無人島の猫百合姫 ~ハードコア孤島サバイバルが百合ハーレムになるまで~ 作:Kkmn
「見て!!見てよカミューちゃん!あれ見て!腐った木だよ!!」
「はぁ?何がそんなに嬉しいんだよ…あ、あれか火おこしか?」
今日も今日とて森林にてメス猫と食料探しだ。
この無人島ではいくら口を開けて待ってても、遺跡から見つけた高価な宝石があろうとも、食料は探さないとありつけない。
まぁ…コイツがでっけぇケツと胸たぷんたぷん揺らしながら歩いてるの見るだけで楽しいんだけどよ。
こいつ元々ニンゲンのオスっつってたけど…自分の身体がどれだけエロいか気づいてねぇのか?
――――たぷんっ♪ゆさっ…むちぃっ…♡
歩くたびに…でけぇ乳揺らすたびに、甘ったるい雌のフェロモンとほんのり香るミルクのニオイまき散らしやがって…。
あぁくっそムズムズしやがる…!!あんのヤベぇお嬢様さえいなけりゃ今すぐにでもこの場でアタシの子を仕込むのに。
「え?何言ってるの?火おこし?」
そう言ってコイツが振り向くと、蒼い透き通った髪がぶわぁと翻されて…あぁくそまたメスのふんわりしたニオイが…!!
コイツこれマジで誘ってねぇんだよな?天然なんだよな?
あぁくそがっ!!すっげぇアレがイライラしやがる!!
――――あぁ、イライラしてきたしちょっと落ち着くために乳揉むか。恨むんならそのホルスタインみてぇな乳を恨むんだな。
そう思って腐った木なんかをまじまじ見つめるメス猫のむちむちの肢体に手を伸ばし―――。
「腐った木には幼虫がいっぱいいるんだよ!!!!!!!ほら皮めくってめくって!!!!!わーいっぱい出てきた!!!(キラキラ」
「………おわあ”あ”あ”あ”あぁぁ”ぁ”っ!?!?!キッメェェェ!!何してんだてめぇきもちわりぃぃぃ!!!」
やべぇぇ狂ってやがる!!バ、バナナくらいの…アタシのアレくらいの大きさのイモ虫を!!ヒョイヒョイとかき集めて…!!?
い、一切気持ち悪がらねぇし…しかも、おえぇぇ……む、胸の谷間に…しまい込みやがった…。
「…にゃにいってるの?貴重にゃタンパク源だよ!?食べ物を粗末にしちゃダメ!!!」
「それを食べ物とは言わねーよ……。
はぁ…今日のアンタの毛繕い、アタシが担当だから身体海水で洗っといてくれよな…。」
あの気狂いお嬢様といいこのメス猫といい…なんで見てくれは最高なのに中身ヤベーんだよ…。
アタシ、とんでもねぇ奴らのいる島に遭難しちまったなぁ…。
◇◇◇◇
「くんくん…くんくん…んん?」
「すん…。ん…ヘンなニオイしやがるな。アンタも気づいたか?」
探索中に獣の鼻が捉えた何が腐っているような刺激的なツンとするニオイ。
アタシは簡単に嗅ぎ取ることが出来たが、最近までニンゲンだったって言うこのメス猫にはどうやら半端にしか感じられなかったようだ。
「あ、やっぱり気のせいじゃにゃかったんだ。やっぱりカミューちゃん居てくれると助かるにゃぁ♪」
…満面の笑顔で、猫耳と尻尾をぴこぴこ振りながら両手を握ってきやがるのはいいけどよ…。
あーコイツの手…ちっせぇ…。んでもって、やわらけぇ…///
アタシ達魔獣と違って毛もねぇし貧弱で頼りねぇけど…すべすべで…なんて繊細なんだよ。
「は、はんっ、これくらいアンタも半獣なら感じれるようになりな!!…ってあったな、アレがニオイの元凶だろ。」
「んん…おぉ?何かの死骸…?」
見れば…確かに何かのモンスターの死骸だな。ありゃ。
生きてりゃそこそこの大きさだったんだろうが…死んでから日にちがたってるせいか肉も腐って酷い有様だ。
かろうじて四足歩行だってことがわかるくらいで…とてもじゃねぇが喰えたモンじゃねぇ――――。
「――――うおおおおお!!!これも大発見だよ!!今日はホントにツイてるね!!」
「おい待て」
それだってのに、この隣の無自覚エロメス猫は大喜びしやがってるよ…やべぇよ…。
「あのな、アタシ達半獣は確かにひ弱なニンゲンなんかと違って腹もつえぇよ?でもな流石に腐った肉は…」
「え?にゃにいってるの?食べる訳にゃいじゃん。」
さ、さすがにそうだよな…流石の悪食でもここまではさすがに。
ふぅ焦っちまった…ぜ…?
「…じゃあ何でお前、しゃがんでんだよ…」
「――――――へ?いやホラ…虫がいっぱい集まってるじゃん、食べれるよ?」
ひょいっ、ぱくっ。
そ、そう言って、メス猫は……あぁもう、言葉にも…したくねぇよ。
はぁ…コイツ…ここから出れたらマトモなモン食わせてやんねぇとな…。
◇◇◇◇◇
「ねーねーアン。起きてる?」
『……?』『いまおきた。』
おうちに帰ってきて晩御飯の支度ちゅう、自分は頭上の相棒に声をかける。
どうやら起こしてしまったみたい。ごめんね。
ちなみに今日のご飯は川に仕掛けた罠で取れた魚の蒸し焼き。
焚火をした後の炭の下に、ヤシの葉でくるんだ魚を入れてじっくりと焼き上げるのだ。オイシイよ!
……何か光ってたり電気を帯びてるヤツもいたけど大丈夫でしょ。異世界こわい。
「あのねー。相談があるんだけど…。
自分の服、いい加減どうにかにゃらにゃい?」
『…ぎたいのこと?』『どうしたいの?』
そう、この恥ずかしいスクール水着はアンが身体の一部で作ってくれているモノ。
昔はこの子もちっちゃくて面積の少ないコレしか選択肢がなかった。
しかーし、今はこんなにも立派に成長してくれたのだから!!
いい加減この恥ずかしくて仕方のない女の子の水着を卒業したいの!!
『あるじ』『いまのぎたい、いや?』
「イヤ」
そこはきっぱりと言い放つ!!
えぇそれはもうめっちゃ嫌いです!!
―――ぴちっ♡たぷんっ…♪
…ぴっちりと身体に張り付くせいで…否が応でも女の子になった身体を自覚させられるし…。
そ、それに、呼吸するたびに、ちょっと胸の…その、おっぱいが締め付けられて…///
お、お尻だって…無駄に大きいせいか少し走るとすぐにずれて食い込んできて…!!
その食い込みを直す仕草が…もう、身に沁みついちゃって…それが、女の子っぽくて恥ずかしくて仕方ないし…///
あと!!あと一番嫌なのが…やっぱり…その…あの……股間……で……///
あ、歩くたびに、みじろぎするたびに…。
『自分の股の間には何もない』っていうのを…実感、しちゃってぇ…///
う、うぅ…ちがうんだから…自分は、男…なんだから……///
ウウン、ソンナコトナイ。ノウンハオンナノコ。ソウデショ?
「はっ、そうだ…わたしもう、女の子だよね…。」
ウンウン、ダカラ、モット、カワイイフクガ、イイトオモウナ。」
「……エルゥ。自分の耳元でにゃに囁いてるの?」
振り向くとわたし…じゃない!!自分の猫耳元で妖しく囁くエルゥの姿が…!!
やべぇ洗脳されそうだった!?
「オモシロソウナ、ハナシ!!ノウン、イマノフク、イヤナノ?」
とすん、と自分の隣に座り密着して…その上すりすりしてくるエルゥ。
あぁもう…この獣人の身体だと、女の子の甘い体臭を敏感に感じれちゃうから…そういうことされると…///
…!?///あっ、みゃっ…///くぅぅ……エルゥのニオイ、嗅ぐだけで、おなかの奥、ちょっとキュンキュンしてぇ…!?///
だっ、だめだ…こ、こんなんじゃ、へんたいだよぉ…///
「い、いや…だってぇ…じぶん、おとこだし……。」
「ハ?ナンドイワセレバ、ワカルノ?ノウンハ、オンナノコ!!!」
ひ、ひぇぇぇ…え、エルゥが怒った…。
柔和で高貴で可愛らしい顔が、険しくなって…やばいちょっと怖い。
―――――ガシッ。へっちょっと何で掴まれてるの?
「ノウンニハネ!!オンナノコトシテノ、ジカク、タリナイ!!」
「そっ、そんにゃことおっしゃられてもぉぉぉおおお…!??」
「アンッ!!オイデッ!!」
あぁ、また自分、女の子に、エルゥに押し倒されてぇ……。
男なのに、女の子に力負けして…反抗できなくて…。
「イイ?アン。イマカラワタシノ、イウトオリニ、ノウンフク、カイゾウシテネ?」
『まかせて』コクコク
えっ、ちょっ。アンが器用に触覚と猫耳でエルゥに返事をしたと思ったら…エルゥの頭上に乗って…。
2人一緒になって自分を見下してる―――――!?!?!
「サァ…カワイクシテアゲルカラネ…♪ノウン…♪」
◇◇◇◇
「あー…疲れたぁ…なんでアタシこんな孤島で子守りしてんだ。」
「きゃはははっ!!海でお風呂たのしかったー♪」
水浴びに出ていた二人が、カマドの明かりが灯るシェルターに返ってくる。
うん、ご飯もちょうど出来てるから…タイミングはばっちりだ…。
「うん?アンタ…なんだそのフリフリしたの?」
「……聞かにゃいで…。」
あぁ、言わにゃいで…。
男の癖に…女の子の身体で…こんな…。
こんな腰回りにフリルが付いて、胸に大きくひらがなで『のうん』と書かれた名札を着けた――――。
まるで…下手をすれば低学年の小学生がプールで着てるような恥ずかしい形状の…スクール水着…!!///
「あはははははっ☆わー!!ママ、かーわいー♪」
「へ~…ちょっとガキっぽいけど、アタシは別に嫌いじゃないぜ?カワイイじゃん♪」
「ソウダヨ!!ノウンハ、カワイインダカラ!モット、ジシンモッテ!!」
――――――カワイイ。カワイイ。カワイイ。
続けばやに3人の美少女たちから、何度もその言葉を浴びせられれば。
もうそれは死ぬほど、ほっぺたが真っ赤なのが見ずともわかるくらい恥ずかしくて…///
「やっ…んにゃあっ……///」
…まるで…短いスカートを穿いている少女が恥じらうように…必死で腰のフリルを伸ばして、少しでも身体を隠そうとしちゃって…///
それが、とっても女の子みたいな仕草だって気づいたら…もう、涙目にまで、なっちゃてぇ……うぅ…///
「アァ…モウ…ナンデ?ドウシテソンナニカワイイノ!?」
「今日の毛繕い、担当アタシだったよな?」
「んへへ~♪ママ、あたし、おっぱいほしーい!!」
――――だきっ♡ぎゅむっ♪ぎゅーっ///
そして、気づいたときには…3人の美少女に…抱きしめられ、抱き着かれ、甘えられて………。
甘い甘い、ふんわりとした、どこまでも優しい女の子の香りが、家の中に充満して…。
あ…このニオイ…じぶんからも…でてるよぉ……///
そして自分が、その女の子たちと、同じ存在なのだと嗅覚で知らされてしまっては。
もう、すっかりそれらに抵抗する気力もそがれてしまって…。
「にゃ――――――んむっ♪」
…あぁ、この唇、だれのだろ……。
結局この日も寝れたのは……彼女たち3人がぐっすり寝静まった後のことでした…。