「どんな合宿になるんでしょうね?」
「楽しめと言いたいがそんな雰囲気じゃないみたいだな」
「本編始まります」
林間合宿開始
無事に期末試験は終わったが落ちたのは、芦戸、上鳴、切島、砂藤、瀬呂、物間だった。
「これじゃ林間合宿行けねぇな……。」
「みんな……私たちの分まで楽しんできてね……お土産話、楽しみにしてるから……。」
「ハッハッハ!こぉれだからA組はぁ!B組は僕以外、誰一人として落ちて無i[ガッ!]へぶっ!」カクン
独特なポーズでA組を見下す(?)物間。それを拳藤が手刀で気絶させるいつものパターンだ。
「まったく、本当にアンタは……落ちたの自分だけとかよく言えるわ……。」
「堂々と言えるあたり、お前のメンタルの強さを尊敬するわ」
ガラガラッ
「おし、全員いるな。ブラド。」
「ああ……では、合同HRを始める。」
今回、一年のヒーロー科は合同HRより、ミーティングルームに来ていた。
「えー、今回の期末試験だが、筆記の方に赤点はいなかった。しかし……残念なことに、実演の方で何名か赤点が出てしまったようだ。よって……。」
相澤の次の言葉に生徒たちの緊張が高まった。
「林間合宿には全員で行くことになった。」
「「まさかのどんでん返しキターー!!」」
赤点を食らった生徒たちが泣いて喜んだ。
「ただし、今回の試験で赤点を取った者は毎晩補習地獄だ……今のうちに覚悟しとけ……!」
相澤が凄みを効かせて警告した。
「まぁ……。」
「そうなるよな……。」
「いいじゃんいいじゃん!行けるだけまだいいよ!精一杯楽しもー!」
「……そうだな!」
「林間合宿!絶対に思い出作るぞー!」
「「「「おおーーーーーー!!!」」」」
このときの彼らは、楽しい思い出となるはずの林間合宿が忘れられない悪夢になるだなんて、思いもしなかった……。
とうとう林間合宿初日がやってきた。
物間が煽ってきたが
「いい加減にしろよ?クソ狸」(威圧)
「ひぃ⁉︎」
出久がベジータ譲りの威圧を出して強制的に黙らせた
「ごめんな」
「いや、いいって」
「相変わらずだな~物間」
謝ったのはB組の姉御、拳藤一佳。A組とB組が集まると、大抵挑発する物間だが、毎度毎度拳藤に黙らせられていた。A組のメンバーもすっかり慣れたものだ。
残りのA組B組がそれぞれ分かれてバスに乗ると、学生らしく早速ワイワイガヤガヤ賑やかとなる。
「一時間後に一回止まる。その後はしばらく……」
「音楽流そうぜ! 夏っぽいの! チューブだチューブ!」
「バッカ夏といや、キャロルの夏の終わりだぜ!」
「ポッキー頂戴」
「席は立つべからず! べからずなんだ皆!!」
「しりとりのり!」
「りそな銀行!う!」
「ウン十万円」
「終わるのかよ⁉︎」
ヒーロー科とは思えない、実に賑やかな光景だ。その光景に相澤先生は呆れるが、騒げるのは今のうちだけだと見逃す。どうせ、この林間合宿の間は休まる間も無いのだ。
一時間後、到着したのは山中のとある広場。パーキングと言うよりも単なる空き地である。
「休憩だ――……」
「おしっこおしっこ……」
それぞれ体をほぐす中、峰田だけがトイレを探し回るが、何処にもない。
「つか何ここ。パーキングじゃなくね?」
「ねぇアレ?B組は?」
「お……おしっこ……トトトトイレは……」
戸惑う皆に、マイペースな相澤先生。
「よ~~~う、イレイザー!!」
「ご無沙汰してます」
そこへ現れたのは、4人のヒーローと、一人の少年。
「煌めく眼でロックオン!」
「キュートにキュートにスティンガー!」
『ワイルド・ワイルド・プッシーキャッツ!』
決めポーズを取るのは、プッシーキャッツ四人である。
「今回お世話になるプロヒーロー「プッシーキャッツ」の皆さんだ」
「連名事務所を構える四名一チームのヒーロー集団!山岳救助を得意とするベテランチームだキャリアは12年になるな」
「心は18‼︎」
「事実だろうが」
ピクシーボブが攻撃しようとしたが出久はあっさりと避けた
「ここら一体は私らの所有地なんだけどね。あんたらの宿泊施設はあの山の麓ね」
『遠ッ!!』
と、クソ遠い山を示すマンダレイ。
「え……?じゃあ何でこんな半端な所に……」
「いやいや……」
「バス……戻ろうか……な?早く……」
嫌な予感がするクラスメイト達。だが、もう遅い
「今は9時30分。早ければぁ……12時前後かしらん」
「ダメだ……おい……」
「戻ろう!」
「バスにもどれ!! 早く!!」
「12時30分までにたどり着けなかったキティはお昼抜きね」
「わるいね諸君。合宿はもう、始まっている」
と、ピクシーボブが個性を使う。大量の土砂に、クラスメイト全員が吹き飛ばされた…が
「危なかった」
「ギリギリだったな」
「習得しといて正解だった」
出久、心操、轟は舞空術で避けていたので土砂に吹き飛ばされなかったのだ
「え⁉︎」
「嘘⁉︎」
「な⁉︎」
「空を飛んでる⁉︎」
プッシーキャッツ達は避けられた事じゃなく空中に浮かんでいる出久達に驚いていた
「緑谷、心操、轟避けるな…」
「仕方がないじゃないですか…危険を察知したんですから」
「飛んで行くのはありですか?」
「駄目に決まってるだろ。早く行け」
出久達は飛んで行こうとしたが相澤からは却下され飯田達の後を追った
ーーーーーーーー
ーーーーー
ーーー
午前11時30分。くたくたになった1-A一同は、ようやく山の麓の合宿施設についた。
「おお〜速いね~」
ニャハハと笑っているピクシーボブにマンダレイ。しかし、想像以上の速さに驚いていた。
「や、やっと……着いた」
「腹減った……死ぬ」
ぐったり恨めしそうな瀬呂に、スタミナを消費しまくった切島がクラスを代表して感情を表現するが、プッシーキャッツの二人は悪びれない。
「悪いね。私達ならって意味。アレ」
「実力差自慢の為か……」
「やらしいな!」
「ねこねこねこ……でも正直、日が沈む頃になると思ってた。あなた達、本当に凄い」
本当に驚いて、称賛するピクシーボブにマンダレイ。プロヒーローでも手こずる道だと言うのに、20人いるとは言えよくこの速さでたどり着けたものだ。
「私の土魔獣が思ったより簡単に攻略されちゃった。いいよ君ら……特に、そこの3人。新聞も賑わせてたし、躊躇の無さはその経験によるものよね」
と、緑谷・飯田・轟・を見るピクシーボブ
「三年後が楽しみ!ツバつけとこ――ー‼︎」
「な⁉︎」
「っ⁉︎」
「唾かけんな‼︎ 汚ねぇ!」
「いい年した人が何を言ってんだよ」
出久、心操は避けて正論を言ったが轟、飯田に被害がきた
「ピクシーボブ……あんな感じだったか?」
「彼女焦ってるの。適齢期的なアレで」
「言っときますが俺は年増には興味ないんで」
「同感だ」
「誰が年増よ‼︎」(激怒)
「うるせぇよキャリア12年が」
「適齢期と言えば・・・・・・その帽子被ってる彼はどなたのお子さんですか?」
マンダレイから少し離れた所で一年A組の方を侮蔑と嫌悪の入り混じった視線を隠す気も無くぶつけている少年へ目を向けた。
「ああ、違う違う。この子は出水洸汰。従弟の子なのよ。ほら、挨拶しなさい、一週間一緒に過ごすんだから」
「洸汰君だっけ?よろしくな」
片膝をついて目線を合わせると、手を差し出した。
しかし洸汰は出久の手を払い除け
「ヒーローになりたい連中なんかとつるむ気はねえよ」
「つるむ⁉︎いくつだ君‼︎」
飯田が洸汰の態度に怒っていたが洸汰は黙って去った
「初期の轟みたいだな」
「俺はあんな感じだったのか?」
「(初期のベジータさんみたいだなぁ)」
洸汰の態度に心操は初期の轟みたいだと言い轟はそれに戸惑っていて出久は師匠(悟空)のライバルであるベジータに似ていると感じていたのだった
その後疲れを癒す為露天風呂に入り峰田が女湯の壁を登ろうとしたが心操が峰田を洗脳して覗きを防いだ
「やぁ、僕は第七宇宙の破壊神ビルスだよ。洸汰って子はベジータと似ているね」
「確かに初期のベジータそっくりだったぞ」
「特に性格がな」
「あの餓鬼と一緒にすんな‼︎」
「ベジータ…それは誰に言ってるのかな?」
「なななな、なんでも御座いませんビルス様‼︎」(大汗)
「ウィスさんベジータはビルス様が苦手なんだな」
「破壊される可能性がありますからねぇ」
次回
林間合宿開始
「次回も楽しみにして下さい」
出久は誘拐されるかされないか
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誘拐される
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誘拐されない
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誘拐されるが瞬間移動で脱出
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誘拐されてOFA&改造爆豪と戦闘