やっとクラス代表決定戦になりました!
---------------------------------------------------------------------------
コメントでヴィシュヌの口調がおかしいとの指摘がありましたので、これから修正していきます。申し訳ありませんでした。
それでは本編どうぞ!
3人で朝食を取った後に亜希は3組に向かう乱、ヴィシュヌに見守られながら1組へと行くのであった。
そして、一時間目の授業中。一夏と亜希に対してある発表があった。
「織斑。来週の試合だが学園にある予備機がない。従って学園側で専用機を用意することにした」
「専用機!?…1年のこの時期に…」
「羨ましい~私も専用機が欲しい」
「なんだ?そんなにいいのか?」
当の本人は専用機の重要性を理解していなかった。
専用機とは言ってしまえばその人専用の機体だ。現在、幅広く国家・企業に技術提供が行われているISだが、その中心たるコアを作る技術は一切開示されていない。
世界中にあるISは 467機。その全てのコアは篠ノ之束博士が作成したもので、これらは完全なブラックボックスと化しており、未だ博士以外はコアを作れない状況にある。
しかし博士はコアを一定数以上つくることを拒絶しており、各国家・企業・組織・機関では、それぞれ割り振られたコアを使用して研究・開発・訓練を行なっている。
基本中の基本をまだ理解していないとは…本当に頭が痛くなってくる。
「お~すげぇ!」
一夏が喜んでいると、1人の生徒が手を挙げた。
「あの、織斑先生。篠ノ之博士って篠ノ之さんの関係者ですか?」
「そうだ、篠ノ之はあいつの妹だ」
「え~すごい!じゃあ博士に言えば専用機作ってくれるのかな!?」
「あの人は関係ない!」
その一言で、周りの空気が一変した。どうやら、この姉妹仲が上手く言っていないらしい。
「すまない、驚かせてしまったな。けど本当に関係ないんだ…」
箒の一言でそれ以上の追及はなかったが、その後の千冬からの爆弾発言で再び教室内が荒れるのであった。それに食ってかかったのは篠ノ之束の妹箒だった。
「因みに成宮も専用機を持っている」
『え!』
「…織斑先生。余計な事を言わないでください」
「すまんな。つい口がすべってしまった」
「はぁ!どう言うことだ!」
「そのままの意味だが…俺はある企業に入っているからなぁ」
「聞いていないぞ!」
「言っていなかったし、言う必要がないからな」
「ぐぬぬ…」
「まぁそれは後にして今は授業中だぞ」
そう言って、授業が再開されたが、一夏と箒からのジト目が気になっていた。そして、授業が終わった直後でオルコットさんがある提案をしてきた。
「貴方も専用機を持っているのですね。量産機で勝ったのでは面白くありませんからね」
「こちらも貴女と相まみえる事を楽しみにしていますよ」
「ええ、ではお互い手の内をさらさない様にいたしましょうね」
「そうですね。その方がお互いフェアな戦いになるでしょう」
「では、また」
そして、放課後になった。一夏と箒は剣道場で試合をしたが、余りの体たらくに箒が「一から叩き直す」と言ってずっと剣道漬けの毎日を行っていた。
亜希も代表候補生である、乱やヴィシュヌ。そして、静寐、神楽、本音達が応援する中特訓していくのであった。
一週間後の月曜日。第三アリーナのピットには、一夏と亜希それに箒と乱がいた。3組の乱はどうしても亜希を応援したいと思って、無理を言ってここに来た。
そこに、山田先生がやってきた。
「織斑君届きましたよ!あなたのIS【白式】が!」
そこには、灰色に両側にスラスターが搭載されているISがいた。対戦相手のオルコットさんは既に上空に待機している。
「織斑。時間が限られている。
「お、おう…」
それが弟にいう言葉かよ…そんな事を言っていると終わったらしい。そして、カタパルトに向かって行くのであった。
「箒」
「な、なんだ?」
「行ってくる」
「あ……ああ。勝ってこい!」
そう言って、一夏はアリーナの空へと飛び立った……
結果としては一夏の惨敗だった。最初こそ近接ブレード1本で善戦しているように見えたが、オルコットさんの
そして、ミサイルを受けてゲームセットと思ったが
『試合終了―!勝者、セシリア・オルコット!』
「あれ?」
あの馬鹿はISの特徴を全く理解していなかった。まぁ今日届いたばかりのISであそこまで行けば御の字かな?
そう思っている間に俺の番となった。オルコットさんは既にアリーナの上空にいた。俺も
IS独特なゴツゴツした形ではなく、流線型なシャープな形をしていた。色はホワイトパールを基調とし、金色のラインが入っている。腰には2本の日本刀が差さっている。大きさは太刀が1振り、脇差が1振り。脚部に至っては、空気抵抗を極限まで減らす形になっていた。月型のバインダーを背中に背負ってアリーナの空へと向かうのであった。
「それじゃあ行ってきますよ」
「ああ、行ってこい」
「勝ってきてね!」
乱の言葉に頷いてアリーナの空にとんでいくのであった。そこには、オルコットさんが【ブルー・ティアーズ】を纏って空中で待機していた。
「時間がないし、さっさと始めようか」
「え、ええ…そうですわね」
「オルコットさん?」
「な、何でしょうか!?」
「…まぁいいや」
この様子だと一夏の何かしらに惚れたな。昔から勘違い野郎だからな…まぁその方がいいけどね。さて、どうしようかな。俺も一夏同様に近接ブレードしかない。だから、懐に飛び込む必要があるんだよなぁ。
そんな事を考えていると、試合開始の合図がなり始めた。
『それでは、成宮・ミューゼル・亜希 VS セシリア・オルコットの試合を始めます。……試合開始!』
「先手必勝!!」
「!!」
そう言うと、いきなり
ユエいる?
(ここにおるぞ。さてどうする主殿)
とりあえず様子見かな?
(賢明な判断だな…だが、そうも言ってられんぞ)
…あれは…ブルー・ティアーズ?
(うむ。射撃型特殊レーザービット4機じゃな。先程の織斑が苦戦したものになるの)
やばいな…
「やばいな…」
「さぁ踊りなさい!わたくしセシリア・オルコットとブルー・ティアーズの奏でる
「チィ!これだからビットは嫌いなんだ!」
亜希は持ち前の動体視力と
だが、亜希の体力も限界に近いた時にスターライトmkⅢのレーザービットが目の前に来てしまった。
「しまった!」
「もらいました!」
一か八かにかけた。右手に持った太刀、大業物の「高天神兼明」を横に一閃。すると、レーザービームが真っ二つに割れて、亜希は被弾せずに済んだ。この出来事にセシリアはおろか一夏、千冬達も驚いた。
「でりぇぁぁぁ!」
スパーーン
『!?』
「な、な、なんですの!貴方のISは!?」
「さぁね。けど、これで
「訳の分からない事を…現に貴方は包囲されているんですよ。これ以上どうするんですか?」
そう言うと、俺はブルー・ティアーズとオルコットさんに囲まれている。
けど、
「さぁね。それよりも防いでおいた方がいいぜ…力の制御が出来るか不安なんでね」
そう言うと、俺はイメージした。そう
「そこに到るは数多の研鑚…築きに築いた刀塚。縁起を以て宿業を絶つ。八重垣作るは千子の刃。ちったぁ成仏していきなぁ!」
「え!キャーーーーーー!」
ドゴーーン!
そう言って、刀を振るうと地面が割れてそこから火が噴き出した。それにより一瞬でブルー・ティアーズが破壊されオルコットさんのSEが0になった。
『セシリア・オルコットSEエンプティー。よって、この勝負成宮・ミューゼ・亜希の勝利!!』
ワァーーーーー!
「…ふぅ。何とか勝てたかな。あ、マズ!」
勝利の余韻に浸るのもつかの間、気絶したオルコットさんが落下していくのが分かった。俺は全速力でオルコットさんを救出すると、織斑とは別のピットに運んで行くのであった。
一方、一夏がいるピットでは千冬と箒それに、山田先生が難しい顔をしていた。先程の戦いを見て一夏が勝てるのかと…
『無理だな(ですね)』
だが、当の本人は戦いたくてうずうずしていた。先程のセシリア戦であと一歩まで行けたんだとあんな男に負ける訳ないと思っていた。
「織斑君、成宮君との試合やりますか?」
「やります!あんな奴俺の【白式】でぶっ飛ばす!女の子に手を出したこと後悔させてやるぜ」
そう言って、カタパルトに向かって行くのであった。
10分の休憩を挟んで再びアリーナに降り立った亜希は一夏の登場を待っていた。そして、ピットから飛び出してきた一夏だが、着地が失敗し顔から墜落していった。
「ぶべ!」
「…はぁ~それでやるのか?」
「ああ!やってやるぜ!千冬姉から受け継いだこの雪片弐型でお前をぶっ飛ばす!」
「因みにどういう意味でぶっ飛ばすんだ?」
「お前は気に食わないんだよ!折角仲良くしてやろうと思ったのに拒否するし!参考書の事も教えねぇ。そして何より、女に手を上げた!」
「…」
『…』
ちょと待って?こいつ本当に俺の兄なのか?
「…ちょっと聞いていいか?」
「おう」
「つまりたったそれだけの理由で俺をぶっ飛ばそうとしたのか?」
「そうだ!悪いか!」
「はぁ~」
『はぁ~』
「な、なんだよ!」
考え方が幼稚すぎる…しかも、オープンチャンネルで話していたから観客の大半があきれ返っているし、乱やヴィシュヌに至っては、ゴミを見る目みたいになっていた。
なぁユエ
(どうしたのじゃ主殿)
…全力でぶっ潰す
(ああ、そうした方がいい。流石の儂も堪忍袋の緒が切れた。ここまで幼稚だったとは白式のコア人格に同情するな…)
「…もうめんどくさいから全力で行くぞ」
「こい!お前には絶対に負けない!」
『これより成宮・ミューゼル・亜希 VS 織斑一夏の試合を開始します…試合開始!』
「行くぜ、【白式】!」
「…」
ぶっ飛ばすと言ってた手前流石に観客席が近いのである程度距離を保つためにアリーナ内を駆け回る。
「どうした!かかって来い!」
「…なら、行かせて貰うぞ」
そう言って、俺は右足を軸に180度回転し織斑と対峙した。そして、乱とヴィシュヌと一緒に練習したアレを試してみようと思った。
行くぞユエ
(合点承知の助!)
そう言って、
ドン!
凄いGだ!だけど…慣れている!
「ぐわー!」
[バリア―貫通、ダメージ50。シールドエネルギー517。実体ダメージレベル低]
(くそっ!俺が白式の反応に追い付けていない!)
遅すぎる…そう思う亜希であった。そして、一夏と距離を取れたのでこれなら出来ると思うのであった。
「最初に言っていたよな。ぶっ潰すって!」
そう言って、両方の刀を鞘に納めて、詠唱するのであった。そうすると、俺の後ろに剣を持った仁王像が現れた。
「南無。天満大、自在天神。馬頭観音、憤怒を以て諸悪を断つ。 この一刀こそ我が空道、我が生涯! 伊舎那大天象!!」
「え!ちょとま…」
ドゴーーン!
極大の刃が現れ一夏を飲みこんだ。それにより一夏のSEが一気に無くなり試合終了となった。
『試合終了!勝者成宮・ミューゼル・亜希!』
亜希は一夏をいちべつすると、自身が飛び出してきたピットへと戻って行くのだ。そこには、乱といつから来たのかヴィシュヌ、更に静寐、神楽、本音の姿がいた。
「お疲れ様!亜希さん!」
「お疲れ様です。いい試合でした」
「凄いね成宮君!あのオルコットさんに勝っちゃうなんて!」
「ええそうですね。いつか手合わせを願いたいくらいです」
「凄いねアッキー!」
「ありがとう。それと俺の事は亜希でいいよ」
「じゃあ、亜希君って呼ぼうかな」
「私も亜希さんで」
「あたしは元からアッキーって呼んでるからね♪」
こうして、3人で行われたクラス代表決定戦は亜希の2勝で幕を閉じたのだった。
クラス代表決定戦が終わりましたが秋君に安息の時間はあるのかな?
それでは次回「小竜推参」なお、サブタイは尽きません。
感想・評価・誤字報告・お気に入り登録よろしくお願いします!
ifルートはどれがいい?
-
秋が死なずにそのままIS学園で生活
-
秋が死なずに亡国企業でIS学園と退対立
-
秋が死んでその後の話し
-
秋が死んで何処かの世界に転生する