「えっ、犯人のトリックがわかった。」
「ええ、今南主任から連絡がありまして。」
「それで、南は。」
「今、北海道へ向かっています。」
「なるほど、男と思ってたら女だったのか。」
「はい、二人の高校生の歩夢ちゃんと侑ちゃんの証言です。」
「しかし、南もよく謎が解けたな。」
「主任の話だと、まず京都で「ひかり10号」に乗り個室で亀井氏探偵を絞殺、そして新宿へ行き田中を毒殺、そして上野から寝台特急「ゆうづる1号」に乗る。」
「なるほど、犯人はこれを利用したって事か。」
「はい。」
「そんな方法で犯行を計画していたのか。」
「うん。」
と、高杉は言った。
「班長、女性の身元が分かりました。」
「本当か、桜井。」
「ええ。」
「この女か。」
「ええ、東京都港区お台場 深瀬 絵里奈 26歳です。」
「そうか、この女が犯人か。」
「ええ。」
「どうしてわかったんだ。」
「マンションの大家に確認しました。」
「それで、わかったのか。」
「はい。」
「南と高山と小海は、明日には青森か。」
「ええ。」
6時21分、寝台特急「ゆうづる1号」は定刻通り青森へ到着した。
「本当に北海道へ行くのかしら。」
「とにかく、青森公安室に待機しよう。」
南と高山と小海は、青森鉄道公安室へ向かった。
「あっ、南公安主任ですね。」
「はい。」
「東京から、連絡がありました。」
「どうも。」
と、南は電話をした。
「はい、南です、あ、班長、えっ、犯人の身元が分かった。」
「ああ、名前は東京都港区お台場 深瀬 絵里奈だ、FAXに贈る。」
「うん、どうも。」
FAXから、手配写真が送られてきた。
「やっぱりこの女か。」
「ええ。」
南と高山達は、7時29分発の快速「海峡1号」に乗り、函館へ向かい、函館からは9時59分発の特急「北斗5号」に乗り次いで12時14分に札幌へ到着した。
札幌駅
「ねぇ、道警にも連絡しておきますか。」
「ああ、釧路へ行ったとしたら。」
札幌から12時26分発の特急「おおぞら5号」に乗り、釧路へは17時12分に到着した。
「本当に釧路に入るの。」
「ええ、夜行に乗って北海道へ行ったからな。」
「なるほど、でもどうして「ゆうづる」に乗ったんだ、北海道へ行くんだったら「北斗星」に乗って札幌へ行くはずだよ。」
と、小海は言った。
「駅に確認したら、満席だったと。」
「そうか。」
そして、新婚旅行に来ていた愛川 鉄也とまゆみが釧路湿原へやって来た。
「きゃっ。」
「あっ、深瀬。」
「どうやら、覚えていたようね。」
深瀬は、ナイフを持っていた。
「殺してやるーっ。」
「そこまでだ、深瀬。」
と、南は言った。
「観念しろ、深瀬。」
「お前を逮捕する。」
と、高山は深瀬に手錠をかけた。
こうして、寝台特急「ゆうづる1号」の殺人事件は解決した、深瀬は田中の浮気による犯行だった。
とても、スリルなサスペンスでしたね
水甲さん コラボどうもありがとうございました