気付いたらNARUTOの世界に転生した。いや、ホンマに前世の記憶とかハッキリとあるし自我がある。
小説家になろうでこの手の小説を読みまくってたから世に言う異世界転生やなと割と直ぐに理解出来たけど、ふざけんなって話や。
トノサマバッタは殿様ではありませんっちゅうCMで一時代を築き上げた専門学校に通ってて卒業後は外資系のIT企業に内定貰っとった。近年足元見られとる低年収200万の倍以上の年収500万からスタートで割といい感じ……まぁ、そもそもでちょい距離あるけど専門学校通わせる経済力あるから親ガチャとかも割と当たりやけど……とにかくホワイトで収入も安定した感じで出世せんくても給料上がるし気楽に生きてける立ち位置におったのに急に立ち位置から外されたからふざけんなよ思った。悲しい過去とかそういうの特にあらへん奴がなんか出来るわけや無い。長いものには巻かれへんとアカンかと渋々現実を受け入れる。
「あ〜腰、いわすわ……」
九尾が襲来した時に戦った忍……の、子供に転生した。両親共に忍、特別な一族やのうて普通な忍。忍の一族じゃない忍、こういう世界やからなんか成り行き上、忍者やっとる感じ……NARUTO開始の20年ぐらい前に戦争起きとる世界やからちゃうんかな。知らんけど。
普通こういうんは異世界転生でお馴染みのチートを寄越せや思うけどもチートは貰えへん……未来を知ってる時点でチートか。
九尾が襲来した時戦ったけども死んでしまった忍夫妻Aの息子……それが俺のポジション……なんともまぁ、都合のええポジション出来とるわ。
「ホンマ、全然取れへんわ……」
ご丁寧にナルトと同い年、誕生日は別でナルトより先に生まれとる。
悲劇の未来を回避?いや、無理やって。大前提にパソコン関係なら余程大きな企業か手遅れな企業や無い限りは入力オンリーな事務仕事に付ける資格を持っとるけど、殴り合いなんてしたことない。
NARUTOいう漫画はバトル漫画でよくある敵を倒すんやのうてホンマに殺す漫画や、敵対した奴は結構死んどる……悪役やけどベジータ面して仲間になるとかいうのはあんま無いな……悪人は悪……ただまぁ、戦闘能力がある悪人やからなんか悪さしとらんか?って見張りついてるだけなんが……未来知っててもそれを武器に素手で岩を破壊するのが簡単に出来る奴等をどないせえって話や。交渉術?そんなもんあるわけないやろ。世界最強クラスは我が強い。地図を書き換えなアカンレベルの戦闘するからホンマに無理……いざという時に武力や権力、財力を行使してなんかするにしても一般人やない……転生してよかったん精々イケメンになった程度や。むしろ苦労の方が多い。
「胡麻煎餅の胡麻レベル…………」
親が忍だった、身寄りらしい身寄りも特に無い状態でのスタート……笑い話にならん。
異世界あるあるの奴隷の概念あるんかないんか分からんけど強い奴や貴重な能力持っとる奴は迫害されるか神聖視……ホンマに気付けば転生しとって気付けば忍者アカデミーに入れられとる。拒否権は基本的には無いけどガン無視しとる。
今日かて志村ダンゾウ専属の暗部こと根の人間が九尾の一件で親を失った忍の才能がある子供の訓練がある言うけどガン無視してて川に来とる。え?イルカ先生とかはそんな描写ない?アホやな、イルカ先生、九尾の一件の時に物心とかはついとるんやからそういうの非効率。イルカ先生みたいな親を知っとる子供やなくて親を知らん奴、後、シンプルにイルカ先生はそういうの向いとらんタイプ、あの人は土井先生と一緒や、忍者言うか軍人向いとらん……この世界がNARUTOっぽい世界であってパラレルワールドの何処かの世界……いや、パラレルワールドはありえたかも知れへんIFの世界でこの世界は概念そのものが異なっとるから完全な異世界……深く考えればややこしいから、めんどい。
「コレでそこそこ出てきとるんやから、リアルよりは多いんやろな……」
川にやって来てなにしとるか言われたら、砂を安物のパンニング皿で落としとる。
砂をパンニング皿で洗ったりすればどうなるか、それは砂の中に混ざっとる金やプラチナが排出される……パンニング皿を振らんとアカンからしんどいし、確率がエグいぐらいに低いからやりたないんやけども……やるしかない。
この世界がNARUTOの世界やから言うてなんも出来へん、むしろ助けてくれ言うんは俺の方や……流石になんも知らん奴にいきなりグサリと刺されて死ぬん嫌やし、ちょっとは真面目になる。
転生特典は無くても前世の知識や原作知識なんかはある……もしかしたら転生特典、俺の知識?……アカンやん……いや、NARUTOの世界は色々と独特やから、別視点で見ることが出来る。文明や文化が違うことで気付く事や出来るなにかがある……勘弁してくれ。
「……砂金2g、プラチナ1gか……キッツぃな……」
とりあえずこの世界を生き抜く……ハッピーエンドになれとかは思っとらん。
40歳になる前にFIREするぐらいの感覚で、原作はある程度はこなすけどもある程度……とりあえず金が必要や……俺は知っとる。NARUTOのゲームで卑劣様が砂金使いの男を懐柔して忍術開発の軍資金を得ようとしとるんやないか疑われる話があるのを。つまりはこの世界は砂金に価値がある世界や。
そんでもって砂金使いは常時砂金を持って戦わへん。その場所にある砂金を……ものは試しにテレビで見たことがある川の砂金を取る方法やってみたら3時間粘って0,1gの砂金が取れた……翌日にも0,1g取れた。
150cm以上ある大人の体格を金で覆ったり暴れる砂の怪獣を砂金を操ってやから、この世界の土壌は砂金が多い……土地柄言われたらそこまでやし忍術で作り出してる言われたらそこまでやろが、少なくとも俺の勝ち、木の葉の里の川で砂金が取れた。
「……ホンマ、なにやっとんやろ俺は……」
一応は三代目火影から生活費は貰っとる、家はナルトのお隣さんで家賃とか光熱費は無しで基本的には趣味が出来るぐらいの生活費渡されとる。生きてく上では問題無くこのまま行けば忍になる。忍になればお給料が貰える……一応は中忍までは生活費は保証してくれる。それでもまぁ、金が必要……もっとこう、前世の物を使ったり作ったりで財源チートとか出来んのか。
おとんとおかんは普通の忍者で3年ぐらいやったらなんもせんで大丈夫な貯金はある……ただしそれはよくある子供が大金を手にしたらアカンと言う話で差し押さえくらっとる。三代目から貰っとる生活費はそこからやないのは保証してくれとる。普段貰っとる生活費も三代目の金やないんも分かっとるから遠慮なく使える。けど、基本的に食費とトイレットペーパーとか服とかの生活費とかで消えて2割ぐらいは残ってそれは完全なプライベートな趣味の金になる……スマホとiPad持っとる人の月々の携帯代ぐらいの金額やからたかが知れとる。なにかをする為の金としては不足やから小遣い稼ぎをしとる。今のところの目標は一応は金貯めて、目当ての物を手に入れるぐらい……言うとくけど俺は守銭奴やないで?将来の為の貯蓄とか目当ての物が欲しいから貯蓄の話やからな今は。
「砂金2gやから約
37000円を1日で稼ぐ……肉体労働系のアルバイトでも早々に無い。
アカデミーの奴等、小遣い制やお手伝い報酬制がある中で俺やナルトは生活費……まぁ、小遣いの概念が0な家とかもあるからそこはええねんけどな……
「今日はもう疲れたから帰るか……」
今日一日頑張って合計すれば砂金を2g、プラチナを1g取り出せた。
買い取ってくれる業者、こんな量を買い取れるか!しかも金は金でも砂金じゃねえかって文句言うけどこっちは人生かかっとるんやから文句は言わんといてほしい。砂金でも金やろ。溶かして叩いて固めたら純金になるんちゃう?知らんけど。
「夕飯はハンバーグの肉ダネを使ってミンチカツにするか……」
エロ本を作れる技術があるならば家事代行のヘルパーさんの概念は無いんやろか思ったけども無かった。
いや、正確にはヘルパーさんの仕事みたいなのはある。それは主に忍の中でもランクが低いDランク任務の中で最も低い任務に該当する……忍者要素おもくそ0やからな。
でもまぁ、幸いにもエロ本作れる技術があるから料理の本は普通に売ってある……
「あ、ヒカル!」
「ナルトか、こないな時間まで帰ってこんでなにしてたんや?」
「それがさ!それがさ!イルカ先生、居酒屋の呼び込みの姉ちゃんに鼻の下伸ばしてたんだってばよ!」
「あの先生、ホンマにピュア過ぎるわな……」
うずまきナルトとの関係はええ感じ……家に帰って飯の用意しとるとナルトがやって来た。
もう充分に暗い時間帯やのになにしてたんか聞いたらイルカ先生……流石は俺の知っとる最後の部分まで童貞やと思わしき忍。
が起こる中で
「とりあえず手を洗ってアルコールで消毒せえ」
「夕飯なんだってばよ?」
「冷凍しといたハンバーグの肉ダネ使ったミンチカツや」
「え〜……手抜きだってばよ……」
「俺かて勉強してたり修行してたり色々とやっとるんやから文句言うなや。男の1人暮らしでミンチカツ手作りやったら上等や」
こう、リアルな世界に居た頃の家では後は揚げるだけのコロッケとか買って揚げて夕飯にしてた。
それが家庭の味になっとる昨今で別に女子力が高くもなんとも無い奴がミンチカツ手作りや、しかも10歳やで。
クッキングパパですら女子力を高めようとしたのはもうちょっと歳上……正確なん覚えとらんけども。
「大体、お前俺んとこに来とるだけで食費一切出しとらんやろ……ラーメンばっかに使いよって……お前が火影になったらそれまでにかかっとった食費請求するから覚悟しとけや」
「へっへ、火影になったら耳揃えて返してやるってばよ!」
「言うとくけど、とうの昔に
贅沢に使わない、ナルトの主食はラーメンかってぐらいにラーメンやから麺類は無い。
その条件で10000両を越えとるから割と結構な額……遠い未来で10万円がポンッと手に入るんはデカい。文句言うたけどぶっちゃけ2人分作る方が楽や……料理のレシピ本も1人前の料理が無い、カレーとか味噌汁とか一人前食いたいならレトルトとかやしな。
「まぁ、ええわ。もう後は揚げるだけの状態にしてるし味噌汁も作っとるから……油、温めるのは直ぐやから手ぇ洗ってアルコールで消毒してこい」
「おう!」
「喧しいわ、もうちょい声のボリューム落とせ、五月蠅うてかなわん……」
飯前やねんからもうちょい静かに飯を作りたいし食わせろや。
砂金は風影様が作ってるぽいけど許してね。
照美メイも
天帝vs童子切を連載化したいんだが
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連載見てみたい
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短編集にだけしとけ