ドラゴンボール・Z ありえたかもしれないもう1つの未来   作:Humiya

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あけましておめでとうございます。めちゃくちゃ久しぶりですね。前回から半年弱経つということで本当に申し訳なかったです。
久しぶりにマイページでお気に入りを確認した時たくさんの方にお気に入りにした頂いたことを確認し、書かなければと使命感そしてモチベーションが湧いて来て今回投稿しました。久しぶりですがお楽しみください

では、どうぞ!


第9話 暗黒の思惑、魔人との闘い

俺は拳を振り上げ腕でガードをするダーブラに重い一撃を食らわせる。

後方に吹き飛んだダーブラの背後に高速移動し、背中から強烈な蹴りを放った。

 

「ぐぅぅ…!?」

 

ヤツは顔面から地面に叩きつけられ、苦しそうに声をあげる。

 

「どうした、その程度か?」

「くそ!この…わたしが!?」

 

俺は立ち上がったヤツの正面に立ち様子を見る。先程からこちらの攻撃をモロに食らっているはずだが気が少ししか減っていない。そのことからヤツはまだ力を隠しているはずだ。

 

「弱っている振りはやめろ!お前の気が全然減っていないことに俺は気付いてるぞ」

 

俺がそう言うと、ヤツはどこか不気味な笑い声を上げこちらを見てくる。

 

「流石孫悟空の息子だな。あの時代とは力も心も違うと言うことか…。」

「何…?。あの時代だと?」

「くっくっくっ…。貴様には関係ない事だ。この時代も仕方なくバビディに従っていたがいいものが見れたな。」

 

言葉を言い終えた途端ヤツは俺の目の前まで近づいていた。咄嗟に体を右に逸らし攻撃を避ける。振り抜いた勢いのままヤツは回し蹴りで俺の腹部を習ってくる。俺は思いっきり跳躍し踵から脳天を狙う。

 

「超サイヤ人3と言ったな、まさかここまでの実力とは思わなかったがまだ私には届かない」

「なっ!?」

 

当たる感触がないと共に俺は体が宙に浮くのを感じた。俺の足を掴み上空に投げ飛ばしたようだ。俺は体を回転させ勢いを殺す。

しかし、ヤツの方を向いた時にはそこに居らず背中に強い衝撃を受ける。

 

(想像以上に速い!)

 

俺は受身を取る間もなく地面に叩きつけられた。地面の冷たい感触を感じながら素早く呼吸を整え立ち上がる。後ろにヤツの気を感じる。

 

「はぁぁぁぁ!!」

 

振り向いたと同時に気功波を放ちヤツの近くに移動する。土煙が上がっている中で顔面に拳を食らわせる。

 

「ぐぅっ!」

 

流石のヤツもここまで与えたダメージからか大きく仰け反った。その隙を見逃さずに体に何発も拳を打ち込む。

 

「はぁ、はぁ、はぁ」

 

最後に近距離から気弾を撃ちヤツを吹き飛ばした。俺は肩から息をするぐらい体力が減っていた。

 

(やっぱり超サイヤ人3は体力の消耗が凄いな。ヤツも弱ってきているが魔人ブウとの闘いも考えなければ…)

 

俺の放った気弾が爆発した地点から姿を表した。ヤツも呼吸を乱してはいるがこちらを見てニヤリと笑う。

 

「いいぞ孫悟飯。ここまでわたしを楽しませくれたのはお前が初めてだ。殺すつもりだったがここで殺しては面白くないな」

「なんだと!?」

 

ヤツは俺に手を向けていきた。俺は片腕でガードをするが何も来ない。

 

「!?」

 

少しすると自分の気が元に戻っていることに気が付いた。

 

「一体何をした!」

「お前の気を回復してやったのだ。この時代の貴様はあの時よりも殺しがいがあって面白そうだ。再び会うのは歴史が変わった時かな?」

「待て!!」

 

ヤツは意味深な言葉を残しどこかに瞬間移動してしまった。気を探ってもどこにもなく俺は歯を噛み締める。

 

(ヤツの言ってた言葉は一体…。でも今はそれどころじゃない!)

 

意識を切り替え離れた場所にいる魔人ブウの元に急いだ。

 

 

 

 

 

魔人ブウの元に近づくにつれて邪悪な気を肌で受ける。界王神さま達の姿が視界に映る。その姿を確認した俺は超サイヤ人3へと変身し加速した。

 

「やめろぉ!!!」

 

目にも留まらぬスピードでその速さを乗せた一撃を魔人ブウの顔面に与える。まともに受け身も出来ずにヤツは数メートル先まで飛んで行った。

 

「なんとか間に合ったようですね。界王神さま」

「悟飯さん!よかった、ダーブラを倒せたんですね!」

「その話はまた後で」

 

後ろを振り返りみんなの安全を確認する。みんなボロボロだがなんとか生きてるようだ。そして、

 

「久しぶりだな、トランクス!立派に成長したな」

「ご、悟飯さん…!?」

 

トランクスは涙を流してた。俺だってトランクスに今まで辛い思いをさせた思いで泣きそうだ。でも魔人ブウは、地球の危険は去っていない。

 

「トランクス、泣くにはまだ早いぞ。まずは魔人ブウを倒さなきゃな!」

「は、はい!悟飯さん!」

 

トランクスは膝に手を起きながら立ち上がる。少しふらついてはいるが目は俺をしっかりと捉えてる。

 

(本当にしっかり成長したんだな…)

 

「来るぞ、トランクス!!」

「はい!はあぁぁぁ!!!」

 

俺の横に立ったトランクスは超サイヤ人2に変身した。

 

(トランクス、お前も殻を破ったんだな)

 

「ブゥー!!!誰だ、俺のことをなぐったやつは!許さないぞ!」

 

ヤツは頭の穴から蒸気を放ちながら気を膨らませる。俺は地を蹴り、先陣を切る。頭部を狙った拳はヤツに受け止められる。そのまま横に投げられるが、受け身から再び攻撃を仕掛ける。

 

阿吽の呼吸でトランクスと前後から同時に別々の箇所を狙う。しかし、ヤツは体を変化させたせいで俺たちの攻撃は当たらず、体を戻したヤツの攻撃を逆に受けてしまう。

 

「怖い顔になったって、ちっとも怖くないぞぉ〜!」

「そう言うことだ〜。やっちゃえ魔人ブウー!」

 

魔人ブウは俺のことを指さし、宣戦布告をしてくる。超サイヤ人2になったトランクスは相手にしてないようだ…。なら、それを利用させて貰う!

 

「トランクス、お前は思っきり気を上げて俺が合図したら特大の一撃を叩き込むんだ!」

「わかりました!」

「来い、魔人ブウ!」

 

俺は魔人ブウに応えるようにここから少し離れた位置まで高速移動し、ヤツの出方を伺う。案の定ヤツは俺にだけ攻撃をしてきた。

 

「だあぁぁ!!」

 

ヤツの拳に正面からこちらも拳をぶつける。打ち合った時点から衝撃波が発生し、周囲の地面を抉る。そこからヤツの攻撃を交わしつつ俺も攻撃を仕掛けるが、ヤツの体型の割に素早い動きでこちらも当たらない。

 

一瞬の隙を付きなんとか一撃与えることが出来、トランクスの様子を見る。今のトランクスの全力が分からないが、この少しの時間で随分気を溜められたようだ。

 

「だりゃあぁぁぁ!!」

 

トランクスから視線を魔人ブウに戻し右手に気を纏い全力で振りかぶる。しかし次の瞬間俺の視界がピンク色に染まった。ヤツは自分の体を伸ばし俺のことを締め付けてきた。

 

「くっ!」

「いいぞ、いいぞ、魔人ブウ〜」

 

バビディの得意げな声を聞きヤツは更に俺のことを更に締め付ける。俺は気を解放し俺のことを囲んでいるヤツの体を吹き飛ばす。

 

「トランクス!今だ!」

「はい!「魔閃光!!!!」」

 

俺はトランクスに合図を出し、俺も共に魔閃光を即座に放つ。俺がヤツの体を吹き飛ばした反動で俺たちの魔閃光は見事に命中した。

 

「ブゥーー!!??」

 

ヤツは遠くまで吹き飛び、魔閃光が着弾して大きな爆発を起こした。

 

「はぁ、はぁ」

「大丈夫か、トランクス?」

「はい。なんとか…」

 

流石のバビディも今の攻撃には焦ったのだろう。俺たちに目もくれず魔人ブウの元に向かって行った。後ろから足音がして振り向くと、

 

「やりましたね。悟飯さん!」

「界王神さまも大丈夫ですか?」

「ええ、トランクスさんにも守って貰っていましたから」

 

界王神さまとキビトさんが近くに来ており、2人の状況も確認することが出来た。

後はバビディだけですね、と界王神さまは魔人ブウが倒されたと思っておりどこか安心した様子だ。でも、

 

(まずいな、今までよりも邪悪な気が魔人ブウから発せられている)

 

俺が危険を考えていたその時、何かが一瞬で俺の側面を通り抜けて行った。

 

「ぐわぁぁ!?」

「うぐぅぅ!?」

 

すぐさま振り返るとそこに界王神さま達の姿はなく、直後爆風によって上がった土煙に視界を奪われた。

視界が晴れた時には3人とも俺の近くには居らず、少し離れたところでボロボロになって倒れていた。

 

「お前、ムカつくな。俺もう許さないぞ!」

 

邪悪な気の方に向くと魔人ブウがそこに立っていた。ヤツは吹き飛ばした体を回復させ、こちらを睨んでいた。更に驚くべきことにヤツの足元には先程魔人ブウの元に行ったバビディが倒れていた。

 

「バビディをどうした!」

「ホッホホーイ。殺した」

「なんだと!?」

 

魔人ブウを復活させたのはバビディのはずだ。でもヤツはバビディを殺した。怒りに身を任せたのか、それともバビディがいたら何か不都合があったのか。どちらにしろトランクス達はもう限界だ。俺がここでヤツを倒さなければならない。

 

「はぁぁ!!魔人ブウ、今度こそ決着を着けてやる!」

 

気を全開にし魔人ブウと対峙した。ヤツとの全力全開の超決戦が始まった

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