ありふれた帰還後の日常   作:真藤陽人

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 今まではヒロインとのイチャイチャでしたが「帰還後の日常」なのでこれは外せないです
  よね

 という訳で今回はあの二人のメイン回です

 変わってて常識無いけどハジメの性根にある優しさを形成しているのは間違いなくこの二
  人なので私は大好きです


親の心、子知らず

 

 息子への印象

 

 愁と菫にとって息子であるハジメの印象は「優しすぎる」ことだった

 

 ただ優しいだけなら親としてとても誇らしかった、けれどハジメの場合は自分の身を顧

  みないで人助けをすることがかなりの頻度で会った

 

 自分たちの仕事仲間にこそ居ないがそんなハジメを利用する人間がらわれるかもしれな

  い

 あるいは誰かを助けようとして本当に命を落とすかもしれない

 

 大切な息子だからこそ2人は心の何処かで心配し続けていた

 

 そうしてハジメは成長して行きながらも優しさを失わず、高校に入った頃にその事件は

  起こった

 

 「異世界召喚」

 

 当時は知る由もない事だったが実際にトータスという異世界に旅行もした

 

 心の底から楽しんだが居なくなったあの日の二人に行っても信じはしなかっただろう

 

 ゲーム会社と漫画家

 互いに上に立つ者として息子ばかりを気にすることはできない、そう何度言い聞かせよ

  うと必ずミスが出来た

 

 だからこそ、という訳では無いがハジメを知る者たちの手助けもあり2人はハジメを探

  し出すことに集中することが出来た

 

 

 だが現実という者は何時だって非情だ

 

 

 行方不明になってから一か月、二か月、三か月・・・月日は無情に流れていく

 

 同じく子供たちを探すために結成した仲間が居なければ何処かで壊れて居たかもしれな

  い、そう思わせる程に苦痛の連続

 

 

 菫は何度かの休載、愁は発売延期こそなかったが普段以上に制作は難航した

 

 テレビではネタとして面白おかしくネタにされる

 

 ネット上では在りもしない発見情報で溢れかえり、聞くに堪えない誹謗中傷

 

 警察だけは捜索を続けていたが難航を極めていた

 

 

 そうして時間は流れていき、一年が経った頃

 

 「……あぁ、その、なんていうか……俺、なんだけど」

 

 あぁ、何度その声が聴きたかっただろうか

 

 一年というにはあまりにも長く、苦しかった時間

 それが今この一瞬で全て吹き飛んだのだ

 

 「「おかえり、ハジメ」」

 

 夢で何度も言い続けた言葉が遂に現実となった瞬間

 

 二人はこの日を生涯忘れる事はないだろう

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 「それじゃあ父さん、行ってくる」

 

 「おう、せっかくのお泊りなんだから楽しんで来いよ?」

 

 「あぁ、分かってるよ」

 

 泊りがけで出かけるハジメに愁が言葉を返す

 

 「お義母さま、いってきます」

 

 「いってきますねー」

 

 「楽しんでくるのじゃ」

 

 「ふふ、お二人もゆっくり過ごしてくださいね」

 

 「みゅ、お爺ちゃんとお祖母ちゃんもゆっくりしてね、なの‼」

 

 「勿論よ五人とも、香織ちゃん達と合わせて楽しんでいってらっしゃい」

 

 ユエ達に菫が言葉を掛ける、そして玄関の前で

 

 

 「「ハジメ、いってらっしゃい」」

 

 「あぁ、行ってきます」

 

 戻って来てくれた息子とその息子にとって特別な少女達

 

 あの日々が無くなった訳では無い、けれど愁と菫にとってはそれを乗り越えた先にある

  今の幸せが最も、価値があるように思えた

 

 

                                おしまい





 少し短かったですがご容赦をm(__)m

 終始ふぜけてますけど以前のハジメの場合人助けの為に死にそうなので親としては心配で
  仕方ないだろうな、と思って造りました

 今後もこういった話は作ると思います

どのヒロインの話が良いですか?

  • ユエ
  • シア
  • ティオ
  • 香織
  • 愛子
  • リリィ
  • レミア
  • 優花
  • ローゼ(竜王国の姫)
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