中津の四季島皇帝生活   作:阿鬼羅

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ええ、前作と変わったところは少ないです


開戦四季斉戦争

明治27年2月シェナ半島にて東学党の乱が発生斉国陸軍が3月末に李氏大シェナ王国に進駐天津条約(史実より遅れたが史実通り締結)により4月中旬に四季島帝國陸軍は高島少将を旅団長とする独立混成第3旅団(8000名)を派兵同時に海軍第3艦隊を四季島本島西部の佐世保鎮守府に展開臨戦態勢を取った

 

5月19日

史実とは違い斉国が追加派兵シェナ半島には斉陸軍7700名四季島帝國陸軍8000名が展開

 

6月13日

李氏王朝が東学党と和睦、斉、四季島両国に撤兵を求めたそれに対して斉国は四季島の撤兵後撤兵を宣言、四季島帝國は未だ李氏王朝における内乱の完全な終了まで撤兵は無いと宣言6月27日エングランドの仲介の撤兵案が決裂するが四季島帝國はせっかく仲介してくれたエングランドの顔を立てるとし独混3旅を釜山に下がらせた、この件によりエングランドの面子は保たれたもののエングランド国内には斉国に対する不信感が生まれていた、

 

7月1日

斉国は李氏王朝に対する追加派兵を決定この事をプロシアが四季島帝國及びエングランドに通報通報受けた四季島帝國は駐四エングランド大使に追加派兵をする旨を伝える、翌日第3師団歩兵第8連隊を派兵釜山に向かわせた

 

7月5日

漢城に駐留する四季島帝國軍陣地に銃弾が数発撃ち込まれる、四季島帝國軍歩哨が反撃斉軍兵2名を仕留める

 

7月6日

四季島帝國斉国に対して謝罪と撤兵を要求

 

7月18日

斉四季島両国の交渉が決裂四季島帝國は遺憾の意を表するとともに御前会議にて開戦を決意シェナ半島居留四季島臣民の安全確保を名目に斉国に宣戦を布告

 

 

7月21日四季島海(史実日本海)第3艦隊旗艦巡洋艦設楽艦橋

 

艦橋要員「提督入られます、敬礼」

 

ヨークリズ「ああ諸君そのままでいい、参謀長何か報告はあるかね」

 

参謀長「今の所はありません、静かなものです恐ろしいほどに」

 

ヨークリズ「敵主力は黄海近辺だろうが水雷艇はおるやもしれん警戒を厳としてくれ」

 

通信士「先遣艦夕霧より入電、斉海軍艦艇見ゆ」

 

ヨークリズ「何?」

 

参謀長「数は」

 

通信士「防護巡洋艦2水雷艇1輸送船2半島方面に向け航行中」

 

参謀長「提督」

 

ヨークリズ「十中八九半島への増派部隊を運んでおるのだろう......逃がすわけにはいかん戦闘旗掲げ戦闘用意」

 

参謀長「了解、戦闘旗掲げ戦闘用意」

 

海軍兵「戦闘用意」

 

砲術長「照準合わせ」

 

伝声管から報告が来る

 

砲員《砲撃用意よろし》

 

 

同時刻斉海軍防護巡洋艦武遠艦橋

 

指揮官「異常はないな」

 

艦長「はい指令異常ありません」

 

指揮官「開戦から3日四季島軍とは合わんな」

 

艦長「そうですな」

 

観測員「うん?アレは、て、敵艦みゆ、か、数約30」

 

艦長「なんだと」

 

指揮官「全艦反転勝ち目は無い逃げるぞ」

 

艦長「了解」

 

ヒューーウ

 

ドカーン

 

艦長「被害報告」

 

伝令「艦左舷被弾」

 

観測員「敵艦から発光信号『降伏サレタシ』です」

 

指揮官「勇武はどうなっている」

 

観測員「戦列より離脱しておりますが逃げられかどうかは」

 

艦長「指令、機関室から応答がありません」

 

指揮官「仕方ないか、降伏する白旗を掲げよ」

 

艦長「はい」

 

 

巡洋艦設楽艦橋

 

観測員「敵艦に白旗みゆ」

 

艦長「そうか」

 

ヨークリズ「端艇降ろせ、接収するぞ」

 

艦長「はい、武装隊出撃、指揮は副長に一任します」

 

副長「お任せあれ」

 

観測員「前方に輸送船、あれはエングランド商船旗を掲げています」

 

ヨークリズ「停船させろ」

 

 

高陞号艦橋

 

艦橋要員「四季島艦からです停船せよと」

 

トーマス・ゴールズワージー艦長「停船する、錨を降ろせ」

 

副長「斉兵が暴れますかね」

 

トーマス・ゴールズワージー艦長「だろうな」

 

副長「脱出準備をしておきます」

 

トーマス・ゴールズワージー艦長「頼む」

 

 

エングランド商船高陞号史実では高陞号事件を引き起こす船となったが、この歴史でも斉軍士官を抑えきれずエングランド人を救助撃沈となった

 

この一件はエングランド国内で問題視されたが戦時国際法に基づいた行動であることであり問題は無いこの意見がタイムズ紙に掲載されると批判は収まっていった

 

 

同日シェナ半島釜山独混3旅本部

 

高島「斉軍の増援はどのあたりか?」

 

参謀「数日で漢城に来るかと」

 

高島「よし作戦通り釜山で待つか」

 

この時斉軍27000名が漢城に集結後方の平壌にも45000名が集結しつつあり釜山にも3000名程度の部隊が先遣隊として向かっていた、対する四季島帝國軍は急いで第3師団の残りを釜山に上陸させた、その後周辺住民に戦場となることを伝え退去を勧告しつつ漢城を脱出した特使とその護衛の収容を行っていた

 

7月23日第1、第2、第4歩兵師団が釜山近隣に上陸これにより釜山近隣には歩兵4個師団独立混成旅団1個合わせて68000名が展開する事となった

 

7月26日蔚山に第4歩兵師団が斉軍3000名を撃破蔚山を制圧現地民に食料をばら撒きつつ防衛線を貼ったこれに対して斉軍は李氏シェナ軍内の親斉派の部隊約3000を義勇軍の名目で徴用後発の援軍含め約60000名で蔚山奪還のために前進を始めた

 

7月28日釜山に第5、第6師団が上陸

 

7月30日蔚山まて3㎞の地点で四季島陸軍第4師団歩兵第11連隊と第4師団砲兵連隊第2大隊4500名と斉軍7000名が激突したが斉軍は急ぐあまり砲類等の重火器を持たず四季島砲兵の猛射により混乱をきたし敗走この報を聞いた斉軍シェナ半島救援軍司令官金英炎はさらなる援軍を本国に要求、その結果シェナ半島に斉軍120000名が集合し。

この報を聞いた四季島軍大本営は満洲上陸作戦を決意第2、第3艦隊の護衛の元第2軍を近隣の羅先に上陸させ満洲にむかった、この報に驚いたのは斉王朝や軍首脳部であった満洲方面にいた部隊は最低限を除いて半島に回していたためであった第2軍第8師団は先行し奉天にて斉軍10000を撃破満洲全域を制圧しつつそのまま北京を目指していたここに至り斉王朝内では海軍により一矢報いての電撃和睦を主張する一派が騒いでいたこの動きを受け北洋水師が黄海に向け出港、黄海方面に進出しつつある第1艦隊との決戦を求めた

 

そして8月1日満洲ルーシ国境に治安維持として第6軍6個師団と軽歩兵2個師団、騎兵4個旅団が展開斉軍残党を狩りながら治安維持に努めた

 

8月5日四季島陸軍が前進大邱浦項を結ぶラインに防衛ラインを引きつつ西側の守りとして晋州に独混3旅を配置した奇しくも朝鮮戦争当時の釜山円陣に近い布陣となっていた

対する斉軍は迷っていたすでに奉天会戦で敗北し北京に敵が向かっているとの報が司令部に入り司令部内でこのまま南下して大邱浦項ラインを抜く意見と後退しつつ羅先を落とし四季島軍の補給を断つ意見て司令部内で対立が起きていた、この結果シェナ半島救援軍は貴重な時間を3日無駄にしたのであった、結果として平壌に居る20000を羅先に向かわせ、残りの100000で大田に進出し少白山脈を超えて大邱に迎う事となった

 

そして8月10日李孟翼将軍指揮する斉軍25000名が大邱北方の洛東江の対岸にてダウンズ中将指揮下の四季島軍第6師団を確認交戦状態に入った

 

 

8月10日慶尚北道洛東江東岸四季島軍第6師団司令部

 

ダウンズ「参謀長敵は渡河を開始していないのだな」

 

参謀長「はい、砲兵に攻撃を開始させますか?」

 

ダウンズ「そうするか」

 

伝令「伝令、敵が渡河を開始しました、小舟等を使用しております」

 

ダウンズ「そうか、攻撃開始、撃ちまくれ奴らを岸に上げるな」

 

参謀長「了解、全砲門撃て」

 

ドンドンドン

 

ヒューーウヒューーウ

 

ドカーーンドカーーン

 

13時7分斉軍25000が渡河を決行対する第6師団は持てるすべての火砲を撃ち掛けた

 

ヒューーウ、ドカーーン

 

李孟翼「くそ、一方的だぞ我軍砲兵は何をしている?」

 

斉士官「撃ち返しておりますが数が少なくまた敵の方が正確に撃ち込んできております」

 

李孟翼「くそ、どうにか渡河しろ」

 

斉士官「駄目です彼我の火力差がありすぎます」

 

 

今年は長梅雨となったため洛東江は例年より水の量が多かったそれと同時に渡河の為の舟艇も少なくその為西岸に近ければ師団砲兵の砲弾が東岸に近づけば各歩兵中隊に配備された27年式機関銃により蜂の巣とかしていた対する斉軍も砲兵による渡河支援を行っていたが少白山脈を超えるさいにいくつかの砲を後方に置いてきたため火力不足になっていた

 

日が暮れ夜になると斉軍は再度渡河を敢行夜陰に紛れ上陸し浸透を図ったが四季島軍は新兵器のサーチライトと照明弾を動員し夜間戦闘で優位性を確立していた

 

李孟翼「兵はどの程度残っている?」

 

斉士官「15000を割っているかと」

 

李孟翼「そうか」

 

孟翼は悩んだ攻めるか引くか、引くにしてもせめて一太刀浴びせねば自分の進退に関わるのは確かそう悩む孟翼の元に少数の部隊が後方の星州に渡河を終えて展開攻勢準備をしているとの事であった、この報を聞いた孟翼は危機感の前にチャンスを得たと思った渡河できずともこの部隊を叩けば降格はあっても命に関わることはないと判断したのであった、偵察の結果敵は2000程度砲は少数か無しと判断し兵5000を率いてこの部隊の撃滅に向かった、この時星州に展開していたのは第5師団第14歩兵連隊に師団砲兵1個大隊第1軍本部直轄機関銃2個中隊に騎兵1個中隊で編成された岩倉大佐率いる岩倉支隊5100名であった支隊は霊鷲山付近に展開し斉軍を待ち構えていた

 

翌8月11日斉軍は岩倉支隊に攻撃を開始事前情報通りなら数的優位を持って叩き潰せる予定であったが高地に陣取り136挺の27年式機関銃が突撃してくると想定された位置に火線を集中させ第一波を防ぎつつ騎兵中隊を使い敵の後背を付かんと動かしていた

 

李孟翼「どうなっている敵は2000のはずではこの火線の量は師団規模ではないか」

 

ドカーーン

 

斉士官「閣下頭を低く」

 

李孟翼「くそ、俺がこんなとこで終わるわけに」

 

孟翼は最後まで言葉を発することは無かった砲兵の放った75㎜砲弾が孟翼のいた簡易指揮所に直撃孟翼とその幕僚達をこの世から消し飛ばしたのだった

 

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