新庄雄太郎鉄道公安隊コラボ企画集   作:新庄雄太郎

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そして、第2の殺人は新幹線「ひかり」の個室の中で起きた


個室で死んだ男

時刻表で調べた結果、寝台特急「ゆうづる1号」は常磐線を経由して東北本線を通ることが判明した。

 

「そうか、ゆうづるは常磐線を通って仙台から東北本線へ入るのか。」

 

「その通りだよ。」

 

「と言う事は、新宿で起きた事件当日は仮に女が来たとしたら、グラスに毒を混入して殺害したと、その時間だと20時42分。」

 

「それは可能ですね。」

 

「いや、うかつに結論出すなよ、高山。」

 

「ええ。」

 

「せめて、目撃者がいればいいけどね。」

 

「うん。」

 

一方、桜井と菅原は東海道新幹線「ひかり10号」を警乗中、個室で人が倒れていた。

 

「すいません、様子がおかしいんです。」

 

「えっ。」

 

と、ドアを開けて見ると

 

「はっ。」

 

「これは一体。」

 

何と、個室で死んでいたのは50代の男性でした。

 

「何、ひかりの個室で男性が死んだ。」

 

と、高杉は言った。

 

「ええ。」

 

「よし、そっちから南と高山と小海を出動させる。」

 

新幹線ホームへ南と高山と小海は現場へ向かった。

 

「ひかりの個室で男性が死んでいた。」

 

「はい。」

 

「それで、現場は。」

 

「どうやら、何者かが個室に進入して殺害したんじゃないでしょうか。」

 

「その可能性がある。」

 

南は、高山と小海と一緒に個室へ入った。

 

「これは酷い。」

 

「菅さん、死因は。」

 

「これた恐らく、絞殺ですね。」

 

「えっ。」

 

桜井は、目撃者がいなかったか捜索していた。

 

「誰か、不審者を見た人はいませんでしたか、目撃者はいませんか。」

 

と、声を掛けた。

 

「主任、絞殺てことはロープですかね。」

 

「ええ。」

 

「南主任。」

 

高山は、南公安主任に行った。

 

「どうした、高山。」

 

「被害者の身元が分かりました。」

 

「本当か。」

 

「ええ、名前は私立探偵の亀石裕次郎とわかりました。」

 

「何、絞殺されたのは私立探偵か。」

 

「ええ、何か調査していたらしい。」

 

「亀井氏は、何を調査をしていたのかしら。」

 

と、小海は言う。

 

「あっ、この男。」

 

「新宿で起きた被害者の田中 勝尾だ。」

 

「やはり、これは恐らく浮気の調査してたんだ。」

 

「じゃあ、恐らくこの「ひかり」の個室と「ゆうづる」の殺人が関係してるって事ね。」

 

「ああ、恐らくな。」

 

「この事件、愛と殺意を読んでいるかもしれないですね。」

 

「おう、わしも考えていたんだ。」

 

と、菅原は言った。

 

「問題は、男か女のどっちかだ。」

 

「うーむ、女って事は。」

 

と、桜井は言う。

 

「女か。」

 

「その線で捜査してみよう。」

 

「ええ。」

 

新幹線「個室」で起きた事件は高杉班長に報告した。

 

「ほう、被害者は私立探偵か。」

 

「はい、名前は亀石裕次郎と判明しました。」

 

「どうやら、浮気調査してたらしい。」

 

「なるほど。」

 

「で、誰を調査してたんだ。」

 

「相手は、新宿で殺害された田中 勝尾です。」

 

「え、それ本当か。」

 

「はい。」

 

と、高山は言った。

 




事件は謎に迫って来た。

特捜班は謎を解けるのか
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