少し難しいところもあると思うので分かりずらいところは直していこうと思っているので、どんどん質問お願いします。
あと、何故かは分かりませんが今回はしのぶがデレデレになっちゃいました…。アンケートは見てるんですがね、何故かは分かりませんけど…。
まあ、簡単に言えばお気に入り登録してくださいと言うことですね。(強引すぎ
今日は任務はなく、蝶屋敷でいつものように薬の調合をしていると一羽の鴉が飛んできて、開けていた窓のところに止まった。
楓「咲夜カラノ伝言ヲ伝エル~!」
その言葉から咲夜の鴉、“楓”であることが分かった。
楓「“無限列車デノ鬼トノ戦闘デ怪我人ガ出テイル!隠ヲ連レテ、手当テヲシテホシイ”、トノコト!」
しのぶ「分かりました、すぐ準備して向かいますね」
私は“ありがとう”という思いを込めて楓の頭をひと撫でし、準備を始める。
私はすぐに近くにいた隠にその事を伝え、無限列車へと向かう支度をする。
死人は出ていないとのことなので、咲夜さんたちは皆を守りきったということで間違いないでしょう。
当然です。柱の中でも咲夜さんと煉獄さんはかなりの実力者である。その二人であれば、通常の鬼であればそのくらい容易いことでしょう。
支度を終え、玄関へ行くと姉さんがいました。
カナエ「任務が入ったのね?」
姉さんが聞いてきた。
しのぶ「姉さん……。ええ、怪我人は出ているらしいのだけれど、重症の人や怪我人は出ていないみたいだったわ」
カナエ「そう、杏寿郎くんと咲夜くんなら当然よね!いってらっしゃい、しのぶ」
姉さんに、外へ出ながらそう言われ“いってきます”……そう言おうと思い口を開こうとした瞬間、慌てた様子の鴉がもう一羽飛んできて……、
「報告!報告!炎柱・煉獄杏寿郎ト光柱・光陰咲夜ノ両名ガ、突然現レタ上弦ノ参ト交戦中!近クニイル柱ハ直チニ加勢セヨ!!」
鴉からのその言葉を聞いた途端、思考が停止し、意味を理解したとき……、私の顔から血の気が引いていった……
~1週間後~
咲夜さんと煉獄さんが運ばれてきた時、蝶屋敷だけでなく、鬼殺隊の皆が驚きました。
上弦の参との遭遇、そしてその上弦の鬼による柱二人が重症の怪我を負わされたということです。
蝶屋敷の皆は大慌てで二人に治療を施し、何とか二人とも一命を取り留めたというところだった。
二人とも目を当てられないほどの重症であり、煉獄さんに至っては柱を引退しなければならないほどでした。
咲夜さんは、臓器までは傷ついていないものの深い傷や骨折が多く、出血も酷かったため、運ばれてくる時からずっと意識がありませんでした。多量の出血だったので、再び目を覚ますかも危ういほどの重症でした……。
それから毎日私は咲夜さんのところに行きました。ふと目を離したら、私たちを置いてどこかへ行ってしまうのではないかと思うと胸がキュッと苦しくなり、夜もあまり寝付けません。
大切な人がいなくなるのはもう嫌です……!今までの思い出がガラスのように崩れていってしまう……、そんな気がします…。
カナヲも姉さんも、蝶屋敷の皆が仕事に集中しきれないほど咲夜さんの事を心配していて、皆にとって咲夜さんとはそれほど大きな存在です。
だから……
しのぶ「早く…、目を覚ましてくださいよ………」
私の心からの言葉が、私と咲夜さんの二人きりの病室に響くのであった…
咲夜さんとの出会いは、姉さんが上弦の弐と遭遇したあの日……
上弦の弐から、咲夜さんはボロボロになりながら姉さんを守っていました。
実はその時私も近くにいたのです。
ですが、私は上弦の弐の圧に圧倒され、怖くてその場から動けませんでした。私では敵わない、と心のどこかで諦めてしまっていたのでしょう…。
でも、咲夜さんは上弦の弐に真っ向から挑み、傷だらけになりながらも決して諦めず、姉さん達を守り切った……それも、最終選別の帰り道だったということを後から咲夜さんに聞いて知りました。
私は、その時に才能というものを思い知らされました。
私は鬼の頸が切れない。周りに比べると小柄であり筋肉もつきづらい体質でした。
一方で、咲夜さんの振るう型はどれも精度が高く、入りたての隊士とは思えないほどの動きでした。
それに度胸や行動力もあり、入隊したてながら姉さんを上弦の鬼から守りきった。
それらの事から、私は最初咲夜さんの事が少し気にくわなかった……、いや、今思えば妬みから来るただの八つ当たりだったのかもしれません。
それに咲夜さんは言葉足らずなところがあり、より私の神経を逆撫でするような性格でしたから…。
それに、そんな事はないと思っていてもあの時は、姉さんがとられるのではという思いもありました。
だから、姉さんに咲夜さんが近づく度に警戒していました。
すると、あの人ときたら…
咲夜『そんな顔をしているとシワが増えるぞ。』
とのこと。その言葉には姉さんも苦笑いしていました。私は咲夜さんにビンタを喰らわせましたが…
そんな毎日が続いていたある日に、咲夜さんが急に一緒に買い物に行くと言ってきました。
買い物に行く途中で、私が無理をしていることに咲夜さんが気づいている、ということを私に話してきて少し驚きました。
でも、当時の私はどうせ咲夜さんも周りの人と同じように、無駄な努力と思っているのだろうと思い、怒ってしまいました……。そしてそのまま私は咲夜さんに、今までの苦悩や今まで隠してきた本音をぶつけてしまいました。
でも、咲夜さんは優しく私の言葉を受けとめ、私の言った“姉の分まで”という事に対して…、
『俺にも背負わせてほしい』
と言って、私をぎゅっと抱き締めてくれた。あの時の事は今でも鮮明に覚えている。姉さん以外に抱き締めてくれる人はもういないと思っていたから……
心も体も凄く暖かかくなって私は泣いてしまった。
その時に咲夜さんと言う人の優しさを知りました。
その時から、私は咲夜さんの事を一人の家族として心から認めました。
でも目の前には重傷を負い、意識が戻らない咲夜さんがいる。
現実とは時に残酷である…
また、大切な人が突然いなくなるなんて私には耐えられません…。私の努力を認めてくれる人がいると気づかせてくれた人が……。
私は、目の前のベッドで横たわっている咲夜さんの手を取り、ぎゅっと両の手で強く握る……。
きゅっ……!
えっ…今、手がぴくって動いた…!?
しのぶ「さ、咲夜さん…!?」
すると、瞼がゆっくりと薄く開く。
私はその瞬間に涙が溢れる。
咲夜「…わ、悪いな…しのぶ……、心配、かけた…」
しのぶ「咲夜さんっ!本当に、良かった…!!」
私は、ぎゅっと咲夜さんを抱き締める。
しのぶ「ひどい怪我で…!咲夜さんが死ぬんじゃないかって、ずっと心配してたんですよ!!」
私は今まで思っていたことをはきだす。
咲夜「痛い、痛いから…」
本当に起きてくれて良かった…!そう思いながら、咲夜さんを抱き締める。
目を覚ました途端、しのぶが泣き出してしまった。そんなに心配かけたのか俺は…と反省し、謝罪を入れたら抱き締められた。
しのぶ、まだ体が痛いから止めてほしいんだが……
長い間眠っていたらしいけど、まだ傷が完治していないらしい。
近くにいるしのぶを見てみると、安心したように眠っている。
目の下を見ると、ひどいクマがあった。きっと寝ないでずっと看病してくれていたのだろう。
俺は感謝の思いも込めて、怪我をしていない方の右腕で頭を撫でてやる。
咲夜「ありがとうな、しのぶ」
スーッ…
カナエ「さ、咲夜くん!!起きたのね!?」
すると、驚いたようすでカナエさんが入ってきた。
咲夜「はい……何とか」
カナエ「運ばれてきた人のなかでも杏寿郎くんと咲夜くんはずば抜けて怪我が酷かったのよ?」
確かに、最後の記憶をたどると両足の骨と筋肉を犠牲にして一撃をいれた気がする……。
カナエ「本当に心配したのよ…?」
カナエさんも目に涙を浮かべながら話す。
咲夜「俺は、何があっても、蝶屋敷の皆を……守りきるまで、死にませんよ……」
俺は力を振り絞ってそう言う。
俺はその言葉を最後に、もう一度眠りにつくのであった。
~翌日~
窓から差し込んでくる太陽の光で、俺は目を覚ます。
咲夜「…ふぅ」
今思い出すと上弦の参はとんでもない強さだったと感じる。もし、少し前の俺だったら絶望していたかもしれないな…。あんなに努力してきたのに、と。
でも今は心の重りが取れ、スッキリした気分に感じる。
体の隅々まで血液が行き渡っているのが分かるし、何となく体が動きやすい気がする。
もともと、二つの人格が存在していたため自分自身の体もどこかで力が抑制され、動かしずらかったのだろう。
今と比べると、今までは利き手ではない左手で文字を書いているような感覚だった。
怪我をしているため確認はできないが、前よりも体が動かしやすくなっているはずだ。
俺は首だけを動かし、横で眠っているしのぶを起こそうとする……
が、しのぶの様子を見るにすごく疲れがたまっているようだったので俺は起こそうとしていた手を止め、自分の体の状況を見る。
足は両方とも骨折しているのでまだ歩けないだろう。他には、深い傷のところが動こうとすると痛むぐらいである。
スーッ、ピシャン!
突然ドアが開いたかと思えば、蝶屋敷の皆が入ってきた。
なほ,きよ,すみ『咲夜さーん!!』
アオイ「お目覚めになったんですね…!」
俺の方に駆け寄ってきて、なほちゃん達は泣き出してしまった。アオイも目尻に涙をためている。
咲夜「皆、すまない。心配かけた」
三人の頭を撫でながら皆に言う。
すると、カナヲが駆け寄ってきて…
カナヲ「すごく、心配だった…」
そう言って手を握ってきた。
鬼殺隊である以上、このようなことは起こりうることであり、運が悪ければ命を落とすこともある…。それを知っているからこそ、蝶屋敷の皆はこうやって心配してくれているのだろう。
そして俺は一つ気になっていたことがあったので聞く。
咲夜「ごめんな…。ところで、杏寿郎は…?」
アオイ「炎柱様は驚く事に運ばれてきてから2日ほどで目を覚まし、今ではピンピンしてます。ですが、今回の怪我で柱は引退なさるとのことです」
咲夜「……そうか。」
今回の件はほとんど杏寿郎の力が大きかった。上弦の参は俺一人では敵わなかったと思う。
残念さと申し訳なさが残る…。
が、杏寿郎ならば俺の事は気にするなとでも言いそうだな。
しのぶ「んん…?あら、私は何を…?」
すると、しのぶが眠りから覚めた。
咲夜「疲れて眠っていたんだろう。俺の看病、ありがとうな」
そう言って俺は、また頭を撫でてやる。
“止めてください!”
いつもであればそう返事が返ってくるはずだが……
しのぶ「…えっ…?今、咲夜さんが、笑ってた…?」
いや、俺だって笑うけども。
アオイ「驚きました…。私、初めて見たかも知れないです」
俺ってそんな仏頂面だったのか?過去のしのぶの事を言えたもんじゃないな、と心の中で思う。
まあ、感情的な事にも無意識の内にブレーキがかかっていたのかもしれない…。でも、過去と向き合ったことでそのブレーキがなくなったのだろう。
カナエ「みんなー、朝ごはん出来たわよ~!冷めない内に食べてねー!」
そこにカナエさんが来た。皆、俺が起きたことに安心したのか朝ごはんを食べに行った。
カナエさんは、俺の食事を持ってきてくれた。
いつもの光景に暖かい気分になったが、少し気にかかることもあった。上弦の鬼との遭遇、そして上弦の鬼との戦闘からの生還。これは鬼殺隊としては、素晴らしいことだと思う…。
でも、鬼からすればどうだろうと考えると…?これから先、俺は鬼舞辻無惨にその情報が入り、狙われる可能性があると言うこと。
その事を理解し、一人となった俺はもう一度覚悟を決めるのであった……
~大正コソコソ噂話~
人格が一つとなった咲夜は、今までよりも感情や表情が豊かになり、言葉足らずも少し改善したらしい。今は光と闇の、二つの呼吸が使えるぞ!
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オリ主×柱でみたい組み合わせはあったりしますか?(その他にいたら感想のところに書いていただけるとありがたいです!)
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音柱・宇随天元
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恋柱・甘露寺蜜璃
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炎柱・煉獄杏寿郎
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水柱・冨岡義勇
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蟲柱・胡蝶しのぶ
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蛇柱・伊黒小芭内
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風柱・不死川実弥
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岩柱・悲鳴嶼行瞑
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霞柱・時透無一郎