比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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もし、八幡がお兄ちゃんだったら 6

 

 

八幡side

 

 

八幡「父さん、母さん、ただいま。」

 

父親「よく帰ってきたね八幡。私も母さんも今日という日を首を長くして待っていたよ。」

 

母親「あの子達もきっと学園で待っていると思うわよ。貴方が学園に来るのを。」

 

八幡「そうなのか……それで、3人は担当トレーナーを決めたのか?」

 

父親「いいや、それがね……皆、八幡が帰ってくるまで待つの一点張りでね。まだ決めていないどころか断っているんだ。」

 

八幡「………何で俺を。」

 

母親「きっとお兄ちゃんの担当になりたいのよ。私達の元にも学園のトレーナーさんからご連絡が来るくらい熱心なトレーナーさんも居たのだけど、その辺りは娘達に決めてるから。」

 

八幡「そのくらい熱心なトレーナーが居るのなら、1度受けてやってもいいだろうに……」

 

 

意外にも優しくない俺の妹達……それに、恐らく古参のトレーナーからも声がかかっていると思うのだが、それすらも断っているんだろうな。

 

 

八幡「とりあえず明日、学園に行ってくる。ドバイの長期研修も終えた報告もしないといけないからな。」

 

母親「それじゃあ、あの子達には私から連絡しておくわね。」

 

八幡「じゃあお願いする。今日は家で明日の準備する事も伝えてくれないか?」

 

母親「分かったわ。」

 

 

さて、俺も明日からトレーナーの活動を再開するから色々と準備しないとな。

 

 

ーーー翌日・校門前ーーー

 

 

ブロロロロ……ガチャッ

 

 

八幡「父さん、わざわざありがとう。」

 

父親「いいよ、久しぶりに息子とのドライブも楽しめたしね。じゃあ「お兄ちゃ~ん!!パパ~!!」おやおや、どうやら来たみたいだね。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヴィヴロス「おはようパパッ!お兄ちゃんもお帰りなさいっ!!」ダキッ!!

 

八幡「あぁ、ただいまヴィヴロス……シーナとシュヴァルもただいま。」

 

シュヴァル「お帰り、兄さん……!」

 

ヴィルシーナ「お帰りなさい、兄さん。待っていたわ。パパもおはよう。」

 

父親「うん、おはよう皆。それじゃあ僕も仕事があるからこれで行くよ。八幡も皆も頑張るんだよ。」

 

 

そう言って父さんは車を走らせた。さて………

 

 

八幡「久しぶりだな、お前達。だが今日は学園もあるんだ、話をするのは昼休みか放課後までお預けだ。俺も学園に報告があるから暇じゃない。」

 

ヴィヴロス「むぅ~……」プクゥ∼!

 

ヴィルシーナ「仕方ないでしょヴィヴロス、お兄様だって昨日帰ってきたばかりで今日その報告に来ているのだから。本当はお休みするところなんだから、我慢しなさい。」

 

ヴィヴロス「……分かったよお姉ちゃん。」

 

シュヴァル「じゃあ兄さん、昼休みにカフェテリアで……会える?」

 

八幡「そうだな、じゃあ昼休みにカフェテリアな。」

 

 

俺の妹は3人居て、皆トレセン学園の学生だ。長女のヴィルシーナ、次女のシュヴァルグラン、末女のヴィヴロス。性格は違えど、3人共確かな実力を持っているウマ娘だ。昨日、父さんもトレーナーから電話をもらうくらいって言ってたしな。

 

 

ーーー昼休みーーー

 

 

同期「はぁ~それじゃあドバイでの研修は日本とは全然違ったんだな~。」

 

八幡「あぁ、有意義な研修だったぞ。来年お前も行ってみたらどうだ?ドバイと言わずヨーロッパでも。」

 

同期「お前が言うのならそれも良いのかもな。ところで、お前が居ない間の3姉妹は凄かったぜ?3人のトレーニングを見たトレーナーからは声を掛けられるわスカウトをされるわで、3人共かなりの人気者だったぜ?」

 

八幡「兄としては妹達の実力を分かってもらえて何よりなんだが、誰の担当にもなっていないのがなぁ……」

 

同期「お前が居るからだろ、どう考えても。【♪~♪~】おっ、昼飯の時間だな。お前はどうせ、3姉妹とだろ?」

 

八幡「まぁな。」

 

 

ーーーカフェテリアーーー

 

 

八幡「それで、お前達は何で席に座らずに立ったままなんだ?」

 

ヴィヴロス「だってお兄ちゃんの隣に座りたいじゃん!」

 

八幡「そういう事か……なら今座っているヴィルシーナの隣は確実だな。」

 

シュヴァル「(あ……兄さんこっちに来た。)じゃあ僕はこのまま座る。」

 

ヴィヴロス「お兄ちゃ~ん!」

 

八幡「はいはい、文句は受け付けないぞ。お前達で順番でも決めておけ。今日はヴィルシーナとシュヴァルだから次はヴィヴロスとどっちかにすればいいだけの話だ。」

 

ヴィヴロス「約束だからねっ!!あっ、今度お買い物にも行きた~いっ♪」

 

シュヴァル「あっ、それなら僕は兄さんとキャッチボールが、したいな………」

 

ヴィルシーナ「もう、貴女達ったら……」

 

八幡「すぐには無理だが、落ち着いたらな。1人ずつだからな?俺の身体は1つしか無いんだから。それと母さんから聞いたんだが、お前達誰の担当にもなってないんだってな?一応聞くが、何故だ?」

 

ヴィルシーナ「私は兄さんの担当になるって最初から決めていたから。」

 

ヴィヴロス「私も~!お兄ちゃんの担当になるってずっと前から決めてたっ♪」

 

シュヴァル「僕も、兄さん以外のトレーナーに興味無いから……」

 

八幡「………そうか。」

 

 

次女が1番トレーナーの心を抉る発言してるな……けどどうして俺以外に考えられないのだろうか?トレセン学園には優秀なトレーナーがたくさん居ると思うんだが………

 

 

 

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