カナヲの兄   作:疾風“はやて”

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遊郭編、どんな内容にするか結構迷ってます……。


夜の街、遊郭への潜入

宇隨、炭治郎、伊之助、善逸の四人は遊郭に到着し、潜入調査を行い始めていた。

 

 

伊之助は荻本屋、善逸は京極屋、炭治郎はときと屋に女装して潜入し、宇隨は身を潜めつつ情報収集を行っている。

 

 

 

 

伊之助「だーかーらー!俺ん所に鬼がいんだよ!!こうかっ!これなら分かるか!?」

 

 

伊之助は自分の体を使って鬼の雰囲気を伝えようとする。

 

 

炭治郎「ちょっと待ってくれ!いま宇随さんと善逸が定期連絡に来るはずだから…」

 

 

 

炭治郎と伊之助は建物の屋根の上で定期連絡のために集まっている。

 

 

 

そして、伊之助は鬼がいたということで、その鬼の情報をどうにかして伝えようと全身を使って炭治郎に説明し、炭治郎はそれをなだめるように、宇髄を待っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宇随「善逸は来ない」

 

 

炭治郎と伊之助が言い合っているその時、そこに音もなく宇随が現れ、そう呟く。

 

 

 

 

 

 

炭治郎「…善逸は来ないって、どういうことですか?」

 

 

宇隨の一言に、炭治郎は訝しんでそう聞き返す。

 

 

宇随「…お前たちには悪いことをしたと思ってる」

 

 

宇随は遊郭の町の方を向いたまま話す。

 

 

宇随「俺は自分の嫁を助けたいがあまり、いくつもの判断を間違えた…。善逸の行方は昨夜から連絡が途絶えていてわからない。お前たちはこの街を出ろ…、階級が低すぎる。相手の鬼が上弦だった場合対処できない。そして、消息を絶ったものは死んだとみなす。あとは俺一人で何とかする」

 

 

そういい、決意を固めたように宇随は立ち上がる。

 

 

炭治郎「いいえ宇随さん、俺達も…!」

 

 

宇随「恥じるな、生きてるやつが勝ちなんだ…。機会を見誤るんじゃない」

 

 

その言葉を言い残し、宇随さんはいなくなった。

 

 

やはり自分たちは階級が低いから信用してもらえななかったのだろうと肩を落とす炭治郎であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして時は昨晩まで遡る…

 

 

夜の明るい遊郭の街の屋根に、1つの人影が……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

咲夜「ここが遊郭か…」

 

 

ようやく着いた、かなり長かった…。

 

 

ここまで休息なしで来たため、ほぼ丸一日ほど走ってきていることになる。

 

疲れはないが、まだ人々が賑わっており、まだ戦いは始まっていないという安心感からか、眠気が襲いかかってきている。

 

 

 

 

だが夜なのにこんなに人でにぎわっているなんてな…、噂では聞いていたがここまで人がいるとは…。

 

 

 

今は屋根の上から遊郭の街を見下ろしている。

 

 

さてここからどうするか…?

 

確か宇随さんが嫁を派遣している、ときと屋、京極屋、荻元屋の三つが怪しいと言ってたはずなんだが…。

 

 

咲夜「…全くもって何処にあるか分からん…」

 

 

まあいい、下に降りて人に聞けばわかるだろう。

 

 

 

スッ…。

 

 

中心の方へ行けば、たぶん何とかなるだろう。

 

 

俺は、明るく、人のたくさんいる方へとゆっくり歩き始める。

 

 

 

「そこのアナタ」

 

 

すると後ろから声をかけられたので、振り向ってみる。

 

 

 

そこにはどこかの女将らしき人がいた。

 

 

 

「思った通りだわ…!アナタだったら遊郭一の花魁になれるわ!」

 

 

………………えっ?

 

 

その言葉を理解する間もなく、手を引っ張られ1つの建物へと連れていかれるのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ということで化粧をさせられたのだが、俺は今から、ほかの花魁の付き添いとして京極屋で潜入調査をしようと思う。

 

 

先程たまたま声をかけてくださった女性が、京極屋の女将だったのだ。

 

 

運良く声をかけられたことで、潜入任務に違和感なく差し掛かることが出来た。

 

 

 

だが、納得いかない問題がある…………。

 

 

「名前はなんていうんだぁ〜い?」

 

 

咲夜「咲夜って言います」

 

 

俺は、慣れない裏声を使って返事をする。

 

 

「君あまり見かけない顔だけど、綺麗だねぇ〜!」

 

 

「この子は今日入ったばかりで、今は私たちの付き添いをしているのよ」

 

 

「そうかぁ…。また今度来た時にでも指名しようかなぁ〜?」

 

 

酔っ払っている男性が、目を座らせながら話している。

 

 

 

 

そう……、その問題とは俺が男なのに、花魁になるために付き添いとしてここにいることである。

 

 

酔ったお客さんに、俺は軽く会釈をする。

 

 

彼らもなぜ気が付かないのだろうか?裏声だぞ。

 

 

とりあえず、客の相手が終わるまで我慢だ。これが終わり次第、今日は入りたてだからと休んでいていいと言われた。

 

 

そこから、少し情報収集をすることにしよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

よし、とりあえず終わった…。

 

 

そして、情報も少し集まった。一昨日くらいに、顔のいい旦那に善子という女を働かせてほしいといわれたらしい。顔はあまり良いわけでなく、引き取ったものの昨日ちょっとした問題を起こしてしまったとのこと。そして気絶して寝ていたのだがいなくなってしまったという。

 

 

これはおそらく、宇随さんと善逸のことだろう。聞いたところ善逸はほかの花魁と少し揉め事を起こしたらしい。そしてそのあと、善逸が姿を消したということは、善逸が鬼を特定し、それが鬼側に漏れてしまった…、または善逸が鬼殺隊であることに鬼が気付いたということだろう。

 

 

どちらにしろ、このことがきっかけとなっているのだと思う。その花魁について話してもらうことはできなかったが、話を聞いた花魁や見習いの人たちは少し怯えているようにも見えた。

 

 

多分俺がいる京極屋に花魁になりすましている鬼がいるのだと思う。

 

果たして宇随さんたちはこのことに気付いているのだろうか…。

 

 

 

そして遊郭で起こり続けている、結婚を決め遊郭から出ていくことになった人がいなくなる事件。遊郭から出ていく人はもう関係がないということでそこまで大きな事件としては取り扱われていないが…。

 

 

なるほど、そういうことか。夜が明けたらこれから遊郭を出ていく予定がある人を探すとしよう。

 

 

 

だが、今は少し休ませてもらうことにしよう。

蝶屋敷から休みなしで全速力で走ってきたせいでふらつく…。

 

俺は倒れるように床に就くのであった。

 

 

 

 

 




〜大正コソコソ噂話〜
蝶屋敷のみんなからの咲夜の評価


“ズバリ、咲夜ってどんな人!?”



カナエ「咲夜くんは〜…、私の命の恩人で、守るべきものを守り抜く強い心を持つ、自慢の恋人かしら!」


しのぶ「あの方は、子供扱いしてくるところを除けば、尊敬できる大切な家族です。“でもたまにドキッとさせてくるのが心臓に悪いです”(小声)」


カナヲ「兄さんは兄さん…。私の一番大切な家族(ちょいブラコン)」


アオイ「咲夜様は、兄のような存在…でしょうか?本当の兄のように優しくしてくださって、尊敬できるお方ですね」


きよなほすみ『一緒にいると暖かくて、不思議なところもあるけど、みんなに優しいお兄さんのような存在です!!』




蝶屋敷のみんなから好かれている咲夜くん羨ましいです!

(咲夜くんとカナヲの顔はほぼ瓜二つで身長や髪型がちがうだけです。)

オリ主×柱でみたい組み合わせはあったりしますか?(その他にいたら感想のところに書いていただけるとありがたいです!)

  • 音柱・宇随天元
  • 恋柱・甘露寺蜜璃
  • 炎柱・煉獄杏寿郎
  • 水柱・冨岡義勇
  • 蟲柱・胡蝶しのぶ
  • 蛇柱・伊黒小芭内
  • 風柱・不死川実弥
  • 岩柱・悲鳴嶼行瞑
  • 霞柱・時透無一郎
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