲夜は少し距離をとり、ボクは風との繋がりを強める
「準備はいいわね、じゃあ…はじめ!」
レミリアがそういうとボクの周囲に大量のナイフが出現する
「はっ!」
ボクはそのナイフをすべて突風で吹き飛ばす
咲夜は少し驚いた表情をしてたけどすぐに次の動きを始めた
「これならどうかしら!」
咲夜はボクの後ろに瞬時に移動した、風の動き的に時止めだろうね
だけど…
「そんなに簡単には負けないよ」
ボクは振り向きながら黒楼剣で咲夜の攻撃を防
、それと同時に咲夜の右手と両足を氷漬けにする
「なっ!?」
「 ボクの勝ちでいいかな」
黒楼剣を向けて、そう言う
咲夜は左手だけでナイフを投げるけど、すべて風で吹き飛ばす
「そこまでね、まさかあなたがそこまで強いとは思わなかったわ」
レミリアが試合を止める
「あなた、そんなに強かったのね
見た限りでも氷と風、後は水と…速度のために雷もかしら?随分と色んな属性を使うのね魔法でもないのに」
パチュリーすごっ!ボクが繋がった自然全部わかってるじゃん
「パチュリーは凄いですね、私は氷と風くらいしかわかりませんでした」
妖夢は全部はわかってなかったらしい
「ほんとにすごいよ」
「私は七曜の魔法使いと言われてるのよ、このくらいできて当前だわ」
たしかパチュリーはありとあらゆる属性を使うって言ってたっけ?
実力はあるんだけど喘息と体力の無さのせいで持久戦に向いてないとかなんとか…
「妖華、どうして私の移動先がわかったのかしら?」
咲夜が当然の疑問をぶつけてくる
「えっと、それはね…」
「半霊の視野と風の力でしょ」
、それボクのセリフなんだけどなぁパチュリー
「あ、うんそうだよ」
まぁ気にしたら負けかな
「始まる前に風がおきてたのはそのせいだったのね」
「ま、そういうことだね」
なんて、5人で話していると、奥から骨組みの羽に宝石をつけた金髪の少女が出てきた、見た目的この子は多分…
「ふぁあ、おはようお姉様、咲夜、パチュリー
さっきなんか大きな音が聞こえたのだけど、そのせいで起きちゃったわ」
「あら、起こしちゃったわねフランちょっとした遊びをしてたのよ」
レミリアのことをお姉様って言ってるということはやっぱり彼女がレミリアの妹のフランドール・スカーレットだね
「そういえばそこの人たちは誰かしら?
前に来た巫女と魔法使いとは違うみたいだけど…」
と、フランドールがボクらに気づいたらしい
「ボクは魂魄妖華、白玉楼で庭師と霊術指南役をやってるよ
…でこっちが妹の」
「魂魄妖夢です、お姉ちゃんと同じで庭師と、後剣術指南役をやっています、よろしくお願いしますね」
「私はフランドール・スカーレット、レミリアお姉様の妹よ、フランって呼んでくれればいいわ
…あなたがお姉様の言っていた兄弟姉妹がいるかを見抜けるっていう人ね」
う〜ん、変な感じにボクのこと覚えられてるね
ま、いいけどね!
「お姉様のお気に入りだし強そうね、私と弾幕ごっこしてくれない?」
っと、フランが突然ボクを弾幕ごっこに誘う
誘われたならやるしかないね
「いいよ、ウォーミングアップもできたしね」
別にウォーミングアップどころじゃなかったけどね
こんな感じでフランを加えた紅魔館勢との交流を深めていった
普段の2倍くらい書いてたせいで投稿間隔も2倍になってました、すみません
今回は紅魔館勢の話ですね次回からが永夜抄編で紅魔勢も出るので
次回は永夜抄の導入なんですがそれともうひとつあります
次回、永夜抄編「記憶喪失の少女」
To Be Continued…