トレーナー宅にウマ娘が来たシリーズ   作:黒煙草

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エイシンフラッシュが家にやってきた

トレーナー室でナリタタイシンとエイシンフラッシュの友情タッグトレーニングメニューに閃いていると、エイシンフラッシュがトレーナー室に入ってきた

 

「トレーナーさん?珈琲を入れに来ましたが、なんですかこれは?」

 

目の前の机にある山積みの資料から覗き見、トレーナー室を見た俺はエイシンフラッシュに問うた

 

「いつもと変わらない風景だな」

「嘘言うのであれば、もっとマシな嘘を吐けませんか?」

 

散らかるゴミ、ゴミ、ペットボトル、丸められたティッシュ、ホコリの塊

 

うん、いつもの部屋だな

 

「怒りますよ?」

「いや待て待て、これには人工衛星に届き、マントルまで深い理由があるんだ」

「人類生身未到達地点の話ですか?」

「まあ聞け、物が近くにあることはだな────」

「自身の手の届きやすい場所にあり、把握している。と?」

「そうそう、それ!やっぱ俺、エイシンフラッシュとは心から繋がってるんだなぁ」

「ゴミ散乱常習犯の言い訳ですからね?」

「はい」

 

隙間から見たエイシンフラッシュは困り顔をするものの、テキパキと体を動かしていく

 

「……何してんの?」

「掃除です、何をどうすればこんな汚くなるんですか」

「……え?」

「いえ、だから……あのですね?」

「掃除、するの?」

 

俺の疑問にエイシンフラッシュは当たり前のような顔をする

 

「恍けているのですか?」

「ごめん漢字読めない」

「とぼけているのですかっ!」

「何がよ」

「こんな汚らしくして、恥ずかしいと思いません!?」

「全く」

「……その様子では、ご自宅の方も酷い有様のようですね」

 

俺は不味いという表情と

”あれ、この展開どこかでやったな”

というデジャヴを感じた

 

「図星ですか、わかりました。今度ご自宅に伺いますね」

「いやまて、エイシンフラッシュの貴重な休みをだな、俺の掃除なんかに潰しても仕方ないだろう?」

「いいえ?」

「何、当然みたいな顔してんの?」

「ご自宅の住所は把握しておりますし、合鍵は持参していますので────逃げないでくださいね?」

「あ、はい……なんで合鍵も住所も知ってんの?」

 

 

その国語のテストの最後に出てくる筆者の想いを答えよ的な問に、返答はなかった

 

 

あれだけで20点は貰えるんだぞ畜生

 

 

 

──────────

 

 

休みに入ると俺はボロのアパートの一室で寝込んだ

アパートは最寄り駅から近くにあり、家賃3万と格安物件だ

 

というのも、なにやらお化けが出るとの噂で、この部屋を借りる際に不動産屋から大家までも

 

『やめとけ、死ぬぞ』

 

と、念を押されるほどだからだ

 

この説明、前にもした気がする

 

「全く、なんですかこの汚れ」

 

隣で掃除機を掛けているエイシンフラッシュは、排気音で俺を無理やり起こしに来る

 

「……なんで勝手に入ってんの?」

 

布団の中で愚痴るも、エイシンフラッシュは布団の上で掃除機を当てる

 

「痛い痛い痛い痛い!!」

「なにか雑音が聞こえましたね……」

「俺ノイズ扱い!?」

「ちゃんとチャイムは押しましたよ?」

「……聞こえなかった」

「えいっ」

「だから痛いって!!もう!起きるよ!!」

 

掃除機の排気音が止む

ムクリと起きると、エイシンフラッシュはマジマジと俺を見てきた

特に下半身

 

「……なんだよ」

「お元気になられないのですね……」

「下ネタァ!?エイシンフラッシュはそんなこと言いません!!」

「あなたが私の何がわかるって言うんです?」

「ごもっとも!!」

 

しかして、これからどうするのか不思議に思った

 

「俺どうしたらいい?」

「まず大きなゴミから片付けましょう」

 

するとエイシンフラッシュは流石ウマ娘と言うべきか、俺をお姫様抱っこする

 

「え、エイシンフラッシュ!嬉しいけど!な、何するつもり!?」

「え、粗大ゴミに」

「俺ゴミか!?」

「冗談ですよ、掃除機を当てたのに床が汚くなりますので、お風呂場に行きますね」

「やっぱ歩くゴミ扱いしてない?」

「気のせいでは?」

「……そっかー」

 

その時に見たエイシンフラッシュの(こいつが馬鹿でよかった)顔は、翌日になったら忘れていた

 

─────────

 

風呂場では物置と化しており、通販で買った商品が整理してあった

 

「あれ、こんな綺麗だっけ?」

「私は基本、水場から攻めるタイプなのですが……物置になられましたので整理してから、と」

「ああ、そうなのか。あと早く下ろして」

「では、このマットの上に」

「俺泣くよ?」

「早くしてください」

「……はぃ」

 

諸君覚えておけ、尻に敷かれるヒトの末路を

こういうことになるんだぞ

 

「しかし何を頼んですか?1つ2つ開けましたが……消化器10本とか要ります?」

「セールスの人が来てさ、ボロのアパートってこともあって、火事になったら一瞬で全焼しますよって勧められてさ」

「……」

「な、何、黙ってんだよ……ま、まぁそれで1本買ったんだけど1本じゃどこに仕舞ったか分かりませんよね?って言われて、納得しちゃってさ」

「……」

「なんで顔覆って俯いてんの!?だ、だからな?10本買っちゃった……」

「ご購入は……いつ頃、ですか?」

「確か1年前かな?」

「クーリングオフは不可能……トレーナーさんはタバコお吸われますよね?」

「家じゃ滅多に吸わないし、大家に厳禁って言われてるしなぁ」

「……買う必要あります?」

「……あれ、俺なんで買ったんだっけ?」

「これはアパートの住人の方々に譲りましょう、いいですね?」

「いや、俺が買ったんだから……」

「いいですね?」

「あ、はい」

 

諸君覚えておけ、弱みを握られたヒトの末路を

こういうことになるんだぞ

 

「あと私と同じ背丈のダンボールもありますが、何が入ってるんです?」

「あ、あぁそれな」

 

俺は自慢げにダンボールを無造作に開け、散らかす

 

「またゴミが出ましたよ……後先考えて開けましょう?」

「でもよく出来てるんだよこれ、1/1スケール エイシンフラッシュ スタミナ金色練習服ver!顔の造形からクロールの形まで本人そっくりだろ!」

「捨てましょう!今すぐ!なんなんですかコレ!!」

「ほら、この胸のサイズなんか────」

 

ドゴンッ!と俺の鳩尾にエイシンフラッシュの拳が入る

 

「ぁ……カハッ!」

「変態ですか!変態ですね!?作った会社も変態ですが!!担当ウマ娘が居るのに!こんな人形になんか欲情しないでください!!」

「俺は、この素晴らしい精巧なる姿を……自慢した、かった……」

 

ガクリと倒れ込む横でエイシンフラッシュは1/1スケール エイシンフラッシュ スタミナ金色練習服verを腕から頭、足を折り曲げ、小さくしていく

 

「本人が目の前にいるのですから、こんなもの不要です!もう!」

 

──────────

 

床に散乱しているのはゴミやホコリもだが、練習資料や雑誌類もある

 

「あら、これは……」

「んー?」

 

ラフな格好に着替えた俺も手伝いながら、資料をビニール紐で纏めていると、エイシンフラッシュの手が止まっていた

 

「おいおい、掃除が進まない奴の原因その①が発症してますよぉ、エイシンフラッシュさぁん?」

「あなたに言われたくありません……しかし懐かしいですね」

 

エイシンフラッシュが手に持っていたのは誰かのアルバムだが、エイシンフラッシュの発言からして俺ではないようだ

 

「誰のだそれ?」

「私です────ん”ん”!??!??!??!?」

「エイシンフラッシュのかー、そう言えばご両親が来られた際に貰ったんだよそれ」

「な、なぜ……なんで、ここに?」

「可愛いよな、エイシンフラッシュが5歳の時に親父さんからパイ投げされて、窒息寸前になって担架に運ばれてる写真」

「可愛い……?いえ!そんなことよりも!!」

 

エイシンフラッシュは一呼吸置く

 

「Warum……Vater……」

「あぁ、親父さんか?向こうが普通に自慢してきたから、下さいって頼んだらくれた」

「トレーナーさんんんん!??!?!」

 

エイシンフラッシュは、アルバムの角が俺の頭頂部に刺さるように投擲し、見事命中させた

 

「い、痛い……」

「こ、こういうのは!けっ、結婚してからにしましょう!?いいですね!!」

 

 

え?

 

──────────

 

片付いてきた

と言っても、最早夕刻

 

昼飯抜きの掃除は堪えるものだ……

 

「ナイスネイチャさんの経営する商店街に行きますよ」

 

そんな言葉から始まった夕飯選び

俺は魚屋の前でエイシンフラッシュに言った

 

「なぁ、そんな凝ったものじゃなくていいからさ……寿司でも頼むぞ?」

「冗談でも、言って良い事と悪い事があるのは……ご存知ですか?」

「えぇ……」

「それに今日は、父のもつ秘伝のレシピから最高級のフルコースをお見舞いしようと……担当がトレーナーさんになった頃から考えていたのですよ」

「重い発言は辞めてもらっていい?」

「あ、おじさん。その死んでも目が爛々と光り輝いたヒラメ下さい」

 

「あいよ!」

 

この魚屋のオッサンも前見た気がするなぁ

 

「兄ちゃん、前に見たか?」

 

「気のせいじゃないっす?」

 

「ほーぅ、そうかそうか────」

 

魚屋のオッサンは俺に近づくと肩を掴み、顔を近づける

 

「二股ってのは、宜しくねぇな」

 

「なんのことでしょう?」

 

「とぼけんなよぉ?前はちっこい嫁さん連れてたじゃねぇか」

 

「あぁ、あー!あぁ、そうか、なんかこの展開似てるなと思ったら……あーそうか」

 

「改めて言うが、二股はやめとけよ────俺なんかバブル時なんかは」

 

「話長くなりそうならもういいです?」

 

オッサンが離れると、会計しだした

 

「おう!じゃあ、5尾で2500円だ!」

 

「ちょっと待ておっさん!?」

 

「兄ちゃん……てめぇにお義父さんと呼ばれる筋合いはねぇからな!」

 

「言ってねぇよ!?1尾1000円て書いてあんぞ!」

 

今度こそはと、台上のヒラメが置いてある値札を見せつける

 

「ふっ、兄ちゃんよぉ……俺がバブル弾けた頃なんてロクに食いもんがなくて────」

 

「長くなりそうならいいです」

 

「そうか!気をつけて帰れよ!!」

 

「オッサンも赤字で死ぬなよ!!」

 

 

────────

 

「で、エイシンフラッシュ。買い物は終わったか?」

「いえ、あと1料理あります」

「1料理って単位あるのか……?」

 

多分造語だろうなと思い耽っていたら、材料を言い出すエイシンフラッシュ

 

「ネギ、豆腐、油揚げ、味噌……味噌は赤を使います」

「お、その材料で何が出来るかわかったぞ」

 

ちっこい嫁さん────ナリタタイシンが家に訪問してきた時を思い出しながら、俺は答えた

 

「エビチリだな!」

「いえ、ワンホールのケーキですよ?」

「??????????????????」

「なんですかその反応」

「え、エビチリじゃないのか!?」

「いえ、それ以前にどうやって作るんですか……私が知りたいくらいですよ」

 

俺も知りてぇよ

それ以前にケーキの材料どころの話じゃねぇだろ

砂糖は何から抽出するんだよ

 

「いやでも、タイシンはエビチリを────」

 

タイシンの名を出した途端、エイシンフラッシュは眉間にしわ寄せる

 

「タイシン……ナリタタイシンさんですか」

「お、おう……その材料でエビチリを────」

「申し訳ありませんが、ほかの女の名前を出すのは控えてもらってもいいです?」

「あ、はい……」

 

エビチリじゃないのか……

いや、ケーキもどうかと思うぞ

 

──────────

 

「デザートのケーキは食後にしましょう」

 

綺麗になった自宅、そのリビングで黒曜石の机の上に並べられた食事を見た

 

ご飯、焼いたヒラメ、納豆1パック、味噌汁

 

「なぁ、やっぱりあの材料、味噌汁じゃ……」

「そちらは即席のインスタント味噌汁ですよ。改めて思えば、フリーズドライ食品を編み出した日本の技術は凄いですね」

 

即席って言っちゃったよ、この子

 

「いただきます」

「美味しいですか?」

「まだ食ってねぇよ」

 

期待の眼差しを向けられながらモゴモゴと美味い美味いと言っていると、エイシンフラッシュの顔はどんどん笑顔になっていき────

 

「ナリタタイシンさんと私、どちらが良かったです」

 

味噌汁を口から霧吹きした

 

「だ、大丈夫ですか!?気管に入られました?!」

「ゲホッゴホッ!な、なに急に聞いてんだ!?」

「え、そりゃナリタタイシンさん本人の前では聞きませんが……」

「食ってからでいい?」

「今言えますよね」

「明日でいい?」

「期限伸ばしても無駄ですよ?」

「…………」

 

正直いえばどっちもどっちだ

 

ナリタタイシンの時はご飯にエビチリに卵スープだったか

エイシンフラッシュはご飯に焼きヒラメに即席味噌汁

 

即席味噌汁の時点でマイナス評価になりがちだが────

 

「いや、ケーキが問題作だ」

 

タイシンのときは味噌汁の材料で、エビチリを作り上げた

エイシンフラッシュは味噌汁の材料で、ケーキを

 

「私の目の前で問題作と言わないでくれません?」

「だが、タイシンのときはエビチリが問題作だった!美味しかったけど!!」

 

ピキリ、と空間にヒビが入る音を聞いた

 

「美味しかった、ですか」

「あぁ、だからエイシンフラッシュのケーキを食べて比べようということだ」

 

エイシンフラッシュは相変わらずニコニコ顔だが、目が死んでた

 

 

 

 

 

「8分の1に切り分けました、残りは後日食べないと太りますからね」

 

切り分けられたケーキを見て、本当に太るかどうか分からなくなった

 

なんせ、店に出せるレベルの外観をしているのだ

 

装飾のレベルが高すぎる、なんで龍が天高く昇ってんだよ

 

天井ギリギリじゃねぇか

 

「で、では……どうぞ!」

「お前さんが緊張してどうする……食うの俺だぞ!?」

「早く!」

「急かすなって……いやどうやって食えと?」

「あーもう!口開けてください!」

 

龍をへし折ったエイシンフラッシュは俺の口の中にダンクシュートする

 

「アベバッ!?」

「美味しいですよね?!」

「の、喉を通って!食道の壁に、背ビレが引き裂……!胃に牙刺さってる!!!」

「……飴細工なんですが、凍らせすぎましたね」

「ち、ちなみに何度?」

「絶対零度」

「-273.15℃とかどうやって凍らしてんの?」

「で、味は?」

「キャラ変わりすぎだろ、固すぎて食えねーし……抜いていい?」

 

仕方ありませんね、と龍を引き抜くエイシンフラッシュ

去り際に抜けた牙が超痛いし、また背ビレが食道を傷付けるで一悶着した……

 

審査基準は味だ

痛みが基準ではないのは確かだ

 

「では、改めて……」

「なぁ、本当に味噌から作ったの?」

「父の秘伝レシピを侮辱するのですか?」

「いや、まぁ……うん、いただきます」

 

プラスチックのフォークで刺し、口に放り込んだ瞬間、口内に広がる甘み、舌を蕩けさせた

 

「う、まっ……味噌要素どこ!?」

「トレーナー……いえ、旦那様?美味しいか、美味しくないかで良いのですよ?」

「うん、旦那じゃないけどな。美味しいよ、エイシンフラッシュ」

 

俺は笑顔で答えると、エイシンフラッシュは赤面し、涙を溜めて喜んでいた

 

多分だけど、心の底から喜んでると思う

分かんねぇけど

 

「うっ、え、お、美味しい、ですか!?」

「うん、これなら俺の元離れても良い旦那捕まえれるよ」

 

 

 

 

一瞬だった

 

 

 

俺の座ってる場所にレイピアが刺さった

 

「ん?……んん!?」

「旦那様、いまなんと?」

「ゴクッ、いや、えーと……」

「なんと、おっしゃいましたか?」

「じゃ、邪魔するなら帰ってくれ?」

「前の女を招き入れたセリフではありません」

 

なんで知ってんのこの子?

 

「えーと、ワンホールケーキ?」

「流れ的にそう来ると思いましたが、今さっきと言ってますよね?……どちらの、睾丸が、惜しくないですか?」

「どちらも必要です!!えーと、えーと!!」

「Zwei」

「2秒!?お、お、俺の元を離れても……?」

「eins」

「良い旦那捕まえれるよ!!」

「……私の旦那様はあなただけですよ?」

「それは……無いんじゃない?」

 

すぐ汚くするし、エイシンフラッシュには勿体ないくらいだしなぁ

 

「トレーナーさんは、汚くありません」

「エイシンフラッシュさん?朝言ってたことと真逆のこと言ってるからね?」

「私にはトレーナーさんしか居ません」

「いやそれは……あと心読まないで────ぇぇえええ!?」

 

エイシンフラッシュは俺の両手を掴み、綺麗になった床の上に押し倒す

 

「だから!!旦那様は!!私を受け入れるだけでいいですから!!」

「あくまで同意を得ようとするんだな!無理やりしないところ好感持てるよ!!」

「そんな愛してるなんて……ストレートに言わないでください!」

「言ってねーし!!ストレートは英語だし!!」

「Paarung!Paarung!Paarung!Paarung!」

「ドイツ語だな!!何言ってるかわかんねぇけど!!」

 

最早ここまでか────その時だった

 

床が、崩壊した

 

「うおぉああ!?」

「っ!……チッ」

 

エイシンフラッシュの圧(物理)が床を崩壊させた

 

と思う

 

2回に住んでいたのだが、幸いボロ幽霊事故物件アパートなので他に人はおらず、俺はエイシンフラッシュにお姫様抱っこで抱えられ、1階に落ちた

 

掃除する前もされたな、これ

 

────────────

 

翌朝、大家さんに相談して修理費の支払いをどうするかエイシンフラッシュと議論を交わした

 

「……修理費は私が出します、こちらの失態なので」

「いや、折半しよう。止められなかった俺にも問題がある」

「いえ、私が一括で!!」

「折半でいいって……」

「未来に投資すると思ってくだされば!!」

「ごめん何言ってるかわかんない」

 

「おい、若いおふたりさん」

 

大家さんに呼び止められ、顔をそちらに向ける

 

「あまり激しくすると床壊れるから、今度は頑丈にな」

 

俺はその言葉に反論できなかった

 

 

 

 

「はい!!大家さん、任せてください!!」

 

 

 

 

エイシンフラッシュは元気いっぱいだった

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