年単位でしか投稿できない無能な私を許しておくれ………
どうぞ!
いつも通りに学校に通う生徒たち。まさか、こんな出来事が起きるとは、起きていたとは思わなかっただろう……。特にAqoursにとって、歴史が動いたと言っても過言ではない
……
何やら校内が騒がしい。音の響き方からして2年生教室ではない。それにこの声量は……3年生だろうか?
隼人「う~ん、穏やかじゃねぇな。しかしこの声なんか聞いたことあるような……?」
千歌「……!!」
江井「チカッチ!?何処へ!?」
突然教室を飛び出した千歌。その表情は……凄まじいものがあった
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「いい加減に、しろぉぉーーーー!!」
「「!?!?」」
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ハグこそが全てを解決する
ハグこそが奥義
- 未熟DREAMER -
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頼もしい先輩3人が加入して9人になったAqours。そんなある日の放課後、また海の音が聞きたいという梨子のため、松浦家ダイビングショップに千歌・曜も一緒に来ている。其処に隼人もやってきた。特に約束などはしていないので、全くの偶然だろう
隼人「あっ、果南姉さん、ちわっす!」
果南「うん、隼人君いらっしゃい♪」
隼人とて、内浦の海を愛する者の一人。ダイビングショップに来ることは不思議ではないだろう。増して、其処に美人の先輩がいるのだから常連になっても仕方ない
果南「今日もお姉さんの水着を見に来たの~?」
隼人「ちょっと姉さん、やめてくださいってば!///」
果南「ふふっ、冗談だよ。ホント純情でかわいいな~♪」
隼人「うぅ……///」
この少年が"姉さん"に好意を持っているのは明らかだろう。それを見越して、姉の方も弟分の脇腹をつついていじっている
梨子「あの2人は、どうしたの?」
曜「あぁ、いつものことだから気にしなくて大丈夫だよ」
千歌「いつも仲良しだよね~」
梨子(ふふっ♪ こんな一面もあったのね♪)
千歌の前では兄のようだったが、果南の前では完全に弟のようで、とても微笑ましい
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休憩室
先日の千歌が3年生教室へ突撃した件。その概要の概要を聞いた隼人である
隼人「あの騒ぎはそういうことだったんだ……」
果南「恥ずかしい……」
隼人「でもまぁ、そのお陰で頼もしい先輩方が加入されたなら、チカッチめっちゃお手柄じゃん!」
千歌「えへへ~」
曜「まぁ、行動力は凄いよね」
梨子「確かに、千歌ちゃんらしいわね」
隼人「仲良きことは美しきかな~ってね。それに、その……」
「「?」」
隼人「その、昔の姉さんに戻ってくれたみたいで……俺は嬉しいです」
「「!!」」
果南「もう、お姉さんをからかわないの!」
わしゃわしゃと頭を撫でる
隼人「うえぇ……」
梨子(う~ん。隼人君は、果南ちゃんのこと、どう思ってるんだろう?)
梨子(あれ……?)
自分の気持ちに違和感があった
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時は進んで夏休み序盤。Aqoursが屋上で、アメフト部がグラウンドでそれぞれ練習をしている。炎天下での練習は苦しいものがあるが、明確な目標に向かって仲間と共に努力する日々は、何物にも代えがたい青春の日々である。
梨子「練習終わったの?」
隼人「おう!」
梨子「一緒に帰ろ?」
隼人「喜んで!梨子ちゃんも練習?」
梨子「うん。今日は、新曲の合わせって感じかな」
隼人「おぉ!そうやって聞くとアイドル感すげぇな」
梨子「ふふっ、スクールアイドルですから!なんてね♪」
隼人「良いね!」
梨子「アメフトは……勿論だと思うけど、あの防具を着けて練習するのよね」
隼人「Yes」
梨子「炎天下であの格好って暑くないの……?」
隼人「ぶっちゃけ、クソ暑い!」
梨子「そ、そうよね……」
隼人「でもなんかさ、一周回ってテンション上がるんだよな」
梨子「そ、そうなんだ」
隼人「おう!ランナーズハイみたいな?キツい分、終わった時の爽快感と解放感がたまらん!」
梨子「ふふっ、そう言われると分かる気がする♪」
隼人「ハハッ!梨子ちゃんも良い感じにアスリートになってきた?」
梨子「う~ん、そうかもね。辛い練習も、みんなとなら楽しいし♪」
隼人「お~、まさにそれだな!」
梨子「でもホント、果南ちゃんのメニューは凄いのよね……」
隼人「あ~……なんとなく察した」
……
梨子「ねぇ、1つ聞いても良いかな?」
隼人「ん? どした?」
梨子「あのね、もし、合唱コンクールとアメフトの試合が重なったら……隼人君なら、どうする?」
隼人「う~ん、そうだな~」
梨子「……」
隼人「やっぱり、アメフトかな」
梨子「それは、どうして?」
隼人「ん~まぁ元々アメフトがメインってのもあるけど、《代えがきかない》んだよな」
梨子「!」
隼人「合唱だと俺がいなくても多少は何とかなるけど、アメフトだとかなり影響が大きいんだよね。自分で言うのも何だけど」
梨子「うん……」
隼人「難しい二択だけど、"やりたい方"若しくは"自分にしかできない方"を優先する……かな」
梨子「そうか……。ありがとう」
隼人「どういたしまして。しかし、何かあった?ってかこれからあるの?」
梨子「うん、実はね……ピアノのコンクールとAqoursのライブが同じ日にあって、どっちに出ようか悩んでるの」
隼人「Oh!それは大変。ってあれ?俺の発言ってかなり責任重大……?」
梨子「うふふ。そうね♪」
隼人「マジか……」
梨子「ゴメンゴメン。ホントにありがと♪ 隼人君に責任はないわ」
隼人「うむ……。まぁ偉そうなことを言っといてなんだけど、Aqoursの誰かにちゃんと相談した方が良いと思う」
梨子「うん。それはもちろん!」
隼人「まぁそりゃそうか。俺は……梨子ちゃんがどっちを選んでも、応援してる!」
梨子「うん。ありがとう♪ 私も、隼人くんのアメフトと合唱、両方応援してるからね!」
隼人「!! ありがとう! そしたら……」
梨子「!」
隼人「お互い、頑張ろうぜ!」
梨子「うん!」
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帰宅して、改めて彼の言葉を考える
隼人にとって、合唱部は助っ人、アメフト部は主力。どちらも大事ではあるだろうが、天秤にかければ後者の方が重たいというのは頷ける。では、自分の場合はどうだろうか。Aqoursもピアノも大切だ。代えがきかないという話をしていたが、9人でこそAqoursである。しかし、例え離れていてもAqoursである。そして梨子のピアノは、梨子にしか弾けない……!
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「ピアノコンクール、出て欲しい……!」
「梨子ちゃんにとってピアノは、大切なものだったんじゃないの?」
「ホント、変な人……」
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隼人「ん~。梨子ちゃんからメッセージだ」
梨子『隼人くんこんにちは♪ あの後千歌ちゃんに相談して、やっぱりピアノコンクールに出ることにしたわ!』
隼人『Oh!マジか! 千歌っちの反応はどうだった……?』
梨子『ピアノコンクール、出て欲しいって言われちゃった!』
隼人『さすが千歌っちやで……!』
梨子『ホント凄いわよね千歌ちゃん……。でも、おかげで迷いなく取り組めるわ! 隼人くんも、ありがとうね』
隼人『いやいや、俺は何も! 何も知らずに偉そうなこと言っただけだし……』
梨子『そんなことないわ! 背中を押してくれて、ありがとう♪』
隼人『Oh。まぁ、なんだ……、迷いなく発表会に出られるなら何よりだ』
梨子『うん♪ 頑張るね!』
隼人『おう!楽しんで!』
梨子『ありがとう♪ 隼人くんもね!』
隼人『あぁ、ありがとう!』
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当日
(梨子ちゃんやAqoursのみんなは、今頃……。っと、試合に集中だ!)
「よっしゃお前ら!気合い入れて行くぞ!!!!」
「「「おう!!!!」」」
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Aqoursのみんなの想いを胸に、コンサートホールで鍵盤に向かう梨子
梨子の想いを胸に、ステージに立つ8人のAqours
なにかをつかむことで
なにかをあきらめない!
想いよひとつになれ!
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その日の夜
梨子「あ、隼人くんからメッセージだわ」
隼人『発表会、どうだった?』
梨子(ふふっ……♪)
梨子『お陰様で、上手くいったわ!ライブの方も上手くいったみたい!』
隼人『お~それは良かった!お疲れ様』
梨子『ありがとう♪ 隼人くんはどうだった?』
隼人『ん~、ギリギリで負けちゃった』
梨子『あら、それは残念ね……』
隼人『うむ。まぁ寧ろ、今の課題がハッキリしたから収穫はあったし、公式戦に向けて気合が入ったわ!』
梨子『それなら良かったけど……』
隼人『ハハッ、心配しないで大丈夫だよ。お疲れの処ありがとう。また学校で!』
梨子『うん。またね♪』
……
自分としては満足いく演奏ができ、Aqoursのライブも無事に成功。隼人たちは負けてしまったとのことだが、落ち込んではいなかったようで安心した
梨子(最近、とても充実してるわね……♪)
Aqoursとピアノと、そして……隼人のこと。梨子の中で、段々と大きくなっていくのであった
つづく
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SSを書くためにアニメを見返して、ちかりこが尊くて文章が書けなくなった……