Fate/grand order 絶唱魔性戦記シンフォギア   作:ぼけなす

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———メイヴちゃんサイコー!!
———コイツ……前書きまで……!?

(謎のメイヴちゃんファンがインストールされますた。次回は出ないけど)


第七十七話 旅行という名の潜入してたら、麗人と黒ギャルとメガネロリが現れた件

 

ーーーー

 

 さて、軍を制圧した後、逃げ出す司令官達を響達に追わせて私は空太郎と合流した。

 

 彼と立香、そして背後にアレックスの三人のマスターを連れて、軍を動かしていた上層部を一斉検挙するために向かっていたが……。

 

「なんで空太郎はまだサタデーナイトフィーバーなの?

「え、まだ作戦は続いているからだよ?」

「いや、続けるのはいいのだけど……」

 

 考えてほしい。一応、私もスーツ姿のエージェントスタイルで潜入しているのだが、隣りにサタデーナイトフィーバーがいたらどう思う?

 

 シュールすぎるわよ……。髭は外している空太郎は死んだ目で口を開いた。

 

「……慣れるしかないよ」

「慣れたら終わりよ。というか、いろいろツッコミたいのだけど、立香とアレックス。なんで貴女達も変な格好なの?」

 

 アレックスと立香はいつものカルデア制服ではない。アレックスは空太郎と同じサタデーナイトフィーバースタイルで、立香は———。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「え、フォウくんもダメ?」

「可愛いけど、場の空気を考えなさい……!」

 

 いくら作戦とは言え、普通に違和感あるのよ!

 

 何このカオスなメンバーは!

 

 ダブルサタデーナイトフィーバーの間に挟まる着ぐるみ少女って何よ!

 

 私らがバックダンサーみたいになってるわよ!?

 

「だいじょーぶ、下はロイヤルアイシングだから

「何それ」

「スケスケネグリジェリング」

「なんてものを着込んでるのよ!?」

「着ぐるみって結構暑いんだよね。だからこうしてヒンヤリするタイプの勝負服で冷やしてんだよー」

「これから大切な戦いをするのに、そんな格好するからよ! というか、なんの勝負服!?」

「え、そりゃもちろんお兄ちゃんの寝床でいど、」

「それ以上はイケナイ」

 

 空太郎が言葉を遮った。というか、目が死んだ状態でこの戦いに挑めるかしら。

 

 大丈夫よね?

 

 すると、アレックスが私に尋ねてきた。

 

「召喚できるサーヴァントは()()()()で良いだな?」

「えぇ、なんでも国連が指定してきたのだけど……。まぁ、バルべルデって国はそちらには存在していないしね」

「その通りだ。我らが喚び出せるサーヴァントがいない。結果、国の指定したサーヴァントしか喚び出せぬが……」

 

 なぜフランスなのだ? 南米にも関わらず、なぜフランス系のサーヴァントなのだ。

 

 おまけに、一人しか喚び出せないが、そもそも()()()()()()というのも気になる話だ。一人のサーヴァントだけでも一騎当千なのだが、過剰戦力ではないだろうか。

 

 風鳴弦十郎曰く、「勘だが、これぐらいの編成の方がいい」と言っていたが、それが承認されてるとなると……きな臭い。

 

「とりあえず、行こう。全ては上層部を捕まえてからだ」

「そうね。……でもサタデーナイトフィーバーな貴方に言われてもなんか釈然としないのだけど」

「ソレイジョウハイケナイ」

 

 考えたら負けよ、落ち着きなさい私。

 

 先行しているセレナから連絡が届き、上層部が集まる教会へ侵入。そこにいたは今回、軍を動かしていた軍のトップとその大統領と、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さあ、言いなさい! さん、はい!!」

「「「「「メイヴちゃんサイコー!!」」」」」

 

 アイドル活動しているコノートの女王様がいた。よく見たら『メイヴちゃんサイコー!』って書かれていた鉢巻してるよあの人達!!

 

 何やってるのこの人達!?

 

「あ、姉さん。お疲れ様です」

「セレナ!? なんで冷静に見ているの!? というか、なんでメイヴがいるの!?」

「いろいろツッコミたいのはわかりますが落ち着きましょう。考えたら負けですから」

「いや、普通に冷静でいられるのかしらコレ!? なんでメイヴがアイドルしてるのよ!?」

「私にも教えてほしいです」

 

 セレナが物凄く困った顔で言う。いや、確かに困るのだけど、視界に写るアレは……。そんなとき、教会の窓から舞い降りる者達が現れた。

 

 男装令嬢らしき女性に、黒ギャルで派手な服装をする女、そしてメガネをかけたキャロルのように小さな少女だ。

 

「なっ、サンジェルマン、プレラーティ、ロリコン伯爵!?」

「なぜここに!」

「メイヴちゃんサイコー!!」

「しゅごいのォォォ!!」

 

 約一名メイヴにどハマりしている人がいるが、どうやらあの三人が今回の黒幕のようね。

 

 というか、約一名ロリコン伯爵ってなってるけど、誰なの? そのロリコン伯爵って呼ばれた女性が「なんであーしだけ?」って首を傾げてたけど。

 

「せっかくだ。ここでも役に立ってもらうワケだ」

 

 と言いながら、聖唱を詠い始めると、軍の人達を光の粒子に変えていく!?

 

「んきもぢィィィ!!」やら「ぐわー!!」やら「メイヴちゃんサイコー!!」と断末魔を上げながら、消えていく軍のトップ達と大統領……ってよく見たらメイヴちゃんサイコーの軍人だけ残ってる?

 

「どういうことだ。全ての生命エネルギーを、存在ごと変えたはず……」

「ふふっ、お馬鹿さんね。そんなの当然よ」

「どういうことだコノートの女王」

「私がサイコーだからよ」

「????????」

 

 いや、何それ。メイヴがサイコーだから、生き残るの? え、何それ怖いのだけど。サンジェルマンという人が宇宙猫になってるし。

 

「マリアさん」

「何よ、空太郎」

「考えるな、感じろ」

「ありがたいリー先生の言葉で言われても!?」

 

 と言っていると、あの三人が地下へ続く隠し階段へ出していた。

 

「ま、まぁいい。とりあえず、地下へ行き、アレを……待て、なぜここに軍じゃない者がいる?」

 

 ッ!? バレた!?

 

 私が身構えていると、空太郎とアレックスが腕を伸ばして遮ってきた。なんでよ!?

 

「落ち着いて、見つかってないよ」

「なら、彼女はなぜ……!」

「よーく見てみなよ」

 

 私がしばらく静かにしていると、男装令嬢が()()()()()()に近づいて呟く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なぜ、鼻血を出した魔女っぽい女性がここに……」

 

 ミス・マクレーン(ドルオタ)かいィィィィィィ!!

 

 いつからいたのよあの鶴!?

 

「んー、大方、メイヴちゃんのドル活に目を奪われて一緒にいたんじゃね?」

「そんな理由でいたのあのサーヴァント!?」

「マリアさん、ナメちゃぁ、いけねーぜドルオタ。あのお鶴さん、アイドルのために提供する衣装を作るのに七徹するから

「どんだけ熱狂的!?」

 

 もうレベルが狂信的過ぎない!?

 

 そうこうしていると、マクレーンさんを放置して階段を降りていく三人とメイヴ。マクレーンさんを、藤堯さんと葵さんが回収していき、残りの私とアレックス、立香と空太郎で降りていく。

 

 そこには聖遺物らしき代物がたくさんあった。ここは軍が聖遺物を集めていた保管庫かしら。

 

「あったわよー」

「そうか、さて……そろそろやろうか」

 

 と言って視線をこちらへ向けてきた!?

 

 バレてたの!?

 

「出てきたらどうだ。客人よ。もてなしてやろうじゃないか」

 

 彼女達の声に施されて、私達が出てこようとしたらアレックスと空太郎がそれを遮り、代わりに、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ハーハッハッハッ! バレてしまったようだな!」

「何者だ!」

「なんだかんだと言われたら」

「答えてあげよう世の情け」

「世界の破壊を防ぐため」

「世界の平和を守るため」

「愛と正義の悪を貫く」

「ラブリーチャーミーな仇役」

 

「ムサシ!」

「コジロウ!」

 

「銀河をかけるロケット団の二人には!」

「ホワイトホール、白い明日が待ってるぜ!」

「ニャーンてな!!」

 

……なぜにロケット団? いや名前が違うし。

 

「え、なんでロケット団。というか、なんでダブルサタデーナイトフィーバーと着ぐるみ?」

 

 ほら、敵も混乱してるじゃない! 普通に宇宙猫みたいに呆然としてるし!

 

「さあ、答えたぞ。貴様らも名乗るがいい」

「いや、不審者に名を名乗っても」

「サンジェルマン……あーし達も人のこと言えないから」

 

 サンジェルマンと名乗る麗人。彼女は本気で空太郎達の茶番に混乱しているようだ。

 

 現に、空太郎とアレックスのダブルサタデーナイトフィーバーがポーズを決めてるし。

 

 立香も立香で写メ撮ってるし。

 

「ムッ、反応が悪いな」

「仕方ないでしょ。こちらはサタデーナイトフィーバーだし」

「ならば、ヌゥン!!」

 

 と言ってアフロだけ残してブーメランパンツスタイルへとなるアレックス。

 

「見よ、この素晴らしき筋肉ォォォォォォ!!」

「「「なぜ脱いだ!?」」」

 

 敵もツッコむほどのボケ。もう誰にも止められないのコレ!?

 

「って、貴様らは確か……!」

「知ってるのかプレラーティ!」

「あぁ、確か、我らの協力者であるヤツから聞いていた通りの人物だ」

「確か、相手に筋肉を見せてくる変態マスターがいた……まさか!」

「そうだ、ヤツこそアレックスというマスターだ!!」

 

 どんな見分け方!? 事実だけど!

 

「そしてこの二人は……今、マジで誰だ?」

「アフロの見た目はあーしらもちょっと……」

 

 そして空太郎がなぜかバレてない! 心なしか、死んだ目で泣いてるよ空太郎!

 

 なんでわからないのよ!?

 

「わからないかしら、意外ね。彼が空太郎とその妹の立香よ」

「そうなのかメイヴ!」

「クッ、まさかバレていたというワケだ!」

 

「フッフッフ、そう。我ら揃って」

「「カルデア問題児マスター!!」」

「……え、俺も?」

 

 ポーズをとる三人。いや、空太郎もなんでノってポーズとってるのよ。

 

 そんなときセレナがこちらを突いてきて。

 

「姉さん」

「何よ」

 

「私も混ざってきていいですかッ!」

「なんでよ!?」

「だって戦隊ものですよ! プリ●ュアみたいですよ! 私もカッコよく決めたいです!」

「最近、ニチアサにハマってるのわかるけど落ち着きなさい!」

 

 あぁもうこの妹はぁ!!

 

 ヒーロー系にハマってるのは知ってたけど、まさかクリスみたいになるとは!

 

「ッ! まだ侵入者がいたのか!」

 

 遂にこちらもバレた! 逃げなければ……!!

 

 と、私達が逃げ出そうとすると、空太郎達がサンジェルマン達の前を遮ってきた。

 

「おっと、ここから先はワンデイナイトだ」

「共に筋肉で語ろうではないか!」

「フォウフォウフォウォォォォォォ!」

 

 変態達が時間稼ぎしてくれるようだ。

 

「フッ、面白い。ならば、これの実験に付き合ってもらおうか」

 

 と言って先ほど軍のトップから得たエネルギーをある聖遺物に吸収させた。

 

 そこからなんと、巨大な蛇へと形を作った!?

 

 巨大な蛇の出現で、地下部屋が崩れていく中で空太郎は落ち着いていた。

 

「アレックス」

「ヌゥゥゥゥゥハァァァァァッッ!!」

 

 目から光線が出さんばかりに輝き、拳で天井を吹き飛ばしたァァァァァ!?

 

 お陰で脱出が楽になったけど!

 

「セレナちゃーん、いっくよーん」

「了解、マスター」

 

 シンフォギア纏い、戦闘態勢へ移るセレナ。そして、空太郎は令呪でサーヴァントを一人喚び出した。

 

「来い! デオン!!」

 

 麗人のような服装した白百合の騎士が、陣から現れる———

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 と思いきや現れたのは、ハットを被った女性とメガネをかけたローブの女性だった。

 

「ハーイ、マスターおひさー。モーレモーレなフォーリナーが来ました♪」

「え、マスター? これ、いけるのですか?」

 

「え!? なんで!?」

 

 彼が望む英霊が喚び出せなかった!?

 

 召喚を間違えた……? いえ、そんなことがあるのかしら?

 

「つーか、なんでジャック・ド・モーレが!?」

「そりゃもちろん、()()()()()()()()()()()()。まぁ、でもかなーり弱体化してるよ」

 

 彼女が不服そうに手を見ていた。確か、あの姿、最初の姿だったと聞いてるのだけど……。

 

 彼がなぜそうなったのか疑問に思っていると、

 

「あらぁん。なかなか大変そうねぇん」

「ッ、ロベルト!」

 

 オカマなマスター。ロベルトがスーツみたいな姿で……え、なんでスーツ?

 

「困ったわねぇん。まさか、()()()()()()()()()()()()()()()のが来てて」

「……何をした」

「ちょっとした細工よぉん。便利よね、聖遺物。まさか、()()()()()()()()ものもあるなんて」

 

 まさか、ロベルトが書き換えたって言うの!?

 

 だとしたら、これは……!

 

「ロベルト、貴方も敵なの!?」

「そうよぉん。正解したご褒美に」

 

 ロベルトがニコッと笑みを浮かべ、白い手袋をつけて、

 

 

()()()()()がお相手しましょう」

 

 口調がいつものものではなく、丁寧なものへと変わった。

 

 ふと、空太郎の言葉を思い出した。

 

「そういえばさ、ロベルトって変わるんだよね」

 

「口調が、さ。アイツ、ガチになるとどっかの執事みたいになるんだよ」

 

「そうなったらマジでヤバい。超パーフェクトなマスターへと様変わって、サーヴァント達が超絶強化されちゃうんだわ」

 

「そういうときには、俺が敵だったら逃げるね。対策も何もないじゃ、勝てないんだよ」

 

 彼の言葉を思い出したのは偶然じゃなく、脳が警鐘を鳴らしていたのだ。

 

 

———立香レベルにヤバい敵が現れた、と。




ーーーー
メイヴ&クー・フーリン・オルタ戦

説明:
・サポートのみ出撃。メンバーはセレナ、マリア、モーレ、コルデーで固定。それ以外は出撃不可。レベルが40で固定。
・ロベルトの妨害により、ランダムでサーヴァントがマヒ。
・なお、この戦闘は負けイベントなので敗北で終了
・ギミックに蛇の化け物がバフを剥がしてくる

戦闘:
『さあ、ライブの時間よ!』
・攻撃力アップ、宝具威力アップ
『めんどくせぇ』
・ターゲット集中。防御力大アップ(解除不可)

ーーーー

オカマキャラがガチモードになって執事になる……そんなキャラいてもいいよね(思考放棄)

あと、ダブルサタデーナイトフィーバーと着ぐるみによるロケット団ごっこは完全にノリです。普通にやればいいのに、遊んでます(笑)

最後にエネルギーされた大統領と軍の人ですが、メイヴちゃんサイコーや「んぎもぢぃィィ」という汚い逝き方などで逝っていただきました。え、なんでそんなことしたって?

……こういう悪役が普通に亡くなるって虚しいので。まぁ、一人生き残ってますので。……メイヴちゃんサイコーパワーが強かったおかげですね(思考放棄)

なお、セレナさんがニチアサにハマってる件。こういうヒーローショーっていつの年頃になりますからね(遠い目)

というか、なぁにこのカオスなメンバー……。

さて、次回は盛り返していきましょー

———切り札は早めに切ってしまえば後々辛い
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