11時19分、特急「かがやき5号」は高岡駅に到着した。
「やっと高岡か。」
「うん。」
「ちょっと。見物して行こうか。」
「ええ。」
「ああ。」
「あっ、大伴家持だ。」
と、鶴岡は家持の銅像を見た。
「じゃあ、写真を撮ってあげよう。」
「すいません。」
「じゃあ、写真を撮ってあげよう。」
南は、カメラで家持の銅像で拓哉とルビィと一緒に写真を撮った。
「まずは高岡古城公園へ行こうよ。」
「うん。」
高岡古城公園へ行くと動物園を散策や公園内を歩いてみた、高岡といえば何といっても高岡大仏だ。
高岡大仏
「おーっ、これが高岡大仏ですか。」
「中学の修学旅行に行った奈良の大仏とそっくりだね。」
「うん。」
市内を観光した後は、鶴岡と歩夢達は高岡駅から氷見線に乗って雨晴へ向かった。
高岡駅の氷見線のホームで1人の少女が列車に乗った。
「これが氷見行ね。」
プァーン
と、警笛を鳴らし高岡駅を発車した。
氷見線は、北陸本線から分岐するローカル線のひとつであり、富山湾岸を走る。高岡駅 - 能町駅間では万葉線高岡軌道線と並行し、伏木駅付近は工業地帯となっている。
「雨晴には、幸せの鳥が飛んでるのかな。」
彼女は、氷見線に乗って幸せの鳥を捜しに行く事になった。
「あれ。」
「どうしたの。」
「あれは、一条谷にあった人と似てないか。」
「そうね。」
「その女、誰だろう。」
雨晴海岸
「馬並めて いざ打ち行かな 渋谿の 清き磯廻に 寄する波見に」
「何それ。」
「これはね、家持が馬を並べて、さあ出かけよう。渋谿の清らかな磯辺に打ち寄せる波を見に。」
「ああ、家持がこの海岸へ行った時のね。」
「そうだよ。」
「青い海が、塩の匂いが私を呼んでるわ。」
と、しずくは言った。
「なるほど。」
「しずくちゃんは、演劇部に入ってるの。」
「それで、演技がうまいのか。」
「そうだよ。」
そして、海の方から叫び声が聞こえてきた。
「おーい、鶴岡。」
「果南。」
「果南、お前高岡に入たのか。」
「ええ、今ね鶴岡にも珍しい人が来てるわよ。」
「本当か、誰なの。」
「花丸ちゃん、こっち来て。」
「あっ、鶴岡君来てたずらね。」
「うん、特急「かがやき」に乗ってね。」
「でも、どうして花丸ちゃんが高岡に来たの。」
と、しずくが言った。
「花丸ちゃんはね、何か悲しいことがあって1人で来たの。」
「それで、高岡の伏木に来たのか。」
「うん。」
「花丸さん、どうやって高岡へ来たの。」
「熱海で「踊り子」に乗って東京に来て、東京から上野へ来たら夜行に乗って来たの、」
「なるほど。」
「と言う事は、寝台特急「北陸」に乗って来たのか。」
「うん。」
「じゃあ、内に来てよ。」
果南の自宅にて
「そうか、明日の高岡発の特急で東京へ帰るんだ。」
「うん。」
「じゃあ、明日高岡駅で見送りに行ってあげるよ。」
「果南、ありがとう。」
そう言って、鶴岡と歩夢達は花南の家に1晩泊った翌日高岡から北陸本線経由のL特急「雷鳥32号」高岡発13時20分大阪行に乗り、京都から新幹線に乗って東京へ帰京した。
そして、次の日
事件が起きた、特捜班は捜査をする事になった。