感想はただ一言…「泣ける」
なんか一瞬で終わっちゃったな。
大きな地響きと共に、大きな爆発音が聞こえてくる。
咲夜「…!?まさか、、俺が眠っている間に戦闘が…!」
ものの数秒で意識を覚醒させ、瞬時に自分のしでかした失敗を悔いる。
気が緩みすぎていた…!
一日中全速力で走り続けていた反動が来るなんて、、修業が足りていなかった…!
すぐさま刀を握り、窓から屋根へと飛び出る。
すると街は大混乱の嵐となっており、逃げようとする人でごった返していた。
咲夜「くっ…!」
急いで加勢しなければ…!!
風向きと音で戦闘が起きている方角を瞬時に理解して、呼吸を使う…。
“光の呼吸、弐ノ型…電光石火”
屋根伝いに高速移動を繰り返して目的地へと向かった。
〜炭治郎 side〜
上弦の陸である、堕姫と遭遇し深手の傷を負いつつもあと一歩のところまで追い詰めるが、呼吸が続かず気を失う。
トドメを刺されそうになるも、禰豆子が救いにきたところで意識が途切れた。
もう一度目が覚めると、禰豆子の鬼化が進んでおり食い止めるので必死になっていた。
「やめるんだ禰豆子…!!頼むから眠ってくれ!!」
そう懇願するが、ヴー!!と唸り続け抵抗し続ける禰豆子。
すると上弦の鬼は攻撃を仕掛けようと帯を動かす。
まずい…!!攻撃が来るぞ!!…でも!禰豆子を離すことはできない…!!
ここまでかと思った次の瞬間…目の前に二つの刀を持った大きな体格の男性が現れた。
宇髄「おいっ、そいつ竈門禰豆子じゃねーか…派手に鬼化が進んでやがる…」
一瞬で現れたのは、音柱の宇髄さんだった。
そう言って目の前にしゃがみ込む宇髄さん…そして再び口を開くと
宇髄「お館様の前であんな大見栄きってなんだこの体たらくはー!!!誰も鬼化を派手に進めろなんて言ってねぇぞォー!!」
必死に禰豆子を抑えていると怒られてしまった…。
言い分を聞いてもらうために口を開こうとするも禰豆子に暴れられ、建物の外へと2階から投げ出されてしまった。
宇髄さんは最後に、子守唄でもと言っていたが……。
炭治郎side out
天元side
竈門禰豆子の鬼化が派手に進んでいたのは予想外だったが、、、問題はそっちじゃねぇ…。
本当に問題なのは、目の前で泣き喚き続けて上弦の陸を名乗る雑魚鬼…。
首を斬ったのに塵にならねぇ。
いつまで喋ってんだこいつは…!
堕姫『お兄ちゃぁぁーん…!!』
すると辺り一帯の空気が変わるのを感じる、原因が鬼の元であることを感じ取る。
この気配と重圧…!!
本体か!!
すぐさま刀を振るうが、当たった感触はない。
速い…!!
さっきの鬼とは段違いだ…!
まさか2体だったとは…。
俺は火薬の確認をしつつ、目の前の鬼について思考を巡らせた。
天元side out
咲夜side
大きな爆発音…恐らく宇随さんの火薬だろう。
相変わらず派手に暴れてくれている。
わかりやすくて助かるよ本当に。
ガギーン…!
あと一歩のところで家屋の中から赤い血の刃のようなモノが飛び出てくる。
“光の呼吸、参ノ型…暁光一閃”
カカーンッ…!
瞬時に参ノ型を繰り出して相殺する。
シュタ…
飛ぶ斬撃…そして警笛を鳴らす俺の危機察知能力。
おそらく当たれば致命傷になる気がする…。
“てめーは…!!”
伊之助「金色羽織じゃねーか!!」
声のする方を向くと猪の頭を被った伊之助と善逸がいた。
咲夜「お前達も来たのか…早く宇髄さんに加勢するぞ!伊之助!善逸!」
刃の飛んできた家屋に入っていく。
善逸「」コクッ
伊之助「言われなくても暴れてやるゼェ!!ド派手にな…!」
…どうやら伊之助は宇髄さんの洗脳にかかったようだ。
そんなことより今は鬼のことだ。
俺は鬼と宇髄さんがいるであろう建物の中へと入る。
咲夜「宇髄さん!光陰咲夜、加勢しに来ました!」
宇髄「咲夜!?なぜここに…!!」
咲夜「アオイから炭治郎達と宇髄さんが遊郭へと向かったと聞いて、心配で来ました……!?」
驚いた様子の宇髄さんを見て気づいた。
咲夜「宇髄さん…やはりヤツは毒を!」
宇髄「あぁ…ちょっとばかし、しくじっちまったが…お前がいるなら、これくらいのハンデがあってもいいだろうよ…w」
そして後ろから伊之助達も追いついてくる。
炭治郎「伊之助…!善逸!」
炭治郎も後ろから駆けつけ、仲間の無事を知り安堵している。
妓夫太郎「あぁ?鬼狩りが増えたなァ…しかもそいつの落ち着き様……柱だなァ?かっこいい登場で形勢逆転したつもりでいる様だが、、」
…上弦の、陸。
しかも、2体…。、
特に鎌を持ち痩せ細った体の、カマキリの様な鬼…あいつが中核を担っているのだろう…。
だが、相対した時の迫力は猗窩座の方が何倍も気圧された。
しかしこっちの鬼には毒と飛び道具がある分、厄介この上ない…。
現に宇髄さんが、いくら毒に耐性があるといえど本来の力が出せなくなっている。
俺が食らえば、ほぼ数十分も持たずに動けなくなるだろう。
妓夫太郎「(手負いの柱なんざ直に死ぬ。だがアイツの圧倒的な余裕…早めに毒で弱らせなきゃァ、いけねェなァ)」スッ…!
咲夜「…!?カマキリ鬼は俺と宇髄さんでなんとかする!炭治郎達は帯の鬼を…!」
“飛び血鎌”
“光の呼吸、伍ノ型…全反射!”
カキ、ガキンッ!
妓夫太郎「ほぉ?いい反射神経だなぁ…」
咲夜「…どうも」
軌道をずらしても、動きを操ることができるのかもう一度こちらに向かってくる斬撃。
咲夜「フゥ……」
スー、カチャン…。
“光の呼吸、参ノ型…”
妓夫太郎「(なんだァ?刀をしまった…こいつは何をしようとしているんだ…??後ろに弾いた斬撃が向かってきているのに気づいていないのかァ?)」
後ろからの斬撃は……。
宇髄「任せろ…!」
はい…宇髄さん!
宇髄さんを信頼し、背中の攻撃は無視する。
咲夜「…暁光一閃!」
シュン…!!
妓夫太郎「(速い…!?コイツ、一瞬で距離を…!!)」
ガキンッ!
徐に首めがけて刀を振るうも鎌で防がれてしまう。
“円斬旋回…飛び血鎌!”
くっ…無数の斬撃を腕に…!
防ぐと同時に腕に斬撃をまとった鬼を見て、呼吸法を変える。
ゴォォーー!
“ヒノカミ神楽…烈日紅鏡!”
斬撃をまとった腕を弾き返し、斬撃のほとんどを相殺…。
押し返した腕を再び、こちらに伸ばしてくるがそれをかわす様に身を回転させ、宙に飛ぶ。
“ヒノカミ神楽…斜陽転身!”
再び首に鋭い一薙ぎを入れ込む。
「クッ…!!」ザシュ…
だが、まだまだ鍛錬が足りず、完全に習得していない型だったために鬼に見切られ、状態を後ろにそらした鬼の首に切れ込みを入れる程度となってしまった。
お互いに一度距離を取り向き合う。
咲夜「宇髄さん…!」
宇髄「あぁ、もうすぐで完成する…!」
俺は宇髄さんと、それだけの言葉を交わし再び気を引き締める。
そろそろだ…。
妓夫太郎「…!?クッ!グハッ…!!な、なんだ…!?」
しのぶにもらっていた毒…刀身に塗っていたのだ。
咲夜「ここで決める…!」
ヒュゥーッ!
“光の呼吸、肆ノ型…刀光剣影!”
距離を詰め、不規則な乱撃を繰り出す。
相手はどうにか距離を空けつつ毒の回復を図るも、避けるのと首への一撃を防ぐのに手一杯の様子…。
妓夫太郎「クソォ!毒仕込んでやがったなァ!?もうただじゃおかえねぇ!!」
どうやら鬼が毒から回復した様で徐々に攻撃が押し返され始める。
宇髄「譜面が完成したぁ…!!!」
“光の呼吸、伍ノ型…全反射!”
斬撃を全て相殺し、その場から一旦離れる。
同時に宇髄さんがすかさず鬼に対し攻撃を仕掛けていく。
鬼の攻撃を全て読み切り、攻撃を重ねていく宇髄さん。
激しい攻防の中、納刀し居合の構えを取って目を閉じる。
猗窩座との戦闘時の記憶を思い出し、そのままの感覚に自分の体を委ねる。
……見えた。
宇髄さん、鬼の2人の動きがゆっくりとなった感覚。
今だ……。
“光の呼吸、参ノ型…暁光一閃【神速】!”
ザシュンッ!!
宇髄さんと鬼の距離が少し開くと分かったタイミングで、導かれるかの様に型を繰り出し2人の間を一筋の光が通り抜ける。
2人とも何が起きたと言った状態だが、一つ……確かなことは。
ゴトッ…
「え…は?」
鬼の首を切ったということだ。
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