ヴィラン連合によるUSJ襲撃事件の数時間前。
『やあ
「いきなりどうしたんですか根津校長。もしかして今年の体育祭の話ですか?」
『いや、今回は別件でね。直接話したいんだがどうかね?』
「大丈夫ですよ。今から雄英に向かえばいいですかね?」
『よろしく頼むよ』
ピッ
「さて、出かけるとしようか」
そう言って赤いコートにシルクハットの男、
雄英高校保健室。
「いやぁ、まさか呼び出されたその日に敵の襲撃が起きるとは思いませんでしたよ」
「ま、まさか・・・マジックヒーロー・オーガスト7!?世界的に有名なプロマジシャンであり実は雄英高校のOBでマジシャンに成る為に雄英高校に入学し成績トップで卒業したという逸話を残しているマジックの仕組みを理解することで種も仕掛けも無い本物のマジックを行える個性「マジック」を持ち彼のマジックショーの一番の目玉がその種無し手品だこの個性社会においてマジックは衰退の一途を辿っていたが彼の登場により再注目され徐々に活性化しつつあると言う本職はマジシャンでありヒーロー活動はその合間に行っている為事件解決数は少なくヒーローランキングは圏外であるがその実力は間違いなくトップ10に入ると言われている他にも・・・」
「落ち着きたまえ緑谷少年!」
「ハッ!すみませんいきなり・・・ていうかオールマイト!
「良いんだ、彼もこの傷の事は知っている」
「はは、元気のいい少年だ。知っての通り私の名はオーガスト7、根津校長に呼ばれて来たんだ。オールマイトの事情も知っている」
「あ、はい!緑谷出久です!」
「さて、オーガスト君、君には礼を言うよ。君のお陰で皆を救うことが出来た。あそこで君と出会わなければ、私はきっと活動時間ギリギリまで動いていただろう」
「礼を言われるほどではありません。偶然あの場に居ただけですから」
「それでもさ。もしもあと少し到着が遅れていたら呉蘭少年や緑谷少年は勿論、あそこにいる全員の命が失われていたかもしれないんだ」
「僕からも、ありがとうございます!」
「分かった、礼は受け取っておこう。それでは私は校長に呼ばれているのでね」
そう言って彼は塚内刑事と入れ替わりで保健室から出て行った。
「よく来たね八月君」
「どうも、根津校長。話というのは・・・まあ大体想像ついていますが」
「そうだね。実は昨日の昼、雄英のセキュリティが突破される騒ぎがあってね、校内の警備を強化する為に君を雇おうと考えてたんだ。まさかその翌日に攻めてくるとは思わなかったけどね」
「さすがにそれを予測しろというのは難しい話ですね」
「と言っても、それは言い訳にしかならないけどね。とにかく、君の他に何人か信頼できるヒーローを雇おうと考えている。それと、今年の体育祭は警備の数を例年の5倍に増やそうと考えているよ」
「そのあたりが妥当ですね」
「さて、そう言う訳で君には体育祭までの間、校内警備をしてもらいたいんだけど良いかな?」
「勿論。校長の頼みとあっては断る訳にはいきません。それに、オールマイトの事もあります」
「・・・何度も言ってるけど、彼の怪我は断じて君の責任では無いよ」
「分かっています。しかし、発端が私であるという事に変わりはありません。私に出来る事は全て協力するつもりです」
「・・・分かった、よろしく頼むね」
ヒーロー名「オーガスト7」
本名「八月七花」
好きなもの マジック
嫌いなもの 種明かし
雄英高校OBで雄英体育祭の警備員兼盛り上げ役として毎年呼ばれている。6年前の事件にも関係しておりオールマイトの弱体化の事も知っているがOFAの秘密については知らない。
個性「マジック」
マジックの仕組みを理解することで種のない本物のマジックを行うことが出来る。
マジックの小道具を体に"収納"しており任意で"取り出す"ことが出来る。そのため八百万の様にその場で創造する訳ではなくゲームのアイテムボックスの様にあるものの中から選んで取り出している。これを応用する事で相手の攻撃を跳ね返すことが出来る。その他にもコインと煙草のマジックの応用で壁抜けしたり、サーベルマジックの応用で物理攻撃を無効にしたりできる。
基本的にマジックでできることは大体できる。
オーガスト7の本名がそのまんまになってしまいましたが、ヒロアカの登場人物は皆名が体を表し過ぎているので、まあ良いかと思いました。
この話を考えていた頃にアニメ三期を見て、ヴィラン連合側にマジシャンっぽいキャラが出てきて驚きました。