Fate/grand order 絶唱魔性戦記シンフォギア 作:ぼけなす
———カエル軍曹またやってほしいよね
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♪月$日(月)
今日は学生達が始業式。新しい学期が始まったのだ。ある者は、高校生デビューにチャレンジしたり、ギャルデビューに挑戦したり、またはマッスルデビューしたり……あれ? 筋肉ってデビューも何もなくね?
まぁいいや。そんなことよりも、響の宿題だったが結局終わらせず、おまけに俺という男性と一緒にいたという事実を知られてしまい、担任先生に説教されたようだ。
でも、なんか「どこまでいきましたの!?」「アクエリオンしましたの!?」「うらやまCィィィィィィ!!」って言うあたり、担任の先生もなかなか飢えてらっしゃるなぁ。せっかくの美人なのに、お相手いないのが勿体ない。
それはさておいて、バルべルデへ向かうことになりました。
理由? 弦十郎さんからの依頼とGLGLコーポレーションの視察のため。……なんか、NPO団体(物理)と相手している軍が、ノイズを使ってきて被害があったらしい。
まさか、人殺しの兵器を使ってくるとは、と憤りを感じていたがワサビでできたノイズによる被害だった。
立香考案のノイズが軍に渡っていることから、ヤツに尋問してみたが答えはNO。
立香考案のノイズ兵器はあくまで、嫌がらせのためのノイズなので、戦う軍には売った覚えがないとか。
なんか気になる返答があったが、それはさておき、立香考案ノイズが漏れてる可能性があった。
この事態を抑えるために、今日の夕方にバルべルデへ向かうことになった。
そして、俺は思い知る。
……そういえば、こういうのばっかだったなぁ、って。
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「フッフッフ、まさに予想通りだな」
サングラスかけてパイプタバコを咥えた司令官が、映像に映る翼を見て言う。翼はバイクに乗り、現れるノイズを蹴散らしていくが、そのノイズはネバネバするのでなかなか次の行動へ移せず苦戦していた。
「さすが、かの結社から買い取った兵器ですね」
「最初見たときは子ども騙しかと思ったが、案外効くものだな」
「単純に殺すよりも、相手を戦闘不能させた方が被害が大きいですからね」
戦闘不能になった兵は、野戦病院へ運ばれ治療を受けるが、その数が増えれば増えるほど、病院が回らなくなっていく。
そのため、GLGLコーポレーションNPO団体が苦戦していたのだ。
「その上に空からの奇襲。完璧な作戦だ」
「これで我が軍の勝利ですな」
「フッ、シンフォギアなど何知るものぞ」
「すみません、そのセリフは幼女限定です」
「いや、どういう情報なのだ?」
そんなとき、空を飛ぶ飛行船から通信。飛行船へ近づくヘリがいた。
「新手か。では迎撃、」
『待ってください! さらに上空から新たな敵影有り!』
「なんだと!?」
飛行船の上からさらに敵が近づいていた。
「相手はなんだ! 戦闘機か? シンフォギアか!?」
『相手は人、です……』
「ならばシンフォギアか!」
『い、いえ。それが……』
「どうした? 歯切れが悪すぎるぞ。答えろ!」
『は、はい! 敵は———
アフロで派手な格好した髭の青年です!』
「どゆこと!?」
まさかの変人乱入。送られた映像からも、サタデーナイトフィーバーみたいな格好をした死んだ目の少年が空から近づいているのを確認した。
司令部は混乱を極めた。
「なんだそのサタデーナイトフィーバーは!」
『わたしもわかりません! ただ、ときおりポーズを決めてます! ジョジョ立ちポーズしながら!』
「ヤツめ、新手のスタンド使いか!?」
「スタンドってあるものですかね」
「知るか!」
部下の呟きに怒鳴る司令官。すると、飛行船へ飛び降りたアフロ少年は、こちらを写すカメラに向かって言う。
『アフロ軍曹』
「なぜケロロが出る!? まさかヤツはケロン星からの刺客なのか!? スタンド使いでケロン星からきたのか!?」
「司令官! そんなキャラ盛り盛りなキャラクターはうちの世界にはいませんよ!」
「狼狽えるな! ぶっちゃけいるだろきっと! 巫女でくノ一で未亡人な日本人英雄もいることだし!」
『いや、なんで望月千代女こと知ってるんだ』
「そりゃ、かの組織から……待て、誰と話してるんだ私は」
映像から聞こえた。話していたのは、アフロの少年だった。
「な、なななぜこちらの会話を!?」
『いや、そりゃもちろんハッキングで』
「どうやって!? うちのセキュリティに反応していなかったはずだが!?」
『小悪魔系後輩ヒロイン属性を持ったブロッサム先生の前では無力なのだー』
「なにそれ怖い!」
司令部が混沌により、焦燥していく。なんだコイツは。何者なんだコイツは!?
そう焦っていく中で、飛行船へ向かうヘリから大きなミサイルが飛び出していく。そのミサイルの上には、少女が乗っていた。
「シンフォギアの装者か!」
『そのとーり。そしてダメ押しね』
アフロの少年はサタデーナイトフィーバーのポーズをとり、
『令呪をもって命じる———響ちゃんや、やっちまえ!!』
赤く輝く左手の甲。飛行船の外装を破壊し、司令官の前へ、降り立ち、右腕をドリル回転させる笑顔な少女。
それを見た司令官はやっと気づいた。
「や、ヤツは…………カルデアのマスターかァァァァァ!?」
「朝までオールナイトォォォォォォォォォ!!」
口に出したとき、響が掛け声とともに司令官の後ろ襟首を掴んで、ギガドリルアタックという名のドリル突撃して突き抜けた。
なお、飛行船は大破して落下していったが司令部の人は無事脱出していた。
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「いやー、作戦通りに上手くいったねぇ。私も鼻が高いよ!!」
「……立香。一ついいかしら」
「なーに、マリアさん」
「空太郎の格好なんだけど、なぜにあんな服装をチョイスしたの……」
本部から移動していく中でマリアは立香に尋ねた。わざわざあんな格好する必要はあったのか。
というか、なんでサタデーナイトフィーバー? 朝までフィーバーしていたの?
「んー、とりあえず笑いをとるため?」
「ふざけすぎよ」
「冗談だって。狙いはね、相手の思考を放棄させるため」
「放棄って……」
「じゃあ、マリアさん。もしさ、ナスターシャさんがセーラー服で現れたら、どうする?」
「…………」
マリア無言。母親代わりの女性(50代クラス)が目の前でセーラー服を着て、自分の前に現れたら、彼女はもう何も言えない。
痛々しいやら、恥ずかしいやら、見ていられないやら、様々な感情が出てきて思考放棄したくなったからだ。
「要するにああやって、相手が予想もできないことをされたら対応できないってヤツさ」
「なるほど……でもなんでサタデーナイトフィーバー?」
「え? そりゃ、未来ちゃんと調ちゃんからのリクエスト」
「調ぇ、小日向さぁん!? なんでなの!?」
「愉悦のためだよ」
「最悪よ!」
「あと、調ちゃんがあの格好のお兄ちゃんを椅子したいって興奮してよ」
「貴女に何があったのよ調!?」
身内がドSになっていた件。これには家族会議を開くべきでは、と思うマリアだった。
なお、作戦終了後、空太郎は電話でマリアに言う。
「アフロ軍曹」
「大丈夫なの空太郎!?」
【空太郎変人コスプレ作戦】はだいたい、空太郎のメンタルが虚無へと堕ちる。
というわけで始まりましたAXZ編。
なんでサタデーナイトフィーバーなのかは、とりあえず、思いついたからです。
こういう格好で飛行船へ迫ってきた敵は普通に対処できるでしょうかね……(遠い目)何せ、いきなりサタデーナイトフィーバーが現れてジョジョ立ちしているのですから、宇宙猫待ったなしになるのでは……と思って書き上げました(笑)
なお、空太郎コスプレシリーズだけでなく、弄られ属性のある装者メンバーにもさせたいですね(愉悦)
さて、次回、サンジェルマン達登場です。
———メイヴちゃんサイコー!!な事件発生(遠い目)