名探偵コナン×ガンダム00   作:クレナイハルハ

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※注意、作者はコナンについてはにわかです。
キャラの口調が違う、名前が間違いの可能性がございます。また、作者が名探偵コナンを見ていたのは本当の初期なので赤井秀一や降谷零に関してはファンの方には申し訳ありませんが本当に知りませんので、ぐだぐだになる可能性があります。

それでも良いと言う方は本編へとどうぞ。






思わぬ出会い

初めまして、と言うべきか。

 

俺の名はソラン・イブラヒム。ガンダムダブルオーの主人公である刹那・F・セイエイの容姿を持った転生者だ。

 

前世、ブラック企業に務め過労死した俺は神に出会い転生させられる事となり前世で好きだったガンダムダブルオーの刹那の姿を頼み、現在はこうして大学生をしている。

 

何故かファーストシーズンの姿から成長せず、中学生やら高校生と間違えられる事もしばしば、原作のソランと同じような黒のスボンに白の長袖シャツに赤いマフラー?を身に付け完璧に刹那・F・セイエイのロールプレイをして生活している。

 

また、転生特典としてエクシアも持っている。しかも自分の想像通りに動いてくれるシステムが追加されており、今は森の中にGN粒子等結膜で隠している。

 

そしてもう先程だした東都と言う言葉で分かると思うが、俺はかの有名な日本のヨハネスブルグと呼ばれる程犯罪が多発する町。米花町に住んでおり、

 

バーローや体は子供、頭脳は大人で有名な名探偵コナンの世界に転生した。

 

思ったほか、俺は運が良いのか犯罪に巻き込まれた事はほとんど無い。

 

更に謂えば俺はコナンについてはにわかで、あんまり分かっていない。

 

そんな俺が今、何をしているかと言うとポアロのカウンター席に座り本を読んでいる。

 

なんだ、意外か?これでも刹那のロールプレイをしているだけであって中身はただの人間だからな、こうした休暇もありだろう

 

「ご注文はございますか?」

 

目の前の店員のその声には聞覚えがあった。

 

いや、ガンダムならば一度は聞いたことのあるほどインパクトがあるであろうその声、

 

まさか、そう思い即座に顔を上げる。

 

「リボンズ?……いや、違う。まさか、アムロ・レイ!」

 

「!?」

 

そう言いながら顔をあげたが目の前には褐色の肌に金髪のイケメンがおり、ガンダムのアムロ・レイではなかった。

 

「すまない、人違いだった。気にしないでくれあと、ミルクティーを頼む」

 

そう言って手元のライトノベルに視線を戻す、あの店員さんに失礼な事をしてしまったな。

 

たまたま原作の毛利探偵事務所の近くまで来たのだから、下の喫茶店に入ったのだがまさかこんな勘違いをしてしまうとはな。

 

本当に店員には申し訳ない事をした、あの声を聞いたら即座にガンダムが浮かんでしまうのはガノタとしての癖なのだ。

 

「その僕と間違えたアムロ・レイさんとはどういう方なのですか?少し気になります」

 

そう言いながら店員さんが俺の目の前にミルクティーの入ったティーカップを置く。

 

お、店員さんがガンダムに興味を示している?そうだな、刹那的に言うとしたら。

 

「革新を求め続け、常に戦い、そして未来を掴み取った希望の象徴……つまり」

 

「……………つまり?」

 

真剣な瞳で店員を見つめ、口を開く。

 

「ガンダムだ」

 

「は?」

 

「ガンダムだ、ガンダムがそれを成す。ただ、それだけだ」

 

そう言いながら視線を手元の小説に戻した、そのときだった。ポケットに入れていたスマホが振動し、取り出すとそこには俺の所属するゲームのスポンサーであるイオリア・シュヘンベルグの名があった。

 

「すまない」

 

取り敢えず店員さんに頭を下げ携帯を通話状態にして携帯を耳に当てる。

 

「こちらコードネーム、刹那・F・セイエイ。」

 

「っ!?」

 

『刹那か。近日、例の大会の参加が決まった』

 

「詳細は?」

 

『今から7日後、いつものFPSゲームに19時にはログインしていろ』

 

「今回のミッションは7日後、19時だな。」

 

『あぁ。大会には多くのゲーマーが参戦する』

 

「了解した、刹那・F・セイエイ。作戦行動に向け行動を開始する」

 

『まぁ待て。大会にはお前単独ではなくソレスタルビーイングとして出場する。コンビネーションの良さは認めるが、いい加減奴らとオフで会ったらどうだ?』

 

「考えておく」

 

『悪いが、今日の夜にソレスタルビーイングでのオフ会を計画済みだ。メールで場所を送るから行ってこい。大会での良い報告を待っている』

 

「…………了解した」

 

そう言いながら携帯の通話を切る。俺は今は、大学生をしながらプロのゲーマーとして活動している。

 

たまたまネットのFPSゲームにて、パーティーであるソレスタルビーイング開設。偶然か必然か、俺の他に『ロックオン』『ハレルヤ』『ティエリア』のゲームキャラクターネームの人達と活動しており、現在ではそこそこ有名になっている。

 

ミルクティーを一口飲み、今度こそ手元の小説に視線を下げる。

 

それにしても、先程から視線を感じるが一体……

 

「ねぇねぇ、お兄さん何を読んでるの?」

 

「……………」

 

叫び声を上げなかった俺を褒めてあげたい。

 

俺の足元には工藤新一こと江戸川コナンが此方を見上げていた。

 

「さっきの誰と電話してたの?ボク気になるなぁ?」

 

流石に主人公に話しかけられるのは気まずいし、何より事件に巻き込まれそうで怖い。

 

取り敢えず無視して、読書を続行する。

 

何より、ハーレム物のラノベを子供に見せれる訳ないだろうがぁ!

 

見せてみろよ!?明らかに変な目で見られるし、下手したら捕まるよ!?

 

おい待て主人公、何故俺の隣に座る!?確かに俺も(ガンダム)主人公だけど!?

 

おれか!?疑われてんのか俺?黒の組織を匂わせるようなセリフ言ってないぞ!?

 

「ジーーーー」

 

とうとう効果音まで付けてきたか。

 

どうすれば………そうだ、こう言う時こそガンダムを思い浮かべるんだ!

 

逃げ切って見せる、主人公の視線から!

 

『やってせろよ、ガンダム! 』

 

っ!?

 

そうだ、俺が……俺がガンダムだ!

 

『ガンダムだと!?』

 

『なんとでもなるはずだ!』

 

鳴らない言葉をもう一度描いて♪

 

目の前で何処か見覚えのあるカボチャが激しいダンスを始める。

 

赤色に染まる時間を置き忘れされば♪

 

哀しい世界はもうなくて♪

 

そう、連邦に反省を促すダンスを。

 

荒れた陸地がこぼれ落ちてく、一筋の光へ♪

 

閃光のハサウェイ、皆も見に行こう!

 

気が付けば、店員さんまでもが俺を観察している?どういう事だ?

 

まさか、グラハムと同種なのか?

 

不味い、このまま読み続ければ後3分で読み終わる。

 

早くこの場から抜け出す方法を考えなくては!?

 

ELSの意識がぁ!?とでも言って抜けだすか?いや、それだと病院行きに違いない。

 

どうすれば……

 

店の扉が開き、店員さんがそちらに対応に向かったのでその間にミルクティーを飲み干す。

 

よし、後は本を読み終えたら仕舞って喫茶店を出るだけだ。

 

「よう刹那、久しぶりだな」

 

背後から聞こえてきた声、そしてセリフに思わずバッと振り返り、そして目を見開いた。

 

そんな、そんなはずは!?

 

目の前には綺麗な肩ぐらいまで伸びた茶髪、そして全体的に緑の服を纏った俺より年上であろう男、

 

「ロックオン、生きていたのか!?」

 

ロックオン・ストラトス、ニール・ディランディがそこに立っていた。

 

「ハハハ、やっぱりお前もその反応か。そんじゃ、少しここで飲んだらトレミーに行くぞ」

 

「了解」

 

すると自然な形で俺の隣に座るロックオン。

 

「トレミー、プトレマイオスか。ソレスタルビーイングで集まる予定の店の名前だったか?」

 

偶然だとしたら凄いな、まさかのガンダムダブルオーの主人公の所属する船の名前だ。

 

「あぁ。一応、今日は全員が参加するらしい、トレミーは居酒屋だからお前は少し止められるかもな」

 

「これでも俺は大学生だ、問題ない。ところで1つ聞きたいことがある」

 

真剣な顔でそう問うとロックオンも同じく真剣な顔で俺を見つめ返してくる。

 

「お前は、転生者か?」

 

そう言うとロックオンは今までに見たことが無い程に驚愕した表情を見せる。

 

「ッ!?てことはお前もか?」

 

「あぁ、エクシアも持っている。」

 

「そいつはすげぇ、今度見せてくれよ。驚いたな、俺ら以外にも同族がいるとは。そう言えばイオリアの爺さんから話は聞いただろ?」

 

「あぁ、例の話か。訓練は必要だが、作戦開始時刻はまだ先だ」

 

「お前、アイツらに会ったことあるか?」

 

「ないが……」

 

「俺はアイツらと会ったことがあるんだが、きっと驚くぞ?それに会った方が連携が組みやすい」

 

そう言いながら笑い、店員にジュースを頼むロックオン。

 

「それにしても」

 

ロックオンは俺の近くに座った主人公を一瞥し小さな声で口を開いた。

 

「ずいぶんと、懐かれたみたいだな刹那」

 

「分からない、変な事は話していないつもりだが……」

 

「まぁ、誤解は早めに解いておく事だな。じゃなきゃ、疑われて盗聴器を付けられるぞ?夢小説じゃ定番だ」

 

「っ!?」

 

隣から息を飲むような声が聞こえたが、まさかジュースを、いやコーヒーをつまらせでもしたのか?

 

「なるほど、注意する」

 

そう言いながら小声で話すのを止めた、これ以上続けたら不味そうだからな。

 

「なぁ、ロックオン……」

 

「どうした?」

 

「俺は、変われたか?」

 

そう言いながら少し哀しそうに微笑んで見せる。

 

刹那・F・セイエイなんだからこのセリフを言わない訳にはいかない。

 

「ったく。お前なぁ、そのセリフはダメだろうが」

 

「ロックオンが目の前にいるなら、問わなければならないと思った」

 

そう言いながら額に手を当てるロックオン、仕方ないだろ、刹那的にはロックオンと会ったら言ってみたいんだ。

 

「ねぇねぇお兄さん達は友達?何処で知り合ったの?」

 

そして居たのか主人公、ガンダムの話で盛り上がっていたせいか忘れていた。

 

「そうだな……まぁ、友達でもあり相棒みたいな物だな」

 

そう言うロックオン、原作の刹那との関係を思い浮かべるが友達と言うよりは保護者と子供のような気がするな。

 

でも相棒は間違ってないかも、ソレスタルビーイングとして活動するときロックオンが狙撃、俺は敵へ突撃する事が多いからな。

 

「へぇ~何で相棒なの?」

 

「俺とこいつはゲームで組む事が多くてな、俺が狙撃が得意でこいつは接近戦が得意なんだ。だから相棒だ」

 

「へぇ~そうなんだ~。じゃあ、さっきの生きていたのかって何?」

 

「まぁ、俺のネタのような物だ。そろそろおうちに帰りな坊主、俺らはこの後用事があるんだ」

 

ロックオンに目を向けられ頷き、単行本を入れた鞄を持って会計へと向かう。

 

「えぇ~僕もっとお兄さんたちとお話したいのに~」

 

「そりゃすまないな、こっちは遅れられない用事でね」

 

そんな会話を聴きながら先程のアムロ・レイ似の声の店員さんに会計を頼む。

 

それにしても、先程からこの店員さんはロックオンの事を睨んでいるが一体どうした?

 

「すまない、会計を」

 

「っ!すいません、すぐに」

 

手早く会計を済ませる。

 

「待たせたな」

 

「おう、んじゃ行くか」

 

二人でポアロを出て少し歩いた途端にロックオンが大きなため息を吐いた。

 

「はぁー疲れた!ったくあの主人公と話すのはいくら金を積まれても断るね」

 

「間違いないな、改めてソラン・イブラヒムだ。」

 

「ニール、ニール・ディランディだ。お互いに原作通りの名前とはな」

 

「確かにな」

 

そう言いながら笑い合う。

 

「さて、お互いに発信器や盗聴器の部類は無さそうだし行くぞ」

 

「あぁ。了解だ」

 

そう言いながら道を知っているロックオンに続いて町を歩く。

 

「それにしても、凄い偶然だな。刹那とロックオンの容姿の転生者が出会うとは」

 

「全くだ、それにしてもソラン。いや刹那と呼んだ方が良いか?」

 

「構わない、俺もロックオンと呼ばせて貰う」

 

「おう、それにしてもお前は良くトリプルフェイスの前でも堂々としていられるな」

 

「…………は?」

 

「は?ってお前、あの店員……安室 透だぞ?」

 

「安室?すまない、有名な人なのだろうか?」

 

「お前嘘だろ!?まさか………刹那、取り敢えず、答えてくれ。お前の知ってる名探偵コナンに出てくる重要人物って誰だ?」

 

江戸川コナン(工藤新一)、灰原哀、阿笠博士、少年探偵団、毛利蘭、毛利小五郎にジン、ウォッカ………ぐらいか?」

 

「嘘だろ、お前初期の方しか知らないのか?」

 

「すまない、漫画本を少しとアニメをごく稀に見る程度だった」

 

本当に、コナンはテレビに写ってたから見るのと映画を偶に見る程度だ

 

ついでだが俺が一番好きな映画はコクーン体験の話だ。

 

「マジか、取り敢えず話は後でするか。っと、着いたな、ここだ」

 

「ここが」

 

目の前に立っているのは和風の居酒屋で建物に付いた看板には凄く達筆なカタカナでプトレマイオスと掛かれている。

 

店内からは賑やかな話し声が聞こえてくる。

 

「和風、なのか?プトレマイオスなのに……」

 

「まぁ、そこは気にすんな」

 

ロックオンに続いて店に入る。

 

「いらっしゃいませ!」

 

「ソレスタルビーイングで予約してるんだが」

 

「席にご案内しますね」

 

店員さんに続いてロックオンと共に個室の部屋に入る。

 

「よう、待たせたな」

 

「待ちくたびれたよ、ロックオン」

 

「全くだ」

 

その聞き覚えのある声に思わず急いで部屋に入る。

 

そこにはスーツ姿でメガネを掛けた女性、ティエリア・アーデと、前髪が長く、白と緑を基準とした服を着た男性、アレルヤ・ハプティズムが座っていた。メニュー表を見ていたのかテーブルの上にはメニュー表が広がっている。

 

「リアルだと、初めましてだな。ティエリアにアレルヤ」

 

そう言えば目の前の二人も目を見開いて俺を見る

 

「刹那、だよね?でも姿が………」

 

「何故ファーストシーズンのままなんだ………ロックオン、この店は子供を連れてくる場所では」

 

「これでも大学生だティエリア、問題ない」

 

そう言いながら席に座る。

 

俺とティエリア、アレルヤとロックオンが隣になる感じだ。

 

先程のティエリアの言葉から、恐らく二人も転生者であることは確実だろう。

 

「改めて、俺はソラン・イブラヒム。米花町の大学に通っている。あと、転生者だ……それにしてもソレスタルビーイングのメンバーが全て転生者だとは思わなかった」

 

「まぁ、そうだろうね。この世界にはガンダムは無いから、僕はアレルヤ・ハプティズム。一応、フリーのカメラマンをしているよ」

 

「だが、まさか刹那が日本のヨハネスブルグと呼ばれる町に暮らしているとは驚いたな。ティエリア・アーデ、IT企業に務めている」

 

自己紹介をしながらタブレットで飲み物を注文していく。

 

「さて、全員が転生者だと分かったところでの話なんだが、刹那はコナンについて初期しか知らない」

 

「まぁ、まさかこんな世界に転生するだなんて思わないだろうし仕方ないよ」

 

「そう言えば、俺はエクシアを持っているが二人は?」

 

「あるわけ無いよ刹那!?この世界にあんな物があったらそれこそ戦争になるよ!?」

 

「全く、アイツら(神様)は何を考えている。この世界にエクシアなど」

 

「あー、ついでだが俺の特典は生身で成層圏まで狙い撃てる程度の能力だ」

 

「何が程度だよロックオン!?」

 

「ふざけすぎだロックオン!?」

 

「ここは笑いどころなのか?ロックオン、ゼロはなにも答えてくれない」

 

「ゼロには乗るな刹那!」

 

「了解、ゼロシステム!」

 

「「「ゼロはダメだ刹那!」」」

 

取り敢えず飲み物が届いたので受け取りそれぞれコップを持ち上げる。

 

ついでだが俺はコーラだ、まだ酒は飲まないと決めているからな。

 

「それじゃあ、ソレスタルビーイング集結を祝って」

 

「「「「乾杯!」」」」

 

そう言いながら飲み物を飲みながら注文していたおつまみの類を食べる。

 

「それにしても、やっぱりが刹那がエクシアを持ってるのは凄いよ。動かさなくても良いから今度皆で見に行っても良いかい?」

 

「もちろんだ。エクシアは森に隠してある」

 

「GN粒子等結膜か」

 

「あぁ、あの序盤にしか出なかった奴か。すっかり忘れてた」

 

「やめるんだロックオン、そこに触れてはいけない」

 

「エクシアのコックピットにはパイロットスーツとピストル型の小型ビームガンが置いてあった」

 

「二期の始めに使っていた奴じゃ無いか。刹那が本気になればこの世界救えるんじゃないか?」

 

「無理だアレルヤ。そもそも、この体になったのであって、操縦なんて出来る様になってはいない。ましてはロックオンの言う原作知識が俺に無いからな」

 

「そっか、そう言えばロックオンにティエリア。原作の警察学校の人達は生きているのかな?」

 

「少なくとも、この街で見掛けたことは無い」

 

「そっか。少なくとも二人松田さんと萩原さんは助けたから問題ないけど」

 

「おいアレルヤ、お前いま何て?」

 

「えっと、警察学校組の松田陣平と萩原研二は助けたから大丈夫だと思うって」

 

先程からロックオン達は誰の話を………あ、この小鉢美味しい。

 

「おいおい、どういうことだよアレルヤ!?」

 

「えっと、僕の特典は超兵だからさ。ナイフや爆弾に関しては大丈夫なんだ」

 

「「納得」」

 

それにしてもこの店の鳥の唐揚げは美味いな。だし巻きもあるのか、これは良い店も知った

 

「スコッチ……諸伏景光は俺がどうにか逃がした。ティエリアの協力のおかげだな」

 

「ヴェーダのバックアップがあるのだから、当然だ」

 

「それだと、伊達航の救済は誰が?」

 

「僕はさっきの二人だけだ」

 

「そして俺とティエリアで1人だとすると…」

 

他にどんなメニューが、生ハムもあるのか………悪寒がするし止めておくか。ん?ラーメンか………〆に良いな。

 

「刹那、少し変な事を聞くが……昔に車に引かれそうになった奴を助けたことが無いか?」

 

「何を言っている?」

 

「………だよな、原作を知らない刹那なら仕方な」

 

「一度ならあるが」

 

「あるのかよ………」

 

「何でも警察の人らしくてな。結婚が決まっていたらしく、それを助けて凄く感謝されたのを覚えている。何故か結婚式に呼ばれ、その時から家族ぐるみでの付き合いがある」

 

本当に助けられて良かったな、あれで車に跳ねられてたら相手の人も可愛そうになるとこだったし。

 

「救済してる奴いた!?しかも無自覚かよ!?」

 

「なら、警察学校組は問題ないな。さて、例の作戦を立てよう」

 

「だな、取り敢えずそっちの準備も必要だ。イオリアの爺さんの情報だと、現代に近いフィールドになるらしい、俺はスナイパーライフルとピストルをメインに使う予定だ」

 

「俺はSMG系、サブマシンガンをメインとして、ショットガンをサブで使う予定だ」

 

「私はロケットランチャーをメイン武装として使う予定だ。グレネード系も任せてもらおう」

 

「なら僕は中距離のライトマシンガンとナイフを」

 

「よし、なら常に俺とティエリアが建物の上から狙い、アレルヤと刹那が仕掛けるって感じだな。あらかた決まったし、明日辺りにでも練習するか?」

 

「了解した」

 

「問題ない」

 

「僕も大丈夫だよ」

 

「おし、じゃあそろそろお開きにするか」

 

そう言ってロックオンがラストオーダーの為にタブレットを手に取ったその時だった。

 

 

 

『キャァァァァアアアアアアアア!!!!』

 

 

 

店内から女性の物と思われる叫び声が上がり、俺達は固まった

 

「まさか、だよね?」

 

「流石は日本のヨハネスブルグと言った所か」

 

「だな、取り敢えず俺らはこの部屋にいたし疑われずにすむだろう」

 

わお、やっぱりコナン世界だと当たり前なのか。

 

「取り敢えず、どうする?」

 

「まぁ、事件なら呼ばれるだろうしそれまで待つか」

 

そうして部屋で携帯のゲームの素材集め集会していると、パトカーのサイレンが聞こえ携帯をしまった。

 

「どうやら、警察のご到着だ」

 

「さすがにコナン達はいないよな?」

 

「流石に夜の居酒屋にはいな……いやもしかしたらいる。だが、夜に犯罪となると劇場版の可能性が」

 

「確かにそれなら夜に動いても可笑しくない」

 

ダメだ。3人の会話が全く分からない。

 

すると部屋の扉からノックする音と共に見たことのある帽子を被り太った警官、目暮警部さんが部下を連れて入ってくる。

 

「すみません、この店で殺人事件が起きまして。その時の事をお聞かせ下さい」

 

「あぁ、分かった。」

 

そう言ってロックオンが代表して事情を説明する。

 

正直、俺達はこの部屋から出ていないから何も怪しい事はないはず。

 

「あれれ~?さっきのポアロで本を読んでいたお兄さんだ!どうしてここに?」

 

………教えてくれ、どうして俺のもとに来る!?

 

「あぁ、そうだな。先程ぶりだが、ここは居酒屋だ、何故子供のお前はここにいる?」

 

「僕は小五郎のおじさん達とご飯を食べに来てたんだよ?それにお兄さんこそ居酒屋来て大丈夫なの?お酒はダメだよ?」

 

「これでも大学生だ、年に関しては問題ない」

 

「そ、そうなんだ」

 

「言っておくが、俺達はこの部屋から出ていなかった。全員が部屋に居て誰も部屋を出ていない事を俺達は明言しておく」

 

「そ、そっか………」

 

「事件に巻き込まれるのは始めてだが、アリバイがあるのは少し心に余裕があるな……この話は小学生には難しかったか」

 

「ううん、僕は小五郎のおじさんの話とか本とか色々と読むから分かるよ」

 

「そうか、博識だな。お前は」

 

そう言いながら少し笑い軽く頭を撫でる。

 

「お兄さん?」

 

すると江戸川コナンは可笑しそうに俺を見て首を傾げる。

 

「……すまない、つい妹と同じ感覚で撫でてしまった。」

 

その後、初期と同じ感じで江戸川コナンが毛利小五郎に麻酔銃を撃って眠らせて、推理を披露していた。

 

推理が終わり、警察の事情聴取的な物も終わり俺達は解放された。

 

それにしても事件に関わるのは初めてだが、アリバイがあるのは随分と心に余裕が生まれるものだな。幸い、ロックオンの言う『夢小説で良くある毛利小五郎の迷推理で俺達が犯人だと推理する』と言うのは無くて良かったな。

 

取り敢えず帰ってゆっくり休み、FPSの練習でもするか。

 

そう思いながら夜の町を歩く。空に浮かんだ月に照らされながらを歩く刹那・F・セイエイ、絵になるな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???side

 

 

今日もまた、僕は安室透としてポアロで接客を行っていた。そんな中で、見掛けない中学から高校生ぐらいの少年が店に入ってきた。

 

「いらっしゃいませー!お好きな席にどうぞ」

 

いつも通り梓さんが対応に向かうのを調理場から見守る。

 

少年は黒のスボンに白の長袖シャツ、赤いマフラーの様な服を着ている。

 

少年は店をキョロキョロと見回し、カウンター席に座る。

 

「ご注文はございますか?」

 

カウンター席に座った少年へと向かい、いつも通り話しかけると、彼は手元の本から即座に顔を上げる。彼の表情は何故か驚愕だった。

 

何か地雷を踏んでしまったのだろうか。

 

「リボンズ?……いや、違う。まさか、安室 零!」

 

「!?」

 

いま彼は僕を見てなんと言った?安室、零?何かの偶然にして的確に()の名前と今の()の名前を当てている。

 

彼は一体………

 

「すまない、人違いだった。気にしないでくれあと、ミルクティーを頼む」

 

そう言いながら彼は手元の本へと視線を戻す、カバーをしているからか何の本を読んでいるかは分からない。

 

取り敢えず調理場へと戻り、ミルクティーを作り少年の前に置く。

 

「その僕と間違えたアムロ・レイさんとはどういう方なのですか?少し気になります」

 

そう言いながら彼へと笑いながら問うと彼は少し思考した後に口を開いた。

 

「革新を求め続け、常に戦い、そして未来を掴み取った希望の象徴……つまり」

 

革新?戦い?何の事を言っているんだ?

 

「……………つまり?」

 

「ガンダムだ」

 

「は?」

 

「ガンダムだ、ガンダムがそれを成す。ただ、それだけだ」

 

ガンダム?何かの隠語なのか?そんな単語は聞いたことがない。そう思考している中、目の前の少年が再び手元の本へと向かった次の瞬間、彼のズボンから携帯のバイブ音が聞こえた。

 

「すまない」

 

僕を一度見た後、そう言って彼は電話を耳に当てた。

 

「こちら()()()()()()、刹那・F・セイエイ」

 

「っ!?」

 

思わず目を見開き、即座にいつも通りの顔に戻し彼の会話へと耳を傾ける。

 

コードネーム、まさか組織はこんな子までも!?

 

『刹那……近日、例の……参加……決まった』

 

彼の携帯から響く声は男性の物、それも歳を取った人物の声だった。

 

なんだ?例の参加?

 

「詳細は?」

 

『今から7日後、いつものF………に19時に………していろ』

 

7日後の19時に何かあるのか?

 

「今回のミッションは7日後、19時だな。」

 

『……………には多くの……………が参戦する』

 

「了解した、刹那・F・セイエイ。作戦行動に向け行動を開始する」

 

『まぁ待て。……にはお前単独ではなくソレスタルビーイング……………する。………………の良さは認めるが、いい加減奴ら……………たらどうだ?』

 

唯一聞き取れた中で理解できたのはソレスタルビーイングと言う単語。英語で翻訳すると“天人”と言う意味になるが………

 

「考えておく」

 

『悪いが、今日……夜……ソレスタルビーイング…………を計画済みだ。……………場所を送るから行ってこい。……での良い報告を待っている』

「…………了解した」

 

まさか、今日の夜にも何かあるのか!?どうにか探りをいれないと。

 

「ねぇねぇ、お兄さん何を読んでるの?」

 

聞覚えのある声に思わずカウンターから彼の足元を覗くと、コナンくんが彼へと話しかけていた。

 

「さっきの誰と電話してたの?ボク気になるなぁ?」

 

もしかしたら子供相手なら情報を漏らすかと思い、暫く様子を見る。

 

コナンくんの質問に答えず淡々と本を読んでいる、可笑しい。いくら何でも読んでいる本ぐらいならコナンくんに教えても良いはずだ。

 

だとしたらあの本に見える様カバーをしているのはフェイクで、何かしらの事が記されたメモ?

 

その時だ、カランカランと来客を告げるベルが鳴りそちらへと目を向ける。

 

目の前には綺麗な肩ぐらいまで伸びた茶髪、そして全体的に緑の服を纏った男。

 

ロックオン・ストラトス。

 

最近に黒の組織へと所属したライやスコッチをも凌駕するスナイパーの腕がある組織の末端。

 

最近ではコードネーム持ちへと昇格する可能性が最もある男。

 

何故、彼がこんな所に?すると彼は僕を一瞥し目の前に座る彼を眼にすると目を見開き、此方へと向かって来て口を開いた

 

「よう刹那、久しぶりだな」

 

彼へと向けられたであろう言葉から、刹那と言う呼び方から恐らくは知り合いなのか?

 

そう思った瞬間、目の前の少年は先程までの無表情とは思えない驚愕と僅かな歓喜を宿した表情で振り向く。

 

するとロックオンは彼へと軽く手を上げる

 

「ロックオン、生きていたのか!?」

 

生きていたのか?いま、そう言ったのか?彼とロックオンは一体どんな関係なんだ?

 

「ハハハ、やっぱりお前もその反応か。そんじゃ、少しここで飲んだらトレミーに行くぞ」

 

そんな彼の反応に笑いながら自然と彼の隣へと座るロックオン。

 

トレミー?

 

「了解……トレミー、プトレマイオスか。ソレスタルビーイングで集まる予定の店の名前だったか?」

 

まさか、この男……ロックオンも彼と同じソレスタルビーイングと呼ばれる何か?いや恐らくはソレスタルビーイングとは組織名。

 

だとしたら何故ここ最近で有名な居酒屋が出てくる?それに彼は年齢的に居酒屋には入れないはずだ。

 

「あぁ。一応、今日は全員が参加するらしい、トレミーは居酒屋だからお前は少し止められるかもな」

 

「これでも俺は大学生だ、問題ない」

 

その発言に思わずギョッとなりそうな表情を隠すため、彼らへと背を向けて厨房へと向かった。

 

刹那・F・セイエイ、ロックオン・ストラトス。

 

そしてソレスタルビーイング。

 

一体、何者なのか?

 

詳しく調べる必要があるな……

 

そう思いながら()は携帯を手に取り、自身の部下へ電話を掛ける

 

「大至急調べてもらいたい事がある」

 

 

 

 

 

 




プチキャラ紹介

『ソラン・イブラヒム』
東都、米花町の大学生。ガンダム好きの転生者で、ロックオンや他の転生者達とFPSゲームでよく遊ぶ。
ゲームでのネームは刹那・F・セイエイであり、何故かfast seasonの姿から全く成長していない。
自信の成長期について悩んでいる、時折大学生ではなく高校生や中学生と間違えられる事が多い。
家族には妹、母、父がいる。

『ニール・ディランディ』
アイルランドから留学してきた主人公の転生者としての先輩。原作とは違い家族が存命でポアロにてソランと再開したとき、多いに驚き同時に驚かせた。イギリスの諜報機関からの命令で黒の組織に潜入している。


好評であれば、エクシアを使ったシーンを書きます。

また、コナンのクロスオーバー短編としてまだ二つ程考えている物がございます。考えとしてはウマ娘かFateのどちらかです

ご愛読ありがとうございました

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