機動戦士ガンダム シンデレラの靴   作:ブンドコドロン

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第二話となりました ここから本格的に物語が動き出す かもしれません、たぶん。




レニーとシンデレラ

 

「私を馬車で連れてって」

 

「は…はい?」

前回までのあらすじ ジオン共和国に住む普通の少年レニー・ハートマン!ホームレスに絡まれたために学校に遅刻しそうと路地裏に入ろうとすればまるで絵に書いたかのような美女と遭遇した!

 

 

(レニー・ハートマン視点)

 

(馬車?何言ってるんだこの人…)

馬車といえば昔本で読んだことがある、なんでも馬を使った乗り物で馬を使って車体を引っ張らせるとか…今でも一部の観光コロニーにはあるらしい、僕本人は見たことないけど。

 

「ふふふ レニー…そう…貴方はレニーっていうのね素敵な名前だわ」

「ああ ど、どうも」

この時の僕は学校に遅刻しそうとかそういうことはすっかり忘れていた、そうなるくらい目の前の彼女には不思議な魅力があったのだ。

「そうね、レニーばかりが名乗るのも不公平だから私の名前も言っておかないといけないわ 私は」

 

 

 

 

「動くな!!!」

 

 

「ッ!?」「あら」

その時だった 大きな怒鳴り声をあげながら二人の男が僕の目の前に現れた

「動くな001!大人しく投降しろ!」「抵抗の度合いによっては最悪これを使うことになるぞ!」

現れたのはジオン系のパイロットスーツを着た二人だ、パイロットスーツに関してはパパに何度も見せられてきたから見間違えるはずもない

「え……えっと…?」

「001!貴様まさか人質を取ったのか!」「おのれ…少年いますぐその女から離れろ!」

「ふふふっ 私のことはシンデレラと呼んでほしいと言ったのに 分からず屋ね、まるで意地悪な継母のようだわ」

 

なんだか僕の知らないところで話が進んでるけど僕は身を震わせることしかできなかった だって男達は明らかにジオン共和国軍の人や警察官には思えなかった、なんたってジオン共和国じゃなくてジオン公国のエンブレムを身に付けていた、そして何より手に持っていたのが携帯用光線銃だったからだ。

「あの…僕まったく状況が呑み込めなく

「意地悪な継母の言うことなんて聞く必要ないわ 行きましょうレニー」「えっ!?」

 

 

 

「なんだと!クソッ!逃がすな追え!」「001の確保を優先しろ!民間人に被害が出るようなことがあれば始末しても構わんとのことだ!」

次の瞬間僕は灰色の髪の女性…シンデレラに手を引かれ路地裏を駆け出していた

「えちょっと待って!?」「レニー私はこんな汚い場所通ったことがないの 貴方にエスコートしてもらいたいわ!」

「なに言って……」

 

ドッ!

「……」

困惑しながらも必死に考える僕だがその次に響いた銃声で頭が真っ白になった 恐らくあの二人組の男達が発射したものなのだろうか。

「早くしてレニー じゃないと狂暴な狼に食べられてしまうわ。」

その時僕は察した この状況はかなり危なくて、なおかつ命に関わる危険な状況だということに。

(な、なんでこんなことに…早く逃げ…)

「ねぇレニー 貴方は可哀想なシンデレラを見捨てて逃げる意地悪な魔法使いではないでしょう?」

 

ギュッ シンデレラが僕の服の袖を掴んできた

「ーーーー…付いてきてよ!」

僕はシンデレラの腕を掴むと全速力で走り出した

(僕の馬鹿馬鹿!!!)

男達の目的はたぶんこのシンデレラ…男の人達は001って呼んでた彼女のことなんだろう 最悪僕が二人に彼女を引き渡すことだってできたはずだ、なのに僕はできなかった。

 

パパが言ってた「男は女や弱いやつを守るために強くなれる」

ママが言ってた「困ってる人には真摯に寄り添ってあげなさいと」

恐らくパパママの教育の賜物なんだろう そして何より

 

「ねぇレニー 優しいレニー どうして貴方は私を助けてくれたの?」

「……ここで貴女を見捨てたら 後味が…悪い気がして…」

「………ふふっ」

 

僕は路地裏を全速力で走った いつも近道に使ってるし小さい頃は探検もしたからこのコロニーの路地裏に関しては誰よりも熟知してるつもりだ

途中で銃声や怒声 それに混じって猫の鳴き声が聞こえたりもしたけど、僕は一心不乱に走り続けた 二人に追いつかれないように 彼女の手を離さないように。

 

 

「あそこに隠れよう!」

俺はふいに扉を見つけた なんの建物の扉かは分からなかったけどこの複雑な路地裏をずっと走り続けるのも限界がある それにシンデレラが

「もしかしたら街へ出たら他にも飢えた狼がいるかもしれないわ」

たぶん他にも仲間が居るってことなんだろう、だから僕は一か八かここに隠れてやり過ごすことにした

 

 

 

「くそっ!どこに行った001は!」「分からない…手分けして探すぞ!」

 

 

 

どうやら運良く撒けたみたいだ…男達の足音が離れていくのを感じた

「助かったわ助かったわ…本当に素敵な人ね優しいレニー」

「ハァ…ハァ……あっ…はい」

こんな綺麗な女の人に素敵って言われるのに満更でもない自分がいた でも男達がいつ戻ってくるか分からない もしも僕と彼女が見つけられたらどんなことするか分かったもんじゃないだろう…

(この先はどうすれば…

「ねぇ見て頂戴レニー あんなところに馬車があるわ」

 

 

 

「え……?」

 

 

僕は振り返るとそこには

 

 

 

「モビル……スーツ?」




一話と二話で連続してMSどころか兵器にも乗らないガンダム二次創作小説
第三話こそは…なんとか戦闘シーンを書きたいと思ってます…そしてここから読者参加形式の本格スタートになる…かもしれません。
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