アルピ交通事務局のネタ倉庫   作:アルピ交通事務局

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メガネ魔改造計画 序章

 オレの名前は青峰大樹、皆さんご存知転生者養成所で鍛えられた転生者である。詳しい事は作者の他の小説を見れば分かる。オレがなんで転生者になったかに関しては割とどうでもいい事なので割愛をしておく。テイルズオブゼスティリアとかいうクソみたいな世界と魔法科高校の劣等生とかいう人間のクズか選民意識の高いバカしか出てこない世界に転生して色々とやって無事に無限に転生する権利を得た。

 

「修、来たか」

 

「うん。待たせてごめん」

 

「気にすんじゃねえよ」

 

 無限に転生する権利を得たオレは遂に待望とも言えるワールドトリガーの世界に転生した。

 主人公である三雲修の母型の従兄弟として転生し、19年……黒子のバスケの青峰大輝になっているのでバスケで全国制覇とか色々とやってたりする。

 

「ボーダーの入隊試験会場はこちらです!」

 

 NBAで活躍する事が出来るプロのバスケットボール選手になる道はあったがオレはならなかった。

 別にバスケが嫌いとかそんなんじゃない……この世界、いや、この世界線はオレを含めて10名の転生者がいる。1つの世界にそんなに多く転生者がいるとか中々に厄介な事になっており、なにが厄介かと言えば転生者が徒党を組んでいる。一人居るだけでもチートな転生者が10人も居てその上で手を取り合っている。戦闘能力には自信があるオレだが流石に複数の転生者を敵に回す真似はしたくはない。いや、別に倒せなくもないけど、暴力で解決出来ない案件とか持ってこられると流石のオレもどうしようもないんだ。

 

「受かるといいな」

 

「うん」

 

 転生者だから原作では悲劇な目に遭う人を助けよう!とはならない。基本的にそんな事をするのはただの自己満足、エゴである。

 エゴでも救える命があるんだったら救うべき、やらない善よりやる偽善で結構という考えを持っている奴ほど転生者になる事は出来なかったりするのだが……まぁ、その辺については人それぞれ、少なくとも自分が生き残る為に生きている人だっている。強い力を持っているからと言って誰かを救わなければならない義務は無い。それこそめんどくさいで片付けれる……世の中、そのめんどうくさいをちゃんと真面目にやるかやらないかのどちらかが重要である。

 

「しかしまぁ、よくおばさんを納得させる事が出来たな」

 

 エゴ云々は置いておいて、オレの現在について語ろう。

 既に原作のターニングポイントとも言うべき第一次侵攻が起きて物語の舞台となるボーダーの基地が設立されてる。オレはといえばボーダーに入隊はしていねえ。徒党を組んでいる10人の転生者を敵に回すなんてめんどうな真似はしたくはねえ。

 普通に大学に通っている今まで送れなかった普通の人間としての生活を送っている……送っているんだろうか?いやまぁ、色々と裏でヒャッハーしてたりはするけども……う〜ん。まぁ、いいか。

 

「ダメ元で1回だけなら良いって許可してくれたんだ」

 

 普通の人間ライフを送っているオレに今度主人公で従兄弟である修がボーダーの入隊試験を受けるから一緒に受験してほしいと頼まれた。

 何故にオレに白羽の矢が立ったのかは分からないけれども、オレだけが合格しても別にボーダー隊員にならなくてもいい。基本的に暇人であるオレは修の母で叔母である香澄おばさんの頼みを引き受けた。

 

「まぁ、言い方はアレかもしれないがやってる事は戦争屋と一緒だからな」

 

 ボーダーの存在を危険視しているおばさん。

 実の息子が戦争の最前線に立っているとか正気の沙汰じゃない。きっと何度も何度もダメだと言ったのだろうが修の方が中々に折れなくて必死になって交渉した結果、ボーダーの入隊試験を受ける許可を得たんだろう。

 

「修、今からお前が目指すのは戦闘員だ……正直お前には向いてないと思うが頑張れよとしか言えない」

 

「うん……青兄さんは受かったらどうするつもり?」

 

「オレはパスだパス。あくまでもお前一人だけで心配だから付き添いで試験を受けるだけでボーダーには興味は無い」

 

 と言うよりはボーダーに入って他の転生者を敵に回すのがシンプルにめんどくせえ。本音は言うには言えないので興味ない素振りを見せておく……興味は無い。ランク戦を面白そうだとか思わないわけじゃないけどもアレは一応は軍事演習の一環でゲーム感覚で楽しんだらいけないとオレは思う……戦闘能力に999能力値を割り切っているオレだが戦いを楽しいとは思っていない。そこは履き違えられたら困る。

 

「学科試験はマークシート式です。記入漏れが無いようにお願いします」

 

 そんなこんなでボーダーの入隊試験がはじまる。

 学力試験だとテストを受けさせられるのだがオレは知っている。この学力テストはフェイクだと。ボーダーはトリオンと言うHP兼TP的な生体エネルギーを生み出す器官、トリオン器官の能力を測定している。一応は学科試験とかで優秀な成績を叩き出したりすれば入隊時に貰えるポイントが高かったりするとの噂だが……そうだな。

 

「ここは敢えてアホを演じるか」

 

 授業さえ聞いとけば赤点はない(英語以外)ぐらいには地頭は賢いと思っている。

 石神千空並の知識を与えられた事がある影響かは知らないのだが頭はいい方、大学には通ってないフリーター……いや、一応は働いているからフリーターじゃないか。たまにはアホキャラを演じようとテストの問題を全て外す。綺麗に0点を取るのは中々に難しいもの。

 

「次は体力試験になります。最初は20mのシャトルラン」

 

 生体エネルギーであるトリオンで出来たトリオン体を使って戦うのにスタミナを測るシャトルランに意味はあるのか?

 体を動かす系は超得意なので脳筋のバカを演じようとシャトルランは本気を出す。

 

「そこまで!」

 

「おい……まだ、走れるぞ」

 

「いや、247回を越せば満点以上だ。これ以上はCDに音源が無いんだ」

 

「ったく、長友が300超えしてるんだから用意しとけや!」

 

 割と全力で行ったっていうのに使用しているCDの音源が無いとかふざけんじゃねえよ。

 長座体前屈とか跳躍力、握力測定など全ての体力テストで満点以上の成績を叩き出した。握力97kg……平穏で腕が劣ったものだ。

 

「え〜…っと0034……あった」

 

 そんなこんなでスタミナを枯らしつつも全てのテストを終えて結果発表。

 ボーダーの入隊試験には見事合格した……

 

「修、どうだった?」

 

 オレのトリオン能力は1から10段階で言えば13だ。

 ボーダーの入隊試験に落ちるって言うならば人間性の面で問題があったりするのだろう。色々と人間性の面で問題があることを過去にしでかしているのでそっちの方面で落ちる可能性があったのかもしれないのだが、落とされる事は無かった。

 

「……無かったよ」

 

 オレは落とされる事は無かったのだが、修は見事に落とされてしまった。

 トリオン能力が2の修は落とされて当然……トリオンは水みたいに貯蓄する事が出来る。事前にトリオン能力10のトリオン体を用意しておけばトリオン能力に恵まれないが戦闘力が高い戦闘員を採用する事が出来るんだけどな……今のボーダーの技術じゃ無理があるか。

 

「なんで落ちたか聞いてくるよ」

 

「おぅ。此処で待っとくから思う存分聞いてこい」

 

 修はテストに自信があったのだが落ちてしまった。その事に対して不服なので試験官にどうして落とされてしまったのか聞きに行った。

 

「青峰さん」

 

「……有里彩か」

 

 修が試験官の元に向かい合格発表の場から消えると1人の女性が……転生する度に坂本真綾キャラになる女、有里彩(アリサ)が急に姿を現した。ここに居るという事は修の事をずっと監視し続けていたということか。

 

「今のところなにも異常は起きてねえ。適当にブラブラして時間潰してろよ」

 

「私達が居る時点で本筋から道筋は外れています……この後、どうするつもりなんですか?」

 

「叔母さんに修がボーダーの入隊試験に落ちたって報告するだけだ」

 

 オレがやることは大してない。今回は付き添いで試験を受けにきただけでボーダーには入隊しない。

 修がボーダーの試験官に聞きに行っている間におばさんにボーダーの入隊試験に落ちたことを伝えておこうとスマホを取り出す。

 

「お前は早いところ消えとけ……カメラがあるとこだとお前は色々と厄介だからな」

 

「分かりました……いっそのことスカウトするのはどうでしょう?面白い事になりますよ」

 

「はいはい……ま、それもありだな」

 

 上の指示通りに動き続けるのは窮屈だ。有里彩はオレの目の前から急に居なくなった。

 急に姿を消す事には慣れているので驚くことはせず、スマホを取り出して叔母さんに連絡を取った。

 

「もしもし」

 

『大樹くん……どうだった?』

 

「落ちましたよ。修なりに頑張ってましたけど、ボーダーが求めているモノを持っていなかったみたいで……今、不服申立てに行ってますけど、不合格なのは変わりはないです」

 

『そう……大樹くんはどうなの?』

 

「受かりましたけど、オレはボーダーに興味無いっすよ……修の事だから更に偉い人に抗議に行くかも」

 

『あの子ならホントにやりそうだからなんとかして止めないとね……今日はありがとう』

 

「いえいえ、基本的に暇人なんでコレぐらいは問題ないです」

 

『なにかお礼をさせて……夕飯、好きな物を作るわ』

 

「じゃあ、ビフカツでお願いします」

 

『牛カツね、わかったわ』

 

 夕飯のリクエストをすると通話が切れる。

 修が帰ってくるまで時間があるが……さて……あ、帰ってきた。

 

「……」

 

「なんて言われたんだ?」

 

「ボーダーが計測しているのはトリガーを使う才能みたいなもので、僕にはトリガーを使う才能が無いって言われたよ」

 

「……まぁ、トリオン能力が低かったら意味は無いな」

 

「とりおん?……青兄さんなにか知ってるの?」

 

「まぁ……知っているか知っていないかで言えば色々と知っているぞ」

 

 人には言えない事だから言わないようにしているがボーダーの弱味とか色々と知っている。

 戸籍偽造の証拠を掴んでいるのでそれをネタに修の入隊を揺する事は出来なくもないのだが戸籍偽造の証拠で脅すのは最終手段……いや、待てよ。いっそのことボーダーが修をスカウトしに来る展開……割と面白い展開だな。

 

「教えてくれないかな。どうして僕が落とされたのか!」

 

「いいぞ」

 

 面白い事を浮かべたのでとりあえずそれを決行しようと思う。

 修を引き連れて一人暮らししているマンションに向かって帰り、何処に置いてあったかとトリオン能力を測る装置を探し、見つけ出す。

 

「修、ボーダーがトリガーを使う才能を測っているって言ってたが使う才能ってのは何だと思う?」

 

「えっと……なんだろう。運動神経抜群だったら落とされた人達の中で運動神経が悪い人もいたし……」

 

「答えはトリオンだ」

 

「トリオン……さっきも言っていたけど、そのトリオンっていったいなんなの?」

 

「一言で言えば電気並に便利な生体エネルギーの事だ……心臓の直ぐ近くにトリオン器官と呼ばれる見えない臓器が存在している。そこから生体エネルギーであるトリオンを生み出す。ボーダーは生体エネルギーであるトリオンを動力として動くトリガーを使っている。だからトリオン能力が低い奴は弾かれる……この管を握れ」

 

「う、うん……」

 

「あ〜……1から10段階で言えば2だな。コレは酷え」

 

 コレで戦場に立てとか技術(テクニック)を極めないとどうする事も出来ないな。メンタルは化け物なのにトリオン能力は低い……ピーキーな性能をしているな……今からトリオン器官を鍛える……いや、それなら上にトリオン能力10のトリオン体を作ってもらった方がいいな。

 

「そんなに酷いの?」

 

「まぁな……トリオン器官を鍛える事が出来れば今度はボーダーに入隊する事が出来るかもな」

 

「あるの!?トリオン器官を鍛える方法が!」

 

「なに、難しい事じゃねえよ。筋肉と同じで使い続ければいい」

 

「使うって、ボーダーしかトリガーは持っていないんだよ」

 

「それはお前の先入観だ……ボーダー以外にも紅き界賊団っていう団体がトリガーを使っている」

 

「紅き界賊団?……青兄さんはなにを知ってるの?」

 

「一度に全部話しても理解する事は出来ねえだろうから、その内話してやる……今は、そうだな。お前にトリガーを託そう」

 

 後で色々と怒られる可能性は高いだろうが、こうなったら修を魔改造しよう。

 1度要らないと修を見捨てたのはボーダーなんだ。後で必要な人材だったと言われても知ったことじゃねえよ。

 

「トリガー……」

 

「ああ、そうだ。と言ってもボーダーのトリガーとは勝手が異なるから嵐山隊みたいな活躍が出来るかどうかは別だ……なに、オレが使いこなせるように訓練はしてやるよ。ただし誰にも言うんじゃねえぞ。叔母さんにも内緒だ」

 

「…………分かったよ」

 

 色々と言うべきかと悩んでいる修だが今はなんとしてでも戦う力が欲しいので承諾してくれる。

 ならばとオレはとあるトリガーを修に渡す。

 

「銃?……ボーダーのトリガーとは大分違うみたいだけど」

 

「その銃の名前はギアトリンガー、使うには戦隊ギアと呼ばれる歯車を回すことで様々な力を発揮するトリガー……お前は今日からゼンカイガオーンなるんだ」

天帝vs童子切を連載化したいんだが

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