無人島の猫百合姫 ~ハードコア孤島サバイバルが百合ハーレムになるまで~ 作:Kkmn
「うーん、だいぶ熱もニオイもひいてきたな・・・。これならもう明日くらいにはもう終わってるだろうよ。」
「うんぅぅ・・・むにゃぁ・・・」
甘えるノウンの可愛らしいおでこに添えられたカミューちゃんのもふもふの手。
それにじゃれついていた彼女はそれが自分から離れていくと不満の声を漏らしました。
ーーーー終わる。と言うのは、言うまでもありません。
彼女をここまで、苦しめた?・・・いえ、彼女を素直にしてくれた、『発情期』のことです。
思えば、短かったような、長かったような・・・不思議な時間でした。
しかし終わってしまえば、やはりこの発情期は彼女にとって良い転機だったと断言できます。
今まで『自分は男だから』という理由で、私たちから一歩引いた場所で、いつも私たちの為に頑張り続けていたノウン。
・・・きっと辛くて、苦しかったはずです。たとえ自分が気づいていなくとも。
食い違うカラダとココロ。
自分だけでなく他人の命までも背負う覚悟。
別の世界のような場所にたった一人で投げ出された恐怖。
それらはきっとそう遠くない未来、彼女を押し潰してしまっていた事は想像に難くありません。
そう思えば・・・こうやって今、私たちに心の底から甘えて、素顔をさらけ出してくれていることは。
それはきっと、かけがえのないほど素晴らしく尊いモノに違いないのですから。
「ママ、やっと元気になってくれるの?やったぁ~☆」
「そうだな。・・・2周間くらいか。長かったつーか・・・ま、大変だったな」
「フフ、デモ、ワタシハ、タノシカッタ♪」
「あー・・・ま、それはアタシも否定しねーけどよ♪」
カミューちゃんも、レイシア様も、きっとこの2周間は楽しかったことでしょう。
ノウンのことを一番愛しているのは私だと自負していますが、それに劣らず彼女たちもノウンのことを愛していますから。
そんな彼女に頼られ、世話をして、守って、愛し愛される。
その生活はたとえ以前より大変でも、充実して仕方のない素晴らしいモノだったのですから。
「・・・でもアンタ、よかったのか?このガキはともかく、アタシみてーな野良犬がアンタの王子様とイチャイチャしてよ。」
ーーーーーわしわしっ♥️
「きゃはは~☆ポチの手もっふもふ~♪」
そう言ってレイシア様を髪をわしゃわしゃとするその手には慈しむような優しい感情が乗っていて。
それは間違いなく出会った時にはなかったカミューちゃんなりの彼女への愛情が感じられて、なんだか嬉しくなりました。
「ワタシ、ノウンノコト、アイシテル。デモ、カミューチャンノコトモ、ダイスキ。・・・ダカラ。ナニモ、モンダイ。デショ?♪」
「んなっ・・・///あーもう、アタシもアンタのことは嫌いじゃねーけどさぁ・・・♪」
にっこりと微笑み小首を傾げて見せると、ほほえましい反応を返してくれました。
魔なる者を排斥していた私の国に居た頃には、魔獣との交流など考えもしませんでしたが。
でも出会い方こそ最悪だったかもしれませんが、今となってはカミューちゃんも私の大切な家族の一人です。
「・・・ソレニ、マチガッテル。」
「んあ?なにがだよ。」
「・・・ノウンハ、オウジサマジャナクテ。
ワタシタチノ、オヒメサマ、デショ?♪」
「ぷっ、くははははははww違いねぇ♪そうだな、コイツはアタシらの姫様だな!!」
「??ママ、お姫様なの?私とおそろいだー♪わーい!!」
『~~~♪』むぎゅむぎゅ
ーーーーーぎゅむぅぅぅぅ♥️
「ふぇっ、ふにゃぁっ?♪おひめ、さまぁ・・・?」
私たち3人・・・いいえ、4人に抱き締められたノウンがぼんやりとした声で応えました。
「だってよ♪よかったなノウン姫♥️」
「ウン、ソウダヨ。ノウンハ、ワタシタチミンナノ、ダイジナ、カワイイ、オヒメサマ・・・♪」
「おひめ、さまぁ・・・わたしぃ・・・♪えへへぇ・・・♥️」
頬が緩み、その幼い美貌がへにゃりと柔らかな笑みを浮かべます。
はぁ・・・♥️なんていとおしいのでしょう、なんて愛らしいのででしょう。
この笑顔が見られるなら、永遠にこの島から出られなくとも構わないとさえ考えてしまいます・・・♥️
「そーだ!ママ!これね、みつけたお花でティアラつくったんだー!!おねーゃんといっしょに作ったの♪ママにプレゼントしてあげる!!」
「わぁっ・・・♥️かわいい・・・♪」
そう言ってレイシア様が取り出したのは、昼間見つけた花で編み込んだキレイなお花の冠。
私が紐を編む要領を教えたところ、器用にも手工芸品にも劣らない美しいモノをお作りになったのです。
「にへへ、ママ、大好きだよ。ずっと一緒にいてね?」
「~~~~~っっっっ♥️♥️にゃぁっ・・・♪」
・・・咄嗟に乳房を抱えたのは、きっとおっぱいが溢れないようにするためでしょうか。
レイシア様に花のティアラを載せられた彼女は、うっとりとそれに指を這わせ幸せを噛み締めているようです。
「えへへぇ・・・おひめさま・・・♪わたし・・・んぅっ・・・♪」
「ん?あれ・・・どうしたんだよソレ、ノウンの服が・・・・」
「エ・・・?ホントダ、アン、ドウシタノ?」
するとどうしたことでしょう。
ノウンの身に付けていたフリルのついたスクールミズギ(という名前らしいです)がその形を崩していったのです。
不思議なスライムであるアンの体の一部であるそれは、その形状をドロドロに溶かしていきました。
しかしただ崩壊していっている訳ではありません。それは元とは違う形、そして色になり、再び彼女の体に纏われようとしていました。
「・・・アレ?コレッテ・・・」
『あるじさまのいめーじ、つよすぎ』
『ふくのすがた、たもてない』
ーーーーーーーぴょんこぴょんこ!
どうやらアンにとっても予想外のことらしく、何やら慌ただしくぴょこぴょこと跳ね回っています。
・・・ちょっとかわいいですね。
ノウンに目を戻すと、彼女を包む「それ」はかなり形をはっきりとさせていました。
・・・紺色で青っぽかった色はすっかり抜け落ちてしまい、その色は真珠のようなピュアホワイトに。
そして肩を大きくむき出しにする形状こそ変わらないものの、デコルテまでも大胆に見せるビスチェのような形状。
それもハートに切り込みが入れられた、丸みのある可愛らしいラインです。
カラダにフィットする感じだけは変わらず、彼女のキレイなバストラインやウェストラインを美しく引き立てていました。
そして一番の違いは、そのウエストから大きく長く直線的に広がっていっている純白のスカート。
裾の部分にはトレーンまであしらわれていて・・・その先を目で追うと、裸足だった素足に今まさしくパンプスが形作られていました。
「あ・・・にゃに、これぇ・・・♥️」
ノウンのピンクの唇から漏れた、戸惑いの色。しかしその中には、隠せてない喜びの色がありました。
そして仕上げと言わんばかりに、両手から二の腕にまで張り付いていたアンの一部が形成を終えました。
そこにあったのはドレスの色を乱さない純白の、サテンのような材質の美しいロンググローブ。
そして、全てを終えたのち、私たちが抱き締めていた彼女は・・・まさしく。
『花嫁』という言葉に相応しい、ピュアホワイトのウェディングドレスを纏った猫耳の女の子・・・♥️
「・・・は、ははっ♪マジかよっ、コイツぁやべぇよ・・・♥️エロ過ぎんだろ・・・♪」
「うわぁっ・・・ママっ・・・すごい♪・・・すてきっ♥️」
「ソウイエバ、イッテタヨネ?ノウンノ、アタマノナカノ、イメージデ、アンガ、フクニナルッテ。」
「ふぇっ・・・?う、うそぉ・・・わ、わたし、こんにゃ、およめさんみたいにゃ、おようふくをぉぉぉ・・・♥️」
シルクグローブに包まれた両手で、真っ赤に染まったほっぺたを抑えるノウン・・・♥️
あぁ・・・頭に載せた花のティアラから漂う花の香りも相まって、その姿はとんでもなく可憐で美麗で可愛くてーーーーーーー。
「ダイジョウブ、ナニモ、ハズカシクナイヨ?ムシロ、トッテモニアッテル♥️」
ーーーーーーだきっ♥️
「そうだなっ♪なーんも変なこたねえよ、お前はメスなんだしなっ♥️」
ーーーーーーぎゅぅうっ♥️
「うんっ、ママはわたしたのーーーおよめさん、なんだもんっ♥️」
ーーーーーーぎゅむっっ♥️
『なんか』『ぎゅっとしたい』
ーーーーーーむにゅっ♥️
「ふみゃぁぁぁぁ♥️・・・みゃふぅっ♥️わたしもぉ・・・みんにゃの、およめさんににゃれてぇ・・・うれしぃ・・・♪
みんにゃ、だいしゅきぃぃぃぃいぃぃいいいっ♥️」
そして、私たち4人は・・・大好きで可愛い『お嫁さん』を、心の底から強く、いとおしく抱き締めましたーーーーーー♥️