アルピ交通事務局のネタ倉庫   作:アルピ交通事務局

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POWER RENGER TAIL 3

「さて、クエストを受けるか」

 

 妖精の尻尾の一員となった。それだけでもこの上なく嬉しいが何時までも依頼を受けずにグダグダと過ごしていたらいけない。

 住むところをさっさと決めなければならないがその為には先ず金である。ギルダーツからお金を貰ったりはしたものの、それだけだと心許ないので稼がないといけない。そう考えるとこの世界の人達の平均月収とか年収とかめっさ気になるな。

 

「薬草探し、魔法薬のモニター、呪われた指輪の魔法解除(ディスペル)……色々とあるな」

 

 依頼板(クエストボード)に貼られている依頼にざっと目を通す。

 モンスターの討伐とかが主な依頼かと思ったが、それ以外の依頼が沢山来ている。フィオーレ王国随一の魔導士ギルドと言われることはある。

 因みにだが、フィオーレ王国で使われている文字は日本語じゃない。当然と言えば当然の事だがこれが割と重要であり、神様が転生する際になにを書いているのか読める様にしてくれた。神様のチート、万々歳だ。

 

「鎧、なんの仕事にするのか決めたか!」

 

 なにをするか悩んでいるとミラが声をかけてきた。

 

「いや、なににしようか悩んでるところ」

 

「なんだよそんな事か」

 

「そんな事って……オレにとってははじめての依頼になるんだから慎重に選ばないと」

 

 今回の依頼はオレにとってははじめての依頼だ。

 今まで何度も依頼をこなしているミラにとってはそんな事なのかもしれないけれど、オレにとっては割と重大な依頼だ。

 

「だったらあたしが選んでやるよ」

 

 依頼板(クエストボード)からビッと依頼が書かれた紙を取るミラ。

 なになに……村近くの山に住み着いている山賊退治。報酬は35万J……中々にいい感じの依頼だな。オレ、今のところは豪快チェンジしか使えないから解呪系の仕事は出来ず、採集系の仕事もなにがどれか分からないので出来ない。討伐系の依頼がなんだかんだ言って一番性に合うかもしれない。

 

「マスター、コレの受注を頼む」

 

「って、ミラ、まだそれが良いって決めたわけじゃ」

 

「ケチ臭い事を言ってるんじゃないよ」

 

 そうは言うけども、モンスターならともかく対人戦なんてしたこともない。

 モンスターの討伐依頼ならば簡単に首を縦に降ることは出来たが、これはちょっとと困っているとミラはガシッとオレの首に腕をかける。

 

「男ならグチグチ言わずにシャキッとしろ!」

 

「えー」

 

 こういう感じのノリってオレは少しだけ苦手だ。

 グイグイと来るミラの押しに負けてしまったオレは村の麓に巣食う山賊退治の依頼を引き受けるのだが、何故かミラまでついてくる。

 

「ついてくるつもりなのか?」

 

「な、なんだよ……私が居ちゃ悪いのか」

 

「悪いな」

 

 さも当たり前の如くついてこようとするミラだが、ついてこられるのは困る。

 その事をハッキリと言えばガーンとあからさまに落ち込む。

 

「報酬が半分になるのはごめんだ」

 

 35万の半分、つまりは17万5000円もといJになってしまう。

 これから何かと支出が多くなる。そもそもで住むところすら決まっていない……妖精の尻尾って、女子寮はある癖に男子寮は存在しないんだよな。妖精の尻尾の男達って色々とキャラが濃くて重要な時しか協調性が無かったりするから一つ屋根の下で暮らしてなんかみれば1日で家が崩壊するだろうな。

 

「……別に、報酬は全部お前の物でいいよ」

 

 報酬が少なくなるから邪魔者扱いされているのが分かると直ぐに顔を明るくするミラ。

 え、もしかして……これはアレか。何時の間にやらフラグ的なのが建っちゃった……いやまだ、なんにも大きなイベントをこなしてないだろう。まだ一回戦っただけでフラグが建つとか……無いだろう。あんな事で好かれたのならばそれはもうチョロインとしか言いようがない。

 

「まぁ、それだったらいいけど」

 

 報酬を全部くれてやると言っているので、ありがたく頂く。

 ミラが報酬無しで良いといったので断る理由はこれ以上は無いと承諾をすると嬉しそうな顔で依頼書をジイさんもといマスターの元に届けてこの仕事をするという。

 

「ミラ姉、仕事に行くの?」

 

「ああ、(がい)と一緒に行ってくる……一緒に行ってくるから、家の留守を頼んだぞ」

 

「姉ちゃん、怪我しないでね」

 

「誰に言ってるんだよ……心配するんだったその、鎧の心配をしやがれ」

 

 リサーナとエルフマンに行くことを伝えるミラ。

 2人は大丈夫かと心配するがミラにはヘッチャラで、むしろオレの身を案じる。だからなんでそこでモジモジするんだよ、おかしいだろう。

 

「鎧、これはお前さんの初仕事じゃ。ミラが居るから失敗は無いとは思うがケチがつかんようにせいよ」

 

「分かってまーす」

 

 なにはともあれ初仕事の初依頼だ。ワクワクとドキドキの両方が止まらない。

 

「アキメネスって小さな村まで行かないといけねえから列車のターミナルに向かうぞ」

 

「列車か……いや、いい」

 

「いいって、歩いていける距離じゃねえだろう」

 

「豪快チェンジ!」

 

『マージレンジャー!』

 

「輝く、太陽のエレメント!天空勇者マジシャイン!」

 

「お、ぉお」

 

 若干引くのをやめてくれ。

 列車を使えばなにかとお金を出費するのでお金を消費しない姿に、マジシャインに豪快チェンジした。

 

「そんな姿もあるんだな……で、どうするんだ?」

 

「こうするんだ。スカーペット!」

 

 マジレンジャーは魔法バイクみたいな乗り物を乗っていて、追加戦士のマジシャインはスカーペットと言う魔法の絨毯を乗っている。

 マジシャインに変身する事が出来るオレは当然の様にスカーペットを使うことが出来てミラの目の前に出現をさせる。

 

「さぁ、いくぞ」

 

 スカーペットの上に乗るとミラに手を差し伸のべる。

 

「お前の魔法、なんだか御伽噺に出てくる魔法みたいだな」

 

「……まぁ、ある意味そうかもしれないな」

 

 オレの使っている魔法はスーパー戦隊の力で、御伽噺みたいな力だ。

 ミラがスカーペットに乗ったのを確認するとスカーペットと上昇させて依頼主のいるアキメネスの村を目指す。

 

「スゲえ、列車と並走してる!」

 

 変な道を通って迷子になるたくはないので列車と並走する。

 スカーペットは最高時速はあの新幹線を超える400kmで、最初は列車と並走していったが段々と列車を追い抜いていき、さながら孫悟空の筋斗雲の様に空を自由に舞う。普通ならば風圧とか気圧とか色々な圧力にやられて立つことすらままならないのだが、そこはほれスーパー戦隊の大いなる力が働いて程よい風が靡く程度で済んでいる。

 

「よっと」

 

「まだギルドを出て30分も経ってないのにアキメネスに辿り着いた!って、大丈夫なのか?」

 

「なにがだ?」

 

「あんなに飛ばして、その魔力が」

 

「いや、全然疲れてない」

 

 あくまで今行ったのは移動だけだ。最高時速400kmでぶっ通しでとんだわけでもない。

 スーパー戦隊にとって長距離の移動なんて体力を消費するもんじゃない。専用の乗り物に乗って行ったのならば尚更だ。

 

「それよりこんなに早くに行ってクエストがちゃんと受注されてるかどうかが心配だよ」

 

 ギルドを出てからまだ30分も経過していない。もしかするとクエスト受注の報告が届いてないかもしれない。

 

「それなら問題は無いと思う。たまーにマグノリアでの依頼が来てたりしてて直ぐに受理されたりするから」

 

「そっか。それならいいんだけど」

 

 もし依頼が受理された事が届いていなかったら、なんか色々とややこしくなってた。

 心配事が1つ減ったのでホッとするがまだまだ不安要素は多く変身を解いて元の姿に戻るけれども安心は出来ない。

 

「なにそんなにブルってんだよ」

 

「オレ、バルカンとかのモンスターならいっぱい相手にしたことがあるけど人を相手にしたことが数えるぐらいにしかないんだよ」

 

 今からするのは村の麓に住処を作った山賊退治。モンスターではなく人であるから絶対に殺してはいけない。

 対人戦がミラとギルダーツぐらいしかしてなくギルダーツには敗北し、ミラには勝てたのでミラよりは強いことは分かるのだが実際のところどれぐらいの強さなのかが分かっていない。

 

「んだよ、そんな事か。鎧、お前は私に勝つぐらい強いんだからそこらの山賊程度の雑魚になんか負けねえよ……もっと自信を持ちな!」

 

 バシンと背中を叩いてくるミラ。地味に痛い。

 あのギルダーツに手傷を負わせた事を誇ってはいいんだ……そう思うと少しだけで気が楽になるけど、やっぱり心配だ。グイグイと押してくれるミラが物凄く頼もしくみえる。

 

「すみません、妖精の尻尾(フェアリーテイル)の者ですけど依頼を受けてここに来ました」

 

「お、おお!もう来たのか!?」

 

 アキメネスの村に辿り着くと第一村人に依頼でやってきた事を伝えると驚かれる。

 ついさっきに依頼を受理したばかりだからやっぱり早かったか……まぁ、なにをするにしても早いに越したことはない。オレ達がやってきたので村は軽くざわめき出す。

 

「それで、妖精の尻尾の魔導士は何処に」

 

「なに言ってるんだよ、おっさん。ここに2人が居るだろう」

 

 ニヤリと笑うミラ。

 子供の魔導士が来るとは思いもしなかったのかおっさんは嘘だろうと言った顔をする。

 

「こんな子供を寄越してくるってどうなってやがるんだ!」

 

「おい、誰がガキだ!言っておくがな、あたしも鎧もそこらの魔導士なんかと比べ物にならねえぐらいには強えんだぞ!」

 

 困ってるのに依頼をしたらやってきたのが子供だとなれば誰だってショックを受ける。

 とはいえナメられているのでミラはカンカンにキレる。自分達をナメんじゃねえと今はまだ小さな胸を張って威張るが、これだと威勢を張っている奴となんら変わりない。

 

「ミラ、山賊を退治しよう……そうしたらおっさん達も認める」

 

「おっさん、国に連絡しとけ!今から大量の山賊をぶっ飛ばしてくるからな!」

 

「あ、ああ……」

 

 まだおっさんはオレ達の事で疑心暗鬼の様だが、ナメられた以上は仕事をこなしてオレ達はちゃんとしているのを証明する。

 山賊が住処にしている村の麓の拠点まで案内をしてもらう。

 

「俺はここまでしか案内は出来ない。後は頼んだぞ」

 

「任せろ」

 

「ギッタンギタンにしてやるよ」

 

 バキバキと腕を鳴らすミラを見て血の気が引くおっさん。

 いい報告を待っているとおっさんはスタコラサッサと逃げていった。

 

「で、どうする?」

 

 ミラなら一気に突撃するかと思ったが、突撃する前の作戦タイムに入る。

 

「このまま乗り込んで普通にボコボコにする、じゃダメなのか?」

 

「バッカ、それじゃわざわざこんなところでコソコソする必要はねえだろう」

 

 意外と脳筋じゃないことにオレは驚く。

 現時点ではワイルドなところがあるからもっとガンガン行くかと思ったが……伊達に後のS級魔導士じゃないわけだ。作戦の指揮権はオレにくれるっぽいので、なにか良い作戦はないかと考えた結果

 

「豪快チェンジ!」

 

『ゴーカイジャー』

 

「なんだ、結局殴り込むのか」

 

「いや、違う」

 

 ここは豪快に行くつもりだ。

 オレはレンジャーキーが出てくるバックルことゴーカイバックルに触れると巨大な船の形をした銃……ゴーカイガレオンバスターが出てきた。

 

「あそこに山賊が住み着いてるなら、一気にぶっ放す」

 

「お前……意外と豪快なんだな」

 

「今のオレはゴーカイジャーだからな」

 

「寒いぞ」

 

 うん、自分で言ってて恥ずかしい。ともかく山賊がそこにいるのならば一気にぶっ倒すのが得策だ。

 ゴーカイガレオンバスターを使うためにレンジャーキーを複数取り出す。

 

「メガシルバー、ガオシルバー、ボウケンシルバー、ゴーオンシルバー、ゴーカイシルバー、レンジャーキーセット!」

 

『シールバーチャージ』

 

 お、本来ならスペシャルチャージと音声が鳴るのだが使っているレンジャーキーが銀一色なのか別の音声が鳴ってる。

 見た目に対して結構な重さがするゴーカイガレオンバスターのスライドを引いて、山賊が住んでいる屋敷に向かって放つ。

 

『ラーイジングストラーイク!』

 

 螺旋構図場に動く銀色の弾がゴーカイガレオンバスターから放たれると屋敷に向かって一直線上に飛んでいく。

 弾を阻むものは無いので屋敷に向かって命中をすると建物は崩壊していく。

 

「ミラ、何時でも戦える準備はしておけ」

 

「もうしてるよ!」

 

 流石はミラ、仕事が早い。ミラの方を振り向くとサタンソウルを既に発動しており悪魔の姿に変身をしていた。

 

「じゃあオレも、豪快チェンジ!」

 

『シューリケンジャー』

 

「緑の光弾!天空忍者シュリケンジャー参上!」

 

「お前、それやらないといけないのか?」

 

「コレはお約束だからやっておかないと……調子が出ない」

 

 ヒーローの変身ポーズと変身後の口上はこの力を使う以上は絶対に外すことは出来ない事だ。

 ゴーカイジャーなんだから変身口上無しでもいいんじゃないかとは思わない。この口上は言わないとなんか力が出ない。

 

「お、おい、大丈夫か!?」

 

「奇襲だ!村の連中が襲ってきやがったんだ!」

 

 瓦礫の中から出てきた山賊と思わしき人物達。ゴーカイガレオンバスターは効いたのか白目でぶっ倒れたりしている。

 そのまま突撃しなくて正解だったとプロテクターのお腹部分に触れて外すと顔に触れる。

 

「大逆転・フェイスチェンジ!緑の光弾!天空忍者シュリケンジャー・ファイヤモードでい!」

 

「お前等をぶっ飛ばしに来た!」

 

 オレが挨拶をしないので代わりにするミラ。

 魔導士ギルドが襲ってきたので山賊達は顔色を変える。

 

「魔導士ギルドだと、クソっ!」

 

「いや、よく見てみろ!たった2人だぞ!」

 

「2人……たった2人なら倒しちまえ!」

 

 魔導士ギルドに依頼をしてきた事を焦る山賊達だが、オレとミラしかいないのでやっちまえと好戦的になる。

 

「ノンノン、ミーを侮っちゃ困るぜい!超忍法・分身魔球!」

 

 大きく振りかぶり野球ボールを投げる。

 野球ボールは1個から2個、2個から4個へと倍々ゲームかの様に増えていき、山賊に命中して吹き飛ばす。

 

「ストライ〜ク!!」

 

「おいおい……全部ぶっ倒しちまったじゃねえか」

 

 ミラが出る前に倒してしまった。自分の出番が全く無かったことに少しだけで不満を言う。

 けどまぁ、無傷で依頼を達成したのでそれ以上はなにも言ってこずにオレの背中にポンと触れる。

 

「お前は強いんだから、もっと自信を持てよ」

 

「……自信と慢心は紙一重だから無理だ」

 

 山賊をコテンパンに倒すのは並大抵の魔導士じゃすることは出来ないかもしれないが、ここで調子に乗っちゃいけない。

 全ての力を使いこなせていないのでそれらを使いこなせる様になってからはじめて胸を張ってスゴイんだと威張れる……まだ完全に力を使いこなしていないんだよな。

 

「て、テメエ等、一体何者なんだ」

 

 分身魔球にやられて立つことが出来ない山賊のリーダー格は怯えながらもオレ達が何者なのかを聞いてくる。

 オレとミラは1度だけ顔を合わせるとコクリと頷く。

 

「「魔導士ギルド、妖精の尻尾(フェアリーテイル)だ」」

 

 答えるのならばこの答えしかない。

 妖精の尻尾の名前は結構有名なので山賊達はこんな若いガキが妖精の尻尾の一員だとと驚いて意識を失った。

 

「ま、こんなもんか」

 

 若干約数名程は意識を失わずにいるが身動きの取れない山賊がいるが、相手にしなくてもいいぐらいにはボロボロだ。

 何処かにロープはないか探すとあっさりと見つかったので山賊達をロープでグルグル巻きに締め上げる。

 

「ま、まさかたった十数分で全ての盗賊達を片付けるなんて」

 

 依頼をこなした事に驚くおっさん。

 さっきこんな子供がやってきたのかと軽く落胆をしていたのでどんなもんだとミラはドヤ顔になる。敵をぶっ倒したのオレだからドヤるのは違うんじゃないかと思ったがミラが満足そうな顔でドヤっているのでそれでいいかとなにも言わない。

 村人のおっさんは山賊達を引き渡す国の軍隊的なのが来るのにはもう少し時間が掛かるからそれまで見張っててくれと言われる。

 

「なぁ、鎧……私のこの姿、どう思う?」

 

「……?ワイルドじゃないのか」

 

 待つだけで割と暇だなと思っていると悪魔の姿に変身するミラ。どう思うって言われても、ワイルドな見た目としか言いようがない。

 

「いや、だから、その……怖くないのか?」

 

 完全に人じゃない右腕を見せてくるミラ……怖いか

 

「人は見た目で判断したら駄目……って言うけどな」

 

 そういう風に思われる見た目をしているのが悪いという考えもある。

 人間、バカなことはせずにコツコツと頑張ればなんて言うけども報われないのをオレは知っている。っと、話がズレてしまったな。

 

「お前、自分が悪魔の力を使ってる事に対して色々と思ってるのは分かった。だが、オレはその程度の事を気にするほどの男じゃない。ミラジェーンは何処まで行ってもミラジェーンで悪魔でもなんでもない……オレが言えることはそれぐらいだ」

 

「!……ありがとう……」

 

「なに礼を言ってるんだ。仲間だろう」

 

「仲間、か……」

 

 オレとミラは妖精の尻尾の一員で仲間なんだ。オレは思ったことをちゃんと言ったし……大丈夫だよな。

 ミラは一向に顔を上げてこないのが怖いけれどなにも言ってこないということは怒っているわけではなさそうだ。

 

「……ありがとう」

 

「どういたしまして」

 

「き、聞いてたのか!?」

 

 生憎、オレは鈍感系の主人公じゃないから耳はちゃんといいんだ。ミラは顔を真っ赤にさせるとオレをポカポカと殴ってくるが痛くも痒くもない。傍から見ればイチャイチャしている様に見えるが仕事には至って真面目で国の人がやってくると山賊達を引き渡した。

 スゴく今更な事だけど、山賊が村の麓に住み着いているとかってこの国は治安が悪すぎるよな。永世中立国謳ってる癖に内部スゲえガタガタだ。特に疲れてもいないので帰りもマジシャインとなりスカーペットに乗ってマグノリアへと帰ると早速家探しをはじめた。

天帝vs童子切を連載化したいんだが

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