中津の四季島皇帝生活   作:阿鬼羅

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降臨、そして新たな歴史の始まり

中津「さあ上から行くぞ」

 

タッ

 

その一言と共に中津はマックレーネ達を連れ飛び上がる

 

神官「ありゃなんだ」

 

神官長「皆の者参られたのじゃ神託のお方が」

 

スタ

 

そして神殿のの中央広場にに中津が降り立つと、神官長が駆け寄り平伏した

 

神官長「貴方様が神様であられましょうか」

 

中津「そうなるね、一応名乗ろう我が名は中津、創造の神だ」

 

マックレーネ「あたしはマックレーネ、創造神の部下筆頭よ」

 

中津「さて神官長今の状況を教えてくれるかね」

 

神官長「はい」

 

神官長の説明を聞いた後駆けつけた皇帝代理より帝位を得た中津は国の状況を確認し発展計画を立てた

 

中津(ふむ、国民は約7500万人程軍艦は蒸気式の戦列艦7隻フリゲート艦27隻コルベット艦49隻、兵士270000人かさてクローン製造を急ぐかせめて準弩級戦艦16隻装甲巡洋艦16隻兵士1000000人程度は次の戦争までに保有したいね)

 

そして中津は帝位についた後国内の粛清を実施邪魔となる貴族や反対派を潰し内部を固め大量のクローン貴族を作り上げると内政改革、軍政改革を実施現代的な軍を設立歩兵の主兵装を火縄銃からスナイドル銃に砲兵隊の主兵装を牽引式75㎜野砲(4斤野砲及び山砲、それを軽量化した騎砲史実4斤砲の砲弾を75㎜に変え重量を4斤に変更した物)に騎兵隊には馬に鎧を着せて鉄騎兵にそしてガトリング砲を開発し歩兵大隊に配備すると同時に部隊編成を統一今までなかった師団を創設し指揮系統の統一を行った

 

歩兵師団編成

歩兵3個連隊

砲兵1個連隊

本部警備隊

本部大隊

師団合計15000名

 

歩兵連隊編成

歩兵3個大隊

連隊砲中隊(4斤山砲装備)

連隊本部

連隊合計3500名

 

歩兵大隊編成

歩兵4個中隊

大隊砲中隊(9㎝青銅臼砲装備)

ガトリング砲中隊

大隊本部

大隊合計1000名

 

砲兵連隊編成

砲兵3個大隊(4斤野砲装備)

連隊本部

連隊合計3500名

 

砲兵大隊編成

砲兵4個中隊

大隊本部

輸送隊

大隊合計1000名

 

攻城砲兵連隊

攻城砲兵2個大隊(28㎝砲榴弾砲)

連隊本部

連隊合計3500名

 

攻城砲兵大隊編成

攻城砲兵2個中隊

砲床敷設隊

輸送隊

大隊本部

大隊合計1000名

 

騎兵旅団編成

騎兵3個連隊

騎砲1個連隊

旅団本部

旅団合計4500名

 

騎兵連隊編成

騎兵8個中隊

騎砲1個中隊(4斤騎砲装備)

連隊本部

連隊合計1000名

 

騎砲連隊編成

騎砲8個中隊(4斤騎砲装備)

騎兵1個中隊

連隊本部

連隊合計1000名

 

軽歩兵師団編成

軽歩兵2個連隊

軽砲兵2個大隊(4斤山砲)

師団本部

本部警備隊

師団合計10000名

 

軽歩兵連隊編成

軽歩兵3個大隊

軽砲中隊(9㎝青銅臼砲装備)

連隊本部

連隊合計3500名

 

軽歩兵大隊編成

軽歩兵4個中隊

軽砲2個小隊

大隊本部

大隊合計1000名

 

警備隊編成

警備2個大隊

警備隊本部

警備隊合計2500名

 

警備大隊

警備4個中隊

軽砲1個中隊(4斤山砲装備)

大隊本部

警備大隊合計1000名

 

 

慶応2年4月5日(西暦1866年)帝都東京豊原宮城

 

この日宮城では閣僚や最上級天使が集まり会議を行っていた

 

参加者一覧

皇帝中津

財務大臣マックレーネ

陸軍大臣ラルフ・メーリトラン

海軍大臣小鳥遊一鉄

内務大臣アルフレッド・ヘールシュタイン

外務大臣高橋春輝

運輸大臣南条忠顕

逓信大臣ロイ・バウンスゴールド

農務大臣ロレント・アルトマン

文部大臣メリアーネ

法務大臣マレウス・ウォッフ・レンネマン

開拓庁長官ユリウス・ミンツ

技術開発局局長イネスタキオン

時間断層工廠長デイムロラン

総力戦研究所所長ジャン・フレッド・マイントイフェル

統合参謀本部議長グライゼル・オフェンブルク

近衛軍司令官マホエル

風紀秩序維持局エリザベート・カトリーネン

天使

天使長マックレーネ(財務大臣)

最上級天使イネスタキオン(技術開発局局長)

     アルトエル(統合参謀本部議長)

     デイムロラン(時間断層工廠長)

     マホエル(近衛軍司令官)

     メリアーネ(文部大臣)

 

 

マックレーネ「では御前会議を開始します、陛下」

 

中津「うむではメーリトラン陸軍大臣」

 

メーリトラン「はい」

 

中津「陸軍の状況は?」

 

メーリトラン「はい現在歩兵師団60個騎兵旅団20個攻城砲連隊10個軽歩兵師団18個警備隊12個が戦列に入っております」

 

中津「そうか、小鳥遊海軍大臣」

 

小鳥遊「はい」

 

中津「海軍の現状は?」

 

小鳥遊「はい、扶桑型装甲艦18隻エリス型装甲フリゲート艦37隻装甲コルベット61隻水雷艇母艦28隻艦載水雷艇560隻航洋水雷艇53隻が戦列に入っております」

 

中津「そうか、マックレーネ、アラスカ買収は上手く行ったか」

 

マックレーネ「はい金額は1500万帝國メゼル、アメリアドルに換算すると金本位制比率メゼル1.5対して1なので1000万アメリアドル相当となります」

 

中津「史実のやく1.5倍か、だがあそこにはそれだけの価値がある、メーリトラン陸軍大臣」

 

メーリトラン「はい」

 

中津「直ちに第2軍をアラスカに送れ、ミンツ開拓庁長官」

 

ミンツ「はい」

 

中津「予のクローン開拓団20万と開拓に応募してきた開拓民をアラスカに送り込め、取り敢えずカナダとの国境と史実のアンカレッジに拠点を置け、本土からも物を送るが足りぬ分はカナダから仕入れろよいな」

 

メーリトラン、ミンツ「御意」

 

マックレーネ「では予算を振り出しておきます」

 

中津「頼む、イネス」

 

イネスタキオン「はい」

 

中津「連射可能銃の研究はどうなっている?」

 

イネスタキオン「図面を引き始めたばかりで完成の目処は立っていない」

 

中津「そうか、デイム」

 

デイムロラン「はい」

 

中津「現在のスナイドル銃の製造ラインはいくつある」

 

デイムロラン「現在40工場で83ラインです」

 

中津「よろしい、イネス基礎研究含め20年で形にしてくれ、デイム、ラインは新式銃の完成までに100工場300ラインまで増設してくれ」

 

イネスタキオン、デイムロラン「御意」

 

中津「南条運輸大臣」

 

南条「はい」

 

中津「鉄道の敷設状況は?」

 

南条「はい、まず東京から大阪間の東海道線大阪から山口までの山陰山陽の2線大湊までの東北線の複線化工事は終了しております、また北海道鉄道は現在函館から室蘭を結んでおります、このまま札幌まで3年で延伸する予定となっております」

 

中津「そうかアラスカにも鉄道を引いてくれアンカレッジからスワード後カナダ国境まで、ルートは任せる、最悪カナダ国境までの路線は厳しいなら引かなくても良い、そこは検討だけしてくれ」

 

南条「御意」

 

中津「カトリーネン」

 

カトリーネン「はい」

 

中津「警察や憲兵、風紀官の数は足りているか?」

 

カトリーネン「はい、警察、憲兵は足りておりますが風紀官は未だ組織の上層しか完成しておらず末端や中堅が不足しております」

 

中津「そうか、勇士とクローンを何人廻そうそれで様子を見てくれ」

 

カトリーネン「御意」

 

中津「他に報告は?」

 

マックレーネ「無いようです」

 

中津「そうか、では御前会議を終わる」

 

慶応2年5月3日アラスカ開拓府アンカレッジアラスカ開拓府庁

 

ミンツ「ここがアラスカか、5月でこの寒さか」

 

?「ミンツ長官」

 

ミンツ「桐生アラスカ開拓局長か」

 

桐生「はい」

 

ミンツ「状況はどうだ」

 

桐生「農業はほぼ不可能です、基苗半島(史実キナイ半島)でならジャガイモとか大根や小カブ等はどうにか育ちそうです、どちらかと言うと漁業と林業、トナカイなどの畜産業に力を入れたほうがいいかと」

 

ミンツ「そうか、このあと開拓府庁の財政課でも見るがカナダからの食料輸入はやはり多いか?」

 

桐生「そうですね北海道開拓で北海道の食料生産余剰が出始めるまでは大半がカナダからの輸入になるかと」

 

そう聴くとミンツは桐生に顔を近づけるようにジェスチャーするとここだけの話をした

 

ミンツ「これはここだけの話だがエングランドを通じてカナダとの大規模食料輸出計画が持ち上がっている」

 

桐生「それは」

 

ミンツ「本国、いや陛下はエングランドを味方につけたいらしいその前段階としてカナダの余剰な食料や嗜好品を大量に仕入れたいと先方に伝えたようだ」

 

桐生「斉との一件でしょうか」

 

ミンツ「らしい、それにアメリアもな」

 

桐生「アラスカ買収時にチョッカイを掛けてきたとか」

 

ミンツ「うむ、陛下はカナダをアメリアとの盾に使う気なのだろう」

 

桐生「それにはカナダの国力増強と外貨獲得が必須」

 

ミンツ「外貨は帝國メゼル、国力はアラスカ宛の輸出と四季島本土との貿易」

 

桐生「陛下はすごいですね、アラスカ買収でここまでの戦略とは」

 

ミンツ「さて話は終いだ、このあとの予定は?」

 

桐生「はい、この後は敷設中のアラスカ鉄道の視察とアンカレッジ港の視察となります」

 

ミンツ「そうか、では行くかね」

 

慶応2年アラスカ開拓と国力増強が始まったそして慶応4年2月元号を明治に改めた


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