中津の四季島皇帝生活   作:阿鬼羅

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この作品ではお久しぶりです


欧州大戦2

1915年8月1日東地中海船団旗艦水上機母艦鈴原艦橋

 

マルベス「参謀長敵は見つかったかね?」

 

参謀長「はい、弩級戦艦3隻準弩級戦艦2隻弩級巡洋戦艦1隻を中核とする艦隊が展開しているようです」

 

参謀「超弩級戦艦超弩級巡洋戦艦5隻を保有する我が方の敵ではありません」

 

マルベス「敵の小型艇を忘れてはいないかねアレラの相手には松型や桑型の方が有効だ下手に近寄られて戦艦を喪いましたとはいえんからな、警戒を厳重にしろ対潜警戒もだ輸送船団には指一本たりと触れさせてはならない」

 

「「「了解」」」

 

通信士「前衛の第2護衛艦隊から敵小型艇多数接近すと」

 

マルベス「第4艦隊に下命航空隊対小型艇装備で発艦反復攻撃の支度も忘れるなよよいな?後本艦の航空機も出せ回収が難しければマルタの第27水上飛行隊に合流させろ」

 

航空参謀「お任せあれ」

 

10時丁度3隻の空母から36機の3年式艦上戦闘機と水上機母艦から24機の2年式水上観測機が発進編隊を整え一路同盟艦隊攻撃に向かった

 

そんなことは知らずに前進を続ける同盟軍艦載艇隊と水雷艇隊は戦闘機隊の支援もなく上空に乱舞し始めた四季島航空隊に何ら対処するすべを持たなかった

 

水雷艇艇長「拳銃でもライフルでもいい撃ちまくれ」

 

水兵「無茶ですこんな揺れる艇の上で当てろなど」

 

水雷艇艇長「当てなくていいとにかく撃つんだ」

 

水兵「りょ、了解」

 

一部の艇からは拳銃ライフルなどで対空射撃を開始したが全く見当違いな方向に撃つものや拳銃ては射程圏外のため届かないなど意味をなさなかった

 

14時が過ぎる頃には艦隊の内戦闘可能な艇は水雷艇12隻艦載艇31隻にまで減少していた

 

 

巡洋戦艦ゲーベン艦橋

 

スション「そうか、水雷艇隊を下がらせろUボート隊を前に出せ」

 

参謀長「了解」

 

スションの命令によりUボート隊が前進を開始対する四季島艦隊は第2護衛艦隊を戦隊事に展開させ接近するUボートに備えた

 

U81艦橋

 

聴音士「敵艦近づく4軸中型艦1、2軸小型艦4」

 

副長「艦長どうしますか?」

 

艦長「見つかっているか?」

 

聴音士「敵の動きは索敵をする動きだと思われます」

 

艦長「ダウントリム15、20下に潜り敵をやり過ごす」

 

副長「ダウントリム15」

 

 

護衛艦ロドス艦橋

 

聴音士「聴音に感ありUボートだと思われます」

 

艦長「位置は?」

 

聴音士「方位310距離約800」

 

艦長「対潜戦闘用意司令部及び僚艦にも伝えい」

 

通信士「了解」

 

聴音士「敵潜潜航したもよう」

 

艦長「爆雷投下」

 

艦長の命令により爆雷投下軌条により6個の対潜爆雷が投下された

 

 

ドカーーンドカーーンドカーーン

 

 

U81艦橋

 

艦長「近いな、敵はどうやら耳がいいらしい、被害は?」

 

副長「ありません、しかし酸素の残りが」

 

艦長「あとどのくらいだ?」

 

副長「持って20分」

 

ドカーーン

 

艦長「何事だ」

 

艦要員「艦尾付近で爆雷爆発浸水発生」

 

副長「応急処置急げ」

 

艦長「パイプ類の総点検危ないところは全て閉めろ」

 

副長「艦長、先の衝撃で舵が破損したようです」

 

艦長「致し方ないか、メインタンクブロー浮上せめて護衛艦に一矢報いるぞ水上戦用意」

 

副長「り、了解」

 

 

護衛艦ロドス艦橋

 

観測員「敵潜水艦浮上左舷です」

 

艦長「砲撃戦をしようというのか、砲撃用意僚艦にも伝えい」

 

副長「了解」

 

艦長「いやまて、発光信号用意敵Uボートに対してだ降伏されたし汝士官ならば兵の命を大切にされたしとな」

 

通信士「了解」

 

 

U81露天指揮所

 

副長「四季島艦より発光信号、これは投降勧告です」

 

艦長「包囲されたか、勝てんな、白旗を掲げろ」

 

U81を始めとした潜水艦隊は第2第3護衛艦隊の対潜警戒網に捕まり次々と撃沈拿捕の憂き目にあっていたこれを突破し無事船団にたどり着けたのは僅か2隻であった

 

U83艦橋

 

艦長「聴音本艦以外に友軍は確認できるか」

 

聴音士「1隻らしき音を確認できていますがそれ以外は」

 

艦長「大西洋とは大違いだなこれが四季島帝國の対潜防御網か、雷撃用意何でもいい1隻でも海の底に沈めてやれ」

 

水雷長「発射管注水完了」

 

艦長「魚雷撃て」

 

 

 

巡洋戦艦霧島艦橋

 

観測員「左舷雷跡2」

 

艦長「面舵15僚艦にも雷跡のこと伝えい」

 

操舵手「おも〜か〜じ15」

 

艦長「戻せ」

 

操舵手「もど〜せ〜」

 

観測員「駆逐艦レイヴィル、グラーコス迎撃に向かいます」

 

 

U83艦橋

 

聴音士「敵駆逐近づく爆雷来ます」

 

ドカーンドカーンドカーンドカーン

 

パリン

 

副長「艦尾に浸水」

 

艦長「修復しろ」

 

副長「な、なんだ」

 

航海士「艦尾上昇姿勢制御出来ません」

 

艦長「手空きの要員と重量物を艦尾に移動させろ」

 

副長「後部にてガス発生」

 

艦長「仕方ない、メインタンクブロー浮上、その後降伏する」

 

副長「タンクブロー浮上」

 

機関長「機関停止しました電池も駄目です」

 

艦長「そうか、深度は?」

 

航海士「深度25現在浮上中」

 

 

駆逐艦夕凪艦橋

 

聴音士「敵艦よりブロー音、浮上してきます」

 

副長「艦長砲戦でしょうか」

 

艦長「降伏かもな、聴音士位置は?」

 

聴音士「本艦左舷前方」

 

艦長「主砲旋回左舷前方だ」

 

副長「艦長」

 

艦長「万が一もあり得る僚艦と司令部にこのことを報告」

 

副長「了解」

 

観測員「敵潜浮上、敵潜に白旗見ゆ」

 

ドカーーン

 

艦長「何だ!!」

 

副長「どうやら反対でもう1隻沈めたようです」

 

艦長「これで潜水艦はすべて処理したかな」

 

聴音士「そのようです敵潜の音は聴こえません」

 

スションの切り札たるUボート隊は対潜防衛網により殲滅された、これにより中央同盟地中海艦隊は要地に引きこもり船団を見逃すしかなくなってしまった

 

 

そして船団はジブラルタル海峡に展開するエングランド艦隊と合流先導を受け大西洋に進出そして各地で800機の3年式1型戦闘機を降ろしそのまま残った機体をベルギウム戦線に投入した

 

新たに投入された第二次増援部隊4個飛行隊144機に加えに先遣、第一次増援として展開している216機を5個飛行隊事に再編成した第1、第2航空戦闘団として再編されると同時に爆撃機2個飛行隊72機が戦線に投入され同盟軍を苦しめ始めた

 

 

ベルギウム王国軍飛行隊指揮所

 

中尉「中佐新型機材の受け取り完了しました」

 

中佐「そうか、リスト通り36機あるかね」

 

中尉「それが……」

 

中佐「どうした?数が合わんのか?」

 

中尉「はい、36機ではなく予備機含め48機を受け取りました、パーツは50機分です」

 

中佐「そうか、我が航空隊はまた強力になったな」

 

中尉「はい、瞬間的にエングランドやフランカを超えることになりました」

 

中佐「爆撃機は?」

 

中尉「明後日4年式12機が到着します」

 

4年式爆撃機複葉双発軽爆撃機として開発された

全長10.50 m

全幅15.80 m

自重 1800 kg

全備重量 3,800 kg

最大速度 185 km/h

航続距離550㎞

武装7.7㎜機銃3挺

爆弾 1000 kg

乗員4名

 

10月12日補給を受けた四季島帝國空軍は大規模空襲を敢行、投入された爆撃隊はドイツ軍の塹壕やトーチカに大量の爆弾を叩きつけたそれどころか戦闘機隊も機銃やロケット弾を叩きつけた

 

空襲を受けるドイツ軍も果敢に反撃した

 

ドイツ中尉「撃て、撃ちまくれ」

 

ダダダダダダダダダダダダダダ

 

各塹壕陣地に配置されている機関銃で無理やり対空戦を行ったがエンジンの換装により時速195㎞で飛行する3年式戦闘機2型を撃ち落とすことは出来なかった、頼りの戦闘機隊はベルギウム方面にはたった142機が展開するのみで総数360機の四季島空軍や新旧合わせて107機の戦闘機を保有するベルギウム空軍に対応することはできなかった、彼らにできたのは飛行場が攻撃される際に1機でも多く発進し空中退避することであった。そして決定打に欠ける両軍は塹壕を掘りにらみ合うことになる

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