「今年のホワイトデーはチョコレート禁止ね」
「は?」
URAファイナルズの決勝が差し迫った大事な時期。『うまぴょい伝説』の初お披露目にもなるので、最終調整にも敏感な忙しい年度末。
俺がトレーナー室の机で仕事をしていると、テイオーが思いついたかのように乗り出しながら、そう言った。こら、書類から手をどけなさい。
「なんだよ。いきなり」
「トレーナー、毎年お返しはチョコレートじゃん? それじゃ、面白くないなーって」
「面白くって……前にも言っただろ。チョコレート貰ったんだから、チョコレートのお返しするのが俺なりの流儀なんだって」
「だぁーめぇー! 大体さ、トレーナー。ホワイトデーにチョコレートをお返しにする意味わかってるの?」
「いいや、全然。というか、お返しに意味とかあるのか?」
「ほらー。まったく、これだからモテない男はぁ~~」
「う、うるせー! 別にいいだろ、安い銘柄の渡してるわけじゃねーんだぞ!」
「とにかく! 今年は、ボクとクリークだけじゃなくて、ネイチャにフラッシュも居るんだからさ。ちゃーんと個別に考えて渡すようにしてよ」
「えぇ~~……。もう予約する店とか決めてたんだけど……」
「いいから! あ、あと事前にお返しの意味調べるのも禁止ね! トレーナーが、トレーナーなりに考えた誠意を見せてくれないと」
「注文多いなぁ……。はぁ。まあ、わかったよ。確かに、世話になった返礼が義務的ってのも、良くないしな」
「そーそー! わかればよろしい!」
「調子に乗るな」
考えることが多いこのタイミングで、また更に頭を悩ませるようなことが起こるとは……。テイオーのわがままに振り回されるのは、今に起こったことじゃないから良いけども。
深いため息をついた俺は、一旦仕事に区切りをつけて通販サイト巡りを始めた。やる以上直接店舗に行って、色々と探したい所だが如何せん暇がない。それぐらいは、どうにか許してもらうとしよう。
・・・。
「ってわけで~、今年はいつもと違うの貰えるよ、クリーク!」
「あら~。テイオーちゃんったら。あんまりトレーナーさんを困らせては、めっ。ですよ~?」
日頃からの疲労具合をよく知っているクリークは、柔らかく注意する。ホワイトデー当日にトレーナー室で集まっていた、ソウマの担当ウマ娘たちは、和やかな雰囲気でトレーニング前の時間を過ご……。
(トレーナーさん、一体何をくれるのかな。贈り物の意味とか考えてないらしいけど……す、少しは期待とか……しちゃっていいのかな? ほら、潜在的な意識とか)
(あの人のことだから、きっと深く考えてはないのだろうけれど。それでも、気には……なってしまう。)
せていない者が二人。普段は正確に時刻通り動く黒鹿毛のウマ娘も、妙に時間を気にしてトレーナーの来訪を待っている。ツインテールの栗毛は、無意味にスマートフォンの電源を入れたり消したりして、ずっとそわそわしていた。
「そんな期待されても困るんだけどなぁ……」
会話を扉越しに耳にしていたソウマが、やや弱った様子で入室してくる。彼に視線を向けると、すぐさま皆は手に持った紙袋や箱に注目した。
それは一体、誰の何なのか。耳をパタパタさせながら、ゆっくりと執務机に荷物を置くソウマを見送る。
「さぁさぁ、トレーナー! 何をくれるの?」
「慌てんなって。テイオーからでいいか?」
「うん! 早くはやく~♪」
「はいよ。」
「………………は? なに、これ」
ドンと勢いよく取り出されたものは、大きな瓶に入ったハチミツだった。
「お前の好きなもの」
「トレーナーのバカーーーー!!」
泣きながら渡されたハチミツを強引に受け取りながら、クリークの胸元へ飛び込んでいくテイオー。
流石に周囲の冷たい目線に、気圧されたソウマは慌ててクリークから引きはが……せず、懇願することでこちらを見てもらう。
「冗談だって。こっちが本命」
「……これは?」
半べそのまま、受け取った小さな箱を手にしつつソウマを見上げる。
「いちごの飴だよ。ドライフルーツをそのまま使ってる、イイヤツなんだぞ~? 有難く頂けよ」
「ふぅん。そっか。……トレーナー、ボクにキャンディをくれるんだね?」
「キャンディっていうか飴だけど……。まあ、同じか?」
「うん。同じ。えへへ。ありがとね、トレーナー!」
「お、おう」
途端に上機嫌になるテイオーに困惑するソウマ。頭を掻いていると、他のみんなの期待に気付く。
我に返り、ソウマは袋の中身を確認してからエイシンフラッシュの方へ向かった。
「フラッシュはこれ ね」
「こちらは……マカロンでしょうか?」
包みを丁寧に開いたフラッシュが、ロゴから中身を判断する。頷くソウマを見て、箱を開けた。
色取り取りのマカロンが、シンメトリーに並んでいる。一つ一つ丁寧に作られた職人の至高の逸品であろう。
「お菓子作り好きだろう? それ、俺もちょっと気になってた物でさ。フラッシュの感想も聞いてみたくって」
「味見係として、選んだんですか?」
「いやいや。それもあるんだけど。カリッとサクッした食感とか、他のお菓子と比べるとなんかこう……ピンと背筋が張るような洗練された味がするからさ。でもって、作るの結構難しいんだよな? そんな繊細な感じとかがフラッシュっぽいかなぁ……って思ったんだ」
「そう……ですか……。ありがとうございます。」
耳はしおれ、尻尾が小刻みに動いている様子も気にせず、ペラペラと思ったことを述べていくソウマ。熱っぽいお礼を受け取った後、今度はネイチャの下へ。
「……あー、あのさ、ネイチャ。先に言っておきたいんだけど……」
「え? なに? アタシの分だけ、無いとか?」
「そうじゃなくって。……実は、予約しようとしたものが手に入らなくってさ。あ、代わりは用意したんだけど……その……」
「?」
歯切れの悪い様子で、ソウマは髭を撫でる。それから、首を傾げるネイチャに対し意を決したかのように隠していた袋を渡した。
「……クッキー?」
「駅の近くに有名な店あるだろ? ホントはそこのにする予定だったんだけど……時期を考えてなかったから、予約満杯でさ。このなんにでも合う感じが、ネイチャっぽくて良いと思ってたんだけど……。ごめんな、味の方は天と地の差があるよ」
「つまり、これ……もしかして、トレーナーさんが作ったの……?」
手のひらに収まる透明な袋の中にある、形も不均一で火力が強すぎたのか焦げ目も強めにあるプレーンのクッキー。好井ソウマは、長くない人生の中で初めて作ったことを頬を染めながら肯定した。
「……もしマズかったら捨てちゃっても」
「食べる」
「いや、でも味見したけど、飲み物ないと食べきれないぐらいパサパサ……」
「絶対、食べきるから。ありがと、トレーナーさん!」
「あ、ああ……」
「「ずるい(です)!!!」」
宝石を眺めるように、色々な角度からソウマの手作りクッキーをネイチャは見つめる。事実を知ったテイオーとフラッシュが『自分の分もあるべき』と、必死な剣幕で詰め寄るのを宥めるのに少しの時間を要した。
「最後はクリークだね」
そんなやりとりを、微笑ましく見ていたスーパークリークの下へソウマが歩み寄る。
「クリークはすぐに決まったんだよ。早めに準備できたんだ」
「あら~、そうなんですね~」
「はい、どうぞ」
「ありがとうございます~」
笑顔で受け取ったクリークは、一瞬だけ硬直した。
何かを貰うことが嫌いなわけでもない。信頼のおけるトレーナーからの頂き物だ。前回までより、心は籠っているはず。
……そう、信じ込むしかなかった。
贈り物を貰ってから、ずっとずっとクリークは中を眺めていた。その食べ物を口にするでもなく、捨てるでもなく。ただただ、込められた意味を考えては、もやもやと自分の中に湧き上がる感情と、ソウマからの思いを咀嚼して消化しようと考えて……。
気が付けば、海辺で座り込んでいた。
潮騒も耳に入らず、日が落ちて暗くなったことにも気づかず。寄せては返す波をクリークはボーっと視界に入れている。
「……はー、やっと見つけたわ」
そんな小さな背中へ、小さなウマ娘が葦毛を海風に靡かせて歩いてきた。額に垂れる汗を拭い、心情を露にしたため息をつく。
「あら、タマちゃん。どうしたんですか?」
「どうしたもこうしたもないわ! クリーク、自分が何しとんかわかっとんのか!?」
身体を懸命に動かしながら、怒り気味にタマモクロスは言う。
「ロードワーク中に、いきなり居なくなりおって。電話にも出ぇへんって大騒ぎになっとんやぞ!?」
「え?」
青ざめた表情で、クリークが慌ててポケットのスマホを取り出す。振動で気付かなかったのだろう。マナーモードにうっかり入っていたせいもあってか、画面に出ている着信履歴のおびただしい数に、更に血の気が引く。
「ったく、URAファイナルズも佳境のこんな時期に……。何を皆に迷惑かけとんねん」
「ごっ、ごめんなさい! すぐに」
急いで立ち上がったクリークの傍に来たタマモクロス。
怒った様子は何も変わっていないのに。すっと、不機嫌なままクリークの横に腰を下ろした。
「タマちゃん……?」
「何しとん。なんかあったんやろ。話ぐらいは聞いたるわ」
思わず抱きしめたい衝動を押さえつつ、クリークは言葉に甘えて再び座り込んだ。
街灯りのおかげで、少しは明るさのある冬の夜海。それでも、こんな時期に来る人は少ない。タマモクロスが、クリークの言葉を待っている間に触っているスマホの操作音すら、波と風の音にかき消される。
「……で、どないしたん」
一しきりの操作を終えたタマモが、中々切り出せないクリークの気持ちを汲んで質問をする。
相変わらず膝を抱えたままのクリークは、ポケットに仕舞いこんだ透明な袋を取り出してから、ようやく口を開いた。
「ホワイトデーのお返しを、トレーナーさんから貰ったんです」
「おお、ええやん。クリークん所も大所帯になってきたからな。好井も気合入れて、プレゼントくれたんちゃうか?」
「ええ、そうなんです。……そうなんです……けど……」
「? なんや?」
「タマちゃん、ホワイトデーのお返しって、物によって意味があるのは知ってますか?」
「……あ~。なんやったっけ。飴ちゃんやと、『あんたが好き』とか。そういうヤツやったか? 知らんけど」
「はい~」
「……まさか、好井のヤツ。とんでもないモンを渡してきよったんか?」
視線を落とすクリークは、ギュッと手の中の袋を握る。その意図に気付いたタマモが、手元のスマホで灯りを作り、その中を検めた。
「……なんやこれ、マシュマロか?」
「はい」
「……マシュマロ……。はぁ? 『あんたが嫌いです』っちゅう意味なんか、これ!?」
スマホで意味を調べて驚愕する。そして、元々それがわかっていたからこそ、クリークは落胆してしまっていたのだ。
「あ、でも。トレーナーさん自身は、そんなつもりはない……はずなんです」
そもそもの経緯をクリークは説明する。単純に合ったものを、前知識なしで渡しただけなのだから。そこに、意味を込めて贈ったはずではない、と。
「……はは~ん。なるほどな。せやけど、変に勘ぐってしもうたんやな?」
「……トレーナーさんは……そんな人じゃないと思っているんですけど……」
再び視線を落としてふさぎ込むクリーク。
わかっていても、どこか考え込んでしまう自分が居る。それもまた、クリークにとって重くのしかかる嫌悪感。
「……ほんなら、ちゃんと本人と話せばええだけのハナシやろ。今更、何を抱え込んどんねん」
「……そうですけど……」
「なら、そうせえや。お互いため込んどったって、毒やで。おい、好井! こっち、こっちや!!」
突如、声を上げるタマモクロス。
手を振った先から、足元をライトで照らしながら走ってくる人影があった。
「はぁ……はぁ……。ごめん、タマモ。色々ありがとう……」
「おう。礼ならオグリとタイシンにも言っといたってや。ほな、後は若いもん同士で好きにせぇ」
手を振り、その場を去る背中に多大なる感謝をしながら。先ほどのタマモ以上に大汗を流しているソウマが、クリークの前に立った。
「トレーナーさん、あの。私……」
「ダメじゃないか、クリーク!!」
謝罪の言葉を述べようと、立ち上がったと同時だった。普段から、怒らないトレーナーが。とりわけウマ娘には、絶大な甘さを誇る好井ソウマが声を荒げて叱った。
慣れないことをされ、クリークは思わず身をすくめる。強張る身体としおれた耳で、次の言葉を待っていると。
肩に上着を掛けられた。
「……え?」
「こんな冷える場所で、そんな薄着で居たら体調崩すだろう? せめてちゃんとした防寒着を持ってこないと!」
自分のダウンジャケットを渡したことで、場に相応しくない軽装になったソウマがちょっと震えながら言う。
「あの……ソウマさん、怒って……ないんですか?」
「怒ってるよ! 自己管理も、アスリートに大事な要素なんだぞ! 体が資本なんだから、大事にしてくれ!」
「いえ、そうじゃなくって……」
「……?」
おずおずと、遠慮がちに聞いてみた。
「連絡もせず、勝手に出歩いてしまったこと……怒って、ないんですか?」
「……ああ、そのこと……」
言われて、ソウマは視線を空に向けながら頬を掻いた。それから頭に手を置きながら、爪先をぐりぐりと砂に圧しつける。何かを言い淀む様子を少し続けてから、意を決して言った。
「ごめん、クリーク。マシュマロ送ったこと、気にしてたんだろ?」
「……」
気の利いた返事が出せず、クリークは無言のまま上着の袖を握りしめる。それを肯定だと受け取ったソウマは、弁明が必要と判断して包み隠さず話すことにした。
「今朝、タイシンから静かに怒られてね。クリークが元気ない、何をしたんだ。って。毎日毎日、部屋でホワイトデーに貰ったっぽい包みを見てはため息ついてるから、絶対アンタが原因でしょ。なーんて言われちゃってさ」
「タイシンちゃんが……?」
同室の子に、嫌な思いをさせてしまったことに罪悪感を覚えるクリーク。しかし、そのことのそもそもの原因は何であるか。理解できているソウマは続ける。
「今日の練習終わったら、しっかり話そうと思ってたんだけど……。そしたら、外回りから帰ってこないから。やらかした、って凄く焦ったんだ」
「すみません。心配かけてしまって……」
「いや。違うよ。クリークは何も悪くないんだ。俺が無知なのがいけなかった。本当に」
ソウマは、クリークの手に大事そうに握られた袋を下から支えるようにして、顔の辺りまで持ち上げる。
「俺が、これを君に送った意味なんだけど。ちゃんと聞いてくれる?」
「……はい」
「マシュマロって、甘くて柔らかくって、包み込むような優しい舌ざわりだろ? 普段、俺や俺達のことをいっつもそうやって支えてくれるクリークにぴったりだな、って。そう思ったから、送っただけなんだ。『嫌い』とかって意味が巷ではあるらしいけど……本当に、そんなこと一つも思っちゃ居ないよ」
「……ええ。わかってましたよ。ソウマさんのことですから」
嫌悪感を抱いているのは、それでもどこか。信頼しきれていなかった、自分自身。他の誰よりも付き合いが長いというのに。今更、どうしてこんなことぐらいで悩んでしまったのだろうか。
「……でも、ごめん。クリーク。今回のことで、実はちょっとだけ……安心した」
「え?」
申し訳なさそうに笑う顔はそのまま。驚いた表情のクリークへ、ソウマは伝える。
「クリーク、大人っぽいし面倒見も良いからさ。勝手に、ちょっとぐらいは手放してもいいのかと思ってたんだ。……でも、違った。クリークも、やっぱりウマ娘……学生なんだな」
「ソウマさん……」
「最近は順調に物事が進んでるから、良い気になってたけど。まだまだこれから、って認識できたよ。本当に、クリークはいつも俺に大事なことを教えてくれるな。ありがとう」
「……」
自分勝手にふるまって、大きなレースの調整に備えた大事な時期に迷惑をかけたのに。
それでも、寛大な心と優しさで応えてくれるトレーナー。
「こちらこそ、ありがとうございます。こんな私を、追いかけてきてくれて……」
「はは。タマモとオグリに感謝だよ」
言いつつ、ソウマはアプリを立ち上げる。テイオーにも入れていた、他者の位置がわかる追跡用のアプリだ。表示される地図は、トレセン学園からかなり離れた場所である。
「これと同じのを、オグリがよく迷子になるからキミ達のスマホにも入れてたんだろ? それで、逆にクリークの居場所もすぐわかったんだ。だから、追いかけられた」
「そうだったんですね」
改めて、心配をかけたことに大きなため息を吐くクリーク。そんな小さな肩へ、ソウマは手を置きながら目を見つめる。
「お互い、未熟者同士だ。それでも、俺はキミを支えたい。支えてくれる、クリークの支えになりたいんだ。だから、これからも……その……うーんと……」
「……? ソウマさん……?」
「………………な、仲良くしてくれる……と……助かる」
「…………ふふっ」
意を決した口ぶりから、突如子供のようなセリフが出て来て思わずクリークは笑ってしまった。ソウマもその発言の恥ずかしさを自覚し、顔を赤らめながら視線を虚空へ向ける。
「……ええ。こちらこそ、末永く。仲良くしてください。トレーナーさん」
「ああ。……じゃあ、帰ろうか。冷えるしな」
「はい~♪」
もう一度目線を合わせ、共に笑い合う。
そして、寒そうに震えるトレーナーに寄り添いながら。
二人は同じ歩幅で、柔らかく、甘く、優しいマシュマロを口にしながら帰路につくのだった。
「なあ、好井」
「うわ、タマモ!? そこに居たの!? ……今の話、聞いてたのか?」
「まぁな。それより、クリークへのマシュマロの意味なんやけど」
「うん?」
「『甘い』や『優しい』はわかるわ」
「うん」
「やけど『柔らかい』ちゅうんは、どういうことや?」
「え?」
「普通、出てけぇへんやろ。『柔らかい』って。なぁ、なんでなんや? どこでクリークに『柔らかい』を感じたんや? なあ?」
「い、いや……そっ……それは……」
「教えてもらわれへんと、ウチ帰れへんわー。あー、このままやと捜索届出てまうかもなー?」
「た、タマモさん……!」
「…………プーッ! ダッハッハ! 顔真っ赤やで好井! こんな暗がりでも、よぉ見えるわ!」
「お、おお大人をからかうんじゃあないよ、この!」
「ええやろ、役得や。こんな遠出させられてんねやから、ちょっとぐらい、ウチも美味しい思いせんと損やろ!」
「ぐぅ~! 悔しいけど一ミリも言い返せねえ~~!」
「タマちゃん、トレーナーさんを困らせちゃいけませんよ。もうっ」
「ダッハッハ! やっぱ好井はおもろいなぁ! ほな、帰るで~」
「ちきしょう……」
「ふふ。ソウマさんったら。いいこ、いいこしてあげましょうね~♪」
「大人をからかうんじゃないよ、クリークぅ……」