魔力のヒーローアカデミア   作:無ラーン

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1話

初めはテレビに映るヒーロー達に憧れた。

自分もいつかヒーローにと...

 

しかしヒーローを、そして1番身近なヒーローである父を見ているうちに思った。

あのアイテムはなんだろうと。気が付けば俺はヒーローとサポートアイテムの作成に興味を持っていた。どちらも捨てきれないくらいに自身を魅了した。俺は夢を現実にするために今ここにいる。そう、雄英高校サポート科の受験会場だ。なんでだよ!!!!おかしいだろ!!!

なんでヒーロー科じゃないんだよ!確かにヒーロー科に落ちたら、サポート科に入ろうと思ってたけどさ!

 

 

時は遡る

 

時は中3の受験シーズンの前であり、先生に進路希望書を提出する時であった。何をとち狂ったのか、俺は第1希望の雄英高校ヒーロー科とサポート科の順位を逆にしてしまったのだ。まじでなんでだよ!!!!

多分これは俺が持つ૮( ᵒ̌.nrath@はあまe4<7パワーが働いたんだろう(何言ってんだろう.....)

はいただのミスです。しかし、ミスが発覚したのがタイミングが悪かった。雄英から受験票が届いてから気づいてしまったのだから。

いやー絶望したよね。なんか父さんは笑っててムカついたけど

 

回想終了

 

 

いやもうね諦めたよね。なんか、もう初っ端からキャラがフワフワしてる気がするけど。やるしかないよな...はァァ

気乗りしねぇ...

 

サポート科の試験は筆記だけらしいが、ここは天下の雄英だから、サポート科も秀才揃いらしい。てか、筆記だけなら、なんとかなる気がする。一応模試判定がAだし。

 

筆記試験が始まったが、これは普通に解いておく一応見直しを何回か行い、ミスがないことを確認したら、ボー、とする

 

うん暇!

 

試験中なのに俺は何を考えてんだろしかし、まぁ、軽くカンニングと取られない程度に周りを見るとほとんどは真剣に取り組んでいるようだった。よく見るとピンク髪の女子生徒が俺と同じように問題を解き終わっていた。なんか、ピンク髪っていいよなって考えている内にピンク髪の子と目が合った。試験中だから喋る訳にはいかないけど。

 

試験が終わって帰ろうとしていると

「あなたはどうしてサポート科に!?」

 

「ヒーロー科受けようとしたら、間違えてサポート科を受けてしまった」

「フフフ!そうですか!そんなこともあるんですね!!私は発目明です!では、私はもう帰りますね!!また雄英で会いましょう!」

「俺は魔壁シアだ、また雄英で」

 

元気だな...てか、サポート科に入りたい人の場所に間違えて受験した奴がいるの不味くね?

 

(発目はヒーロー志望の人が居るということで、いい実験台になってくれそうと考えているので気にしていません)

 

 

「ただいまぁ」

「おかえりシア。どうだった試験?」

「あぁ、多分受かってるよ母さん」

「晩御飯できてるよぉ、今日のご飯はズッパディペシッシェよ」

「え?なんて」

俺の返答を聞かずに母さんはリビングに戻って行った。

ズッパディペシッシェってなんだよ.....

 

気づけば俺は試験のことより、謎のズッパディペシッシェのことを気にしていた。

 

晩御飯の時間になり食べに行くと、テーブルの上には、見たことない料理があり、アレがズッパディペシッシェなんだろう......

 

 

ズッパディペシッシェがとても美味しかったのをここに記録しておく。

 

 

 

 

あ、雄英高校サポート科受かりました。

 

母さんに報告したら、アロス・コングリが出てきた

 

は!?




読んでいただきありがとうございます
ズッパディペシッシェはイタリアンのメニューです。作者は美味しそうだなっと思って話に入れました。意味はありません
アロス・コングリはキューバの料理ですこちら話の意味はありません。

このふたつの料理はレシピがネットに載っているので、ぜひお試しください

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