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さて、始めていきましょう。
授業中にがんばって、書いています
ep:1 始まり
授業中にがんばって、書いています
学校での憂鬱な授業と学童からの陰湿ないやがらせが終わると『柊 冬子』はいつも図書館へ行く。
本を読むことで友人もできずにいやがらせを受ける。他人と違い豊富な知識をもつためだ。
「今日はどんな本を読もうかな・・・」
彼女は自分が物語の主人公のようになれないことを知っている。だから、彼女は憧れ、嫉妬する。
「君はいつもそこで本を読んでるね。どうしてそんなに悲しそうなんだい?」
いつもの席につくと松葉杖をついた男の子が親しげに話しかけてきた。
「あなたは?」
「これは失礼、僕の名前は『東堂 孝』ちょっと近くの病院に入院しているんだ。で、どうしたんだい?」
「現実から逃げ出したいだけよ、つまらない現実から・・・」
「そうか、ならゲームをやってみないかい?」
「ゲーム?」
「そう、今の現実を粉々に打ち砕くゲーム」
「・・・やってみてもいい」
「なら・・・・はい」
彼はそういって楽しげにケーブルを差し出した。
私はそれを受け取り、自分のニューロリンカーに挿入し、アプリをインストールする
「ブレイン・・・・バースト?」
「無事インストールできたみたいだね。」
「明日またここで会おう、それまでグローバル接続しちゃいけないよ。」
「うん。」
私は普段初対面の人とこんなに親しげに話したりはしない。
だけど、この少年なら私を今までと違った楽しい世界にひっぱっていってくれると、信じてみてもいいような気がした。彼はそれほど楽しそうに笑っていた。
その日の夜見た夢はとても怖かったけど、私はどこか安心していた。
ー次の日ー
放課後、私は急いで図書館に行った。
「来たみたいだね」
「うん」
「じゃぁ、このケーブルを挿してこういうんだ、『バースト・リンク』と」
「・・・・・バースト・リンク!!」
こうして、私の世界は変わった
あー、我ながら文才がとてつもなくないな。
将来黒歴史になりそうです。
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