Fate/grand order 絶唱魔性戦記シンフォギア 作:ぼけなす
———コロシアムから来てますね
———更新遅れてたけどなんで?
———ダーマという名のハローワーク行ってました
ーーーー
「ところでよー」
「なんだ友人」
「いや、その友人ってのやめろよ藤丸。田中って名前があるんだし」
「で、田中。お前は何が言いたいんだ?」
「いやさ、そろそろクリスマスじゃん。彼女いたら最高だなーって」
「遥か遠き理想郷だな」
「まさかの理想郷扱い!? いや、なんで!?」
「そんなもん決まってるだろ。容姿的に優れているわけでもないし、何より嫉妬心丸出しにリア充へ制裁加えようとしている団体にいるから」
「ぐっ、的確な指摘。というか、今日の藤丸がドライだ」
「はいはい。俺にはどうでもいい話だからね」
「それはまさか可愛い義妹とナニカするつもりなのかね?」
「「「ッ!!」」」(武装開始)
「可愛い義妹で何想像してやがるこの変態共」
彼はそんなアホな男達に呆れた眼差しをしていた。彼にとってクリスマスとは、それほど楽しみではないのだろうか。
「そんな嫉妬丸出ししている暇があるならナンパでもしてこいよ」
「うっせー! ナンパしても上手くいかねぇんだよ!」
「そうだそうだ! 積極的に迫ったら通報されたこともあるんだぞ!」
「貴様の義妹に彼女寝取られたし!!」
「「「ちょっと待て、それ初耳!!」」」
恋人がいたことなのか、彼の義妹に寝取られたことなのか、どっちなのかわからないけど、男達はギャーギャーと騒いでいる。そんな様子を見て空太郎は困った笑みを浮かべていた。
「……また厄介なことになりそうだなぁ。てか、女の子が女の子を寝取るってどゆこと?」
それはよくわからない。そう思っていたら、今度はボロボロのカルデア服を着た彼と、先ほど喋っていた男達の姿がいた。
これは…………?
「あ? 誰だお前?」
「あ……すみません。人違いでした」
「んだよ、気をつけろよ。俺じゃなかったら、きっとブチギレてたぞー?」
「田中が言っても説得力かけるよな」
「嫉妬心丸出しで未だに恋人できてねぇし!」
「テメェら覚えてろよ! てか、
その言葉に空太郎は黙ってしまった。田中と名乗る男とその友人達が彼を置いてどこかへ向かう。
残された彼はただ彼らを寂しそうに見ていた。
「……大丈夫。まだいける。まだ、いける」
無理しているようなそんな声をしていた。
目を腕で擦って彼は歩き始める。彼らとは違う方向へ。かつてのクラスメイトと友人達に忘れされた辛い記憶……。
そんな思い出が私の中に流れ込んでいた。
……それを感じるたびに私は思う。
———なんで、私は……。
ーーーー
#月/日(水)
切歌と調の喧嘩は無事に解決し、平穏な日々を取り戻すのかなーと思っていた。しかし、とんでもねぇことになってました。
内容は昨日、調がメイヴちゃんとロベルトさんと何やら会話していた。
その内容は、鞭をより強く打ち付けるやり方であった。
どうも調さんは、メイヴちゃんとかと度々、【女子力講座】に参加していたらしく、そこで女子力(物理)を学んでいたそうだ。
そのため、彼女の装備に鞭が追加されていた模様。
これはもしや、調に彼氏ができたら確実に女王様プレーされるというわけですね。
くろひー辺りなら喜びそう、かな?
黒髪ツインテール貧乳美少女とか、彼の好みの一つに合ってそうだし。
とりあえず、彼女が鞭の使い方をご教授されている現場を見てしまい、切歌氏に相談。
切歌氏のリアクションといえば、
「大丈夫デス。クータローが鞭に撃たれるだけデスから」
いや、それ大丈夫じゃねぇじゃん。俺がなぜに鞭打ちされなきゃならんのだ。
「愛する人を痛めつけたいというものなのデス」
うんうんと頷く切歌。それ切歌も入ってね? と思っていると、切歌に「ついでにあたしも貰ってほしいのデス」と言われた。
ノリで嫁入りするなバカヤローコノヤロー。
まぁ、なんにせよ。……調さんの情操教育をなんとかしなきゃいけないと思う火曜日でした。
んで、今日は翼さん、マリアさんと緒方さん。そして、アレックスのメンバーで風鳴家へ訪問。
風鳴八紘さんという翼とパパと会うことになりましたが、これ大丈夫?
このメンツでいいのかって聞いてみたら、サーヴァントが来るかもしれないからとゴッフ所長に言われたためである。アレックスはまぁ、いいとして翼さんと八紘さんは確執あるからなぁ。
…………とりあえず、修羅場を回避するためにアレックスに
(次のページへ)
ーーーー
翼の実家へ私と翼、アレックスは訪れた。要石と呼ばれる岩を守るために彼女の実家へ訪れたそうだ。
アレックスもいつものタンクトップではなく、しっかりとしたビジネススーツで着こなし、眼鏡をかけている。
…………驚いたことに、彼、ガタイのいい紳士にしか見えないのが不思議ね。
さて、話を戻すが、この岩が壊れたりすれば、万象黙示録というものが起きてしまうのでは、とキャロルから聞いている。
翼の実家は、如何にジャパニーズな和式であった。二人の護衛を連れて、眼鏡をかけた壮年の男性がこちらへ向かってきた。
彼こそが翼の父、風鳴八紘。
私は彼のことを知らないが、翼へ最初の一言が「防人として使命を果たせ」とは。
娘を、血を分けた家族になんてこと言うのよ……!
私は文句を言おうとしたら、アレックスがそれを遮ってきた。なぜッ!
「まぁ、待て。マリア殿。我が友秘蔵のやり方を見せる。それさえあれば解決できるのだ」
「アレックス……」
彼の言葉で少し熱くなっていた頭が冷えた。そうね、冷静にならなくては。空太郎のやり方ならばきっと翼のために、この父親に向けて良いこと言ってくれるはず。
そして、アレックスは翼の父親に向けて言った。
「父上殿」
「なんだ」
「娘さんを僕にください!」
「いきなり何を言ってるの!?」
なんで父親に娘さんくださいシーンをしてるのよ!?
翼の父親が固まって……。
「貴様に娘はやらんッ!」
「なんで乗っていくのこの人も!?」
「じゃあ、娘さん! お父さんをください!」
「さらに予想より斜め上がきた!?」
なんでお父さんをくださいなの!?
え、なんでお父さんくださいなの!?
「お父様はやらん!」
「翼!? 貴方も乗るの!? 乗っちゃうの!?」
「欲しければこの剣にマッスルを見せろ!!」
「こんなときでも筋肉を求めるの!?」
「ならば見よ! この素晴らしき筋肉をォォォォォォ!!」
「こんなとこで脱ぐなッ!」
人の家で半裸でマッスルポーズしないでよ!
「というか、なんでいきなりこんなこと言うのよアレックスゥゥゥゥ!」
「む? なんか緊張感が高い感じだったならば、この
「どんなマニュアル!? てか、おかげで大混乱よ!」
「フム、我々の渾身のコントについていけないとはまだまだだな」
「ついていけるはずがないでしょ! というか、貴方もなんでアレックスとコントするのよ!」
「彼と藤丸とは幾度となく会っているからな」
意外な答えが返ってきた!
え、知り合いだったの!?
「そういえばそうだったな。何せ、カルデアの組織を認めてもらうために会ってたことだ」
「そうだな。それに主に事後処理関係で会っている」
「うむうむ」
「なら、言いなさいよ。水くさいわよ」
そう言うとアレックスは気まずそうな顔になった。なんでかしら?
「その事後処理とは、装者及びサーヴァント達の破壊した施設の報告書関係とかで会ってましたーと、我が友が言っていたのでは……」
…………なんかごめんなさい。だから、空太郎の死んだ目の真似しないで。その目、見てたら居心地悪い。
「……ズルい。お父様と仲良くして」
「ほら見なさい。この剣が拗ねてるわよ」
「ふむん、偉く可愛らしくなって。さすが自慢の娘さんですな」
「そうだな。わかるか」
ガシッと握手する男共。うん、何これ。
「そもそも翼のこと疎ましく思っていたのじゃ……」
「最初の頃はな。しかし、藤丸に言われたのでな。『今の翼さんを見てください』、とな」
「今の翼……」
「防人としてではなく、歌手として人々のために歌う。父親として誇らしいことだ」
「……そう」
なんやかんやで、しっかりとした父親だったわ。安心したわ……。
「それで、いつ藤丸空太郎を襲う?」
「娘になんてこと聞くのよ!?」
「……隙があれば今すぐにでも」
「翼も答えないで!?」
「では筋肉のことを語ろうか。細いのと太いの。どちらの筋肉こそ理想なのか!!」
「関係ない話を始めようとしないでアレックス!」
というか緒川さんは何してるのよ!
え、三つ巴の赤い瞳した嫁さんに連行された?
昼間っから何してるのよ!?
「そろそろよろしくて?」
とこのタイミングでオートスコアラが現れた! 忙しいときに!
「出たなマッスルスコアラーよ。我が筋肉を測りにきたのか?」
「いえ、筋肉を測る毛頭はございませんので……」
「なんと! では何しにここへ。まさか、八紘殿か翼殿のマッスルを測りに!?」
「「ッ!?」」
「しませんし、そちらの二人も身体を護る仕草をしないでくれませんか?」
半ギレするオートスコアラ。確か、ファラだっけ?
なんか、ボケの応酬で苛立ち始めてるわね。
「それではランチタイムです」
と言いながら、ノイズをばら撒くレイア!
ここでやり合うつもりなのね。そして現れたノイズは……。
ローションを垂れ流すノイズと、麻婆で染まったノイズだった。
「また嫌がらせノイズ!? いい加減、まともなノイズは来ないの!?」
「一応、進言したのですが、どうも藤丸立香さんがノイズ制作を一任されておりまして」
立香ァァァァァ!? また貴女なの!?
貴女どんだけ嫌がらせしたいのよ!?
「なんでも愉悦のため。相手が羞恥か悶えて苦しむ様を見るためとかで」
「相変わらず性格悪いわね!」
「ですが、人を分解する殺人ノイズより良心的では?」
「確かにそうだけど、敵の貴女が言うの!?」
敵に正論言われちゃった! いや、確かにそうだけど、なんか納得できない!
「では要石を破壊させてもらいますね」
「そうはさせぬ! 今こそとっておきのサーヴァントを使うとき!」
アレックスの令呪が輝く。まさか、彼の切り札!?
「いでよ、ギリシャの大英雄よ!」
召喚サークルより、現れたのは大柄の固い肉体を持つ忍耐の極地。ギリシャから世界にかけて名を轟かせた伝説の英雄。
その名、ヘラクレス。そして、その彼は…………。
管理局の白い悪魔のバリアジャケットの姿で現れた。
「視界の暴力が出た!?」
「少し、頭、冷やそうか」
「喋ったァァァァァ!?」
え、なんで喋れるの!? 初対面のときの彼は人の言葉が話せないって聞いてのに!?
「む? しまった。召喚不備でどうやらキャスター枠で召喚してしまったようだ」
「キャスターなのこれ!? こんなのかキャスターなの!?」
「安心せよ。このヘラクレスは、魔法を使って攻撃する。しっかりキャスターするぞ!」
ブンッ(ステッキを振り落とす音)
ズゴガァ!!(大地が斬り裂かれる音)
「な?」
「な、じゃないわよ!? 何これ。魔法じゃないわよこれ!?」
「何を言う! ステッキより放たれた斬撃。つまるところは魔法。要するにマッスルマジックだ!!」
「いやこれ絶対フィジカルだから! マジカル要素じゃなくてリリカルフィジカルだから!」
こんなの魔法少女じゃない。魔法『少(なくとも違う)女』じゃない!
てか、男だし!
「さすがですわね。このファラ。ソードブレイカーを持ってしても防げない斬撃とは……」
「意外に凄い能力持ってた!?」
「ですが負けませんわ。このファラ。我が主のために、この身をとして果たすまで!!」
そう言って今度は大型ノイズが現れた。茶色の香ばしいいい匂いのするノイズ……。これは、まさか……!!
「今こそ、いでよカレーノイズ!」
「ついにカレーまできた!?」
麻婆の次はカレー!? え、なに。ノイズ制作って辛いのしか強いのができないの!?
「このノイズは十辛レベルの辛口ノイズ! 早々に負けませんわ!」
「確かに肌に当たったら痛そうな辛さ!」
「なんだと!? 中辛はないのか!」
「今、聞くとこそこ!?」
「マリアも気にならないのか!」
「いや、どうでもいいでしょ、今は! ちなみに私は甘口よ!」
翼が中辛ではないことが不服みたいだ。
「フム……ルーはバー●ンドか、こく●ろなのか気になるな」
「我としてはジャ●カレーであれば喜ばしいが」
「ルーの話とかしてるじゃないわよ!!」
この男達! なんでこんなに呑気なのよ!?
「行きますわ! カレーノイズと麻婆ノイズ、そしてローションノイズの猛攻を防げるかしら!」
ファラとの戦いが始まった。空太郎……どうして貴方はここにいないの。そう思う戦いが始まってしまった。
「スターライトブレイカー!!」(物理)
「ぬ!? 今ので要石が!」
リリカルヘラクレスによって、要石が粉砕されるハプニングがあった。
…………とりあえず、空太郎に請求しなきゃね。ここの修復費。
お待たせしました、なんかいろいろあって更新遅れてしまいました。
まぁ、筆が乗らなかったことと、書くタイミングと、あとネタが……カオスのネタが生まれなかったことですね……(言い訳)
毎日更新されるネット小説の人達はすごいとかしか言いようがないですね。
ちなみにファラ戦はこうなります。
ーーーー
名前 ファラ
クラス:セイバー→アルターエゴ(ブレイク後)
属性:魔性、機械系、聖遺物、愛する者
説明:
・セイバー特攻付与
・ギミックとしてヘラクレスがスタン(物理)を与える
・サポート枠の翼とマリアのみしか出撃できない
・マスタースキルが変化。攻撃バフしかない……(アレックスのせい)
戦闘:
『さあ、踊りましょう』
・セイバー特攻付与
『……ちょっと限界です』
・防御力ダウン、バスター耐性ダウン
ーーーー
ブレイク後、アレックスのせいでレイアさんがストレスマッハでダウンします(笑)
さて、次回はクリス戦です。
———ところで、オジマンディアスもデュエルするのかな?
———歴代ファラオにアテムがいたら……