無人島の猫百合姫 ~ハードコア孤島サバイバルが百合ハーレムになるまで~   作:Kkmn

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48. 【朗報】少女達、新居へお引越しする

「は~いママ~☆ふつかぶりー!!」

 

「おいおいおい…たった二日だけでエライ発展ぶりだなぁ…むこうより色んなモンできてんじゃねぇか」

 

 

 

 

 

ポカン、ポカンと森の中でお手製石器で竹を加工しまくっていた、わたしたちの所に来てくれたのは…レイシアちゃんとカミュー。

 

どうやらアンに遠くから呼びかけたのは上手くいったらしい。

 

二人を先導してきた猫耳スライムはドヤ顔…顔ないわ、で定位置(わたしの頭上)に飛び乗ってきた。

 

 

 

 

 

「あはは、ごめんね…一度やりだすと止め時がわかんにゃくてさあ」

 

「ドウ!?コレミーンナ、ノウンガ、ツクッタノ!!スゴイリッパデショ!!」

 

 

 

 

 

そういって両手を広げるエルゥの前にあったのはここ数日で作り出した色々な工作物の数々…。

 

しなやかで丈夫な縄、そして石斧で切り出した豊富な木材のおかげで材料に困ることはほぼ無かった。

 

それに比べて海岸だと流木や落ちてる枝くらいしかなかったから…。

 

 

 

でも、ここだと色んなモノのおかげで色んなDIYのアイデアが浮かんでくる!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ~たいしたモンだな…。これ何だっけ?確か西の帝国あたりに大量に生えてる木だろ?タケ、だったか。」

 

「ソウナノ。コンナニ、イロンナモノニ、ツカエルナンテ、シラナカッタ!」

 

「はい、レイシアちゃん…コレ。この中にアレ、入ってるからね。」

 

「ふぇぇ?なにこれなにこれー!?中でなにかちゃぷちゃぷしてるー!!」

 

 

 

そう言って手渡したのは竹で作った簡単で原始的な水筒。

 

これもまた、本当に竹を節で切り取って、片側の節の所に呑み口の小さな穴を爪を打ち付けて作ったモノ!

 

ちゃんと切れ端からその穴にぴったり合って塞げる栓も作ったし、しっかりした水筒だよ。

 

 

 

 

 

で…中に入ってるのは…レイシアちゃんがそろそろ欲しがってるであろう、わたしのアレだけど…。

 

 

 

 

 

「ほらココ、この栓を外して中身を飲んでみて?」

 

「ん~?」

 

 

 

 

 

――――きゅぽっ、とぷっ…こくこくっ…

 

 

 

 

 

おぉ…よかった!ちゃんとレイシアちゃんでも飲める形になってるみたいで安心したぁ。

 

これならあらかじめこの容器に移しておけば、みんなの前で恥ずかしい…授乳をしなくても…///

 

 

 

 

 

「…おいしくなーい……」

 

「にゃ」

 

「ママのおっぱいからじゃないとやーだー!!全然おいしくないもん!!」

 

「えっちょっ……ふにゃああぁぁぁぁああああぁぁあっっっっ!?!?!?!」

 

 

 

 

 

ぎゃあああ!!子供に!子供に服を無理やり剥がされて…きゃあああおっぱいがあああああっっ!!?!

 

ちょ、ちょっと助けて!エルゥ!カミュゥゥゥー!!!!

 

 

 

 

 

「おぉっ!!やっとビン以外のまともな水の入れ物が手に入ったのかよ、へ~よく考えたなぁしっかりできてんじゃん」

 

「ソレダケジャナイノ、コッチニハ、ナベ、モツクッテルノ!」

 

 

 

 

 

ぎゃああああわたしのことより竹の方が優先なのぉぉぉ!?

 

確かに頑張って作ったから褒めてくれるのは嬉しいけどぉぉぉ!?!

 

 

 

 

 

――――はむっ、ちゅくっ…こく、こくっ♡

 

 

 

 

 

「ぅんむっ♪…んく、んくっ♪」

 

「ふにゃぁ……///う、うぅ……でも、やっぱり、こうやっておっぱいあげてるの…幸せに感じちゃうよぉ……///」

 

 

 

 

 

きっと…多分授乳することによって出る脳内物質が、母性本能を強烈に刺激してるのだろうか…。

 

その結果、する前はどれだけ嫌がってて恥ずかしがっても、一度おっぱいをあげ始めてしまえば。

 

言いようのない多幸感、そして愛情とか、誇らしさとか…母性が無限に溢れてきて…///

 

 

 

あぁっやだっ///わたし、どんどんこの子のママに染まっていっちゃってるよぉ…///

 

 

 

 

 

 

 

◇◇◇◇◇◇

 

 

 

 

 

「ん~…けぷっ♪」

 

「うぅ…あっ、背中とんとんしてあげにゃきゃ…///」

 

 

 

 

 

すっかりとお母さん姿が身に付いたノウンの姿は微笑ましいというか美しいと言いますか…素晴らしいですね(にっこり)

 

レイシア様を軽く揺すり、背中をとんとんと叩きゲップをさせてあげる様はもう完全に…あぁ私もして欲しい。

 

 

 

 

 

 

 

「ミテコレ。モウ、グラグラノ、カメノコウラデ、リョウリシナクテイイノ。」

 

「コイツもすげぇなぁ…竹で作った筒を吊り下げて火にかけれる台ってことか、単純だけど何で思いつかなかったんだろうなぁ。」

 

 

 

 

 

はい、そんなノウンを傍目に私はカミューちゃんにポットフックの披露をしてました。

 

これは素晴らしいです。竹筒を火の上に吊り下げてくれる簡単な木の棒ですが、その便利さたるや…。

 

 

 

しかし…これは驚くほどに単純な構造でした。

 

まずY字に分かれた大きい枝を2本と長い木の棒を一本、ノウンは用意しました。

 

 

 

そしてY字の枝をそれぞれ互い違いの方向にしっかり地面に打ち付け、それぞれのVの部分をくぐらすように棒を通したのです。

 

さらにその棒の地面に埋まった方に重たい石を乗せ…その作業時間僅か20分。

 

 

 

 

 

『ハイ、これだけで完成にゃんだ!!』

 

 

 

 

 

たったこれだけです。

 

だというのにも関わらず、その構造は上下どちらからの圧にも確かにしっかりと耐えうる非常に理にかなったモノでした。

 

 

 

そして斜めに固定された木の真下に焚火を移し、上から縄で竹の筒を吊り下げれば…。

 

 

 

 

 

「ハイコレ。マツノ、オチャ、ワカシタノ!!」

 

「おぉっ…カップまで作ったのかよ!!こりゃあいいな」

 

「デショ♪アツイノ、イレテモヘイキダシ、モチヤスイノ!」

 

 

 

 

 

竹のカップに注いだマツの葉のお茶からは素晴らしく品のある香りが漂っていて、リラックスさせてくれます。

 

それにカミューちゃんに言ったように、しっかりとした厚さのおかげで熱い液体が注がれていても平気なのです!

 

 

 

凄いです…。竹という木がここまで様々な恩恵を与えてくれるモノだとは思いませんでした。

 

そして、それをこうして加工するノウンもそれ以上にスゴイです…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ずず……んー、悪くねぇじゃん♪アタシこんな細々したの性にあわねーと思ってたけど、タマにはいいな」

 

「そ、そう…それはよかった…あんッ///」

 

 

 

横からそれに返事したのは…レイシア様を抱きながら、と言うより授乳しながら傍に来ていたノウンです。

 

…ムラムラするので色っぽい喘ぎを漏らすのはやめてもらえないでしょうか。

 

 

 

 

 

「この石で囲んだ焚火もちょっと工夫してるんだ。ロングファイヤー式って言って、長時間しっかり燃えてくれる組み方にゃの…。」

 

「はぁ?焚火に違いなんかあんのかよ?」

 

「うん、この組み方だとかなり長持ちしてくれるんだ、これも丸太があるからこそできる方法で……ふ、んにゃァッ…///」

 

 

 

 

 

…ノウンの代わりに私が軽く説明しておきましょうか。

 

 

 

コレはタテに真っ二つに斬った丸太を3つ用意し、下2つ、上1つに重ねたモノだそうです。

 

そして最初はその重ねた隙間に入れた枝を燃やし、その後はじっくりと外側の丸太が燃えていくのだとか。

 

何でも燃えるのに必要な空気がじわじわ入ってくるからだとか…そのあたりは良くわかりませんでしたが。

 

ノウン曰く。

 

 

 

『これにゃらもう、寝てる間に火が消えるにゃんてコトとはオサラバにゃの!!』と大喜びで耳と尻尾をぴょこぴょこさせてました。

 

 

 

…そして、それをつい可愛くなって思い切りにぎにぎしたら涙目で飛び跳ねました。

 

 

 

で、それらについておっぱいをちゅうちゅうされてアンアン喘いでる彼女に代わってカミューちゃんに説明したところ。

 

 

 

 

 

「ふぅん、それならもうコッチに全員移るか。こんだけ色々揃ってりゃこっちの方が住みやすそうじゃん♪」

 

「う、うんっ。わたしもそう思ってたの…だから今日はみんな、拠点じゃなくてココで寝よ?」

 

「ん~ぷはっ♡わーい!ひっこし!ひっこしだー!」

 

「ソレジャア、アシタカラ、ミンナデ、サギョウデキルネッ♪」

 

 

 

 

 

―――――わいわい、きゃっきゃ♪

 

 

 

 

 

皆の明るい声が、焚火だけが光源の暗い森の中に響き渡ります。

 

新しい拠点への明るい希望と、これからの生活への期待が私たちを自然と笑顔にしてくれました。

 

 

 

しかし。

 

 

 

 

 

「…でもこのハンモック、2人用かも…。」

 

 

 

 

 

…………はい?

 

 

 

 

 

 

 

「………」

 

「………」

 

「………☆」

 

 

 

 

 

明るい声が消滅し、途端に森の中には殺気が張り詰めました。

 

 

 

 

 

「…コノハンモック、ワタシト、ノウンガ、イッショニツクッタノ。ダカラ、ネ?」

 

「はぁ?アタシがコイツがいない間、どれだけ一人でメシ採ってたと思う?見せてやろうか?」

 

「…ママ、わたしのコト、おっぱいでぎゅ~ってしてないとよくねむれないんだよね?ね~ママ☆?」

 

「~~~」ぽにゅん、ぽにゅん。

 

 

 

 

 

あれおかしいですね。焚火からきちんと離れた所に腰かけているというのに火花が見えますね。

 

あとそしてもう一人参戦してきた人物…?たぶん人物がいますね。

 

 

 

 

 

「ソッカ…ヤッパリ、チャント、イチド、シツケナイト、ダメカナ?」

 

「そうだな…やっぱちゃんと一度どっちが強いかって教えてないとダメだよなァ…!!」

 

 

 

小さく呪いを唱え、右手に獣支配の呪術を纏わせ臨戦態勢を取りますッ…!!

 

カミューちゃんとノウンが愛し合うことに異論はありませんが、それとこれとは話は別ッ!!

 

 

 

「アン?いーこだからね?ね?ワタシのほうがだきごこち、いいんだからね?」

 

「~~~!!!!」ぶんぶんぶん!

 

 

 

 

 

「……お願いだから、みんにゃ、焚火とか壊さないでね…。」

 

 

 

 

 

ノウンがぽつりとそんなコトを呟きましたが…しったことではありませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

まぁ結局翌朝…全員正座でお説教されましたが。

 

 

 

…可愛らしい牙を口元から覗かせ、プンプンと怒るノウンは最高に素敵だったので良しとしましょう。

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