今回少し長めのお話です...!書きたいと思ってたものが多すぎて、まとめたらこんなに長く...。
あと会話描写なのですが
普通の会話が「」で、ナイトコード内での会話が〘〙とさせていただきます。見にくかったら申し訳ないです。
音視点
...さて。どうしたものか。今私...いや、私とかな姉は瑞希とまふゆに別れをつげて家に帰ってきていた。かな姉はつかれた様子だったが、家に帰ると早速四角い機械をいじっていた。どうやらパソコン、と言うらしい。
音「...私、何しようかなぁ」
奏「音、疲れてない?疲れてるなら休んだ方がいい」
音「それはかな姉に言いたいかなぁ」
かな姉はあまり分かっていなかったようだが、私がなんでもない、というと、そっかと微笑みまたパソコンに向き合った。
音「...曲のデモ、作ってるんだっけ?」
奏「うん。ええと、今は1番まで作ってるから次は2番なんだけど...」
そうかな姉が言った、次の瞬間。ピコン、という音がなった。どうやらパソコンから音がしたようだ。
絵名〘K、お疲れ様!...って、マイクミュートだ〙
瑞希〘あれ、ボクとえななん同時にログインした感じ?やっほー、K、えななん〙
奏「あ...ごめん、ナイトコードの音だ」
音「ナイトコード...?」
奏「うん、ナイトコードっていうアプリがあるんだけど、そこで作業してるんだ。ニーゴとして曲を作ってるの」
音「へぇ...」
すごいなぁ、曲を作るってあんまり実感わかないけど...。きっとナイトコードってアプリでお仲間さんと話して、作業の進捗とかを確認する...のかな。
音「私のことは気にしなくていいから、お仲間さんと話していいよ」
奏「ほんと?ごめん、ちょっと話すね」
瑞希〘あれ、K?いるー?〙
奏〘ごめん、音と話してた〙
絵名〘音?誰それ?〙
瑞希〘あー!ねえねえ、音、そこにいるの?!〙
絵名〘え、Amia知ってるの?なんか疎外感...〙
瑞希〘ちなみに雪も知ってるよ〜♪〙
絵名〘はぁ?!な、なんで知ってるのよ?!〙
...なんか、すごい盛り上がってるな。Amiaって呼ばれてる人は声的に瑞希だろうけど、えななんって人は...?
奏〘えっと...音は、いるにはいるけど...〙
瑞希〘ほんと?!音、やっほー♪〙
音〘...やっほー...?瑞希、さっきぶりだね〙
絵名〘え、Kの家にいるって、何者...?!〙
奏〘音は私の妹なんだ。みんなには話してなかったけど...〙
まあ、話せなくても無理はない。私は気がついたらここにいた、って感じだし。ここに来る前のことは全く覚えてないし。...あ。
音(まふゆに連絡、しなきゃな......あれ?でも起きといて、って言われたから、今しちゃダメなのかな?...うーん、分からん...)
奏「...音?えななんに呼ばれてるよ?」
音「あ、ごめん...考え事してた...」
絵名〘音って言うんだよね?私は東雲絵名。よろしくね〙
音〘あ、うん。よろしく、絵名〙
瑞希〘えななんも音と会えばいいのに〜。Kに似て、すっごく可愛いんだよ!〙
絵名〘私だって会えるものなら会いたいわよ!〙
音〘えっと、私そんなにかな姉に似てるかな...〙
瑞希〘うーん、なんか所々って感じかな?確かに髪型とかは違うけど、様子を見てればああ、Kの妹だな〜って感じるよ!〙
...そう、なんだ。なんかちょっと嬉しいな。...そういえば、さっきスマホの電源をつけた時に思ったんだけど...この“悔やむと書いてミライ”ってなんだろう...。タップ、してみようかな...いやでも、こういうことってかな姉に聞いた方がいいのかな。
音「ねえ、かな姉」
奏「ん?音、どうしたの?」
音「なんかスマホに、悔やむと書いてミライっていうやつが入ってたんだけど、これなんだと思う...?」
奏「悔やむと書いてミライが...?...ちょっと見せて」
瑞希〘え?!音のスマホに悔やむと書いてミライがあったの?!〙
絵名〘それって、アイツが心を許した、ってこと?でも、音をセカイに干渉させていいわけ?〙
奏「間違いない...私たちのと同じだ...音、これっていつから?」
音「えっと、さっきスマホを見たら入ってた...」
奏〘...Amia、えななん。今からセカイに来れる?話は聞いてたみたいだから、事情はわかると思うけど...〙
絵名〘私は行けるよ!〙
瑞希〘ボクも!〙
...あれ?今、ピコンってなったような...?気のせいかな...。
奏「じゃあ音、それをタップして欲しい」
音「タップ?分かった...ってうわっ...?!」
かな姉の言われた通り、悔やむと書いてミライをタップした瞬間。段々と私の視界が白くなっていった────
──誰もいないセカイ。
音「うわっ......って、あれ?ここは...」
ミク「いらっしゃい、音。ずっと、待ってたよ」
音「って、うわっ?!だ、誰...?」
ミク「私は、ミク。ここは、あの子の...まふゆの想いで出来たセカイ」
音「まふゆの想い?セカイ?...何が何だか、分からなくなってきた...」
瑞希「おーい、音〜?いるー?!」
音「あれ、瑞希だ...」
よく見るとその後ろにかな姉と、見たことない人もいる。多分会話の流れ的に、絵名...って人だろう。
瑞希「あ、いたいた!音にミクまで!」
ミク「みんな、いらっしゃい」
奏「ごめん、急に来てもらって...」
絵名「ううん、私は大丈夫!それより、その子が音?」
音「ええっと、絵名...なのかな」
絵名「うん。なるほど...瑞希が言ってたの、ちょっと分かるかも」
瑞希「でしょ〜?」
...2人で盛り上がってる。ええっと、これは、どうすれば...。と思っていると、どこからか音がなる。...なんだろう、この音。
まふゆ「...」
絵名「あ、まふゆ!まふゆもセカイに来たの?」
まふゆ「帰ってナイトコードにログインしたら、奏がセカイに来てって言ってた所だったから...」
音「あ、あのピコンって音、まふゆが来た音だったんだ...気のせいかと思った」
まふゆ「...音?なんで、ここに...」
奏「まふゆ、今はそれを考えるためにここに集まってもらったんだ」
まふゆ「......私は、分からないけど...」
絵名「はぁ?あんたが分からなかったら誰がわかるのよ!」
瑞希「まあまあ絵名、落ち着いて〜...」
確かに、なんで私が来れるんだろう。セカイってとこ、私はよく分からないし。まふゆの想いで出来たのなら、いつ出来たかにもよるけど...再開した今ってことは、私がまふゆと会わなくなった後...?そもそも、私の過去って...。
音(うっ...頭、痛い...)
まふゆ「...ねえ。それより私、音と話をしたいんだけど」
絵名「それよりって、あんたねえ...!」
瑞希「ま、まあまあ...。奏、どう?」
奏「まあ、いつでも考えられるし...いいよ、まふゆ」
まふゆ「...そう。じゃあ音、行こう?」
音「え?あ、うん...」
そう言われ、私はまふゆに手を引かれる。なんか後ろで絵名とかが騒いでたし、みんな驚いてたみたいだけど...。
まふゆ「あの時の話の続き、していい?」
音「うん。...あ、えーと。私が話してたんだっけ」
まふゆ「うん。音のこと、聞かせて」
音「うーん...私も覚えてないから、そんなに詳しくは話せないんだけど...」
私は自分と家族、それに生活に関する記憶がほとんど無いことと、まふゆのことは覚えていた、ということを話した。まふゆは少し考えた後、言葉を発した。
まふゆ「...もしかしたら音は、解離性健忘のうちの2つを持ってるかもしれない」
音「解離性健忘...?」
まふゆ「...簡単に言えば、記憶がない、記憶喪失。解離性健忘にはいくつか種類があって、そのうち音が持ってるかもしれないのが、系統的健忘と全般性健忘」
まふゆによると、系統的健忘は自分の家族だったり、特定の人や期間を忘れてしまう症状。全般性健忘は自分のことや、生活に関することを忘れてしまう症状らしい。っていうか、こんなことを覚えてるって...。
音「もしかしてまふゆ、本当に医者になる気なの...?」
まふゆ「...今は関係ない」
音「まふゆ......まあ私はまふゆの意思を尊重するけどさ、看護師も諦めちゃダメだからね」
まふゆ「...みんなのところに戻ろう」
あ、逃げた。...まふゆが自分を押し殺さないですむ日は来るのかな。...ううん。昔から見ていたからこそ、私が─────。
音「...ねえ、まふゆ」
まふゆ「...なに」
その瞬間、私はまふゆを後ろから抱擁する。そして一言。
音「私は絶対、まふゆがどこに行っても...見つけてみせるからね」
まふゆ「...そう」
そう、誓いをたてるのだった。
はい、ということで。いかがでしたでしょうか。
私も少し調べた程度なので詳しいことはあまり分からないのですが...。特定の人を覚えているって、あるんですかね。
...まあ、まふゆのことだけ覚えてたのは幼馴染だからってことにしましょう(言い訳)
...というか、やっとニーゴのメンバー全員と絡ませることが出来た...。