【募】こんな小説を書けこの野郎【リクエスト】 作:hasegawa&friends
――――エキシビション! その3。
今回のお題はこちら↓
◆ ◆ ◆
お疲れ様です。
ようやく季節は春を迎え、段々あたたかくなってきた今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?
話は変わりますが、最近【人生初のポルチオ開発から1か月! 禁欲の限界! 欲求不満が大爆発! 110回イキまくり全身ガクガク痙攣絶頂するノーカットア〇メ性交】というタイトルの、えっちいDVDを発見いたしました。
怒涛の勢いで紡がれる、インパクトのあるワードの数々と、素晴らしい言葉の響きに、なにやら胸が高鳴る心地です。
そこでhasegawa氏には、このタイトルから感じるインスピレーションを元に、ひとつ小説を書いてみて頂きたく思います。
(賽銭泥棒H)
ここマリオサーキットに集った、15万人の大観衆――――
皆様は今日、間違いなく歴史の目撃者となります!
いま超満員のスタンドには、選手達を応援する横断幕、そしてクッパ王国の国旗などが風にたなびいております。
この光景を見ていると、なにやら小さい頃の運動会目前に感じた、ハラハラドキドキの気持ちが蘇ってくる心地です。
全国3兆5千億人のマリカファンの皆様、こんにちは!
本日はここマリオサーキット①から、【電マリオカートGP】、50ccクラス、キノコカップ(意味深)、ファーストラウンドの模様を、生中継でお送りいたします。
実況はわたくし、ピカチュウが担当。
解説席には特別ゲストとして、“音速ハリネズミ”ことソニックさんにお越し頂いております。
ソニックさん、本日はよろしくお願いします。
――――よろしくだぜ!
いやー、同じネズミ族という事で、言葉が通じるのが助かります! ピッカ~☆
さてソニックさん? 本日はいつものレースとは違い、“電マリオカート”という事なのですが……。これは一体どういった物なのでしょう?
説明をお願い出来ますでしょうか。
――――電マを仕込んでいるぜ!
電マ……? 電気マッサージ器の事ですか?
どこのご家庭にもあるような、あのブルブルするヤツを?
――――そうだぜ! マシンに取り付けてあるぜ!
そうですか。
ではちょっとした疑問なのですが……、
一体どういった理由から、わざわざ選手たちが乗る座席部分に、電マを仕込むのでしょう?
――――気持ちいいぜ!
ほう! 気持ち良く運転が出来ると!(意味深)
でもソニックさん? これは一見、必要のない装置にも思えますが……。
こういうのって、家で使う物でしょ? わざわざ運転中のドライバーに使わずとも……。
――――仕込んでやったぜ!
いやいやソニックさん? そんな元気いっぱいに言われましても。
彼らのシートに電マを仕込んだ、その意図をですね……?
――――ざまあみろだぜ!
おーっとぉ! なにやらSEGAのマスコットであるソニック氏の、Nintendoに対する憎しみが見え隠れしておりますっ!
天使のような悪魔の笑顔! これに触れるのは藪蛇かぁ~!?
とにもかくにも、今回のレースでは、各選手のマシンの座席には、いわゆる電マが埋め込まれているとの事!
手元の資料によりますと、どうやらこれはマシンのバッテリーに直接接続されており、通常の86倍の威力があるそうd……って86倍!?!?
――――すげぇパワーだぜ!
いやそんなビッグバン〇ーターめいた物を、選手たちの座席に?!?!
なんかもう「壊れちゃ^~う↑」って感じですが、大丈夫なんですかソレ!?
彼らは運転をするんですよ!?!?
――――ゴキゲンだぜ!
ここで満面の笑みぃー!!
ソニック氏、輝かんばかりの眩しい笑顔であります! 楽しそうだぁ~この人!
さて……、その凄まじい威力の電マが、今選手たちの座席に仕込まれている~、というのは分かったのですが。
でもソニックさん? これは座席の
選手たちの身体の、どの部分を責めt……いや当たっているのでしょう?
――――ご想像におまかせするぜ!
言わないッ!?!? そこは言わないんですね! なるほどッ……!!
我々に言えますのは、この電マは「選手たちの気持ちいい部分(意味深)に当たっている」という事だけであります!
チッキショー! 大人は卑怯だぁ~! くそったれぇ~!
――――電気マッサージ器は、“医療器具”だぜ!
そうです! 電マは純然たる医療器具であります! 健康の為に使う道具ですッ!
これは家電量販店やドンキに行けば、普通に売っている物!
決していかがわしい物では御座いません! 無いのであります!!
――――お前の心は、汚れてるんだぜ!
そう!
この番組は全国ネットで放送されております! 大人から子供までご視聴頂けます!
ただただ、みんな大好きマリオ達が、電気マッサージ器を使用してるというだけの内容!
それのどこか悪い!? 運営さんもニッコリであります!
こうなったらもう、全力で押し通していきましょう!! ヒゥイゴー☆
――――なんかマリオ達が、プルプルしてるんだぜ!
おやおや!? まだレースも始まっていないのに、
なにやら全員うつろな目! アホのように口を開けて呆けながら、「あ゛あ゛あ゛……!」と空を仰いでおります!
一体どうしたと言うのかぁー!?(思考放棄)
――――エンジン音なのか、バイブ音なのか、よく分かんないぜ!
先ほどから放送席の方にも、いま選手達が乗るマシンからの〈ブブブブ……!〉という音が聞こえて来ておりますが、これはアイドリングでしょうか? それとも電マが作動しているのでしょうか?
空気が震えるほどの、凄まじい爆音! 流石は86倍であります! ビッグバーン!
――――みんなのマシンの下に、水溜りが出来てるぜ!
それはきっと、
もう選手達の足元の路面が、じょばばば~とビショ濡れ! 大洪水であります!
まったくぅ! マシンの整備くらい、ちゃんとして欲しいものですね! ぷんぷん!
……それでは早速、本日のスターティンググリッド*1をご紹介いたしましょう! ピッカ~☆
◆出場選手◆
・1番グリッド、栄光のポールポジションは【マリオ選手】
説明不要のスーパースターが、電マのバイブ音を轟かせる連中の、先頭に座ります。
バランスのとれた性能の機体と、数々の冒険を潜り抜けてきた対応力が、彼の最大の持ち味。
電マの刺激を力に変えて走れるか。ヒゥイゴー!
・2番グリッドは、【ルイージ選手】
誰が呼んだか、通称“永遠の二番手”です。
あらゆる競技において、勝負を度返ししてまで
その瞳に宿るのは、人気者である兄への憎しみか。それとも電マの快楽か。
・3番グリッド、【ピーチ選手】
スタート時の加速に優れるマシンと、意外とアグレッシブなお転婆ドライビングが持ち味。
いま犬のように舌を出し、白目でダブルピースをしておりますが、その顔は姫としてどうか?
嫁入り前の娘が、決意の電撃参戦です。電マだけに。
ピンクは淫乱。
・4番グリッド、【ヨッシー選手】
たとえ乗り捨てされようとも、健気に尽くす忠義者。緑色のドラゴンさんです。
いつもは乗り物として活躍する彼が、本日はドライバーとしてマシンに乗り込む。
勝利の「でっていう」の雄たけびを、上げる事は出来るのか。
電マの刺激のせいで、さっきから無駄にポンポン卵を産んでいるのが、非常に気になる所。
・5番グリッド、【クッパ選手】
甲羅にトゲトゲが付いた、亀の王様。
最高速度では№1のマシンを操るが、やはりご自身も
いつもは怖いクッパ様の、堪え性の有無に、部下達が注目しています。
願い上げソウロウ。
・その後は、6番グリッドに【ドンキ―コングJr選手】
7番グリッドに【ノコノコ選手】
8番グリッド【キノピオ選手】と続きます。
予選ではタイムが振るわず、不本意なポジションとなった猿と亀とチンコ頭ですが、今はスタートの時が待ちきぬとばかりに、興奮気味の顔で「あひぃ」とか「らめぇ」とか「ナイスゥ!」とか口走っております。
各自、気合充分の様子。期待しましょう。
……
…………
………………
はい! 以上の8名により、本日の電マリオカートGP、50ccクラス、キノコカップ(意味深)のラウンド1が争われます!
各自、スターティンググリッドにお行儀よくキッチリと並び、開始の時を今か今かと待っている!
間もなくレース開始! 平和な時は終わりを告げ、秩序なき混沌の戦いへと、雪崩れ込んでいくのであります!
――――始まってもいねぇのに、全員死にそうだぜ! 瞳孔が開いてるぜ!
そうですねソニックさん。既にあの場の全員が、いわゆる“ヘブン状態”。
放送コードギリギリの、だらしないアヘ顔を全世界に晒しております!
流石は電マ! 流石は医療器具! よほど気持ち良いのでしょうね!
その顔面から、あらゆる液体をダラダラと垂れ流し、言葉にならない呻き声を出している!
重ねてになりますが、当番組は生放送です! 全国ネットで発信しております!
ちびっ子もお年寄りも、どうぞ安心してご覧ください!
――――KENZENだぜ!
鉄の騎馬が上げる排気音と、電マのブイィィ~ンというバイブ音が、レースの聖地マリオサーキットの空に響いております!
快晴となった本日の気温は22度、コースの路面温度は29度となっています。絶好のレース日和!
――――こんなのじゃなくて、普通に走りたかったな! サーキットの無駄遣いだぜ!
仰る通り! だが今それを口に出すことは許されない!
どのような意図なのか? これにどんな意義があるのか?
むしろもう「一体なんのつもりだ」って感じの当レースですが、この場にいる誰もが優勝の栄冠を狙い、クソ真面目に頑張ってるのです!
――――やる方もやる方だし、見る方も見る方だぜ!
はい! よくもまぁ、こんなアホばっかり集まったもんだと、わたくし関心しております!
世界は冷静に狂っている! そりゃあ戦争も無くならないワケだぁ! 人類は愚かであります!
……さてさて、そうこうしている内に、現場のスタッフからオールクリアのサインが出た模様。
いよいよ始まります! 人生初のポルチオ開発から1か月! 禁欲の限界! 欲求不満が大爆発! 電マリオカートGP、キノコカップ!(意味深)
グリッドに控える選手達の誰もが、まるで仮面舞踏会に赴く淑女のように、マシンという色とりどりのドレスを身にまとい、それを太陽の光にキラキラと輝かせている!
電マ付きのカートではありますが、堂々とその雄姿を、満天下のファンに見せつけております!
――――楽しみだぜ! 胸がワクワクするぜ!
獲物を前にした獣のように、8台のマシンが唸り声を上げる!
さぁ緊張の瞬間であります!
このルールで
勝つのはマリオか? クッパか? それとも淫乱淑女か?
チェッカーフラッグを受けられるのは、ただ一人!
雌雄を決する時がやって参りました!
今シグナルがぁ~……、赤から青に変わるぅッ! 世紀の一瞬ッ!!
――――頑張れみんな! かっとばすんだぜー!
ブッ……ブッ……ポーン☆
さぁスタートしましたッッ!!!! 全車一斉にロケットスタート!!
ついに始まりました、“電マ”リオカートGP!! レ―ス開始であります!!
――――おお! すごいスピードだぜ! みんな早いんだぜ!
8台のマシンが疾走! まるでハヤブサのよう!
夜空を彩る流星群の如く、一瞬にしてスタートグリッドから消えた! 全速で駆け抜けるぅ!
さぁ~、第1コーナーが迫って来たぁ! もう目前だぁ!
全車アクセル全開! 隊列を組んだまま、一斉にコーナーへ突っ込んでいくぅ!
――――勝負所だぜ! ここをどう曲がるかで、今後のレース展開が決m……
おーーっとぉ!
ハンドルを切ることなく、
一番最初のコーナーで、大クラッシュだぁぁぁあああーーッッ!!!
――――!?!?!?!?
全員、壁に突っ込むぅ!! マシンの破片を撒き散らしながら、宙を舞っているぅぅーーッ!!
凄まじい玉突き事故ッ! こんな壮絶なクラッシュは見た事ありませんッ!!
レース開始から、わずか2秒!
一周も出来ないまま、
――――とんでもない音がしたぜ! やつら微塵もブレーキ踏んでなかったぜ!
大惨事ぃぃーーッ!!!!
マリオサーキットの第一コーナー付近が、いま炎と煙に覆われているぅぅーーッ!!
座席に電マを仕込んだカートでは、曲がる事が出来なかったぁぁーーッ!!
全ての電マカートが、木っ端みじんのスクラップであります!!
マリオ大丈夫かぁぁーー!?!?
――――流石にちょっと強すぎたな! 86倍はやりすぎたぜ!
運転どころじゃなかったーっ!!??
我が国のヒーロー達、サーキットに散るぅぅーーッ!! 爆散んんん~~ッッ!!!!
というか……、これは事故ではなく、
こうなる事は、少し考えれば分かる事でしょッ!?
なぜ貴方は、彼らを電マカートに乗せたんですか!
なぜ86倍の威力にしたんですかソニックさん! どうしてなんですッ!?
――――やっちゃったぜ☆
はにかんだぁぁーーッッ!! ソニック・ザ・ヘッジホッグのはにかみ笑いぃぃぃーーッ!!
悪気は無かったッ! これは無邪気なイタズラ心の産物ッ!! 罪悪感は皆無ッ!!
だがそのせいで、8名が命を落とすぅぅぅ~~ッ!!
マリオサーキットは今、阿鼻叫喚に包まれております!!
観客席に、悲鳴と慟哭が飛び交うぅぅーーッ!!!!
――――電マを仕込んだら、面白いかなって思ったんだぜ!
それを法廷でおっしゃいますか!!??
ぼくらのソニックは、子供の心を忘れない! 素敵なヒーローであります!!
でも大惨事だぁぁーーッ!!
――――ぶっちゃけた話、「みんな死んじまえ」って、うっすら思ってたぜ☆
確信犯だったぁぁーーッッ!!!!
その比類なき悪意を以って、マリオ達を殺していたぁぁぁあああーーッッ!!
いくらSEGAがえらい事になったからって、Nintendoを恨みすぎでしょう!?!?
――――セガサターン、シロ!
やかましいんですよ!
ですが……おやおや!? 炎と煙の中から、何かが飛び出して来るッ!
マリオだ!! 赤いカラーのマシンが、ヨロヨロと走っているぞぉ!!
――――あの野郎、生きてやがったぜ! しぶといんだぜ!
全車大破したように思えましたが、無事だったぁ!! よかった生きております!!
いまマリオがコースに戻る! レース復帰であります!
――――おいおい、ボコボコだぜあのマシン! あれでよく走ってるな!
見た所、スクラップとはいかないまでも、ほとんど壊れている様子!
フレームも歪んでますし、いくつかのパーツも失っているようです!
あの状態では、真っすぐ走ることすら、難しいのではないでしょうか!?
タイヤもボコボコなのか、上下にガックンガックンしております! これは酔ってしまいそうだぁ!
――――
なんという事でしょう! 車はぶっ壊れても、電マは壊れなかったぁー!!!!
流石は医療器具! 電マというのは、無駄に丈夫な作りのようです!
今も律義に作動し、マリオを苛み続けているーッ! ぜんぜん有難くなーい!
――――すんごい白目だぜ! 口から泡吹いてんじゃねーかアイツ!
よく運転できますね! いったい何が、彼をそうさせるのでしょうか?
幾度も国を救ってきた矜持、もしくは英雄としての意地なのかーっ!?
電マを喰らい、朦朧とした意識の中でも、ただひたすらにゴールを目指す!
なんと誇り高い姿でしょうか! 凡人には到底真似できない所業であります!
――――でもめっちゃ遅いけどなアレ! カートの走りじゃないぜ!
現在マリオのマシンは、エンジンから白い煙を上げ、プスンプスンと音を立てながら走っております!
いやもう“走り”と呼べる代物じゃない! その速度は、公園を散歩してるおじいちゃんと、どっこいどっこいであります!
歩いた方が速ーい!!
――――まぁアイツ以外は、全員リタイアしたし、関係ないんだぜ!
そうです! 今マリオは、散っていった仲間達の想いを背負い、懸命に走っているのです!
遅いとかそんなの、もう関係ありません!
目指すはタイムではなく、完走のみであります!
さぁ! ようやくマリオが第一コーナーを抜け、直線に入る!
ここは沢山のコインが落ちている、いわゆるボーナスゾーンであります!
ただでさえスピード不足の現状! ここは大事! ちゃんと回収することは出来るか~!?
――――ちなみに、そのコインを取ると、
何その仕様!?!?
スピードではなく、電マの威力がUPするんですか!?!?
なんというシステム! どういうメカニズムなんだぁ~~っ!!
あ、ちなみにその事を、マリオさんには……。
――――伝えてないぜ☆
駄目だぁぁぁーー!! 取ってしまったぁぁぁあああーーーッッ!!!!
今マリオの身体が、まるで雷に打たれたように、〈ビックーン!〉と跳ねるぅ~ッ!!
電マの威力が上がってしまったぁぁ~~っ!!!!
\マンマミーヤ!/
……おおっとぉ!? いま不穏な声が聞こえたぁ!!
マリオがマンマミーヤ(意味深)と叫んだ途端、
まるで仏のように安らかな顔! いったい彼に何があったのかぁぁーーっっ!!
――――路面がビッチョンコだぜ! めちゃくちゃ濡れてるぜ!
それはオイル漏れです(真顔)
それ以外の何だと言うのですかいい加減にして下さい!
さてさて……、なんとか意識を取り戻したマリオが、えっちらおっちらコインゾーンを抜けて行くぅ!
一人っきりのドライビングではありますが、レースはそろそろ第2コーナーへと差し掛かります!
――――スピンの心配だけは無いな! あのスピードじゃ、ミスしようが無いぜ!
そうですね! まぁあの速度じゃ、ドリフトとかも出来ませんけども。安全運転の極みであります!
多分ですが、仮に今トイレに立ったとしても、第2コーナーを抜けるまでに間に合うんじゃないでしょうか? それほどの鈍足であります!
――――動いてるだけで奇跡! それ以上望むのは酷だぜ!
ふと思ったのですが、我々は今、
電マで「マンマミーヤ」してるオッサンが、こんなただっ広いサーキットを、一人でトロトロ走ってる光景!
それを今、全国3兆5千億人のマリカファンが、固唾を呑んで見守っているワケであります!
いったい何なのでしょうかコレは! どういう状況なのでありましょうかコレは!
まさに前代未聞であります!
――――サライでも歌ったらどうだ? さくらぁ~、ふぶぅー、きのぉ~♪ って。
どこかから怒られそうです!
あれほどの名曲を、電マで喘いでいるオッサンの為に使うのかぁーっ!?
なにやらわたくし、涙が滲んで参りました!
あまりにも健気なマリオの姿に、もう泣きそうであります!
――――1メートル進むごとに、「マンマミーヤ!」してるぜ! あれじゃ干乾びちゃうぜ!
ちなみにマリオサーキット①の全長は、5800メートルであります! それを×5周!
いったい彼は今日、何度「マンマミーヤ!」する事になるのでしょうか!?
がんばれマリオ! 生きるんだ!
さくらぁ~、ふぶぅー、きのぉ~♪
――――関係ないけど、F1には“シャンパンファイト”ってのがあるよな!
はい、ありますねぇ!
表彰台に立った上位3名が、お互いにシャンパンを掛けて健闘を称え合う、例のヤツですね!
――――もうマリオ、それしなくても良いな!
なるほど! 今マリオの足元でジョボジョボいっている液体が、その代わりという事ですね!
わざわざシャンパンを噴く必要はない!
先程まではオイルかと思っておりましたが、これからあの液体を“シャンパン”と呼ぶ事にいたしましょう!
わーいピッタリだー♪
――――放送席! 放送席! 聞こえますか? こちらピチューです。
おやおや、現場リポーターのピチューさん、どうかしましたか?
――――現在、事故があった第1コーナーでは、必死の消火作業が行われているのですが、朗報ですピカチュウさん! みんな生きてます!
おおっ! 死んではいなかったぁぁーー!!
凄惨を極める大クラッシュで、あわや全員死亡かと思われましたが、みなさん無事だったのですね! それは喜ばしいです!
――――ですが、何故かシートベルトが、どーしても外れなくて……、マシンから降ろす事が出来ないんです。
未だにみんな、壊れたマシンに乗っている~、という状態です。
ほう! シートベルトが!
なにやら、そこはかとなくソニックさんの悪意を感じますが……、大丈夫なんでしょうか?
――――それが……マシンはどれも大破してるのに、
いま現場には、ヨッシーさんの「でっていう! でっていう!(意味深)」という悲痛な声が、延々と響いてます。
そうですか! 頑張って下さいピチューさん! 御武運をお祈りいたします! プチッ☆
さて……事故のあった第1コーナーでは、リタイヤしてしまった選手達による、少し早めのシャンパンファイト(意味深)が行われている様子!
皆さんには、是非ともたくさん水分補給をしながら、無事に乗り切って頂きたいものです!
ん……? ちょっとお待ち下さい。
たったいま放送席に、「ヨッシーとかいいからピーチ姫を映せ」という抗議の電話が、怒涛の勢いで来ているという情報が届きました!
わたくしも男! あの淫乱ピンクのアヘ顔が見たいッ!! ダブルピースが見たいッ!!!! という視聴者の皆様の気持ちは、痛いほど分かります!
ですがこれは全国ネット! お子様も安心して観られるKENZENな番組であります! どうかご理解ください!
ではこれより、再びあのヒゲのオッサンが、電マで「マンマミーヤ!」している様子を、お伝えしていこうと思います。
彼も今頑張っていますので、それでなんとかご辛抱いただけますよう、お願い申し上げます。
当番組は、レース番組であります! ヒゥイゴー☆
その後、奇しくもスターのアイテムを取ってしまったマリオが、無敵状態ならぬ“常時マンマミーヤ状態”になったり、「一方そのころロシアでは……」という展開を書こうかな~と思ったのですが……。
でも無駄に長くなったので、ここらへんで筆を置こうと思います。
(ぶっちゃけ、もう良いかな、と思いました)
ちなみに白状いたしますと、私はこのようなリクエスト、
賽銭泥棒Hとか、そんな人は存在せず、これはただ書きたかったので書いた――――それだけの物であります。
ですが、せっかく書いたのですし。
この作品は、今がんばって連載をしている、私の小説仲間に捧げたい。そう存じます。
陰ながらにはなりますが、これからも応援しているゾ!
さぁ、どうぞ受け取って下さい(にじり寄り)