提督の憂鬱   作:sognathus

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さぁ、いよいよ特訓開始です。
若干1名特訓が必要なのか疑問な人もいますが、彼女たちは無事に泳げるようになるのでしょうか。


第35話 「特訓 後編①筑摩の場合」微R-15

提督「そう、そうだ。足から徐々に水につけて......」

 

筑摩「き、緊張します」

 

Bis「怖くない怖くない......」

 

金剛「大佐ァーこれでイーですカ?♪」ムニ

 

提督「俺は腰まで水に浸かれとはいったが、前かがみになって胸を強調しろとは言ってないぞ」

 

金剛「そんなこと言ってーうれシーくせにー♪」

 

筑摩(なんか、金剛さんだけ雰囲気が違う。緊張を全く感じない。......凄い!)

 

Bis(やるわね金剛......。なんて度胸大なの! 見習わなくちゃ!)

 

提督(何故二人は金剛の事を尊敬するような目で見てるんだ)

 

提督「よし、次は一人ずつだ。俺の手を掴んで沖までいくぞ」

 

提督「よし、筑摩。お前からだ」

 

筑摩「は、はい!お願いします!」

 

 

筑摩「手、離さないで下さいね?」ソロソロ

 

提督「大丈夫だ......来い」

 

筑摩「か、肩まで水が」チャプ

 

提督「怖がるな。手は握ってる。俺を見ろ」

 

筑摩「大佐......はい!」

 

提督「よし、次は水に顔を付けて目を開けるんだ」

 

筑摩「目、痛くないでしょうか?」

 

提督「海水の塩分濃度は涙のそれと同じくらいらしい。多分大丈夫だ」

 

提督「痛く感じたら直ぐに顔をあげろ。いいな?」

 

筑摩「はい!」

 

提督「良い気合だ。それじゃあやってみろ」

 

筑摩「う......」チャプ......パチッ

 

筑摩(......! 本当だ痛くない!それに――)

 

筑摩(海の中ってこんなに綺麗だったんだぁ......)

 

提督(ちゃんと目は開けれたようだな。それに海中鑑賞まで満喫してるらしい)

 

提督「筑摩は自分で気づいてないみたいだが、自然に足を離して体全体で浮かんでバランスを取っている。これなら泳ぐだけなら直ぐにできそうだ)

 

サワッ ←海中の筑摩の足元を魚が横ぎった

 

筑摩「ひゃぁ!?」ガバッ、ダキ

 

提督「な?ぐ......」

 

浅瀬の2人「!?」

 

筑摩「大佐、大佐!今足元に何か触れました!」ギュー、ガシッ

 

提督(なっ、カニ挟みまで。動きが取れない)

 

提督「落ち......つけ......魚が横ぎっ......ただけだ......ろ」

 

筑摩「あ、そう。そっか......」

 

提督「筑......離れて......れ」

 

筑摩「え?ああっ!?ご、ごめんなさい!」

 

提督「はぁー、ハー、ぜぇ......」

 

提督(危なかった。もう少しあのままだったら支えきれず身動き取れないまま倒れてたな)

 

筑摩「た、大佐申し訳ありませんでした!」カァッ

 

提督「大丈夫だ。気にするな。それより」

 

筑摩「な、なんでしょう」

 

提督「お前海水に顔を付けてる間無意識に泳いでいたのを気づいていたか?」

 

筑摩「え!? そ、そんな」

 

提督「本当だ。自分から足を噺体を海に浮かべていたぞ」

 

筑摩(そういえば、もっと楽に見たくていつの間にか浮いているような感覚だった

......)

 

提督「無意識体がそこまで動けばもう大丈夫だ。後は泳ぎ方の基本を覚えればお前なら直ぐ泳げるようになるさ」

 

筑摩「ほ、本当ですか!? 私頑張ります!」

 

筑摩「あ、それと大佐」

 

大佐「うん?」

 

筑摩「その、抱き着いたりしてその......気持ち......」カァッ

 

提督「ああ、抱き心地は良かった......と思う。重くもなかった」

 

筑摩「そ、そうですか。よか......あ、えっと...。やだ、私はしたない」

 

提督「必死だったんだ。分からないのも無理はない。さぁそろそろ次にいくぞ。準備はいいな?」

 

筑摩「はい! 宜しくお願いします!」

 

提督「いい返事だ。それじゃぁ先ずはバタ足からだな。バタ足は......」




この後程なく筑摩は直ぐに泳げるようになったそうです。
良くあるラッキースケベな展開ですが、提督の場合は常に命が懸かった状況になり易いのが難点ですね。
男だから多少感じるところはあるかもしれませんが、それを感じる余裕すらないのが悲しいところ。
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