カナヲの兄   作:疾風“はやて”

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ようやく、次回無限列車という事で!
このまま行けばカナエさんとくっつくことになりそうですね~アンケートどんどん答えて下さい!


機能回復訓練

森の奥に、少年が血だらけで倒れており、その近くには鬼と思われる子供のような容姿をした奴がいるのが見える。

 

鬼は血気術を纏わせた糸を生成し始める。

 

 

俺は足に力を込めて呼吸をする。

 

 

咲夜「(まだ間に合う…!)」

 

 

『光の呼吸 陸ノ型 “火光(かぎろい)”』

 

 

俺は杏寿郎と共に作り上げた型を振るう。

 

この型は、進行方向に一直線上にすごい早さで跳び、螺旋状に斬撃を入れる技である。

広範囲かつ高威力のため、様々な方向からの攻撃に対処することができる。

 

 

それは、まさに一瞬の出来事で鬼に反応させることもなく、俺はそのままの勢いで鬼の頸をも切り落とした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

累「(コイツはもう動けない。僕をイライラさせたんだ…この技でとどめをさしてやる…!)」

 

 

その瞬間、僕の糸が届く前に糸がバラバラに切り裂かれていた。

何故、糸がバラけた?

 

僕は思考し、瞬きをしてもう一度目を開けたときには……

 

 

 

 

天と地、上下逆さまになっていたのだった…

 

 

 

 

何故だ…?何も見えなかった…

 

一瞬で見えたのはほんの僅かな一筋の赤い光。

 

 

糸が切れると同時に僕の頸もはねられた…

 

十二鬼月であるこの僕が……。見えなかった。

 

 

 

最後に見えたのは、金色と白の羽織を着た、鬼狩りの姿だった…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鬼の頸ははねたが、俺はまだ残っている僅かな鬼の気配を感じ、刀に手をかける。

 

だが、おかしい。だって鬼の気配がするのは…

 

 

 

 

蹲っている少年が、抱き抱えている女の子からだったのだ。

 

口には竹の口枷をしているため恐らく鬼なのだろうが、この少女からは鬼特有の匂いや雰囲気がしない。

 

 

その時、二年前の遠い記憶が蘇る…

 

 

 

 

『もしもの話だが、人を食らわない鬼が居たとすれば、お前ならどうする?』

 

 

 

冨岡さんが言っていた“人を食らわない鬼”が目の前にいるこの少女なのだろう…

 

 

咲夜「君が、冨岡さんの言っていた……、!!」

 

 

カチンッ!!

 

 

そう言いかけた瞬間、遠くからその少女めがけて攻撃をしようとする気配がした。その刃を横から何者かが刀で防ぐ。

 

 

しのぶ「あら?」

 

 

刃を振るって来たのはしのぶで、それを防いだのは冨岡さんだった。

 

 

しのぶ「どうして邪魔をするんですか?冨岡さん。鬼とは仲良くできないと言っていたのに…そんなだから、皆から嫌われるんですよ?」

 

 

犬猿の仲とでもいうべきか、しのぶは冨岡さんのことをあまり良く思っていないらしい。

 

 

それに対して冨岡さんはというと…

 

 

冨岡「……俺は嫌われてない」

 

 

やはり、この人は普通の人と少しズレているらしい。

 

普通触れるべき点はそっちではないでしょうと、俺は心の中で言う。

 

 

しのぶ「すいません、嫌われている自覚が無かったんですね…余計なことを言って申し訳ないです」

 

悪気しかないような言い方で返答するしのぶ。

 

何故ここまで冨岡さんを嫌っているのかがよく分からない。

 

 

 

蚊帳の外とされている俺はその場を離れ、他に鬼がいないか見回りに行くとしよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の日の朝…

 

 

柱は皆、召集させられた。

 

鬼の妹を連れた“竈門炭治郎”の処遇についてと、柱合会議をした。

 

もっとも驚いたのは、鬼となってしまった炭治郎の妹が、不死川さんの血を驚異的な精神力で喰らうことを拒んだのだ。

 

不死川さんの血は稀血の中の稀血…鬼にとっては血の匂いに酔って何も出来なくしまうほどなのだが……

 

 

 

 

 

 

 

炭治郎は蝶屋敷で療養することになった。

 

いろいろ気になることもあるので後で聞いてみよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数日後

 

 

咲夜「どうだ炭治郎、体の方は」

 

 

炭治郎「どこも痛くありません」

 

 

炭治郎は元気に言う。

 

咲夜「なら、そろそろ機能回復訓練をしなければな」

 

 

 

 

 

 

 

機能回復訓練とは、まず寝たきりで鈍った体を柔軟でほぐす。

 

そして、鬼ごっこをする全身訓練、薬湯を使ってお互いにかけあう反射訓練をする。

 

 

 

炭治郎と同時期に入ってきた善逸はまだ始めてないが、炭治郎ともう一人、伊之助はヘナヘナになりながら帰って行く。

 

 

善逸も加わったが、いつしか炭治郎だけとなってしまった。

 

その理由は、鬼ごっこも薬湯の反射訓練も誰もカナヲに勝てないからだ。カナヲはもう柱に近い実力を身に付けている。

 

それに加え動体視力がとてもいいため炭治郎達からしたら強敵だろう。

 

 

 

 

炭治郎は真っ直ぐで何事にもひたむきである。彼なら、最後までこなせるかもしれないと思い俺は助言をする。

 

 

咲夜「炭治郎」

 

 

炭治郎「何ですか咲夜さん?」

 

 

咲夜「全集中の呼吸を常日頃ずっと続ける、“全集中常中”を会得すればカナヲにも勝てるだろう」

 

 

炭治郎「えっ……!!」

 

炭治郎は絶望したような顔になる。

 

咲夜「最初はキツイかもしれない…でもやれば出来る。そしたら、身体能力は遥かに高くなるだろう」

 

 

炭治郎「分かりました!がんばってみます!!」

 

 

 

 

その後、善逸と伊之助も突然やる気を出し僅か数十日で会得。裏ではしのぶがなにかやる気にさせることを言ったとか…。とはいえ、やはり彼らには才能があるようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

炭治郎「咲夜さん!」

 

 

咲夜「ん?」

 

振り向くとそこには炭治郎が居た。背中に禰豆子の箱を背負って。

 

 

炭治郎「今までお世話になりました」

 

咲夜「あぁ。こちらとしても、ぐんぐんと成長していくお前達は教えがいがあった。そのまま頑張るといい」

 

 

俺はそう返す。

 

炭治郎「はいっ!」

 

咲夜「任務に行くのか?」

 

炭治郎の様子を見る限り、万全な準備をしているので気になって聞いてみた。

 

 

炭治郎「はい、無限列車の被害が拡大したとのことで、もしかしたら十二鬼月がいるかもしれないと。なので現場で煉獄さんと合流しろと鴉が言ってました。」

 

 

 

 

咲夜「……そうか。俺も付き添おう」

 

俺は嫌な予感を感じ、咄嗟にそう言う。

 

炭治郎「本当ですか?咲夜さんがいてくれれば心強いです!」

 

 

そして、俺たちは無限列車へと向かうのであった。

 

 

とんでもない激闘が待ち受けているとも知らずに……

 

 




~大正コソコソ噂話~

炭治郎達はカナエさんとも機能回復訓練をしたらしいのだが、カナエさんは全集中の呼吸をしなくても炭治郎達より強かったとのこと。元柱、恐るべし…




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オリ主×柱でみたい組み合わせはあったりしますか?(その他にいたら感想のところに書いていただけるとありがたいです!)

  • 音柱・宇随天元
  • 恋柱・甘露寺蜜璃
  • 炎柱・煉獄杏寿郎
  • 水柱・冨岡義勇
  • 蟲柱・胡蝶しのぶ
  • 蛇柱・伊黒小芭内
  • 風柱・不死川実弥
  • 岩柱・悲鳴嶼行瞑
  • 霞柱・時透無一郎
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