何度も言いますが全員ヒロインは別ルートで書く予定にします…(本当に申し訳ない)
アンケートはできれば見た人全員回答よろしくおねがいします。
試練
しのぶ「カナヲがいない!?」
部屋にしのぶの声が響き渡る。
きよ「はい~……」
なほ「裏山を探してもいらっしゃらなくて…」
すみ「どこへ行ったのでしょうか…」
あのカナヲが突然姿を消すなんて、今までにそんなことは一度もなかったのに…
咲夜「どうしたんだ?しのぶ」
カナエ「何かあったの?」
私たちが困り果てていると、そこに少し驚いた様子で咲夜さんと姉さんがやって来た。
しのぶ「それが~……」
私は二人に事情を説明する…
咲夜「なるほど、もしかしたら最終選別に行ったのかもしれないな…」
しのぶ「最終選別……!?」
“最終選別”という言葉に不安と心配の感情が募る。
咲夜「カナヲなら大丈夫だと思うが…」
カナエ「少し心配もあるわね…」
三人の顔は暗くなる…
咲夜「…俺はカナヲの成長に少し驚いてる。」
突然、話題が切り替わるが咲夜さんは時々こういうときがある…
確かにカナヲの剣術の成長については目を見張るものがあり、そこらの一般隊士よりも実力があると思いますが…
カナエ「私もそれには驚いているわ。でも…」
その後に言葉は続かなかったが、ここにいる皆が察したことだろう
咲夜「……カナヲ自身も本能的に体が動いたんだと思います。このままではいけないと…」
咲夜「カナヲにとって最終選別に行くということは、鬼殺隊に入隊するというだけでなく、自分自身の心に対する試練と言う意味でもあると思うんです。」
咲夜「カナヲの本心は分かりませんが、俺はカナヲ自身が決めたことは応援しようと思います」
そう言って咲夜さんは此処を後にした。
カナエ「そうよね。カナヲが頑張って決めたんだものね…応援しなきゃね?」
しのぶ「…そうですね」
流石は兄妹だなと感じる。咲夜さんの言葉の端々には、自分自身の妹の伸び代を信じ、必ず成長して戻ってきてくれるだろうという願いが感じ取れた。
私たちもカナヲが無事に帰ってくることを願い、その場を後にした。
私はいつからか全てがどうでもよくなり、自分で物事の選択ができなくなった。
でも、そうなってしまった私を庇い守ってくれた兄、死にそうなところを拾い大切に育ててくれた師範たち、他にもアオイ、なほ、きよ、すみ…。
家事や鍛練、シャボン玉、食事…全てが温かかった。
そんな日々が過ぎていくと共に、ずっと続いて欲しいとも思った。
私に生きる希望をくれた兄さん達を手助けし、アオイ達を守るために自分にやれることは…。
考えることもなく、私の体は導かれているかのように自然と藤襲山へ向かうのであった。
~七日後~
無事にカナヲが戻ってきた。
だが、驚いたことが一つ。
カナヲは、“無傷”で戻ってきた。それに、カナヲの他にも四人生き残ったらしい
これは、通常であれば多い方だ。
俺の時は、俺しか生き残れなかったしな…
咲夜「おかえりカナヲ」
カナヲ「ただいま」
カナヲはいつもと変わらず、そう返事をする。七日間、鬼が潜むところに居たはずなのだが、その疲れを感じさせない姿であった。
咲夜「無傷で帰って来たのは驚いたが、きっと体は疲弊しているだろう。しっかり休むように」
カナヲ「うん」
咲夜「“俺からは”以上だ。」
カナヲ「…?」
カナヲは最後の俺の発言に不思議そうな表情を浮かべつつも屋敷の中に入っていく。
その後、庭で鍛練していた俺のところにカナヲがプルプルと震えながらやって来た。
しのぶに、こっぴどく叱られたのだろう…
咲夜「……お前はよく頑張ったよ。」
俺は色々な意味も込めてカナヲの頭を撫でてやった。
その時、カナヲはしのぶだけは怒らせないようにしようと誓うのであった。
三ヶ月後…
俺としのぶと冨岡さんは、親方様のところへと赴いていた。
輝哉「よく頑張って戻ったね。私の子供たちはほとんどやられてしまったのか…」
親方様は急いで飛んで来た鴉にむかって、そうおっしゃる。
輝哉「そこには十二鬼月がいるかもしれない。柱を行かせなくてはならないようだ……。義勇、咲夜、しのぶ」
「「「御意。」」」
しのぶ「人も鬼も皆仲良くすれば良いのに…冨岡さんもそう思いません?」
冨岡「無理な話だ。鬼が人を食らう限りは」
咲夜「一刻も早く那田蜘蛛山へ急ぎましょう。今も前線で戦っている隊士がいますので。しのぶは隠の人たちを連れてきて欲しい」
しのぶ「分かりました」
我々は急いで那田蜘蛛山へと向かう。
酷い匂いだ…
それに、今に至るまでには数十人の死体を見た。
義勇「俺は東側を見てくる」
しのぶ「では、私は西側を」
咲夜「俺はこのまま中央の辺りを見てきます」
三人それぞれが見回りの場所へと向かう。
匂いがキツすぎる…
人の血の匂いや腐敗臭、その他にも色々な匂いが混ざり合い、鼻の奥を刺激してくる。
こっちの方でかなり不気味な気配がしたから、鬼がいるはずだ。
俺はこれ以上死人を出さないためにも、鬼のところへと急ぐ。
炭治郎「首を切ったのに……!」
少年は苦しそうに呟く。
累「こんなに腹が立ったのは久しぶりだよ…」
炭治郎「(呼吸を整えろ!早く立たなければ…!急げ!)」
少年は一刻も早く立ち上がろうと呼吸をするが、疲労からか中々立ち上がれずにいる…。
累「そもそも、何でお前は燃えてないのかな?僕と僕の糸だけ燃えたよね……妹の力なのか知らないが、イライラさせてくれてありがとう…何の未練もなくお前達を殺せるよ」
眼球に“下伍”と刻まれた鬼は両手に血気術を纏った糸を生成する。
炭治郎「(正しい呼吸なら、どんなに疲弊していても関係ない…!)」
少年は自分に言い聞かせるかのように心の中で繰り返す。
『血気術 殺目篭』
炭治郎「(焦るな、息を乱すな…!落ち着け、落ち着けば……。腕が上がらない…!)」
少年の回りに鬼の糸が生成される。
そして
その少年が切られる寸前
一つの赤い光が過ぎて行った。
~~大正コソコソ噂話~~
光陰咲夜(オリ主)は朝に非常に弱いらしく、朝起きてすぐのことは記憶にないらしい
この事をしのぶやカナエにバレなければ良いのだが…
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音柱・宇随天元
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恋柱・甘露寺蜜璃
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炎柱・煉獄杏寿郎
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水柱・冨岡義勇
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蟲柱・胡蝶しのぶ
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蛇柱・伊黒小芭内
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風柱・不死川実弥
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岩柱・悲鳴嶼行瞑
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霞柱・時透無一郎