ブラブラブラブラブゥ~ラァアアア!!   作:競馬好き

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ガタガタゴットンズタンズッタン!!

「へへへ・・・」

 

この男、伊能賢都は、ブラッドへ変身するための道具を両手に抱え、不気味に笑っていた。

 

(転生先にハイスクールD×Dの世界を選んだのは大正解だ!!この世界には面白いほど悲劇と大規模な戦いがたっぷりとある!!しかも、一年何回も!!!くぅ〜!こいつはいい!!ブラッドを活躍させるにはもってこいの世界だ!!)

 

「ヴェハッハッハッハッハッハ!!!」

 

「お母さん、あの人変だよ」

 

「見なくていいの!」

 

(さぁ〜て、まずはどこに行こうか・・・仮面ライダーブラッドのあらゆる武装に耐えられるようにブラッド族に転生した、時間はた〜っぷりとある!さて、最初はなにをしようか・・・)

 

「確か、このタイミングは姫島朱乃やら猫又姉妹の悲劇があるはずだ!そこに行ってみよう!!!」

 

賢都はそう言うと、ギャグ漫画のように、高速で走り出す。

 

 

 

数時間後

 

その日の夕方

 

「ついたぞぉおおおお!!」

 

無尽蔵の体力で一日走り回り、駒王町に到達した賢都は叫び声を上げ、次は、神社を見つけるために走り出す。そして、また二時間ほど駆け回ると、駒王町の端っこも端っこのところに、神社を発見した。そこにはもう数人の男と朱 乃を守るように立つ朱璃の姿があった。

 

「見ぃ〜つけたぁああああ!!!なんてところにあるんだこの神社!!」

 

そんなシリアスな雰囲気をぶち壊してそこに乱入していく賢都。

 

「な、何者だ!!」

 

「人払いの結界が張ってあったはず!!なぜこんなところに人がいるんだ!!」

 

「こやつも殺してしまえ!!」

 

「いいねいいねぇ〜!そういうやつを待ってたんだよ!!ヴェハッハッッハッハッハ!!」

 

興奮し、鼻息を荒く、目を血走らせながらビルドドライバーを腰に巻き付け、ハザードトリガーを取り出す賢都。

 

MAX!HAZARD ON!!

 

グレートクローズドラゴン!!

 

ガタガタゴットンズタンズタン!!ガタガタゴットンズタンズタン!!Are you rady?

 

「変身!!!」

 

オーバーフロー!WAKE UP CROSS-Z!!GET GREAT DRAGON!!ブラブラブラブラブゥラァ!!ヤベーイ!!

 

血のような結晶が地面から現れ賢都を覆うと、それが砕け散り、中から地味チートライダー、仮面ライダーブラッドに変身した賢都が現れた。

 

「神器持ちか!!」

 

「神器?そんなのと一緒にするな!!」

 

バコッ!!

 

神器と勘違いした男を殴り飛ばすと、瞬間移動でその男の直ぐ側に現れ、何度も踏みつける。

 

「この!世界の!!無能で!!運営が!!下手くそな!!神が!!作った!!もんとは!!格が!!違うんだ!!よっ!!」

 

「ひ、ひぃ!!」

 

賢都の踏みつけにより絶命した男を空間破壊の力で消すと、すぐさま別の男に飛びかかるブラッド。馬乗りになって顔を何度も殴りつける。顔が腫れ上がり、次第に血と鼻水と涙でぐちゃぐちゃになっていく。そんな光景を見せまいと、朱乃の目を隠す朱璃。最後にブラッドは、男の右胸を貫くと、心臓を握りつぶした。すると、心臓が潰されたことで血が逆流し、口や目、鼻から血が吹き出し、絶命した。男から吹き出した血がアーマーにピチャリとつく。

 

「ば、化け物め!!こんなことをしてただで済むとー」

 

そんなことを言っていた男はオーラによるサイコキネシスで首をへし折られ絶命した。

 

「イヒ、イヒヒ!ヴェハハ!ヴェハッハッハッハッハッハ!!!次だ!!次ィ!!」

 

最後に不気味な大笑いをすると、空間を破壊して次元の狭間に飛んでいってしまったブラッド。

 

「なんて、人なの・・・」

 

朱璃は先程の非道で残虐な戦闘スタイルに狂気じみた笑いと言動に恐怖する。しかし、自分たちを助けてくれたことは事実、心のなかで深い感謝をする。

 

「・・・。朱乃、こっちを振り向かないで家に入りなさい」

 

「はい、お母さん」

 

朱乃にこの悲惨な現場を見せないように家に入らせると、朱璃は一人、バラキエルの帰りを待った。

 

「朱璃!!これは一体!?」

 

「襲撃してきた方々の末路です」

 

「お前がやったのか?」

 

「いえ、乱入してきた正体不明の謎の男です」

 

「何!?怪我はないか!?」

 

「ええ、私も朱乃も無事よ、その男のおかげで」

 

「そうか、目的はわからないが借りができたな・・・」

 

バラキエルは会ったこともない賢都に感謝すると、死体と飛び散った血を消し、朱璃とともに家へと入っていった。

 

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