比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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夏合宿終了!

 

 

八幡side

 

 

結局あの夜、俺とフジはそのまま朝までぐっすりグッドナイトしてしまった。いやね?そんなつもり無かったんだよ?ホントだよ?けど意外と寝心地が良かったのに加えてユラユラ揺れるもんだから………な?分かるだろ?分かってくれるだろ?

 

そんなわけで翌朝、俺とフジはルドルフとエアグルーヴ、アマゾンに正座して(俺だけな?)謝罪をした。フジもあれこれと俺を庇って俺もフジを庇っての無限ループだったので、取り敢えず両成敗という形でその日のウマ娘全員分の朝飯を作ってあげたのだ。ホント疲れた。フジとアマゾン、これいつもやってんの?凄くね?

 

 

まぁそんなこんな終盤間際にちょっとやらかしてしまったわけだが、そんな夏合宿も終わりを迎えて、今は生徒をバスに乗せて人数確認をしているところだ。俺は行のバスでは栗東の生徒を見る為に乗っていたが、帰りでは美浦のバスに乗る事になっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

のだが、少し問題が起きている。

 

 

シービー「ねぇねぇ良いでしょ?あたし八幡と隣が良〜い!良いでしょルドルフ〜?」

 

ルドルフ「シービー、八幡君は君のクラスメイトではないし、お友達でもないのだが?」

 

シービー「じゃあ何でルドルフの隣なのさ〜っ!?」

 

ルドルフ「八幡君とは今後の学園の事について少し話したい事があるんだ。だから時間を貰うだけさ。」

 

シービー「嘘だっ!!ルドルフの事だから、きっとダジャレとか教えてもらうんだ!!」

 

 

ルドルフ(……何故シービーはこういう時だけこうも鋭いんだ?)

 

 

ライス「あ、あの……じゃあライスもお兄様の隣に、座りたいなぁ……なんて。」

 

カフェ「……私も、希望します。」

 

バクシンオー「トレーナーさんとなら、有意義な時間を過ごせそうなので、私も立候補しましょうっ!!」

 

八幡「おいおい、何でこんなにモメてんだよ……俺は1人で座る「それはダメッ!!」ん……why?」

 

シービー「良いじゃん別にっ!合宿では八幡と全然お喋り出来なかったんだから!!」

 

八幡「お前……それが朝昼晩毎日俺の隣で飯食ってた奴の言う言葉か?」

 

ルドルフ「こうなっては致し方ない。正々堂々言い訳無しのジャンケンで決めようではないか。」

 

シービー「ふぅん……いいよ、どうせ勝つのあたしだし。」

 

カフェ「……頑張ります。」

 

ライス「ラ、ライスだって……っ!」

 

バクシンオー「学級委員長の力、今こそっ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーバス内ーーー

 

 

八幡「何か、予想してたジャンケンとは裏腹に呆気無く終わったな。」

 

カフェ「……はい、嬉しいです。」

 

 

公正な勝負の結果、権利を勝ち取ったのはカフェだった。因みに順番で言うと、カフェ、バクシンオー、ルドルフ、ライス、シービーの順番でシービーは最初の1手目で1人負けという中々に悲惨な結果だった。今は隣に座っているルドルフが慰めているという変な絵面だ。

 

 

八幡「そういやお友達は?バスの中に居るのか?」

 

カフェ「……いえ、今はバスと一緒に並走してます。」

 

八幡「………毎回思うんだけどさ、お前のお友達って中々ユニークだよな。」

 

カフェ「否定はしません。」

 

八幡「………」

 

カフェ「……どうかしましたか?」

 

八幡「いや、本当に見えてるんだなぁって。俺には何も見えないから疑いたくもなるが、嘘ついてるようにも見えなかったからな。」

 

カフェ「お友達もトレーナーさんの事は気に入っているようです。偶に話題にする事があるのですが、顔は見せてくれません。その代わりちょっとだけ前のめりになるんです。」

 

八幡「俺、偶に背中叩かれるんだけど?」

 

カフェ「あまりしないんですよ?他のウマ娘達にはちょっかいをかけたりは。タキオンさんに迷惑を掛けられた時は研究資料を燃やしたりしていましたが。」

 

八幡「すげぇな、すげぇなお友達。ていうかお前は大丈夫だったのか?周りの物とかさ。」

 

カフェ「はい、引火する事は無かったです。」

 

 

ノシッ

 

 

八幡「……すみませんカフェさん。もしかしなくてもさ、俺の上にお友達乗っかってない?」

 

カフェ「はい、乗ってます。リラックスしてます。」

 

八幡「そしてさ、俺のアホ毛イジってない?」

 

カフェ「はい、くるくる回したり伸ばしたり、押したりしてます。」

 

八幡「そして最終的に撫でられてない?」

 

カフェ「はい、アホ毛を他の髪と同じようにさせるかのように撫でてます。」

 

八幡「……思い通りにならなくて今度叩いてない?」

 

カフェ「はい、ですがこれは思い通りにならなかったからではなく、面白そうに笑ってます。えっと……『カフェの流星みたい!』だそうです。」

 

八幡「まぁムカついてないのなら良かったわ。」

 

カフェ「そうですね。」

 

八幡「そういやお前の流星って上に跳ねてるよな。」

 

カフェ「特に意味はありません。ですが、トレーナーさんとお揃い、ですね。」

 

八幡「そうだな。」

 

 

どこかシンパシーを感じる。というよりも俺とカフェは何だか共通点が多いからか?

 

 

ワシャワシャ

 

 

八幡「……そろそろお友達何とかしてくんない?頭わしゃわしゃするせいで髪ボサボサになりそうなんだけど、どう?」

 

カフェ「ふふっ、分かりました。」

 

 

こうして、トレセン学園の夏合宿はトラブルも起こる事無く無事に終わった。

 

 

 

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