無人島の猫百合姫 ~ハードコア孤島サバイバルが百合ハーレムになるまで~ 作:Kkmn
28. 百合少女たちの愛の巣づくり
「さて…まずは大事にゃ骨組みから…」
「おうさ、どんなのを用意すればいいんだ?木を切んならアタシにまかせなよ」
無人島生活…だいたい数週間目くらいだろうか、ついに拠点…シェルター?家?
とにかく雨や風から身を守る建物を作成するのだ。
むろん道具なんてモノはないし、クギもないしきれいな木の板とかもない。
使えるのはこの島にある木々や植物、そして漂着物のゴミだけ…!
その限られた材料の中で、雨水と強風、そして寒さから身を守る快適なシェルターを作らないといけない。
「ここのね、ちょうどいい程度に離れた木が二つあるから…この間に一本だけ丈夫にゃ木を渡して基礎にしたいにゃ。」
「はーなるほどね。んじゃこの間アンタとやりあった時に切ったヤツはここに使うのか?」
「そうそう…ホントごめんね、カミューさん一人に運んでもらっちゃって。」
ここに渡した木を基に組み立てていくので、枯れ木でも流木でもない生きてた木はまさしくぴったりだ。
カミューさんがいなければとてもじゃないと切ったり運んだり、加工もできなかったけど!!
「いいさ、そんでもってこれを木に縛ればいいんだな?」
「うん…あ、こっち支えておくから、そっちを縛って……って持ちながらできちゃうの!!?」
すんごい…私の胴体並みの太さはあるヤシの幹を軽々と持ち上げて、更に片手で支えながら作業するなんて…!?
よく自分こんな人と戦って生き残ったなぁ…。
カミューさんのおかげ思ってたより倍以上の時間で基礎となる渡し木の設置が完了してしまった。
何日もかかる重労働を覚悟していたのに、これはありがたい。
…あとはこの1.5mくらいかな?の高さに渡した木に、地面から流木や竹を立てかけていく。
骨組み部分に関しては幸い材料が豊富にあった。
この島には自生している竹を発見することは出来なかったが、幸運にもどこからか流れ着いた竹が大量にあったのだ。
枯れた竹はナイフでも体重をかけたり石で叩けば加工できたし、水も弾いてくれる優れものだ。それに軽い。さいこー!
「…ノウン!ハッパ、アツマッタ!!ホカニ、ヤルコト、アル?」
「あっ、ちょうどよかった!今並べて言ってる木、網を解いた糸で縛っていってくれる?」
「ウン!マカセテ!!」
最後に屋根を葺くためのヤシの葉を集めてきてくれたエルゥが帰ってきた。
この子ももう…木登りも手慣れたモノで一人で出来るように…お父さんうれしい。
ここまで作業が速いと今日中にこれを使うことになるかもしれないにゃあ。
そしてしばらくすると、あっという間に2本の木に渡した棒を起点とする三角の骨組みが完成した。
掴んで力を込めてみても、しっかりと固定したおかげで揺れたりぐらつくことはほとんどない。
これならきっと強い雨や激しい海風にも耐えれることだろう!
「おぉ…すごい…!!それじゃあ後はココに葉っぱを編み込んでいこっか!!」
「ああ!!」「ウン!!」
シェルターの完成形が見えてきたことに嬉しくなったのか、エルゥとカミューさんの二人も心なしかどことなく笑顔だった。
糸を編むように、細長くしなやかで、それでいて丈夫なヤシの葉を木の枠に編み込んでいく。
…これをする時のコツは、少しずつ先が被るようにして下から上へと重ねていくことなんだよね。
そうすることで水が内部に侵入するのを防ぐことができる。
焚火の熱を遮断して内部もあったかくしてくれるしね!
いやぁデ〇スカバリーチャンネルの月額登録してて良かったなぁ…サバイバルの無駄知識が豊富にあるよ…(宣伝)
そのあと、地道で根気のいる作業だというのに自分たち三人は黙々と集中して取り組むことが出来た。
…そして、太陽も落ちかけ、暗くなってきた数時間後。
◇◇◇◇
「出来たーーーーっっ!!愛しのわがやーっっ!!!!!」
「スゴイッ!!スゴイッ!!テント、ミタイ!!」
「おー、アタシ寝っころがってもまだ余裕あんじゃん!広くていーねー!!」
『♪♪♪』
何と言うことでしょう…。
あの野ざらしで焚火と傾いたヤシの木しかなかった砂浜が…。
ヤシの葉で覆われたシェルターに、石釜土の暖房までついた素晴らしい豪邸になったではありませんか!!!
骨組みは海の風とは直角になるように設置して、風をモロに受けないように設置場所を工夫。
カマドから発せられた熱気をヤシの葉の壁がしっかりとキャッチして…夜でも全然寒くない!!
しかも匠はカマドの反対側にヤシの葉を編み込んだ木の枠を設置。
これのおかげで向こう側に逃げる熱までもシェルターへと誘導し、もっとあったかい!!
「あ~寝転んでも砂じゃにゃいのってさいこ~…///」
「なんかもっと柔らけぇのあったら寝るのにもっと良かったんだけどなぁ。まぁ十分か。」
床には余った流木や竹を敷き詰め、その上にヤシの葉を敷いてある程度の快適性を確保してる。
地面に直接寝ると熱をかなり奪われるし…何より森がすぐそばだから変な虫がいるかもだから危険だしね。
あぁ、でも温かくて雨も防げて虫の心配もないって最高過ぎる…もう幸せ…。
「フフ、カミューチャン。ヤワラカイノナラ、ココニ、アルデショ?」
「あぁ?なんのこt…あぁ~、なるほどなぁ~♪」
「ふぁ…んみゅ……」
…なんか、完成したからか、眠たくなってきちゃったや…。
あーもう今日は頑張ったし、このまま寝ても…あ、ちょうどいいトコにアンが…。
ちょうどいい、このコを抱き枕にして…今晩はねよう……。
ぎゅむっ♪むにゅっ♡
うん?アンってこんなに…あったかくてむにむにしてたっけ?
「オイオイっ♪なんだぁ、そんなにアタシと寝たいのかアンタ?しかたね~な~///」
「ンッ…ノウンノ、アセノニオイッ…♪アァッ、スンスンッ…///」
…でしょうねー。
うわぁ…汗まみれの女の子たちに…汗まみれの女の子の身体を前後から抱きしめられてます…。
…なんで女の子の汗のニオイって、こんなに甘くて……ああ、新居のシェルターが女の子のニオイで充満してぇ…///
「ひゃ、はずかしぃからぁ…だから、く、くさいでしょ?…かがにゃいでぇ…///」
あぁ、もうやだぁ…///わ、わきとか…足の裏までっ!!?そ、そんなとこまで、鼻息がかかるくらい、密着して…くんくんされてぇ…///
「ン~♪ヤッパリ、ノウンノ、クビスジノニオイ…スキッ…♡」
「そこも爽やかでいいけどよぉ、やっぱりアタシはワキと…ここがメスのニオイぷんぷんさせてたまんねぇなぁ~♡」
むにゅんっ!!たぷっ…♡
「へにゃああぁぁっ…///やっやだぁっ!!そこ、おっぱいのうちがわっ!!?鼻息くすぐった…みゃひゃんっ///」
あぁ、もう思いっきり乳房の谷間に顔をうずめられたら…鼻息がくすぐったいし、汗で凄く蒸れた胸の下側がこそばゆくて…はわわ///
「あ~…あっめぇ…♪ぺろっ…あーむっ♡」
ぺろりっ、れろぉ……♪
あああああ!!!?それだけでは飽き足らずそこに溜まったあ、汗を…べろんて舐められてぇぇぇっ!!?
「ジャアワタシ、コッチ、モラウネ?……ハムッ♪」
ふぇっ…?『はむ』…?なにをくわえ…てぇっ…!!!?!?!?!
ちょ、ちょっと!!エルゥ、そ、そこは、そこはダメすぎるって!!だってそこは本来赤ちゃんがおっぱいを――――――!!!!
「チュルルッ……ンクッ…ンレロォ…♡」
「にゃふぁぁぁぁぁあああンッッ…///やっ、やだっ、じ、じぶん、こんにゃ、こんにゃこえぇ…///あンッ、やぁっ…///」
ま、まるでぇ…口の中で小さな果物を転がしてるみたいに…!!
舌で…その、自分の、胸の先端を…もてあそんでぇ…///や、やだぁ…///
「あ~頑張った甲斐があったなぁ~♪一日の苦労がウソみてーにぶっ飛んじまったぜ、きひひ♪」
「ワタシモ…♪タブンアサヨリ、イマノホウガ、ゲンキ!!!」
あはは…二人とも喜んでくれてて…顔も元気だからウレシイ…嬉しいけど……。
結局自分は…その晩夜通し甘ったるい女の子の媚び声を、無人島の静寂に響かせ続けましたぁ…///
◇◇◇◇
「…はぁ、はァ…ンッ…///やっと、ねて、くれた…ふわぁ…。」
結局解放されたのは、夜も若干白み始めたころという有様で…。
自分は眠る前にちょっと催したので、トイレに行こうとシェルターから少し離れた茂みにやってきていた。
「はは……あの子達にもみくちゃにされるのに比べたら、今更トイレにゃんて…。」
男の時のように立ったままという訳にはいかず、しゃがみこんで排尿の体勢をとる。
たまーに…やっちゃうんだよね…寝起きとかに…立ったまま…(3敗)
そしてこれも注意しなきゃだけど…この猫の尻尾!これもしっかり握って上げておかないと…(5敗)
…ちょろ、じょろろろ……。
あぁ、でも…やっぱり全然まだ慣れない…///はずかしい…女の子のトイレ…///
全部を出し終わり、ぶるると体が震えて、大きなため息が漏れる。
近くのはっぱで大事なところを絶対に見ないように拭きとり、ずらしたスクール水着を整え――――――。
―――――ガサッ。
ピク、と鋭敏な聴覚を誇るネコの耳が、正面の茂みが揺れる音を確かにとらえた。
「………ッッ!!?」
とっさに寝ぼけてた思考を研ぎ澄ませ、周囲を警戒する。
生き物?危険な生物?毒蛇?それともまったく未知の生物?手元に槍もナイフもない。
急いで逃げる!?いや、もし蛇だったらそれだと飛び掛かってきてしまう!!
――――――相手の姿を確認するまで、待った方がいい!!
そう結論づけた自分は、全神経を集中させ、目の前の揺れた茂みを注視した。
…そのまま、20秒ほどが経った。その時―――――。
ガサッ。ぴょこんっ。
「…………うにゃ?」
「……にゃ?」
……ちっちゃなちっちゃな、しゃがんでる自分と同じくらいの背丈。
エルゥのような、エメラルドを思わせる翠色の大きな瞳に映り込む、しゃがんだ猫耳少女。
……まさしく『お姫様』というイメージそのままの、フリフリの可愛らしい可憐で豪華なドレス。
そしてツインテールに結われた髪に輝く、絢爛なティアラ。
そしてそれらを纏う…緑色の肌をした幼い少女。
「マッ……!!」
「………マ……?」
何かを小さくつぶやいたその声は、まるで鈴のように細く美しく、それでいて幼くて。
「ママだぁーーーーーーッッッッ!!!!わぁぁぁぁああーーーーーーいっっ!!!!」
「ぐにゃあああああああああァァァァアアアァァァッッッッ!!?!?!?!」
そのまま思い切り腹にタックルをお見舞いされた自分は、意識が…とおのいて……こんなのばっかり………。