カナヲの兄   作:疾風“はやて”

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遅くなり申し訳ありません!試験勉強で時間がとれなくて……投稿ぺースが落ちますがご了承下さい。
あと今回は短めで、この話までをプロローグ的な感じにします。


鬼狩りに復帰……

しのぶと話してから数日、オレは裏庭で現時点の型の確認をしていた。今は、光の呼吸はまだ伍ノ型までしかない。師範が言うには型を作り出すことは難しく、どの呼吸の派生かも分からないためより困難であるとのこと。これに関しては、基本となる5大流派、水、炎、風、岩、雷の5つの呼吸を参考にして考えてみたいと思っている。

 

 

 

 

 

型は後々考えることとして、上弦の弐と戦ってからかなりの日数が空いてしまった。だが戦闘を終え、技を出すときの動きの無駄が分かるようになった。今は、より少ない動きでより速く型を繰り出すことを意識している。これは一つ一つやるというよりかは型を繋げてやるという方法にしている。

 

前にカナエさんには舞いのように見えるとも言われたこともあった。その方が型を連続で出すことに慣れ実践的であり、体の疲れ具合から無駄がなくなればすぐに分かるため効率的である。

 

 

そんなオレの姿をカナヲは興味があるのか、シャボン玉をやりながらじっと眺めている。すると、そこにカナエさんがやって来た。

 

 

カナエ「カナヲも一緒に舞いをおどって見たいのかしら?」

 

オレは一旦、型を繋ぐ手を止める。

 

咲夜「そうなのかカナヲ?」

 

 

カナヲ「私も少し…やってみたい。」

 

 

そうカナヲに言われたが、これは全集中の呼吸を使うため、かなり疲れるだろう。カナヲも少しはカナエさんから全集中の呼吸を教えてもらったらしいが…まあ、本人の意思を尊重しよう。

 

 

 

 

 

 

 

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オレは唖然としてしまった。

 

その理由は、目の前でおどったカナヲの姿。オレは特になにも教えずに見よう見まねでおどれと言っただけだ。それだけなのに、カナヲは呼吸が出来ないなりにかなりの完成度でおどって見せたからだ。

 

 

 

カナヲはどうやら目が周りの人より優れているようで動体視力がいいことが分かった。そして、剣士としての才能もあるのかもしれない。

 

 

咲夜「…カナヲは呼吸を学びたいか?」

 

 

オレはそんなことを聞く。カナヲは少し迷っているように見える。でも、こちらをみて…

 

 

カナヲ「学んでみたい」

 

そうカナヲは答えた。

 

 

咲夜「そうか…。カナエさん、カナヲには花の呼吸を教えてあげてください。オレは、きっと明日から任務へ復帰しなければいけないですし、それに光の呼吸は筋肉への負担が大きいから今のカナヲでは大変かと思ったので。」

 

カナエ「分かったわ!カナヲ、頑張るわよー!」

 

 

カナヲもいつかは、鬼殺隊に入りたいと言うのだろう。オレやしのぶを助けるために…。カナヲの才能はかなりの物だと思う。でも、無理はしないで欲しいし、長生きして欲しいとも思ってしまう。たった一人の血の繋がった家族なのだから。

 

オレは庭を後にし、しのぶの部屋へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コンコン

 

咲夜「しのぶ、入ってもいいか?」

 

しのぶ「どうぞ~。」

 

 

了承を得て、オレは中へはいる。

 

しのぶ「どうしました?」

 

中へ入ると、しのぶは薬の調合をしていたらしい。

 

咲夜「明日から任務へ行く予定になっているから、任務に出ても大丈夫か確認してもらおうと思ってな。」

 

 

しのぶ「分かりました」

 

 

しのぶはオレの傷のあったところ、骨の折れていたを確認する。

 

 

しのぶ「体に痛みはありませんか?」

 

咲夜「特にない。」

 

型を使うときも特に異常は見られなかったので、ないと答える。

 

しのぶ「なら問題ないと思います。」

 

咲夜「そうか。ありがとな、しのぶ」

 

オレは、しのぶに礼を述べる。しのぶの様子を見る限り、前より顔も明るく見える。きっと、悩みを打ち明けたことで心が軽くなったのだろう。

 

しのぶ「いえ、お礼を言うのは私の方です。私も、咲夜さんに話をしたことでスッキリしました。感謝しています。」

 

 

咲夜「そうか、それはよかった。カナエさんにも色々助けられたし、お互い様だな。」

 

 

しのぶ「姉さんは少し優しすぎます!言っておきますが、姉さんはあなたに助けられた恩があるから優しくしてるだけですからね。変な勘違いはしないでくださいよ?」

 

いつも通りのしのぶに戻り、オレは少し安心感を抱く。

 

咲夜「分かってる、それじゃあ失礼する。」

 

 

そう言い残し、オレは部屋を後にする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

咲夜「じゃあ、行ってくるからな?カナヲ」

 

 

カナヲ「いってらっしゃい」

 

カナエ「怪我しないように気を付けてね?まぁ、咲夜くんなら大丈夫よね。」

 

カナヲとカナエさんに見送られ、俺は鬼狩りの任務へと復帰した。

 

 

 

大切なものを守るため、鬼による悲しい出来事を繰り返さないため、今日も俺は鬼を狩り続ける……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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