異世界から戦士を呼び寄せた惑星イマガワは、インベーダーであるコーウェンとスティンガーに融合された!
両名が融合した惑星イマガワはもはや原形を留めていない。胴体が昆虫や芋虫のような形となったコーウェンと額より、スティンガーの頭部が生えた悍ましい姿となっている。
これには一同も同様を隠せずにいる。あのガイゾックであるはずのブッチャーまでインベーダーとなっているのだ。
「な、なんて馬鹿でかい…!?」
「あの巨大なインベーダーが、惑星イマガワです!」
シップ形態のヴァルザカード・セカンドの艦橋にて、イマガワと融合したコーウェンとスティンガーを見た弦十郎が驚く中、スキアはあれがイマガワであると告げる。
『へっ、それがどうした? こっちとら、神様と戦ったことがあんだ! 今さら馬鹿でかい化け物が出て来たところで、特に驚くことはねぇよ!』
『そういうこった! 何が来ようが、ぶっ飛ばすまでよ!』
「まぁ、俺も似たようなのと戦ったことがあっからな。みんな、そう対して驚いていないぜ?」
強大な敵に対し、驚かなぬ者たちが居た。
乱暴者の竜馬は神と戦ったことがあり、特に驚くことは無い。竜騎、レン、ドソクは初めてであるが、何が来ようが打ち倒す覚悟だ。シュンも同様で、その経験を弦十郎に向けて言えば、彼もまた今まで戦ってきた敵の事を思い出す。
「そうだな。俺もお前たちと同様に神やなんやらと対峙したことがある」
瞳を閉じ、笑みを浮かべて言えば、ここに集いし戦士たちは巨大なインベーダーに挑む。
「一番槍はこの甘寧がやらせてもらう! 行くぞッ!!」
自分の機体であるバイオンBBBに乗り込んだ甘寧は、ヴァルザカードのハンガーにあるカタパルトに両足を着け、射出の勢いを利用して出撃した。
「あれほど大きければ、斬り甲斐がありそうだ。ナハト、ゲシュペンストで出撃する!」
巨大なインベーダーを見たナハトは、斬り甲斐があると言ってゲシュペンストで出撃した。
「こいつは黒鉄の城と呼ばれたスーパーロボットだ! ライトン・イェーガー、行くぜ!!」
自分が乗るマジンガーZが黒鉄の城と自負するライトンは、ホバーパイルダーに乗り込み、離陸させてマジンガーZの頭部にドッキング、パイルダー・オンして出撃した。
「なんだァ? 俺のゲッターが新ゲッターになっちまってるじゃねぇか!」
「改良させて頂きました。他二名のパイロットも決まっております? ご不満ですか?」
乱暴者の竜馬も出撃しようと格納庫へ駆け付ければ、自分のゲッターが分解され、元のゲットマシンであるイーグル号に戻されていた。他にもジャガー号とベアー号が、スキアの手によって復元されている。
これが不満だと問うスキアに対し、竜馬は笑みを浮かべて残る二機のゲットマシンのパイロットが誰かと問う。
「まぁ、ゲッターは三人乗らねぇと力が出ねぇからな。でっ、ジャガー号とベアー号のパイロットは誰だ?」
「ジャガー号は電龍・フルアームズ・スティンガーさんで、ベアー号は嘉承さんです」
「大丈夫か、テメェら?」
スキアがジャガー号は電龍で、ベアー号は嘉承だと答えれば、パイロットスーツを身に着けて姿を現した両名に対し、竜馬は笑みを浮かべながら大丈夫なのかと問う。これに両名は笑みを浮かべて心配は無用と返す。
「木星阿片があれば、大丈夫だ」
「拙僧等の心配は無用。流殿は存分に暴れなされ」
「へっ、言ってくれるぜ。途中でぶっ倒れるんじゃねぇぞ! 操縦桿を握っとけ! それだけで良い!!」
「「応ッ!」」
その返答を聞けば、竜馬たちはそれぞれのゲットマシンに飛び乗った。
「奴らの準備も出来ているようだな」
「向こうは先輩方だが、この世界のゲッターチームは俺たちだ! 負けてられねぇぜ!」
「奴らに遅れを取らんようにしねぇとな。行くか!」
「「応よッ!!」」
竜馬たち臨時ゲッターチームがゲットマシンに乗って出撃していく中、竜騎・レン・ドソクのゲッターカオスを駆るゲッターチームもそれぞれのゲットマシンに乗り込み、ヴァルザカードより出撃した。
「あれが悪の根源だな!? ルチャドールガンダム、GOッ!!」
ルチャドールガンダムに乗り込み、ファイティングスーツを身に纏ったルーチャスは、巨大なインベーダーを悪の根源と決め付け、勢いよくスラスターを吹かせて出撃する。
「怪光線!!」
一番槍をしたい甘寧はギルバードの怪光線を発射し、自分らに向けて展開される多数のインベーダーに向けて戦端を開いた。ギルバードが数体を倒して二射目を更に撃てば、後から来たライトンが駆るマジンガーZのブレストファイヤーが行われる。
『ブレストファイヤー!』
音声認識による叫びで、マジンガーZのブレストファイヤーが放たれ、効果範囲に居たインベーダーは焼かれる。
『ディスキャリバーで高速攻撃だ!』
「うん! ディスキャリバー!!」
次に攻撃を行うのは有馬のシュロウガであり、アサキムの指示通りにディスキャリバーを抜き、高速で動き回って多数のインベーダーを排除する。その次は広域範囲攻撃であるエンブラス・ジ・インフェルノを行うように指示する。
『次はエンブラス・ジ・インフェルノで焼き払おう』
「了解! エンブラス・ジ・インフェルノ!!」
その指示に従った有馬は、シュロウガより黒い炎を広範囲に放射させ、多数のインベーダーを焼き払う。
メタルビーストを含む多数のインベーダーが焼かれる中、更なる追い打ちが始まる。
「ルチャスター・ガトリングパンチ!!」
ルーチャスが乗るルチャドールガンダムの機関銃の如くの拳の嵐だ。それが多数のインベーダーを排除した後、ルーチャスは更なる大技を仕掛ける。
ルチャスター・フラッシュ・スーパーノヴァだ!
「消え去れィ! 雑魚共!! ルチャスター・フラッシュ・スーパーノヴァ!!」
高速で機体の胴体を回転させ、全身に気を纏ったルーチャスのルチャドールガンダムは高速回転しながら多数のインベーダーを葬った。
更に攻撃は続く。今度はクガヤのHiーνガンダムによる広範囲攻撃だ。フィンファンネルでは無く、本来のHiーνガンダムに無いクガヤ専用機ならではの武装である。
「光の翼で一掃する!!」
そう言ってHI-νガンダムの両翼よりビーム状の翼を発生させ、それを羽ばたかせながらインベーダーの大群に突っ込み、多数のインベーダーを一掃した。
『おのれ!』
『小癪な!』
『叩き潰してくれるわ!』
向かわせたインベーダーを無双する戦士たちに対し、コーウェンとスティンガー、ブッチャーは更なるインベーダーを差し向ける。だが、戦士たちは以上に強く、向かわせたインベーダーは幾ら大きかろうが倒されるばかりだ。
「斬り甲斐があるね! アハハッ!!」
ゲシュペンストを駆るナハトは機体の射撃兵装を全て使いながら多数のインベーダーを倒し、レーザーブレードで大型のインベーダーを何度も斬り、やがては真っ二つに切り裂く。
相変わらず笑っているが、その戦い方は冷静であった。次なる攻撃手はキングジョーに乗るペダン星人のボウンである。
「この敵の大群を見ても、ウルトラマンは怯むことなく平和を守るために挑むだろうな。私もウルトラマンでは無いが、今は仲間が居る! やるぞ!!」
自分の憧れるウルトラマンならこのインベーダーの大群に勇敢に挑むだろうと思い、ボウンはキングジョーの全兵装を使いながらインベーダーを一掃する。それから右腕にペダニウムランチャーを装着し、後方に居るコーウェンとスティンガー、ブッチャーに向けて放つ。
『グァァァ! 痛い! 痛い!!』
『我らを直接攻撃するつもりか?』
『だが、その程度で我らは倒せぬ!』
放たれたペダニウムランチャーはブッチャーに命中したが、致命傷には至らなかった。だが、道は開かれたので、更にこじ開けようと、レッドマンがレッドサンダーを放って道を切り開く。
「レッドサンダー!」
これにより、コーウェンとスティンガー、ブッチャーへの道は開かれた。予め人型形態に変形していたヴァルザカードは弓を構え、収束されていたエネルギーの矢を標的に向けて発射する。
「エクサノヴァシュート!!」
艦橋に居る弦十郎の叫びと共に放たれたエネルギーの矢は、コーウェンとスティンガーに命中して突き刺さる。
『ぬァァァ!!』
『ギャァァァ!!』
エネルギーの矢で射られたコーウェンとスティンガーが痛みで叫ぶ中、ソードビッカーのチャージが溜まったのか、レオパルドンに乗るデッドプールはそれをブッチャーに向けて投擲する。
「尺を稼いでくれたおかげで、ソードビッカーのチャージも完了だぜ! オラっ! 最終回に向けてソードビッカー投擲だ!!」
また訳の分からないことを口にしつつ、デッドプールはソードビッカーをブッチャーに向けて放ったが、全く効かなかった。
『なんだぁ、今の攻撃は?』
「クソっ、修正しやがって! まぁ良い、原作より動くレオパルドンだ! アームパンチ!」
あれほど強かったソードビッカーが通じないので、デッドプールは接近してくるメタルビーストに向け、レオパルドンのロケットパンチを見舞って一撃で破壊した。更に戻ってきたソードビッカーで、群がって来るメタルビーストやインベーダーを次々と切り伏せる。
ブッチャーへの攻撃は、聖ゲッターロボに乗る流竜馬が担当した。
『ぬぅ、死ねぃ! ゲッター!!』
「なれば、高速で貫く! チェンジゲッター、ツゥ!!」
ブッチャーの攻撃を躱した後、聖ゲッターを高速戦闘形態である2にチェンジさせた竜馬は、高速で移動しながら攻撃を始める。
「ドリルスプリットミサイル!」
『ぎょわっ!?』
ドリルスプリットをミサイルのように発射させ、ブッチャーにダメージを与えた。背後から接近するメタルビーストに対しては右手のストライクアームで握り潰し、ブッチャーに追撃の攻撃を行う。
「チェーンクロスアタック!」
『ぐえっ!?』
チェーンをブッチャーの身体中に巻き付けさせた後、縛り上げて動きを封じる。それからドリルを左手に戻せば、聖ゲッター2の必殺技であるスパイラルハリケーンアタックを決め込む。
「スパイラルハリケーンアタック!!」
『ぬァァァァ!!』
高速でドリルを回転させ、発生させたハリケーンでブッチャーを攻撃した。だが、ブッチャーはまだ息があり、反撃して来た。
『おのれ、良くも!!』
「しぶとい奴だ! パワーで押し潰す! チェンジゲッター、スリィ!!」
まだ息の根があるブッチャーに対し、竜馬はパワー形態である聖ゲッター3にチェンジし、とどめの一撃を刺そうとする。
「アームキャノン! ギガントミサイルハリケーン!!」
アームキャノンによる攻撃を行ってからギガントミサイルハリケーンを行い、ブッチャーを痛め付けた後、アームパンチを行って聖ゲッター3の必殺技である大雪山おろしを行う。
「大雪山おろし!!」
『ぎばぁぁぁ! ぬぅぅ、まだ終わらん! まだ終わらんぞォォォ!!』
「全くしぶとい!」
これほどの攻撃にも関わらず、インベーダーとなったブッチャーは倒れなかった。これに竜馬は聖ゲッター1にチェンジし、奥の手を使う。
「それなら、これだ! シャインスパァァァクゥ!!」
『無駄なことを! 貴様らは守るはずの人類に殺される運命なのだ! 奴らはお前たちに感謝せぬぞ! 絶対にその恩を必ず仇で返す! フォハハ…のはぁぁぁぁ!!』
聖ゲッター1の両手に込めたゲッター線のエネルギー弾を撃ち込めば、ようやくブッチャーは倒れた。
だが、彼はシャインスパークに呑まれる直前、この世界の人類は恩を仇で返すと言い残し、断末魔の叫びを上げながら消滅した。それを聞いていた一同であるが、今は戦いに集中しなくてはならない。この現状を打破するのが優先だ。
「行くぞ、お前ら! 歯ぁ食いしばれぇ!! チェンジゲッタァァァワンンン!!」
復元されたイーグル号で出撃した乱暴者の竜馬は、残る二機のゲットマシンに乗る電龍と嘉承に合体に集中するように命じれば、新ゲッター1に合体する。合体は三名が集中していたおかげで難なく成功し、竜馬は再び新ゲッター1を駆る事となった。
「全く懐かしい気分だぜ! 試し斬りに、あの馬鹿でけぇ芋虫を叩き切ってやる! ゲッタァァァトマホォォォク!!」
久方ぶりに新ゲッター1に乗って懐かしい気分を感じた竜馬は、ゲッタートマホークを取り出し、巨大なコーウェンとスティンガーに斬りかかる。
『小癪な! その程度の斧で!!』
『我々を倒せると思っているのかァ!?』
「俺らの事、忘れてねぇよな!」
『っ!?』
ゲッタートマホークで斬りかかって来る新ゲッター1に対し、コーウェンとスティンガーは無数の触手で迎撃に当たろうとするが、ここに来て竜騎、レン、ドソクのゲッターカオスが現れ、手にしているゲッタートマホークで触手を全て切断する。ここに来るまでに既に合体を済ませていたのだ。
『混沌のゲッターロボ!』
『ゲッターカオス!』
コーウェンとスティンガーが驚きの声を上げる中、竜馬の新ゲッター1のゲッタートマホークがその巨体を切り裂いた。
『グァァァ!!』
「ちっ、デカ過ぎて斬れねぇ!」
『だったらもう一撃だ!』
『なァァァ!?』
標的が大き過ぎるため、ゲッタートマホークでは斬れなかったが、ゲッターカオスのトマホークの二撃目が炸裂し、コーウェンとスティンガーは激痛の余り叫んだ。空かさずに反撃が来るが、そんな竜騎たちは相手の冷静さを奪おうと、インベーダーに対する挑発的な言葉を掛ける。
「テメェら聞いた話によれば、ゲッター線に寄生してんだってな? 自分からは何も出来ねぇのかよ?」
『調べるにインベーダーと言うのは寄生虫そのものだ。貴様たちは無価値だ』
『無学者の俺でも分かるぜ。テメェらインベーダーはゲッター線が無けりゃあ、何も出来ねぇ寄生虫だってことはな』
この愚弄に対し、インベーダーであるコーウェンとスティンガーは怒り、星をも砕く光線を行う。
『この進化に値しない下等生物め! 我らを愚弄するか!!』
『我らがゲッター線が無ければ何も出来ぬだと!? この世界の人類共々貴様らを絶滅してくれるわ!!』
怒りの叫びと共にその攻撃が放たれたが、それは聖ゲッター1のゲッターバリアによって防がれる。
『私を忘れてもらっては困るぞ!』
『ぬぅ、このゲッターロボは不味い!』
『最初は貴様だ! 聖ゲッターロボ!!』
自身の渾身の攻撃が防がれたコーウェンとスティンガーは先に斃すべきは聖ゲッターロボと判断するが、既に竜馬たちは敵を倒す準備を整えていた。
『三体のゲッターロボのゲッタービームで倒すのだ! 行けるか?』
『三体同時にゲッタービームだな? 任せとけ、別の俺!』
『木星阿片のおかげで安定している。いつでもOKだ!』
『その木星阿片とやらは無いが、拙僧はいつでもよろしいぞ』
「こっちも行けるぜ!」
『出力はそちらのゲッターロボから来ている。安定そのものだ!』
『速くこの気色悪い化け物をぶっ倒そうぜ!』
聖ゲッターの竜馬の問いに、二体のゲッターロボに乗る面々はいつでも行けると答えた。
『何を企んでいるか知らんが!』
『実行できると思っているのか!?』
何か企んでいると見抜いたコーウェンとスティンガーは、それを阻止するためにインベーダーやら職種による攻撃を三体のゲッターロボに向けて行う。
これを高機動で躱しつつ、三体のゲッターロボは一斉にゲッタービームをコーウェンとスティンガーに向けて放つ。
『ゲッタァァァビィィィム!!』
七人の叫びと共に、三体のゲッターロボからゲッタービームが放たれた。そのゲッタービームは強大であり、これを見たコーウェンとスティンガーはバリアを張って防ごうとしたが、収束した三つのゲッタービームはバリアを貫通するほどであった。やがて三つに収束したゲッタービームはコーウェンとスティンガーを貫く。
『ぐあぁぁぁ!? このゲッター線は、このゲッター線は吸収しきれぬぅぅぅ!!』
『な、何というゲッター線の量!? も、もう持たないィィィ!!』
膨大なゲッター線を吸収しきれず、三つのゲッタービームを受けたコーウェンとスティンガーの体内は暴走し始める。
「お前らの大好きなゲッター線だ。たっぷりと味わいな!」
その様子を見ていた新ゲッターに乗る竜馬は、好きなゲッター線を味わうように言う。
吸収しきれないゲッター線により、自壊し始めるコーウェンとスティンガーは負け惜しみのような言葉を告げる。
『これで勝ったと思うなよぉぉぉ!』
『我らインベーダーは永遠なりぃぃぃ!』
自壊しつつも、自分らインベーダーは永遠であるとコーウェンとスティンガーは言う。最期にコーウェンとスティンガーは、ブッチャーと同じく人類に絶望するが良いと口にした。
『貴様らは、貴様らは守るべき人類に絶望するであろうッ!』
『絶望した貴様らの顔を見れぬのが残念だァ! 存分に後悔するが良い!!』
『『ムハハハッ! アッハッハッハ…』』
最期に二人同時に笑いながら、コーウェンとスティンガーは消滅した。
「なんであの豚野郎と同じことを言うんだ?」
『さぁな。負け惜しみじゃねぇのか? あんな奴らの言うことを本気にするんじゃねぇよ』
ブッチャー、コーウェンとスティンガーが最期に言った人類に絶望しろと言う言葉に、竜騎は気になっていたが、それに反応した竜馬はそれをただの負け惜しみと表した。
だが、そのインベーダー等が最期に口にするこの世界の人類が戦士たちを攻撃してくると言う予言は、見事に的中する。戦士たちの後方より、多数のワープが確認されたのだ。
「後方より、多数のワープ反応! 来ます!!」
「出迎え…いや、この布陣は…!?」
「攻撃の陣形じゃねぇか!」
ヴァルザカードの艦橋内にて、スキアの知らせで自分らの後方に多数のワープ反応の報告を受けた弦十郎とシュンは、攻撃の陣形であると見抜いた。
数秒後に人類の大艦隊が現れ、更にその後方から巨大な宇宙要塞もワープしてくる。人類の大部隊がワープして来た位置は攻撃の陣形であり、完全に戦士たちを攻撃する位置にあった。
「まさか、インベーダーの言ったことは本当だったのか!?」
「用済みってわけか! 畜生!!」
完全に戦士たちを攻撃する位置にワープした人類の大艦隊を見て、弦十郎はインベーダーの言っていたことが本当であることに驚き、シュンは自分らにインベーダーを排除させ、後は漁夫の利を得て排除しに来たと判断する。
その大艦隊と宇宙要塞を率いて戦士たちの抹殺に来た人物、風鳴訃堂はヴァルザカード・セカンドに直接映像通信で戦士たちに語り掛ける。
『久しいな、弦十郎。もっとも、お前はこの世界に来てそう月日は経っていないようだが』
「やはりこの世界に転生していたのか! 訃堂ッ! 貴様の悪行、しかと確かめさせてもらったぞッ!!」
『フン、それが生きていた父親に掛ける言葉か。全ては護国、銀河日ノ丸帝国の為に行ったこと。発展と拡大の為の尊い犠牲よ。これを理解できぬとは、やはり貴様は防人を継ぐに値せぬ。わしの判断は政界であった。それに貴様には前世の恨みもある。その恨み、ここで晴らしてくれようぞ!』
映像通信に映る訃堂に対し、弦十郎はこの世界に行ってきた自分の父に対する怒りをぶつける。
これに訃堂は全ては護国の為と答え、挙句に前世では家督を継がさなかったのは正解だと言い始め、更には前世の恨みを晴らすと言い始めた。
かくして、守るべきはずの人類、銀河日ノ丸帝国と戦士たちの最終決戦の火蓋が切って落とされた!
最終回は前編と後編の二つに分かれるかもしれんな…。
色々とやることを全部ぶっこむつもりなので。
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