新庄雄太郎鉄道公安隊コラボ企画集   作:新庄雄太郎

14 / 21
今回で最終章となりました


釧路

「えっ、犯人のトリックがわかった。」

 

「ええ、今南主任から連絡がありまして。」

 

「それで、南は。」

 

「今、北海道へ向かっています。」

 

「なるほど、男と思ってたら女だったのか。」

 

「はい、二人の高校生の歩夢ちゃんと侑ちゃんの証言です。」

 

「しかし、南もよく謎が解けたな。」

 

「主任の話だと、まず京都で「ひかり10号」に乗り個室で亀井氏探偵を絞殺、そして新宿へ行き田中を毒殺、そして上野から寝台特急「ゆうづる1号」に乗る。」

 

「なるほど、犯人はこれを利用したって事か。」

 

「はい。」

 

「そんな方法で犯行を計画していたのか。」

 

「うん。」

 

と、高杉は言った。

 

「班長、女性の身元が分かりました。」

 

「本当か、桜井。」

 

「ええ。」

 

「この女か。」

 

「ええ、東京都港区お台場 深瀬 絵里奈 26歳です。」

 

「そうか、この女が犯人か。」

 

「ええ。」

 

「どうしてわかったんだ。」

 

「マンションの大家に確認しました。」

 

「それで、わかったのか。」

 

「はい。」

 

「南と高山と小海は、明日には青森か。」

 

「ええ。」

 

6時21分、寝台特急「ゆうづる1号」は定刻通り青森へ到着した。

 

「本当に北海道へ行くのかしら。」

 

「とにかく、青森公安室に待機しよう。」

 

南と高山と小海は、青森鉄道公安室へ向かった。

 

「あっ、南公安主任ですね。」

 

「はい。」

 

「東京から、連絡がありました。」

 

「どうも。」

 

と、南は電話をした。

 

「はい、南です、あ、班長、えっ、犯人の身元が分かった。」

 

「ああ、名前は東京都港区お台場 深瀬 絵里奈だ、FAXに贈る。」

 

「うん、どうも。」

 

FAXから、手配写真が送られてきた。

 

「やっぱりこの女か。」

 

「ええ。」

 

南と高山達は、7時29分発の快速「海峡1号」に乗り、函館へ向かい、函館からは9時59分発の特急「北斗5号」に乗り次いで12時14分に札幌へ到着した。

 

札幌駅

 

「ねぇ、道警にも連絡しておきますか。」

 

「ああ、釧路へ行ったとしたら。」

 

札幌から12時26分発の特急「おおぞら5号」に乗り、釧路へは17時12分に到着した。

 

「本当に釧路に入るの。」

 

「ええ、夜行に乗って北海道へ行ったからな。」

 

「なるほど、でもどうして「ゆうづる」に乗ったんだ、北海道へ行くんだったら「北斗星」に乗って札幌へ行くはずだよ。」

 

と、小海は言った。

 

「駅に確認したら、満席だったと。」

 

「そうか。」

 

そして、新婚旅行に来ていた愛川 鉄也とまゆみが釧路湿原へやって来た。

 

「きゃっ。」

 

「あっ、深瀬。」

 

「どうやら、覚えていたようね。」

 

深瀬は、ナイフを持っていた。

 

「殺してやるーっ。」

 

「そこまでだ、深瀬。」

 

と、南は言った。

 

「観念しろ、深瀬。」

 

「お前を逮捕する。」

 

と、高山は深瀬に手錠をかけた。

 

こうして、寝台特急「ゆうづる1号」の殺人事件は解決した、深瀬は田中の浮気による犯行だった。




とても、スリルなサスペンスでしたね

水甲さん コラボどうもありがとうございました
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。