アルピ交通事務局のネタ倉庫   作:アルピ交通事務局

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まゆゆんの貧乏くじ 遊戯王

 

 問1

 青眼の白龍の属性、種族、レベル、攻撃力、守備力を答えろ

 

 A 光属性 ドラゴン族 レベル8 攻撃力3000 守備力2500

 

 問2

 特定のモンスターが居る時にのみ使える魔法カードを答えよ(例、黒炎弾と真紅眼の黒竜)

 

 A 青眼の白龍 滅びの疾風爆裂弾

 

 問3

 

 3体以上のモンスターを指定して融合する融合モンスターを答えよ

 

 A 青眼の究極竜(青眼の白龍×3)

 

 問4

 

 融合モンスターを融合素材に指定する融合モンスターを答えよ

 

 A 究極竜騎士

 

 問5

 

 スペルスピード1から3まで使ってチェーンを作れ

 

 A 光の護封剣→サイクロン→魔宮の賄賂

 

 問6

 

 現存する属性全てを答えよ

 

 A 火属性、水属性、風属性、地属性、光属性、闇属性、神属性

 

 問7

 

 カードの種類を全て答えよ

 

 A

 通常モンスター、効果モンスター、融合モンスター、儀式モンスター。

 通常魔法、速攻魔法、儀式魔法、装備魔法、永続魔法、フィールド魔法。

 通常罠、永続罠、カウンター罠。

 

 問8

 

 通常召喚出来ないカードを3つあげろ

 

 A レアメタル・ドラゴン ダーク・アームド・ドラゴン レッドアイズ・ブラックメタルドラゴン

 

 問9

 

 ダメージを回復または0にするカードをあげろ

 

 A クリボー

 

 問10

 

 貫通効果を持ったモンスター及び効果を与えるカードをあげろ

 

 古代の機械巨人 メテオレイン

 

 問11

 

 攻撃力0のモンスターを攻撃表示で召喚した際にオシリスの天空竜の効果が発動した場合どうなる?

 

 A オシリスの天空竜の召雷弾は攻撃力を2000下げる効果でその効果で0になった場合、そのモンスターを破壊する効果なので元から0なモンスターは効果では0になったのではないので破壊されない。

 

 問12

 

 特殊召喚が出来ないモンスターをあげろ

 

 A E・HERO フレイムウィングマン

 

 問13

 

 禁止カードを3つあげろ

 

 A 悪夢の蜃気楼 ハーピィの羽根帚 サンダーボルト

 

 問14

 

 無限ループのコンボのカードを書け(禁止カードは除く)

 

 鉄の騎士ギアフリード+暗黒魔族ギルファーデーモン

 

「……初期だな……」

 

 Fate/Grand Orderというハズレな世界での活劇があまりにもアレだったので地獄の転生者運営が俺にもう1度転生する権利をくれた。

 前回が人間ドラマが繰り広げられる歴史バトル物だったが、今度は俺に無双出来る様にと遊戯王GXの世界に転生させてくれた。遊戯王は紙媒体じゃ色々と大変だから一時期離れてMDで復帰エンジョイ勢だが俺はどちらかと言えばバトスピの方が好きなんだ。

 まぁ、それはさておいて遊戯王GXだ。初期のDMの世界の方が好きなんだが、贅沢は言ってられない。サーヴァントの性奴隷をやり婚約首輪を付けていた頃と比べれば何京倍もいいことだ。いや、ホントにサーヴァント達が「誰のお陰で人類史が救えてるのかな?」と脅してきたりして大変だったんだ。

 

 問15 

 

 攻撃力及び守備力0のモンスターをあげろ。ただし?は除く

 

 A カオス・ネクロマンサー

 

「……」

 

 そんなこんなで遊戯王GXの世界に転生した。

 遊戯王GXの物語の舞台であるデュエルアカデミア本校の入試を受けている。デュエルディスクにカード効果を自動処理してくれるという夢のような機能があるのにそんなの必要なのか?と思うところもなくもないのだが、デュエルアカデミアは超難関校と言われている。

 デュエルアカデミアはエリート校……完全実力主義なところがある、オーナーである海馬瀬人は人柄云々でなく実力で推し量る人、城之内克也を凡骨と見下しつつも心の何処かでは認めているから人情はあるがある程度は強いのが前提だが。弟にしか優しさを向けないなんとも言えない男だ。

 色々と思うところはあるが人生の勝ち組になる為にも楽しく過ごす為にもデュエルアカデミア高等部に入学したいんだが、今の時点でかなり落胆している。遊戯王をやってれば嫌でも身に付くタイプの知識ばかりを求めている。今の段階で遊戯王をちゃんとやってなきゃ知らないのはオシリスの天空竜の召雷弾の裁定のところぐらいだ。

 

「……」

 

 通常モンスターのテキストが出てきた。

 なんのモンスターなのか答えろ系は難しい……コレはあくまでも俺の予測だが、この筆記試験は内申点を上げるための筆記試験だろう。

 なにせこの世界はデュエルモンスターズを作ったペガサス達が認知していないカード、カードを創造するということをやったりするわけで1から10まで公式全てが認知しておらず、オーナーである海馬瀬人も1から10までカードを全て知っているわけではなくオカルト嫌いだったがアテムの記憶やドーマ関係でオカルトの存在をちゃんと認知した。この世界線ではないダークサイドディメンションでは非科学的な要素を科学的に解析して科学技術でアテムにデュエルするためだけに冥界にカチコミに行くからな。

 完全記憶能力の1つでも持ってなきゃ覚えてない細かなテキストなんかも問題に出てくる。そもそもで入手どころか画像すら見れないカードも存在しており更にはデュエルアカデミア、学校だ。デュエルに関するアレコレを教える学校だ……この時点で満点取れるならプロに行けよ案件だろう。

 

 問100

 

 青眼の白龍を使ったデッキレシピを書け

 

 A 青眼の白龍×3 

   青眼の亜白龍×3 

   ブルーアイズ・ジェット・ドラゴン 

   ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン

   ロードオブドラゴン ドラゴンの裁定者×3

   青眼の光龍

   青き眼の乙女

   青き眼の賢士

   青き眼の祭司

   青き眼の巫女

   青き眼の護人

   伝説の白石×2

   竜の霊廟×3

   トレード・イン×3

   ドラゴン目覚めの旋律×3

   融合強兵

   融合解除

   融合

   究極融合×3

   青き眼の激臨

   光の導き

   カオス・フォーム

   高等技術式

   高尚技術式

   強靭!無敵!最強!

   スキルドレイン

 

   青眼の究極竜×2

   真青眼の究極竜×2

   青眼の双爆裂龍×3

   究極竜魔道士×3

   青眼の究極亜龍×2

   ブルーアイズ・タイラント・ドラゴン×3

 

 1問1点の問題でマークシート形式でなく記述形式のテストだ。

 最後の問題はなにを基準にして◯かXかは分からない……海馬瀬人なりの優しさ、皆が考えた最強の青眼の像をみたいとかか?

 書き終えたので時間を確認すればまだまだ時間がある。解答用紙と問題用紙は別々のテストだから、問題用紙の方に解答用紙の答えと同じ答えを書いていく。ついでに名前間違いが無いのか等の確認もやっておく。特に間違いらしい間違いはないが逆を言えば、コレで無理ならば無理だろう。

 筆記試験はあんまり気にしない。遊城十代の110番よりも上だったらそれでいい。110番よりも上でデュエルに勝利すれば学校側も入学を認めなければならない。

 

「筆記試験が通って受験番号が来たわよ」

 

 家に帰り数日後、筆記試験の結果が帰ってきた。母さんがデュエルアカデミアからの通知を送ってくる。

 デュエルアカデミアの実技試験の受験番号が貰った。この受験番号が1に近ければ近いほどに数字がいいもので、俺の受験番号は6……うっかりミス云々があったしバニラのテキストを覚えてないところもある。だからまぁ、問題は無い。

 

「やりましたね!6番ですよ、6番」

 

「全問正解者が居るのか分からないが、まぁ、悪くないどころが良い結果……だが知識だけじゃ意味がない。実技試験が本番だ」

 

 自分の部屋に戻り、筆記試験の結果と後日行われる実技試験の日程等を確認する。

 海馬コーポレーションの海馬ランドでデュエルを行う。1番から同時進行で行われる日程で、具体的な細かな時間などが書かれている。ここまではいい、ここまでは大丈夫だが問題はここからだ。

 

「なんのデッキを使うか……」

 

 このデュエルに勝利さえすればデュエルアカデミアに入学する事が出来る。

 滑り止めでデュエル科じゃない普通科の学校は受けていない。因みにだが工業科の高校は割と倍率が高い、海馬瀬人のデュエルディスク関係のせいで……この世界、将来的に永久機関生まれるからな……。

 

「じゃじゃーん!私を主役にしたデッキを用意しました!」

 

「いや、お前を使えるわけないだろ」

 

 とにもかくにも、デュエルに勝利しなければならない。

 ここで幾つかの問題点がある……カードゲームの玩具販売促進アニメの転生者は無限にカードを貰える。俺もその一例に漏れずにカードを貰っている。しかしまぁ、持ってるとややこしい感じのカードもあるわけで使えるカードは慎重に餞別しなきゃいけない。

 まず、リンク召喚とペンデュラム召喚は出来ない。そもそもで初期のルールでマスタールールじゃない、リンク召喚ありのルールじゃないとエクストラデッキゾーンが無ければリンクモンスター出せない。ペンデュラムモンスターも一応は魔法罠ゾーンにセットできるが……な。

 シンクロとエクシーズは普通に使える……が、歴史改変云々の未来人がかなりややこしいので使いたくない。

 融合、儀式、効果モンスターで上手い具合に誤魔化さなきゃいけないんだが……割とこの世界は困ったことと言うか悩んでいる事がある。それはカードについてだ。二次小説とかでもカードは貰えたり実際に持っていたカードを使えるパターンが多い……俺はバトスピ派だが、遊戯王が決して嫌いなわけじゃない。ただカードのインフレ・デフレについて些か疑問を抱いている。

 海馬瀬人は世界に4枚しかない青眼の白龍を入手しようとした。独占している……カードゲームで自分にしか使うことが出来ない専用カードを使って無双する……確かに心地良いかもしれないが、ゲームとしてはフェアじゃない。無論、完璧なフェアは求めない。でも、ある程度はフェアじゃないとカードゲームは意味が無い。

 Fate/Apocryphaという作品がある。あの世界では聖杯戦争のシステムが世界中に暴露されて世界中で亜種の聖杯戦争が行われている。

 そんな中でヘラクレスの触媒について話題に出たが、ギリシャでヘラクレスを召喚したらその時点で勝ちは確定みたいなものだ。だからヘラクレスを召喚して様々な作戦を考えたりフォローしたりして戦うんじゃなくてヘラクレスの触媒の奪い合いと言う聖杯戦争を行う前の過程でのバトルになる。アキレウスにも同じことを言える。まぁ、あの世界は根源目指すためならばなんでもやるぜな世界だからそれで構わないかもしれない。ゲームとしてみないならば世界で自分しか使えない系の武器とかはまぁ、いいと思う。

 だが、カードゲームでコレさえ持っていれば絶対に勝つことが出来るぜ!系のカードを自分一人だけ独占して作ったデッキで無双して楽しいデュエルは出来るのか?無論、カードゲームは最終的には課金ゲームなことぐらいは理解している。だが、カードゲームの玩具販売促進アニメの世界はカードのインフレ・デフレ具合と課金の度合いと熱量が段違いだ。

 地獄の転生者養成所曰く玩具販売促進アニメの世界は複数の転生者が居てはじめて楽しむ事が出来る世界、インフレ・デフレを極力無くした世界の住人がインフレ・デフレが激しいカードの意味を理解してない系の世界の住人相手に無双するのは極々普通のことだ。遊戯王世界じゃ1枚しかないカードも現実じゃ沢山刷られていて皆がそれを持っていて様々な戦術に組み込む……少なくともモンスターを使う系のカードゲームと言うものはそういうもんだと認識している。

 俺達転生者の認識が正しいのか?それとも玩具販売促進アニメの世界の認識が正しいのか?それは永遠の謎だろう。だが、強さを極めると言う意味合いと純粋にカードゲームとして楽しむという意味合いでは転生者の認識が正しい筈だと俺は思う。

 

「え〜」

 

「え〜じゃねえ、え〜じゃ……お前主役のデッキよりもお前達主役のデッキの方が回る」

 

「お師匠様無しの方向性でお願いします!!」

 

「そもそもでお前は使わない、他のカテゴリーで戦う」

 

「そんな……」

 

 まぁ、遊戯王世界だし遊戯王はし放題だから楽しむことは考えておく。

 カードゲームなんだから勝ったり負けたりの関係性が生まれる……のが現実で無敗のやつはマジで無敗なのがこの世界だ。つまらないな。

 

「使ってください、ここ1番の時を思って1枚1枚一生懸命考えて組み込んだんですよ!」

 

「……魔法使い族統一だが…………」

 

「マジシャンズ・ヴァルキリアで切り込み隊長と同じロックも出来る!魔法族の里で魔法も封じれる!王宮のお触れで罠も使えない!完璧ですよ!」

 

「ラヴァゴ出たら終わりだろう」

 

「うっ……」

 

 まぁ、それはさておいてデッキを……ブラック・マジシャン・ガールと相談している。

 転生特典についてきたとかでなく何時の間にやら勝手に取り憑いた系のブラック・マジシャン・ガールである……俺自身には精霊を見るほどの魔力的なのは無い。武藤遊戯もといアテムが冥界に行くことに成功して魔術師師弟達はデュエルモンスターズの精霊になってて自分自身のカードの持ち主に取り憑いたり取り憑かなかったりしてる。実際にデュエルで使用する事が出来るブラック・マジシャン・ガールのカードは激レアで、まぁ、エグいぐらいの値段であり実物を持っているが使用してないパターンがあったりで実際に使用してるの武藤遊戯ぐらいなんじゃないか説があるぐらいには稀少で……なんかこの人に取り憑こう的な感じで普通に俺の持ってるブラック・マジシャン・ガールのカードの精霊としている。

 ハッキリと言えば武藤遊戯のところにいろよとは思う。だがまぁ、アテムの方は既に冥界に行ってて自分達は精霊になったので冥界に行くことが出来ないみたいで後はもうデュエルモンスターズの精霊として生きるだけの人生らしい。それを覚悟の上で精霊になったから忠義心は熱いだろう。

 

「このデッキ、マジシャンガールデッキでもブラマジデッキでもないただの魔法使い族統一デッキだから……」

 

 ブラック・マジシャン・ガールが出してきたデッキの内容を確認する。

 魔法使い族統一デッキと呼ぶのが1番なところと言える感じのデッキだ。今から融合がメインの時代になる頃の遊戯王だ、強い弱いの話で言えばこの世界基準だと普通に強いだろうが、絶妙なまでに微妙なところだ。

 

「エクストラ制限かかってるなら…………………」

 

 確実に勝つデッキで尚且つ割と普通なデッキじゃないといけない。

 ブラック・マジシャン・ガールに渡されたデッキは魔法使い族統一系のデッキだ……ブラック・マジシャン・ガールが入ってる事を無視すれば普通に使えるんじゃないかと思えるデッキなんだがな。

 

「AtoZ……磁石の戦士……スキドレバルバ、墓守…………トリックスター」

 

 確実性を出すならば色々とある。今回は絶対に勝てるデッキじゃなきゃいけないわけで……トリックスターもありっちゃありだな。

 天よりの宝札(アニメ版)と命削りの宝札(アニメ版)は基本的にはどのデッキにも入るありがたいカードで悪用しか使い道がないんだよな。

 

「試験番号6番です、よろしくお願いします」

 

「そう固くならなくて構わない……普段の君の力を見せてくれればそれでいい。先攻は君からだ」

 

「はい」

 

 そんなこんなでデュエルアカデミア実技試験の日がやって来た。

 デッキをデュエルディスクに装填し、カードを5枚引いて手札の確認を行う。悪くないどころか1発で勝負つきそうな手札だな。

 

「俺のターン、ドロー。俺はトリックスター・キャンディナを攻撃表示で召喚」

 

「トリックスター?……聞いたことがないモンスターだな」

 

「トリックスター・キャンディナの効果を発動。デッキからトリックスターカードを1枚手札に加える。俺はトリックスター・マンジュシュカを手札に加えるがその前に手札にあったトリックスター・マンジュシュカの効果を発動」

 

「む……既に手札にあるのに同名カードのサーチだと?」

 

 なにをやっているのかよく分かっていない試験官。

 コレは頭でっかちなデュエリストだと呆れているのだが俺は気にすることはせずにデュエルを続ける。

 

「手札のこのカードを見せることでトリックスター・マンジュシュカ以外のトリックスターモンスターを手札に戻して特殊召喚する…………」

 

 説明コレであってるよな?カードゲームでカード効果の説明云々やるの中々に無いんだよ。

 

「更にこの効果にチェーンして速攻魔法サモンチェーンを発動。この効果でこのターン通常召喚を3回まで行うことが出来る」

 

「ほぉ……連続召喚で上級モンスターを狙いに来たか」

 

「トリックスター・キャンディナを再び召喚して効果で3枚目のトリックスター・マンジュシュカをサーチしつつさっき手札に加えた2枚目のトリックスター・マンジュシュカの効果を発動してトリックスター・キャンディナを手札に戻して2枚目のトリックスター・マンジュシュカを特殊召喚、3回目、トリックスター・キャンディナを通常召喚し効果を発動。フィールド魔法、トリックスター・ライトステージを手札に加えて3枚目のマンジュシュカの効果でキャンディナを手札に戻して特殊召喚。更にフィールド魔法、トリックスター・ライトステージを発動し、カードを1枚セットしてターンエンド」

 

 トリックスター・マンジュシュカ×3

 

 レベル3 光属性 魔法使い族 攻撃表示 ATK 1600

 

「む……一度に3体のモンスターを並べた事は見事だ。だがしかし上級モンスターを1枚も召喚しない、モンスター効果で手札に加えることが出来たのにも関わらずだ。言っておくがデュエルアカデミアはそんなに甘くはない!見せてやろう、現実を!私のターン、ドロー!」

 

「この瞬間、トリックスター・マンジュシュカの効果を発動。相手がカードを手札に加える度に加えたカードの数×200のダメージを与える」

 

「なに!?」

 

「トリックスター・マンジュシュカの枚数は3枚で600ポイントのダメージだが、トリックスター・ライトステージはトリックスターモンスターが戦闘か効果でダメージを与えた際に200ポイントのダメージを与える」

 

「っく……」

 

 試験官

 

 LP 4000→3200

 

「まさか効果ダメージを持っていたのか」

 

「罠カード発動、トリックスター・リンカネーション。相手の手札を全て除外し、除外した枚数分だけ相手はドローする」

 

「……ま、待て!?まさか」

 

「6枚除外して6枚ドロー、1枚ドローする度に800ポイントのダメージで×6,4800ポイントのダメージだ」

 

 さぁ、後は手札を除外してドローするだけだ。

 この時点でダメージ回避系のカードは1枚も持っていないようで無言になる試験官、数十秒ほどの無言が続いたのでなんか言おうかと思っていると潔く負けを認めたのか手札を除外してカードをドローし、ライフを0にした。

 

「…………」

 

「じゃ、失礼します」

 

 無言になってこっちを見てくる試験官。

 俺になにを求めている?少なくとも俺はデュエルをやったんだ。このデュエルからその人の人間性を試すのでなく純粋にデュエルの腕を見たいと言う、そういうところがあるのになんだその顔は?OCG次元じゃよくあることなんだから、素直に受け入れる事すら出来ないのか。

 現段階では高火力で殴るデュエルが普通なんだろう。バーン系やデッキ破壊、特殊勝利は邪道……ましては後攻で何もさせない系は認められない、榊遊矢の言葉を借りるならばこんなのデュエルじゃないだろう。だが、デュエルは真剣勝負、真剣なのでどっちが切られてもおかしくはないことだ。勝ち方に文句があるならば、ペガサスにでも言ってそっち系のカードの製造禁止を言えよ。

 

「あれ、おかしいですよね?」

 

「誰もツッコミを入れなかったな」

 

 万が一の可能性でコナミくんが居るかもしれない等を考えながらも他の実技試験を見る。

 転生者は自分だけなのが嬉しいのか悲しいのかよく分からないが原作通りに遊城十代が遅刻してきた。遅延は証明されたからデュエル出来たんだが、原作通りなんだがここで気になることがあるのだと家に帰ってから盤面を再現してブラック・マジシャン・ガールと共に確認する。

 

「ハネクリボーはフィールドから墓地に送られた際にこのターンに受けるダメージを0にする効果を持ってて……貫通効果、墓地行く前の処理なんだがな……」

 

「デュエルディスクが誤作動したんですかね?」

 

 遊戯王のルールが色々とあやふやだった頃なのと構成作家がコンマイ語を理解してないからだろうが、普通に十代が負けていた。誰一人としてツッコミを入れないことからして……デュエリストのレベルの低さが嫌でも分かるな。

天帝vs童子切を連載化したいんだが

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