Fate/grand order 絶唱魔性戦記シンフォギア 作:ぼけなす
———そういえばマダオじゃなくなってたね
———ならば、必然ですね(遠い目)
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#月?日(木)
穏やかな日を過ごす今日この頃。やっとデスマーチという修羅場から解放され、一息ついたとき、マシュに呼び出しされ、ダ・ヴィンチちゃんに『そろそろ帰ろうか』と提案されたが、俺は首を振った。
マシュや響達に驚かれたが、立香とホームズなどの聡い人らには察せられた。
どうも俺という存在は、既に
異聞帯の住人化……って感じと同じなのかな。なんか、元々いた世界から拒絶させられているような気がしたんだ。
事実、一つの実験で俺の頭皮の一部を元の世界へ持ち込んでみたが、
レイシフトしたわけじゃないかねぇ。
そんな感じのこと言ったら、マシュに泣かれた。申し訳ない話だ。せっかく会えたのに、帰れば消える話なのだから。
だから、「先輩とのイチャラブ生活が!」って、らしくないこと言わないで。ソゲフされて、メンタルが削れるから。
あと、そこのマイシスター。「お兄ちゃんハーレム計画……前倒しかな」って不穏な発言しないで。
俺がしたいのは普通の一般家庭だから。だ・ん・じ・て、ハーレムは目指してないから!!
誰が好き好んで衛宮士郎になるかぁ!!
って言ったら、エミヤに叩かれた。痛し。
叩くのならアルトリアやイシュタルとかどうにかしろよ。最近なんか、アンリマユ氏も、腹黒シスターと暴力執行官というヒロイン属性ない女性に挟まれているんだぞ。
あのアンリマユが「くわばらくわばら」って言いながら、メタルギアごっこしてたんだぞ。
もちろん、二人に居場所を報告したけど。
え、酷い? いや、正直言えば愉悦だし。(外道)
そんなわけで、今度は響が「任せてください! 責任とって、こちらが養いますから!」って言いやがる。
人をペット扱いするな。おかげで、マシュと立香VS装者メンバー(in一般人)による大惨事正妻戦争が勃発しそうになったぞ。
あの場で、カレン氏が治めてくれなけば……いや、酷くなってね?
また後日、正妻戦争やりそうな発言してたし。しかも今度は競争マラソンだし。
マシンの代わりに脚で競うって……(遠い目)
というか、ロベルト放って帰れないだろ。オカマだけど、アイツいいヤツだし。オカマだけど。
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今日、パパとママが会う日だ。今のパパは定職をついて、前の時より給料が良くなっている。
けど、やっぱり、私やママ、お婆ちゃんを放って逃げ出したことで、ママから不信感を持たれていると思う。
パパもそれを知ってか、気まずそうな顔で実家の前に立っていた。
だからこそ……だからこそ、私が橋渡しとして、二人を繋げなきゃ。
うん、だってこのままじゃ、やりきれないよ。
そんなパパが恐る恐るインターホンを鳴らし、出てきたママがパパを見て固まった。
「その……ただいま」
「あなた……」
ママが視線を逸らすパパに近づき、
「連絡くらいよこしなさい!!」
「痛い!」
思いっきりビンタした。……え?
「だいたい、長期出張だからと言って、電話やメールの一つくらい出しなさいよ、もー。おかげで心配したじゃない」
「いやぁ……面目ない。どうも、出張先のバルデルデ……だっけ? そこで携帯が壊れちゃってねぇ」
「そんなんだから、いつまで経ってもマダオ扱いされるのよ」
「ハッハッハッ、それはまるでダンディなオジサンでいいのかな?」
「まるでダメなオジサンよ」
「ひどいなぁ」
……普通に会話してるし。え、なんで。どういうことなの?
「こんにちは、実況の藤丸立香です」
「解説役の空太郎です」
「どういうことでしょうか、なぜ、夫婦仲が最低となってる立花夫妻がフツーの夫婦の会話してるのでしょうか」
「これはアレですねぇ。いつの間にか、仲直りしていたということですね」
「なるほど! 実の娘ですら知らない事実があったというわけですね」
立香ちゃん言い方ぁ!! それだと、蔑ろにされてるよね私!?
てか、いつから湧いたのこの兄妹!?
「愉悦を感じて」
「愉悦なんてないから!」
「……なんでいるの俺」
「それはもちろん、外堀埋めるためだから!」
「オイ待てよコルァ」
待ちません。空太郎さんはとりあえず、逃げられないようにしなくてはならないので。
元の世界へ帰れなくなったからと言って、普通にあっちこっち行こうとするんだから、この人。
「というか、いつから。いつから仲直りしたの!?」
「あ、言ってなかったっけ?」
「言ってないよ!?」
「あらそう……。でも、響。それほど実家に帰ってこないし」
「いや、メールか電話してよ!? お母さんも人のこと言えないじゃない!」
「フフフ、何言ってるの。お母さんという存在は、この世の頂点だから許されるのよー♡」
「スケールでかいのきた!? てか、ママってそんなキャラだっけ!?」
「ハッハッハッ、響。大丈夫。ベッドの上では、ママも従順なのさ」
「パパ、それセクハラ! 娘の前で、そんなこと言わないでよ!」
「あらやだ。ちなみに響は、弟か妹、どっちがほしい?」
「今する話じゃないでしょォォォォォォ! てか、人の友人達の前でそんな話をしないでェェェェ!」
恥ずかしいし! てか、お婆ちゃんも「孫が増えるのかねぇ」って言ってのほほんとしないで!
「……立花夫妻っていつもこんな感じなのかな」
「違うから! 誤解しないでッ。こんな万年バッカプルみたいな発言をいつもしてないから!」
「まぁ……うん、そうなの」
「全然、信用してないし!」
「あと、ぶっちゃけさ。仲直りのきっかけ作ってくれたのギルガメッシュ王らしいよ」
「まさかのとんでもないことが判明した!? え、なんであの王様が!?」
「なんかさー、晄さんが夫婦仲について悩んでたらしくて、それを聞いた晄さんの先輩が、一緒になって、実家へGO&晄、土☆下☆座でフィニッシュをしたおかげらしい」
「説明が軽ッ! というか、何そのお手軽価格な感じ!?」
「まぁ、最後に来てくれたギルガメッシュ王のありがたーいお言葉で、改善されたらしい」
「結局ギルガメッシュさんじゃん! え、それと私に連絡なかった理由は何!?」
「え、そりゃ、もちろん。
「悪戯なの!?」
後ろで『ドッキリ大成功!』って書いてるプレートを持つ立香さんが腹立つ!! そして、なんかビデオカメラ構えてる人がいたし!!
「もう、信じられない! 私へのドッキリのためにこんなことしたの!?」
「んなわけないじゃん、自惚れるなよ。あくまでついでだよ、ついで」
「辛辣!? しかも、ついでなの!?」
「そりゃそうだって。だって、今回の主役は晄さんだぜー? 娘のお前さんが出る幕じゃないの」
言われてみればそうだけど! なんかモヤモヤするなぁ……。
「晄さん、ホントに大変だったらしいよ。現場では、テロに巻き込まれるわ、報復するために突撃するわ」
「た、大変だったんだ」
「最後に敵の幹部に泣かれるわ」
「その最後の一言で緊張感なくなったんですけど!?」
「とにかく大変も大変。帰国もなかなかできず、定時どころか残業の毎日。時間外労働も当たり前な日常だったって聞いてるよ」
「ぶっちゃけ、俺と同じくらいの過労だった」と死んだ目で呟く空太郎さん。それを聞いて、パパがどれだけの苦難と苦労を超えてきたのか、やっとわかってきた。
「……ホントに大変だったんだ」
「だから、こうやって奥さんと再会できた喜びが、今回のメインなわけ」
「それは……私もそう思う」
まぁ……うん、何はともあれ。
「……これでよかったんだ」
「「これでいいのダァ!」」
「バカボンを唐突に出さないで!?」
せっかくの感動が台無しにされたよ!!
「ちなみに彼が娘のフィアンセになる男だ」
「あら、響ったらもう早いのねー」
「外堀を埋めるのはやめてくれませんかねぇ!?」
「そうだよ! 響ちゃんとお兄ちゃんは未来にゃんの嫁だよ!」
「ここでとんでもない爆弾出してんじゃねぇよ!!」
最後の最後でカオスになるのでした。……是非もないよネ!!(遠い目)
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とある一室にて、ダ・ヴィンチとホームズは話し合っていた。彼、藤丸空太郎が自身のいた世界へ帰れる方法を模索していた。
「んー、でもやっぱりわからないね、これは」
ダ・ヴィンチ自身もお手上げだった。何せ、今の藤丸空太郎は
もし、強引にストームボーダーで転移してみれば、彼自身が消失する可能性が、実験で示唆されていた。
「……逆に言えば、彼が
「そんな都合のいい聖遺物があるのかい? あったら、ぜひ見せてほしいな」
「まぁ、わたし自身もお手上げなのだがね」
ハッハッハッと笑うホームズに呆れるダ・ヴィンチ。この二人が
さりげなくフラグを設置。あの聖遺物が後々関わってきますが、それはまだまだ先のお話です。
さて次回はしばらく日常編
———TRPGってあるけど、彼らの前にSAN値関係ない