「さて…ここはどこだろうか?見たところ森のようだが…」
『そこは魔法の森。魔理沙とかが住んでいるところだよー』
「あ、そう?なら魔理沙の家ってどこにあるかわかるか?」
『ちょっとまって、ええと…ここから北北西に1キロ先辺りかな?』
「…いや、北北西ってどっちだよ…」
『ああごめんごめん、君から見てちょうど八時の方向だね』
「そうか、わかった。ありがとうなー」
『はいはーい、また用がある時はいつでも呼んでねー』
…思ったんだが、あの神様そこまで暇してるのだろうか?まあいいか。
「…さて、今度は物体を出してみるか…」
物の出し方おおよそ体検討がつく。自分の目の前にある空気を自分が欲しい物体に「変更」すればいい。そうだな…剣とかほしいなぁ。そんで特殊能力とかつけてみたりしてみたいかも。
「…決まり!剣を出してみよう!」
『え、魔理沙の家に行くんじゃ「うるさい黙っとれ。集中できん。」…はい。』
俺はその場に座り、目を瞑って意識を集中させる。
「(うーん…剣…剣…どんなのがいいだろうか?ロ○のつるぎみたいに派手にしちゃってもいいし、はがねのつるぎみたいなシンプルなやつでもいいし…)」
数分悩み、俺は決心する。
「…よし!完成!」
出来たのは日本刀。シンプルでかっこいいし、なによりかっこいい!しかもこれ、ただの刀ではない。
「そう!この刀は俺の思考に共鳴して、色々な能力を発現させることができるのだー!!名付けて「斬魄刀・浅打」!」
どれ、ちょっと試してみるか。まずは…伸縮自在な刀身、脇差のような小刀…
「射殺せ、『神鎗』」ギュイイイイイイイン!!
そう俺が言うと、浅打はそれに反応して一気に刀身を伸ばしていく。
「うわわっ、ちょっと、伸びすぎ!?戻れ!」
すると、どんどん戻っていく。びっくりした…そこまで早く伸びるとは。
「…まあいいや、斬魄刀解放できるのもわかったし。こんどこそ魔理沙の家に行こう!」
そう宣言したその時、後ろから凄まじい「気配」がした。急いで振り返るが、誰もいない。妙な気配もしなくなった。
「…ふう、なんだったんだろう今の…!?」
ほっと胸を撫で下ろし、再び前を向くと、そこには不気味な空間から上半身だけ出てきている女性がいた。
…妖怪の賢者、「八雲 紫」だ。
「あらあら?大妖怪さんともあろうものがこんなところでお散歩かしら?…どうしたの?」
「お、おおおおおま、おまえ、び、びびびびらせせんなよよよ!」
「…初対面の人にそこまでオーバーリアクションとられると、ちょっと凹むわ…」
いやいや、今のはビビらない方がおかしいって!こんな真っ暗な森の中で後ろ振り返ってまた前向いたら、目の前にロングヘアーの色白の女がいるんだぞ!?むしろおれはがんばった方だと思う!
「…なにか今失礼なことを考えてたような気がするんだけど…?」
「…気のせいだろ、ところで俺に何のようだ?」
「…ああ、すっかり忘れてた!」
「(そんな忘れるような用事で俺をここまでびびらせたのか…)」
「あなた、私の式になってみない?」
「…は?」
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