スーパーロボット大戦 狂機戦争   作:ダス・ライヒ

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もう何も語るまい。後は全力で落ちるのみ…!

最終回なので、東方不敗先生やあしゅら男爵、ケンシロウも来るぞ!


最終決戦! 前編

『銀河日ノ丸帝国防人艦隊の全将兵に告ぐ! 目前の者どもは我が護国を脅かす敵であるッ!! 護国の為、全力で敵を粉砕せよッ!!』

 

 銀河日ノ丸帝国の最強艦隊と宇宙要塞「防人」の将兵等は、総司令官風鳴訃堂の指令の下、竜騎ら戦士たちに向け、護国の為に全力で攻撃を開始した。

 巨大な宇宙戦艦より、次々と巨大なロボットが出撃していく。大きさは平均的に50mクラス! そんな巨大ロボットの大群が、戦士たちに一斉に襲い掛かろうとしていた!

 

 ゲッター系はゲッタードラゴン、ゲッターライガー、ゲッターポセイドンの三種!

 黒いロボットであるブラックオックス! 三種のゲッターロボに続いて戦士たちを倒さんと大挙して押し寄せる!

 その中に量産型とは違うゲッター、ネオ・ゲッターの姿もあった!

 

「フハハハ、見たか! これがこの宇宙を支配する銀河日ノ丸帝国の戦力よ! 貴様らはわしが影より守る護国の戦力で打ち倒される運命なのだ!!」

 

 銀河日ノ丸帝国最強の戦力で倒される運命であると、訃堂は戦士たちに向けて告げた。

 事実、戦士たちと銀河日ノ丸帝国の戦力は天と地の差。戦士たちはインベーダーとの戦いで疲弊しており、圧倒的に有利なのは誰が見ても銀河日ノ丸帝国であった。

 だが、この圧倒的な戦力差で尻尾を巻いて逃げる戦士たちでは無い! 蛮勇にも挑もうとしていた!

 

「恩を仇で返すとは! そんな恩知らずにやァ、たっぷりと報いを受けさせてやるぜッ! 行くぞぉ! 電龍、嘉承!!」

 

『応ッ!!』

 

『俺ちゃんも新ゲッター版流竜馬に同意よ。見てろよ、今川の量産ゲッターに量産ブラックオックス軍団! 前回では修正くらったレオパルドンで無双してやんよ!』

 

 先陣を切ったのは、新ゲッター1に乗る流竜馬と電龍、嘉承、レオパルドンに乗るデッドプールであった。

 

「バトルウィング! ゲッタァ、トマホォォォク!!」

 

 無数のゲッタードラゴンに対し、新ゲッター1はバトルウィングを展開して高速で接近してからゲッタートマホークを展開、そのままゲッタートマホークで斬りかかるドラゴン二体を切り裂く。

 

「オラァァァ!!」

 

 向かって来るゲッタードラゴンを切り裂きながら、敵の本陣を目指そうとする。

 次に無数のゲッターライガーを相手にするのは、デッドプールのレオパルドンであった。

 

「畜生、ご都合主義の如くソードビッカーが投げられねぇじゃねぇか! ならば前回と同じように振り回して角ブーメランで暴れまくるぜ!」

 

 まだソードビッカーのチャージが溜まっていないので、デッドプールはまた訳の分からないことを言いながらソードビッカーを振るって無数のライガーを切り裂き、そこから左手で角を外し、それをブーメランのように投げ、更に撃破数を稼ぐ。

 これに触発されてか、竜騎、レン、ドソクが乗るゲッターカオス、マジンガーZのライトンも銀河日ノ丸帝国のゲッター軍団やブラックオックス軍団との交戦を始める。

 

「俺たちも行くぜ!」

 

『応よッ!』

 

『ライトン・イェーガー、マジンガーZ、行くぜ!!』

 

 ゲッターカオス1がゲッタートマホークでゲッタードラゴンを切り裂いて撃破すれば、ライトンのマジンガーZはロケットパンチをブラックオックスに向けて撃ちだす。

 

「ロケットパンチ!!」

 

 その叫びと共に放たれたロケットパンチはブラックオックスの腹を貫通し、物の見事に撃破した。

 さらに続けて光子力ビームを発射して迫りくる多数のブラックオックスを撃破し続ければ、ゲッターカオス1はゲッターライガーのドリル攻撃を躱す為にゲットマシンに分裂する。

 

『オープンゲット!』

 

「チェンジ、カオス2! ドリルアーム!!」

 

 分離すれば直ぐにゲッターカオス2にチェンジし、高速移動しながらドリルで追撃を仕掛けるゲッタードラゴンを次々と撃破していく。

 

「ドリルハリケーン!」

 

 それから動きを止めた後、ドリルハリケーンを繰り出し、一気に多数のゲッターライガーを撃破した。

 多数の友軍機を撃破したゲッターカオス2に対して、多数のゲッターポセイドンは背中にあるストロングミサイルを投げ付ける。この大量のストロングミサイルにレンは合体を解除して躱す。

 

『オープンゲット!』

 

「チェンジ、カオス3ィ!!」

 

 パワー型のポセイドンに対する対抗手段は、同じパワー型であるゲッターカオス3だ。

 

「ゲッターミサイル!!」

 

 カオス3に合体すれば、優先操縦権を得たドソクはゲッターミサイルを発射し、複数のポセイドンを撃破する。そこから手近なポセイドンに近付き、首根っこを掴んで振り回し始める。

 

「グレート、アバランチ!!」

 

 掴んだポセイドンを技名を叫びながら振り回し、周辺のポセイドンを次々と撃破していく。あっと言う間に数十機のポセイドンがスクラップになった後、ズタズタになったポセイドンを敵戦艦に向けて投擲!

 見事に狙ったその戦艦を轟沈せしめた。

 

『オープンゲット!』

 

「チェンジ、カオス1

 

 そこから複数のゲッタードラゴンのゲッタービームの一斉射を躱して再びゲッターカオス1に戻り、手近なドラゴンをパンチで破壊し、そこから真下のドラゴンにかかと落しを喰らわして破壊する。

 この竜馬や竜騎、ライトン達の活躍に触発され、他の戦士たちも加勢して銀河日ノ丸帝国の最強の戦力である防人艦隊と交戦を始める。

 

「ロボット軍団、当ヴァルザカード・セカンドに接近中! 迎撃します!」

 

「よし、瀬戸は温存しておいた鉄人28号で出撃を!」

 

「それはあんたの方が良いんじゃねぇのか? 俺は他のを使う」

 

 ヴァルザカード・セカンドの艦橋内でスキアは接近してくる敵部隊の迎撃を行う中、弦十郎はシュンに鉄人28号に乗るように指示を出すが、彼はそれを断り、弦十郎に乗るように指示する。

 自分は指揮官の立場なので、ここは離れられないと弦十郎は告げるが、シュンはその必要は無いと返す。

 

「俺はここで指揮を執らねばならん! 俺がいなければ…」

 

「これ見て必要か? 勝手にやらせた方が効率が良さそうだ。あんたも暴れたいんだろ?」

 

「確かに。各々の好きにやらせておくだけで、敵を圧倒している…!」

 

「だろ。ここは好きに、暴れようぜ!」

 

「フン。全て平らげても、文句は言うなよ!」

 

 このシュンの返しに、弦十郎はここで指揮を執る必要が無いと答え、鉄人28号へと走った。

 これに続いてシュンも、ヴァルザカード・セカンドの格納庫にあるヴァルホークに飛び乗り、鉄人28号に乗って出撃する弦十郎の後へ続いた。

 

「行くぞ、鉄人28号! ハンマーパンチ! フライング、キックッ!!」

 

 激戦区へと飛び込んだ弦十郎の鉄人28号は迎え撃とうとしてくるブラックオックスをハンマーパンチで破壊し、そこから離れてジャンプポーズを取り、敵艦に向けてフライングキックを決め込んで轟沈させた。

 轟沈した戦艦の大爆発が巻き起こる中、腕を伸ばし、きりもみ状に回転しながら多数のブラックオックスに体当たりする。その技なのはローリングアタック!

 

「ぬぉぉぉ! ローリングアタック!!」

 

 弦十郎が叫びながらローリングアタックを行えば、多数のブラックオックスは胴体を引き裂かれて次々と爆発していく。

 

「初めてにしてはやるじゃねぇか! こっちも、初めてだけどな!」

 

 ヴァルホークに乗るシュンは、ビームショットランチャーを撃ちながらゲッターライガーを撃破しつつ、ゲッターポセイドンにランチャーを突き刺してゼロ距離射撃を決めた。

 そこから引き抜き、ゲッタートマホークで斬りかかるゲッタードラゴンに向け、脚部から出した剣の柄よりビームブレードを形成して斬りかかったドラゴンを切り裂いた。そこからさらにポセイドン、ドラゴンと次々と切り裂いて撃破していく。

 圧倒的な敵の数に対し、戦士たちの戦意は挫けていなかった。だが、圧倒していたのは最初だけであり、そこから数の暴力で圧倒される。

 

「レッドォォォ…!」

 

 多数のゲッターロボやブラックオックス相手に無類の強さを見せていたレッドマンであるが、多数のゲッタードラゴンによるゲッタービームの掃射を受けて苦しむ。

 

「クソっ、どれだけ落としても切りが無い! わっ!?」

 

 クガヤのHi-νガンダムは接近してくる多数のゲッタードラゴンをフィンファンネルやビームライフルで撃墜するも、撃墜できずに接近を許してドリルで装甲を抉られる。

 

「このハリケーンは強大過ぎる! ぬわぁぁぁ!!」

 

 バイオンBBBに乗る甘寧は、ルストハリケーンⅠを放つが、多数のゲッターポセイドンのゲッターサイクロンに圧倒されて吹き飛ばされる。

 ライトンのマジンガーZは多数のブラックオックスにタコ殴りにされ、デッドプールが乗るレオパルドンは多数のブラックオックスの猛攻に耐え切れず、撃破されてしまった。

 

「ギャァァァ! 俺ちゃんだけ酷い扱いィィィ!!」

 

 音の聞こえぬ暗くて冷たい宇宙で、デッドプールは聞こえぬ叫びを上げながらそのまま宇宙へと飛ばされて行った。

 数々の戦士たちが圧倒的物量の前に苦戦する中、竜騎、レン、ドソク等が駆るゲッターカオス1は、ネオ・ゲッターに圧倒されていた!

 

「野郎! グァァァ!!」

 

 ネオ・ゲッター1に挑む竜騎であるが、ショルダーミサイルを受けて吹き飛ばされ、チェーンナックルの追撃を受ける。更にネオ・ゲッター1のプラズマサンダーまで受けてしまう。

 

『プラズマ、サンダー!!』

 

「ぐぁぁぁ!!」

 

『合体を解け! やられるぞ!!』

 

「ぐぅ…オープンゲット!!」

 

 プラズマサンダーを受けて高圧電流を感じ、叫び声を上げる中、レンの指示で合体を解いてカオス2に再合体する。だが、向こうもチェンジが可能だ。ネオ・ゲッター1も合体を解除し、高速戦闘型であるネオ・ゲッター2に再合体する。

 

『向こうもチェンジしたぞ!?』

 

「あちらも高速戦闘型か! なればスピード対決だ!!」

 

 向こうも高速戦闘型であると分かれば、レンはネオ・ゲッター2とのスピード対決を始める。凄まじい高速戦闘であり、互いのドリルをぶつけ合うが、この勝負はネオ・ゲッター2のパイロットに分があった。右手で刀を抜き、それでゲッターカオス2を切り刻む。

 

「ぬわぁぁぁ!!」

 

『仕込み刀だと!?』

 

「くっ、オープンゲット!」

 

 切り刻まれたゲッターカオス2は、直ぐに合体を解除する。そこからネオ・ゲッター2の追撃を受けそうになるが、咄嗟の判断でゲッターカオス3の合体に成功した。

 向こうもまたパワー型で挑むと判断し、合体を解いてパワー型であるネオ・ゲッター3に再合体する。これを見たドソクは右拳を開いた左手にぶつけ、自分らを真似たことに腹を立てる。

 

「野郎、俺たちの真似をしやがって! 死ねっ、ゲッターミサイル!!」

 

 腹を立てたドソクはゲッターミサイルを放つが、ネオ・ゲッター3は首周りのフィンからゲッタートルネードを繰り出し、ミサイルを全て破壊した。その突風をカオス3にぶつけて怯ませる。

 

「臆するか! 死にやがれ! グレートアバランチ!!」

 

 何とかこの突風を耐えれば、一気にネオ・ゲッター3に接近して自身の必殺技であるグレートアバランチを繰り出すが、ネオ・ゲッター3のパイロットは両足をキャタピラ走行に切り替え、キャタピラの力でカオス3を引き剥がした。

 

「足がキャタピラだと!?」

 

 引き剥がされたドソクが驚きの声を上げる中、ネオ・ゲッター3は背中よりプラズマ砲、プラズマブレイクを発射して竜騎たちゲッターカオスに更なるダメージを与える。

 

「「「うわぁぁぁ!!」」」

 

 プラズマブレイクを受け、竜騎たちは叫び声を上げる。

 戦士たちが自身の最強の軍によって圧倒されるその姿を見て、風鳴訃堂は高笑いする。

 

「フハハハ、アッハッハッハッ! 見たか!? これが正義の鉄槌なりッ! 貴様たちは世界を守護するわしの軍によって粉砕されるのだッ!!」

 

 戦士たちが相手にするのは、この世界その物であり、彼らは訃堂と銀河日ノ丸帝国から見れば悪であった。それを理解している訃堂は圧倒的物量で押される戦士たちに向け、貴様たちは滅ぼされる悪であると告げる。

 

「うるせぇクソ爺…! 例え俺たちが滅ぼされなきゃならねぇ悪だってな、はい、そうですかと言ってただ滅ぼされてたまっかよ!!」

 

 だが、自分らが悪であろうと、ただ滅ぼされるのを待つのは嫌だと叫び、新ゲッターに乗る竜馬は向かって来る敵機をトマホークで斬り続ける。

 

「そうだぜぇ! いきなり滅ぼさなきゃならねぇ悪だと言われて、黙って死ぬと思っているのか! テメェらはよぉ!! トラウマを刻むくらいに、死ぬまで抵抗してやるッ!!」

 

 同じく圧倒的な物量に押されているシュンも、例え悪であろうがただ殺されるよりも、抵抗することを選び、向かって来る敵機を斬り続ける。

 この二人の言葉に、諦めかけていた戦士たちも目覚め、向かって来る銀河日ノ丸帝国の最高戦力に抗い始める。

 

「俺たちが倒してきた者たちは、こうして必死に生きようと抵抗して来たのか…! 俺はその立場になってようやく理解した。立花響の想いを!!」

 

 対抗する手段を持つ少女の背中を見て来た手段を持たなかった弦十郎は、その少女の想いを理解し、鉄人28号の操縦桿を動かして群がって来るブラックオックスを破壊し続ける。

 無駄だと分かっていても抗って来る戦士たちに業を煮やした訃堂は怒り、機動宇宙要塞「防人」の主砲である国防砲を発射するように指示を出す。

 

「おのれ、悪足掻きを! ならば一思いに消し去ってくれようぞ! 国防砲を発射せよ!!」

 

『直ちに、射線上に居る友軍部隊を…』

 

「構わん、今すぐ放て!」

 

『ですが…』

 

「代わりなど幾らでもおる。とにかく撃つのだ!」

 

『はっ!』

 

 この指示に対し、通信映像に映る部下は射線上に居る味方を下がらせるまで撃たないつもりであったが、訃堂の催促に渋々従い、発射体制を取った。

 宇宙要塞「防人」より砲門が開かれ、砲口にエネルギーを溜め込んでいるのを見た鉄人28号に乗る弦十郎は、邪魔なブラックオックスを殴り倒してから味方ごと自分たちを消し去ろうとしていると判断する。

 

「味方ごと俺たちを消すつもりか!? 風鳴訃堂ッ!!」

 

 護国の人であれば、護国の為に戦う者も守るべきだと思っている弦十郎であるが、訃堂の多数の味方を巻き込んででも敵を排するやり方に怒りを覚え、叫び声を上げる。

 

『エネルゴー充填、完了です!』

 

『照準固定、完了!』

 

「直接わしの手で前世の恨みを晴らしてやりたかったが、今は護国の為、ここは敢えてこの気持ちを抑えよう。撃てぃ!」

 

 エネルギー充填完了と照準が固定したとの報告に、訃堂は自分の手で前世の恨みを晴らしたかった気持ちを護国の為に抑え、主砲である国防砲の発射を命じた。

 

『敵機動要塞より高エネルギー砲、こちらに向けて発射されます!』

 

『やれやれ、味方ごと僕たちを焼き払うと言う魂胆か』

 

「そんな! 味方までやるなんて!? 異常だよ、あのおじいさんは!!」

 

 スキアから要塞「防人」の主砲が発射される直前だと言う報告に、シュロウガのAIであるアサキムは訃堂の考えを読んで理解する中、有馬は味方ごと自分たちをやろうとする訃堂に怒りを覚える。

 放たれるまで秒単位となった瞬間、謎の攻撃が防人を襲い、主砲である国防砲を破壊した!

 

「な、何事だ!?」

 

『攻撃です! 九時方向より強力な火砲による攻撃であります!!』

 

「何だとっ!?」

 

 要塞内が攻撃によって揺れる中、訃堂は何者かの攻撃であるかと問えば、直ぐに部下は横から来た攻撃であると報告する。

 その攻撃を放った方向に居たのは、一隻の宇宙戦艦と宇宙要塞「防人」を攻撃した正体、マスターガンダムが両腕を組み、宇宙戦艦の艦首の上に立っていた!

 

 

 

「フン。全くだらしのない! あの程度で疲弊するとは、鍛錬不足にも程があるッ!!」

 

 宇宙戦艦の艦首の上に立つマスターガンダムに乗る人物は、知る者も知る東方不敗マスターアジアであった!

 要塞「防人」を攻撃したのは、流派東方不敗の最終奥義「石破天驚拳(せきはてんきょうけん)」! 自身の気を極限まで高め、強力な気功弾を放つ技である!

 

『なんだ爺さん!? いきなり来てだらしが無いだのと説教を垂れやがって!!』

 

「言い返す余裕があるなら、迫りくる敵と戦わんか! 貴様らの体たらく、見ておれぬから加勢しに来たまでよ! もっとも、最初から加勢するつもりの行く者共に、ついて来ただけなのだがな」

 

 いきなり来て自分たちにだらしが無いと説教を垂れる東方不敗にいち早く反応したのは、新ゲッターの流竜馬であった。東方不敗は見てられないから加勢したと答えたが、最初から戦士たちの援軍として駆け付けた者たちと共に来る気持ちを隠していた。

 

『何奴だ! 貴様ら!?』

 

「わしは東方不敗マスターアジア! 護国を語り、侵略行為を正当化する貴様ら銀河日ノ丸帝国を成敗しに来た者の一人よ!!」

 

『なに、成敗するだと? 片腹痛いわ! 我ら銀河日ノ丸帝国は常に発展し続けているのだ! その発展を妨げる貴様らは我が護国の敵! よって成敗されるのは貴様らぞ!!』

 

 訃堂に問われた東方不敗は直ぐに名乗り、侵略行為を護国の為と謡って正当化する銀河日ノ丸帝国を成敗しに来たと告げる。これに怒りを覚えた訃堂は東方不敗らに国家の発展を妨げる敵であると、怒り心頭に返した。

 

「哀れよ! 護国の志はあると言えど、己が侵略者と成り果てている事に気付かず、防人を名乗るなど愚の骨頂! 重い腰を上げぬ怠け者の神に代わり、この東方不敗が風鳴訃堂、貴様に引導を渡してくれようぞ!!」

 

『好き放題ほざきよって! 二度とその不愉快な口、開けぬようにしてくれるッ!!』

 

「侵略者に身を落とした貴様などに、この東方不敗、負けはせぬわ!」

 

 その訃堂の怒りに東方不敗は宣戦布告を行い、宇宙戦艦の艦首を蹴って高く飛び、宇宙要塞「防人」を目指して突き進む。その後に続き、宇宙戦艦に搭載されていた戦士たちの増援も続々と出撃した。

 

『死ねぇ! 東方不敗マスターアジア!!』

 

「フン、雑兵共が!」

 

 東方不敗を討ち取らんと、迫るゲッタードラゴンにライガー、ポセイドン、ブラックオックスに対し、マスターガンダムに乗る老練の武闘家はその四体のロボに乗るパイロットを雑兵と表し、四体を一気に撃破する技を仕掛けた。

 

酔舞(すいぶ)湖再現江湖(さいげんこうこ)デッドリーウェイブ!」

 

 叫ばれた技名と共にマスターガンダムは高速で動き、更に四体に触れてその背後に立つ。そこからポーズを取り、東方不敗はある言葉を発する。

 

「爆発!」

 

『グワァァァ!!』

 

 東方不敗が叫べば、彼を討ち取らんと向かった四体のロボットは爆発した。触れた際に掛け声と共に爆発する気を四体のロボに流していたのだ!

 

「だらしが無いぞ! それでも黒鉄の城、マジンガーZに乗る者か!?」

 

『あ、あんたはあしゅら男爵!? それになんだそのマジンガーZは!?』

 

 一方、ライトンのマジンガーZをタコ殴りにしていたブラックオックスの集団を撃破したのは、マジンガーZを知る者なら知る右半身が女、左半身は男のあしゅら男爵!

 だが、あしゅら男爵が乗っているのは不気味な出で立ちのマジンガーZであった! ライトンはあしゅら男爵に助けられたことに驚きながらも、あしゅら男爵が乗るそのマジンガーZを見たことにも驚きの声を上げる。

 

「驚いている暇は無い! 今は目前の敵を倒すのみ!!」

 

 そう驚くばかりのライトンに敵に集中するように言いつつ、光子力ビームを放って迎撃に来た複数のブラックオックスを撃墜する。

 東方不敗やあしゅら男爵らを始めとした援軍を得たことで形勢は逆転。戦士たちは防人艦隊を倒しながら一気に宇宙要塞「防人」へと迫る!

 

「艦長、船を一隻借りるぞ」

 

「何をする気かね、ケンシロウ君?」

 

 援軍にやって来た宇宙戦艦の艦橋内にて、袖なしの肩パット付き上下にレザージャケットとパンツを愛着する北斗神拳を知る者なら知る北斗神拳伝承者のケンシロウは、宇宙戦艦の艦長に搭載艦の一隻を借りれないかと尋ねた。

 これに何をする気なのかと問えば、ケンシロウは真剣な眼差しで宇宙要塞「防人」へと突入すると答える。

 

「あの宇宙要塞に乗り込む! そして、風鳴訃堂を討ち取る!」

 

「な、何と無茶な…! だが、北斗神拳伝承者である君なら出来そうだ…! 許可しよう!」

 

「必ず、貴方の期待に応える…!」

 

 単身で宇宙要塞に突っ込み、そこに居る風鳴訃堂を討つと答えたケンシロウに艦長は驚愕するが、彼は北斗神拳の伝承者である!

 不可能を可能にすると信じ、ケンシロウに搭載艦の使用を許可した。これにケンシロウは笑みを浮かべて感謝し、搭載艦に乗り込んで宇宙要塞「防人」へと突入した。

 

 これより風鳴訃堂との最終決戦の幕が開かれる…!




援軍としてやって来た宇宙戦艦の艦長の容姿は、ミスター味っ子の味皇です。

次回で最終回でございます。キャラクターを募集してくださった皆様、本当にありがとうございます!

二つ目の読者参加型はどっちにしたい?

  • ガンダム宇宙世紀(0083)
  • 無限戦争、SEEDのオーブ戦みたいな奴
  • 二度転生のデグ様の過去
  • 艦艇。ただし、WW2の艦艇
  • 狂機戦争だけにしろ!
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