中津の四季島皇帝生活   作:阿鬼羅

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本年最後の投稿となります。また来年もよろしくお願いいたします


バルチック艦隊壊滅後の各国の動き四季島の動き

バルチック艦隊壊滅の報は世界各国を駆け巡った。

ルーシ帝国においては皇帝ニコライ二世は再確認を取り報告が事実であると知ると海軍高官らを呼び出し叱責した。その後講和の仲介国を探すように伝え、交渉においては一握り土地も1ルーブルたりと渡すなと無茶な注文をつけていた

 

ドイツ第二帝国においてはヴィルヘルム二世が四季島脅威論を唱える政府高官らや軍人と会議を持ち脅威は脅威であるが対ルーシ対フランカとの共同歩調を取れるように外交努力を始めていた

 

アメリア合衆国ではフランクリンではないルーズベルトことセオドア・ルーズベルトが頭を悩ませていた

 

ルーズベルト「講和の仲介とはいえはどんな条件を出す。それこそルーシ海軍の主力と陸軍50万を文字通り殲滅した訳だ、最低でもハバロフスクやウラジオストックは確定だろうどうしたものか」

 

 

エングランドにおいては首相アーサー・バルフォアが外務省や財務省、海陸軍関係者と四季島との同盟続行について協議していた

 

バルフォア「四季島との同盟続行はアジア地域の安定に必須である。またカナダ自治領の経済は四季島領アラスカに対する輸出で好調であるがこれはカナダからの製品に四季島が関税を引き下げているからでもあるもし同盟が切れれば関税は他と同等となるだろうそれはカナダ自治領からの税収にも影響する」

 

外務官僚「ではシンガポール等の関税引き下げを?」

 

財務官僚「それは困るな税収を下げるわけには」

 

海軍将官「海軍としてはアジア地域の安定には四季島との同盟は必須である。これが無い場合は新鋭戦艦6隻を含む30隻〜60隻の一級線艦艇が必要である」

 

陸軍将官「陸軍としても仮に四季島と開戦して場合カナダ自治領防衛に20〜40万人他のアジア地域防衛に50万人は必要である。また練度と装備も本国軍に匹敵する必要があると同時に反撃に転じ四季島本土攻略には100万〜150万の兵士と最低70万の戦死者は覚悟して頂きたい」

 

財務官僚「それは現状アジア方面の軍と合わせてと言うことでよろしいか」

 

海軍将官「追加でである」

 

陸軍将官「陸軍も追加でこの程度必要である、またカナダ自治領より進撃する際は確実に堅固な要塞攻略戦が発生するため巨砲を多数要請するできれば30門は欲しい」

 

財務官僚「無茶です。そのような軍備を増強すれば財政が破綻します」

 

バルフォア「だろうな、それ故に四季島との同盟は頑強なものにしなければならない」

 

 

話題に上っている四季島帝國内でも鹵獲した艦艇や装備をどうするかについての議論や戦訓を元にした兵器の開発についての議論が絶えなかった

 

聯合艦隊参謀「まず旅順艦隊から鹵獲した戦艦ペトロパヴロフスク、カメーゼス装甲巡洋艦バーヤン駆逐艦4隻バルチック艦隊から鹵獲した海防戦艦インペラートル・ニコライ1世、ゲネラル・アドミラル・アプラクシン、アドミラル・セニャーヴィン、アドミラル・ウシャコ戦艦スヴォーロフ、ボロジノ、オリョール装甲巡洋艦ヴラジーミル・モノマフ防護巡洋艦イズムルート、スヴェトラーナ駆逐艦5隻の合計20隻となります」

 

財務官僚「これらの保守整備費は莫大な費用が掛かります。よって全て解体すべきです」

 

海軍省将校「馬鹿なことを言うな。せっかくの戦利艦を全て解体など出来るか!特にボロジノ級は最新鋭艦だ」

 

造船将校「その最新鋭艦たるボロジノ級は復元性の低さが問題となりますがそれでも使われると?」

 

聯合艦隊参謀「聯合艦隊としては主力艦隊での使用は拒否させていただきたい」

 

外務官僚「外務省としては友邦国への売却を提案したい。海軍省でも話題となっていると聞きますがオツマン・トルコからの戦艦売却依頼。これに鹵獲したボロジノ級を使いたいと思います」

 

財務官僚「財務省としては外務省の提案に賛成である」

 

聯合艦隊参謀「聯合艦隊としては外務省の提案に賛成である」

 

造船将校「造船局としては最低限の改修後という条件のもと賛成である」

 

海軍省将校「致し方あるまい、海軍省としては外務省の提案に賛成である」

 

財務官僚「次に陸軍の鹵獲兵器についてだがどの程度に?」

 

陸軍省将校「現在までに確認できているだけでモシンナガン小銃220000丁マキシム機関銃450丁サーベル40000振りM1877野砲800門M1900野砲450門M1902野砲180門M1877.107㎜カノン砲250門M1877.152㎜カノン砲200門M1902.37㎜気球砲100門糧食8000トン軍馬1520頭輓馬4700頭輜重車800台その他石炭木炭等の燃料類15000トン酒類などの嗜好品は回収できたものはウオッカ40000瓶ですが一部は士官兵卒が接収時に持ち去ったと思われます」

 

冬原「仕方ありません。監視に当たる風紀官の人数が不足していた事にも問題があります。よって今回の一件は不問に付しますが。次はありません、よろしいか」

 

陸軍省将校「寛大な処理に感謝する冬原風紀委員」

 

財務省官僚「にしてもこれだけの武器をどうするかです。燃料や馬科にウォッカは民生としても使えますが、小銃や砲類はいかようにすべきか」

 

外務省官僚「オツマン・トルコに売却するというのは手ですが」

 

財務官僚「そこまで彼の国に金があるのか?」

 

陸軍省将校「まずどうするかは後で考えてはいかがか。オツマン・トルコが欲するかどうかもわからん」

 

外務省官僚「とにかくオツマン・トルコに問い合わせをするしかありません」

 

陸軍省将校「だろうな、さて次の議題だが。ルーン軍の対空火器についてだが」

 

空軍技術者「低高度においては脅威となりえますが開発期中の新型飛行機械には対処できないでしょう」

 

陸軍防空団将校「防空団司令部としても37㎜対空砲は脅威とはなりえないと思われます。また発射装弾機構についても、装填時は砲身を水平にしなければ装填できず、また砲自身は固定式で移動には砲架を砲車に載せなばならず載せている間は砲は撃つことができません」

 

陸軍省将校「なんと使いにくい砲だ」

 

陸軍歩兵将校「しかし砲は軽いため駄馬一頭で運搬可能です」

 

陸軍省将校「それ以外に利点はないのだな」

 

陸軍技術者「はいありません」

 

陸軍省将校「我軍の対空火器より遅れているのだな」

 

陸軍技術者「はい」

 

会議の結果外務省はオツマン・トルコに兵器購入を打診することとなる。購入打診を受けたオツマン・トルコ帝国は購入を決意3隻のボロジノ級と装甲巡洋艦バーヤンは一部改修され欠点たる復元性の悪さはバルジの増設により四季島基準では使えるようにされると兵装を換装

兵装

Pattern 1895 30.5cm(40口径)連装砲2基

Pattern 1892 15.2cm(45口径)連装速射砲6基

Pattern 1892 7.5cm(50口径)単装速射砲20基

オチキス 4.7cm(43.5口径)単装速射砲20基

マキシム 7.62mm機銃4基

38.1cm水上魚雷発射管2門

38.1cm水中魚雷発射管2門

パラノフシキー 6.35cm(19口径)野砲2基

機雷50個

改装後

四季島式30.5cm(45口径)連装砲2基

四季島式15.5cm(45口径)連装速射砲6基

四季島式7.5cm(50口径)単装速射砲24基

マキシム 7.62mm機銃4基

 

兵装

1885年型 20.3 cm(35口径)連装砲4基

1877年型 15.2 cm(35口径)単装砲10基

オチキス 4.7cm(23口径)機砲12基

オチキス 1879年型 3.7cm(23口径)機砲6基

1880年型 6.4cm(19口径)野砲2基

38.1cm水上魚雷発射管単装3基

機雷40発

改修後

四季島式20.3 cm(45口径)連装砲4基

四季島式15.5 cm(35口径)単装砲10基

オチキス 4.7cm(23口径)機砲12基

オチキス 1879年型 3.7cm(23口径)機砲6基

四季島式9㎜機関砲8基

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