アルピ交通事務局のネタ倉庫   作:アルピ交通事務局

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誰か続き書いてくんねえかな その1

 

 僕の家は貧乏だ。でも、それには理由がある。

 お父さんが子供が出来にくい体質だった。お母さんが僕を妊娠するまで6年も掛かった。不妊治療をするのに莫大なまでのお金が掛かった。だから、家は貧しい。ホントはゴルフとかやりたいしゲームとか欲しいけど、買えない。でも、不満は無い。

 お父さんとお母さんは僕のことを愛してくれるから。だから、いい学校に入っていい会社に入って親孝行する……そう思っていたけど、僕の人生は終わった。

 

「ああっ!!」

 

「あ〜あ〜、だから言ったのに」

 

「コレはいけませんね」

 

 僕には幼馴染み居る。

 松浦果南、黒澤ダイヤ、小原鞠莉……とっても可愛い美少女だ。果南はお家がダイビングショップでダイヤは地元じゃ知らない名家のお嬢様、鞠莉はとってもお金持ちだ。出会いは僕が貧乏だから野球の道具を買ってもらえなくて友達とキャッチボールすらまともに出来ない1人ぼっちの僕を助けてくれた。

 

「ねぇ……この壺、幾らか分かるかしら?」

 

 気付けば居て当たり前の関係になってる。周りからは取り巻きなんてよく言われていたけれど、気付けば納まっていた。

 今日は鞠莉の家で夏休みの宿題をしていた。僕は夏休みの宿題を早く終わらせるタイプだけど果南が引き延ばしして自由研究を放置していて先生から怒られたから今年は夏休みの宿題を皆で早くに終わらせようってなった。

 

「い、幾らなの?」

 

「そうね……貴方の心臓や肝臓を売っても足りない額よ」

 

「えっ!?」

 

 夏休みの宿題をやってたら肩が凝るから軽くストレッチをしていると、僕は鞠莉の家の壺を割ってしまった。

 高級品とは縁が無い僕だけど見ただけで高い壺なのは分かる。それを粉々に割っちゃった。鞠莉にこの壺が幾らなのかを聞いたら、正確な値段は教えてくれない。でも、ありえないぐらいに高い金額だって分かった。

 

「これ、償わないと……えっと、君の家の電話番号は」

 

「ま、待って!!」

 

「待つ?……貴方がこの壺の代金を支払えるとは思えませんが?キャッチボール用のボールもグローブも買ってもらえない貧しい家庭ですよね?」

 

「そ、それは……でも……」

 

 お金のことでお父さんとお母さんに迷惑をかけたくない。誕生日にしかケーキを食べられなくても僕はそれでも構わない。でも、お父さんとお母さんの悲しい顔は知っている。ホントは周りの皆みたいにケーキを食べさせたりゲームを買いたいって思ってる。それを分かった上で僕はいいって思っている。だから、どうにかしないといけない。

 

「大丈夫よ!マリーにいい考えがあるわ!!……貴方が働いて返せばいいの!」

 

「でも、働く場所なんて……」

 

 昔、働けないかなって考えたことがあったけど、そういう時代じゃない。子供が新聞配達が出来ない時代だ。

 高校生になるまでアルバイトは出来ないけど鞠莉は名案だと言ってくれる。働く場所なんて何処にも無いって言うのにどうすればいいのかと思えばダイヤが1枚の紙を渡してきた。

 

「私達が貴方を買います。貴方は私達の言うことを聞く……1日、1000円で如何です?」

 

「1000円も貰えるの!?」

 

「……ええ、勿論です」

 

 貧乏な家の僕には1000円はとっても大きな金額だ。

 ダイヤが一瞬だけ戸惑っているけど、直ぐに頷いてくれた。

 

「さぁ、この契約書にサインを」

 

「ああ、後、カメラでその瞬間を撮影しようよ。後で言い逃れされたら嫌だから」

 

「印鑑はありマース!」

 

 ダイヤが果南が鞠莉がジッと見ている。僕はなんの迷いもなくサインを書いた。僕の名字はありふれた名字だから鞠莉が印鑑を用意してくれた。果南がビデオカメラを用意してくれた。お金が関わる事だから後で揉めたら大変だからね。

 

「じゃあ、今日から貴方はマリー達のものだから……言うことを聞けないと、分かってるわね?」

 

「うん……」

 

 お父さんとお母さんに迷惑をかけるわけにはいかない。この借金は僕が返済しないといけない。

 この日から僕は鞠莉達の物になった。ダイヤと鞠莉はお嬢様で色々な人と付き合わないといけないから果南が側にいる。僕が借金を踏み倒して逃げないかの監視の為に。

 

 学校ではトイレ以外はずっと居た。クラスは何故か3人とも一緒だった。それは良かったと僕は思った。僕は3人の物だから、もしクラスがバラバラなら3人同時に呼び出された時に対応が出来ないから。

 

「あ……」

 

 それは偶然だった。果南の日課のランニングコースに……エッチな本が落ちていた。

 その、僕はそういうお年頃だ。果南達は美少女だけど、そういう目で見たらきっと怒られる。だから僕は嬉しくてコッソリと拾った。

 

「なんですかコレは?」

 

 そしてバレた。学校の授業で作ったダイヤル式の鍵が付いた箱に入れていたのに、ダイヤはダイヤルを知っていると言わんばかりに普通に開けた。

 おっぱいが大きな女性が映っているエッチな本、それを見られた瞬間、僕は終わったと感じた。だって、ダイヤと果南と鞠莉の3人に見られたから。

 

「えっと、その……」

 

「はぁ〜……最悪、君ってそういう趣味だったんだ……私達が居るのにさぁ!!」

 

「ちょっと来てくだサーイ!」

 

 どういう言い訳をすればいいのかが分からない中で果南にお腹を殴られた。

 大人にならないと買えない物を持っているから果南は怒っている。果南だけでなく鞠莉も怒っている。殴られた痛みが引かないまま、鞠摩に頭を掴まれた。なにをされるのかと思えばダイヤが洗面器に水を入れ、鞠莉が僕の顔を洗面器に入れた。

 

「うぐっ!」

 

「大丈夫ですよ、30秒耐えれば」

 

「いーち…………にーい」

 

 息が出来ないそんな中でダイヤが30秒耐えれば解放してくれることを教えてくれた。

 果南が30秒を数えてくれるけど、物凄く遅い……多分、1分ぐらいの時間だった。僕は危うく意識を失いかけた。失いかけたけど、ダイヤが全力で僕をビンタした。

 

「意識を失って逃げるだなんて卑怯です!!!」

 

「ごめ、ごめんな、さ、い……」

 

「あのさ、なにに対して謝ってるの?」

 

「エッチな本を拾って」

 

「ふ〜ん、そういう態度なのね…………」

 

 意識を失って逃げることは許さないとダイヤに怒られた。

 僕は直ぐに謝るけど、果南が冷たい目を向けてくる。エッチな本を拾ったことを怒っているから謝るのだけど、鞠莉が人を殺せそうな笑みを浮かべている。

 パラリとエッチな本のページをダイヤは捲る。物凄く興味津々に読んでいる。ダイヤだけじゃなくて果南や鞠莉も読んでいる。

 

「貴方は胸の大きな人が好きなのですか?」

 

「それは……答えないと、ダメなのかな?……ダイヤ達にそういう話、したくない」

 

「したくないって言うけどさ」

 

「マリー達以外に友達いるのかしら?」

 

 ダイヤ達にそういう下ネタな話はしたくない、それは僕の本心だ。

 でも、果南達は呆れていた。僕は3人に買われてからは友達を作るという行為すらしていない。3人の言うことを聞かないといけなくて、友達を作って遊ぶ時間すら無い。やってみたい事とかあるけど3人の「誰が借金を肩代わりしてるかな?」の一言で終わる。

 

「まぁ……貴方も男って事が分かっただけでいいか……とりあえず、このエッチな本は没収!!」

 

 鞠莉がそう言うと何処かから取り出したライターを使って本を燃やした。

 没収って言っているのになんで燃やしちゃうの?と聞きたかったけれども聞けなかった。

 

「胸が大きい人……大丈夫、マリーはハーフだから期待出来る。ナイスバディの未来は間違いないわ!」

 

「筋トレしすぎたらつかないのかな?」

 

「親の遺伝に逆らわないといけませんね……」

 

 エッチな本を持っていた事に関してはこれで許された。

 でも、また余計なことをしないのかって疑われる日々があった。悪いのは僕だ、僕がエッチな本を拾ったから悪いんだ。

 小学校を卒業して中学生になってもこの関係は続いた。3人以外と会話をしていたら怒られた。

 

「あのさ、借金返す気あるの?」

 

「あるよ!」

 

「では、何故1分13秒も後藤田くんと会話をしていて遅れたのですか?」

 

「それは、委員会の仕事で」

 

「ふ〜ん、マリー達の時間より委員会の仕事が優先なのね!」

 

「最近、生意気だよね?何様のつもり?」

 

「果南さん、無駄ですわ……後藤田くんを後で話し合うとして、貴方にはつくづく呆れさせられました!!お仕置きをします!」

 

「そうね……貴方のバージン、貰うわね!」

 

 鞠莉がスタンガンで僕を攻撃して僕は意識を失った。

 そして気付けば鞠莉の家に居て裸だった……僕だけが。鞠莉達はカメラを用意していて裸の僕を撮影している。

 なにをするのか聞けば、僕の態度が最近生意気だからどっちが上なのかを教えると言われた。

 

「傷物にされればママ達が五月蝿いから……はぁ、最悪。さっさと自分の処女捨てたいのに君の処女を奪わないといけないって」

 

 僕は鞠莉達にお尻を虐められた。

 乳首を噛みつかれたり、男にしかついていないアレを大きくしたりもした。その……途中で気持ち良くて……うぅ……。

 

「前々から分かっていた事ですが貴方はオスとして劣等種ですね……ホントに同じ人間なのか疑わしい」

 

 ダイヤが僕を蔑む目で見つめる。流石に興奮はしないけれども、ダイヤはなにかを諦めてる。

 

「大丈夫だよ、君みたいなダメ人間でも生きてる価値はあるからさ……私達の為に生きてる価値ぐらいは」

 

「そうそう!貴方はもうマリー達の為にだけ生きていればいいの!」

 

 果南も鞠莉も酷いことを言ってくる。

 そこからはまた厄介なことになった、と言うか果南達が僕の態度が酷すぎるって体内にGPSを埋め込んだ。部屋も盗聴器を置いている。両親はそのことを知らない。

 

「ぅ、あ……」

 

「え!!だ、大丈夫ですか!?」

 

 3人に毎日付き添っている僕は結構大変だったりする。

 朝は果南のランニングで、6時に起きろって言われている。余計なことをしないように10時に寝るように言われているけど、借金のことを考えれば眠れなくてその日、貧血を起こした。

 

「コレはスゴい!!」

 

 ダイヤが直ぐに病院に連れて行ってくれて血液検査をした。

 医者がなにかスゴい!って驚いている。普通は貧血になってるのだから体の何処が悪いのかを教えてくれるものじゃないの?と疑問を持ったのでぶつけた。

 

「あの、なにがスゴいのですか?彼は貧血で倒れたのですから何処か異常が」

 

「彼の血液、どの血液型も対応をする血液なんだ!」

 

「はい?……O型と言うことですか?」

 

「いやいや、そんなものじゃない。A型だろうがB型だろうがO型だろうがAB型だろうが、それこそ2000人に1人のABのRH−の血液型の人間でも適合する!いや、それどころかボンベイ型でも……こんな奇跡の血が存在しているだなんて、学会をひっくり返せる!」

 

「なるほど……それで彼の貧血は?」

 

「あぁ、ただのストレス。寝不足から来るものだよ」

 

 僕の血液が不思議な血液なのが分かった。

 けど、ダイヤは特に驚くことはしない。医者に僕が貧血な理由を聞いた。寝不足と言われればギロリとダイヤに睨まれる。怖かった。

 

「へぇ、君ってそういう無駄なところで才能を発揮するんだね」

 

「無駄って、そんな」

 

「無駄よ無駄……だって、そんな便利なブラッドを持っていても、相手が居ないじゃない?研究しようにもドクターにならないといけない。ドクターになるのにどれだけのお金がかかるか分かるかしら?」

 

 後日、そのことを果南と鞠莉に教えれば呆れられた。

 確かにそうだ。僕の家は貧乏だから医者になるなんて夢のまた夢。こんなに便利な血液を持っていても使い道が無いし研究も出来ない。人に自慢する事が出来たかなって思ったけども、自慢にもなんにもならない。

 

「ところで……逆ならどうなの?私の血を君に入れたら、どうなるの?」

 

「僕の血はどんな人でも適合するけど、逆は受け付けないよ」

 

「っち……逆じゃない。普通、逆になりなさい」

 

 果南が僕に果南の血を輸血したらどうなるのかを聞いたけど、その場合は受け付けない。同じ血液型じゃないとダメ。

 それを聞けば鞠莉は使えない奴だと見下した。

 

「……献血って何歳ぐらいからいけるのかな……」

 

 血液の話で思い出したけど献血すればアイスクリームを貰えるって聞いたことがある。

 場所によってはケーキとか貰えるらしいけど、今は暑いからアイスクリームを食べたい。献血に行けば無料でアイスを食べれる。もう中学生だしいけるかな?

 

「献血ならマリーに任せなさい!!小原家の力で貴方のブラッドを貰うわ!」

 

「鞠莉の家ってホテルの会社じゃ?」

 

「細かいことは気にしないの……アイスクリーム、欲しいのでしょ?」

 

「うん」

 

 アイスクリームは欲しい。

 鞠莉が血液を買い取るって言ってくれたから、僕は血液を売った。献血の注射は痛かった。血がドクドクと流れていく感じがなんとも言えない。でも、これでいい。アイスクリーム屋のアイスクリームを奢ってもらう。

 

「ふふふ、ハハハ…………あ〜……最高ですね……」

 

「入ってくる、入ってくる……彼の血液が。私と1つになるのを」

 

「物凄くパワーが湧いてきマース!」

 

 僕の血液はスゴい血液でどんな風に使われるんだろう?

 それが気になったけど、アイスクリームが美味しかったから直ぐに頭から離れた。医学方面の知識が無い僕が血液がどうのこうのの研究成果を聞かされても仕方がないからね。




までは書けたんだけどね…………ヤンデレは難しい。

天帝vs童子切を連載化したいんだが

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